2018年11月21日水曜日

2018.11.21 測量野帳を使ってみよう

● 昨日で「開きやすいノート」を使い終えた。では,次は何にしようか。続けて「開きやすいノート」を使おうか,ダイスキンに戻ろうか。
 測量野帳を使ってみることにした。ダイスキンじゃないノートを1冊使って,ダイスキンに戻らないのは,今回が初めてだ。ダイスキン離れ? いやいや,いずれはダイスキンに戻ると思う。

● 測量野帳はLEVEL,TRANSIT,SKETCHの3種類。通常版の他に耐水版や再生紙を使ったものがあるが,コクヨのサイトを見る限りでは,LEVELが最も売れているらしい。再生紙版はLEVELしかない。
 今回使うのは,その再生紙版のLEVEL,セ-Y21Nだ。165mm(縦)×95mm(横)×6mm(厚さ)で40枚。3点糸綴じ。

● ダイスキンを揶揄するのに,1ページ目と最終ページは,扉との糊付け部分がたっぷりあって,事実上使えないという言い方がされる。が,それはモレスキンもそうだし,この測量野帳も同じだ。「開きやすいノート」もそうだった。
 糸綴じのノートはすべてそうではないか。いや,無線綴じのCampusだって1ページ目と最終ページは使う気にならない。

● 再生紙使用ゆえ,「筆記具によってはインクがにじむ場合があります」との注意書きがあるのだけれども,万年筆(プラチナインクのブルーブラック)で書いても,滲みや裏抜けは完璧になし。快適に使える。
 再生紙でここまでの品質を確保するとは,さすがは王者コクヨ。しかも,「開きやすいノート」の紙よりも薄く,肌触り(?)もいい。

● シグノの0.38mmでも裏抜けの問題はない。ただし,シグノを使うと裏写りの問題が出る。
 普通に言われる裏写りではなくて,左ページに書いていると裏の右ページのインクを前のページに写してしまうのだ。万年筆で書いた方がきれいに使えるようだ。でなければ下敷きを使った方がいい。まったく現実的ではないが。

● LEVELだから左ページに赤の縦線がある。それは無視して,普通の横罫ノートとして使用する。それしかできないから。
 半月で使い終えるくらいのペースで書いていければと思う。頭の中にあるのものサッサと野帳に移してしまいたい。それがなかなかできないわけだが。

● この縦線を活かした用途を考えようとする人もいるだろう。その中からハッとさせるような使い方が表れてくるのだろう。その工夫がぼくには思いつかないわけだ。
 右ページにも1本縦線を引けば,枠が7つできる。見開き1週間のバーチカルスケジュール表になるだろう。が,手帳は別にある。
 縦線で区切られた枠を活かして家計簿にすることもできるだろう。が,家計簿をつけてお金持ちになった人はいない。

● そうしたありきたりの発想ではなく,もっと何かアッと言わせるような使い方はないものか。
 いやいや,ネットにはいくつもあるよね。そういうのを見て,なぜ自分はそれを思いつかなかったのかと思う。理由は2つしか考えられない。ひとつは,バカだから。もうひとつは,必要のないものだから。
 やはり,必要は発明の母なのだろう。小さな工夫もその多くは必要が生むものなのだろう。

● 使い始めたばかりなので,たしかなことは言えないんだけども,このサイズ,この軽さ,この頑丈さを愛でる人が多くいることは納得できる。
 なかんずく軽さだ。計測してみた。このセ-Y21Nは67g。無印良品版のSKETCHは71g。
 ちなみにA6ダイスキンは122gだった。昨日まで使っていた「開きやすいノート」はほぼ日手帳カバーを付けた状態で276g。軽さは正義だね。

● というわけで,数年前に買ったものの,使うのは初めての測量野帳。楽しませてもらいたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿