2019年3月6日水曜日

2019.03.06 SARASAのブルーブラック0.7mm

● “ARTIST JOURNAL”に合わせるペンの問題。SARASAの0.7㎜のブルーブラックに戻してみたのだが,どうもしっくり来ない。
 A罫であっても,ゲルインクの0.7㎜は通常筆記には太すぎるようだ。ゲルのヌルヌルヌラヌラを味わうにはこれくらいの太さがあった方がいいのだが。0.5㎜では少し硬すぎるから。

● が,文字を書くには少し太すぎる。0.5㎜の太さで柔らかさをも求めるとなると,万年筆になってしまう。
 となると,この0.7㎜はどういう用途を想定して作られているのだろう。宛名書きには細すぎるような気がする。

● 中には通常筆記にこの太さを求める人がいるんだろうか。日本語は漢字という画数の多い文字があるし,筆で書いてきた文化を背負っているから,小さい文字で書くのはむしろ少数派で,このくらいの太さで大きく書くのが好まれるんだろうか。
 いやいや,それはどうも考えづらいような気がするな。

● どんどん文字を書いていくのではなく,大きめの方眼紙に図を書いたりチャートを書いたりするのに使うのかね。だとすると,0.7㎜はクリエイティブ系御用達ということか。
 ブルーブラックの0.7㎜は視認性がいいから(文字が浮きあがって見える),グループで紙に書きこみながら議論するときには向いているかもしれない。

● 普通に文字を書いている分には違和感があるが,我慢して使っていると,何かが見えてきたりするんだろうか。しないだろうな。
 色はブルーブラックでいいのだが,0.5㎜に替えてみるか。SARASAは0.3mm,0.4mm,0.5mmと取り揃えているので。当然ながら,道具は用途に応じて選ぶべし。

● ちなみに,0.7㎜で比較すると,ゲルインクと低粘度油性では,太さが倍以上違うことが歴然とする。ゲルインクは太く,低粘度油性は細い(→ゲルは紙に付着したあと,紙に染みこむ度合いが大きいから)。
 厳密にいうと,同じゲルでもメーカーによっても違うようでもある。規準を統一するのは難しいんだろうね。

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