2024年9月14日土曜日

2024.09.14 質の良し悪しと “好み” は一致しない

● 半年間,鉛筆だけを使ってきて思うこと。鉛筆の良し悪しは概ね価格に比例する。高いものはいい(ただし,除く,欧州産)。
 もちろん,例外はある。BLACKWING が(その価格ほど)頭抜けていいかというと,さすがにそのまでではない。BLACKWING の BLACKWING たる所以は,鉛筆本体にあるのではない。

● しかし,良し悪しと自分の好みは一致しない。三菱製品の中でどれか1つしか使ってはいけないとなったら,ぼくなら Hi-uni ではなく9800を選ぶ。
 北星なら9500の2Bだ。トンボなら2558のBだな。

● その理由を説明するのは難しい。好みの淵源なんか,自分でもわからない。
 同時に,自分の好みをあまり信用してもいない。好みなんて移ろいやすいものだ。
 現在の自分の好みをモノサシにして製品群を評価するなど,天に向かって唾するようなものだ。そこはわかっているつもり。

● ということもあるので,自分の好みに適うものだけを使うという方向には行かないことにしている。といっても,そっちの方向に流れがちではあろうけどね。
 すでに手元にかなりの量の鉛筆があるので,これらを無作為に使っていこうと思う。その過程で好みが変わるはずだ。

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