2024年9月26日木曜日

2024.09.26 新幹線車中の知的な老女

● はやぶさ21号新青森行きの車内。ぼくは仙台から乗った。
 そんなことはどうでもいいんだけど,ひょいと隣を見たら,後期高齢に足を踏み入れたと覚しき女性が,ノートにボールペンで何やら書込み中。

● こういう人を見ると,無条件でひれ伏したくなります。カッコいいんですよ。何度も見ちゃいましたよ。
 ノートではなく手帳のようだった。能率ダイアリーと同じタイプ(マンスリーブロック+ウィークリー週間レフト+多量のメモページ)のA5サイズのようだ。

● 動いてる車内で書けるんだからたいしたもん。慣れの問題かもしれないが,最低限,乗物酔いしない人なんでしょう。
 ぼくは,ちょっと自信がない。乗物に乗ってるときのメモ取りは,スマホが向くと思っている。

● 仕事の書込みではないと思う。プライベートの予定か,友人への手紙の下書きか,日記のようなものだろう。
 それを新幹線の車中で書いているのは,自分の人生を生きてる風情を醸すというかね。こういうのを知的というのかもしれないよ。

● ちょっと間違うと軽薄なスノッブにもなっちゃうんだけど,彼女はそこには堕ちていなかった。
 若い頃はどんな仕事をなさっていたのか。教師だったんじゃ,と思いますか。たぶん,違うと思う。教師あがりで “知的” を漂わせている人を,ぼくは知らないのでね。

● そんなこんなで,申しわけないことながら,盗撮させてもらっちゃいました。犯罪です。誠に相すみません。

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