2024年9月16日月曜日

2024.09.16 エクステリバーの “古美仕上げ” とポイント補助軸

● 今さらなんだけど,エクステリバーの “古美仕上げ”,いいね。使いこんで塗装が剥げてくると,いい具合に地が現れてまた別の味になるのだろうけど,その味はあえて求めなくてもいいかなというくらいね。

● 写真映えがするのは,ミミックよりもエクステリバーじゃないかと思う。ミミックはアセテートが素材だから(そうじゃないのもあるが),経年変化を楽しめるのもエクステリバーの方。
 今のところは,経年変化よりも “古美仕上げ” の風合いを長く楽しんでいたいと思っているけど。

● エクステリバーは “たんぽぽ補助軸” に “古美仕上げ” を施しているらしい。素は “たんぽぽ補助軸” であるわけだが,その “たんぽぽ補助軸” も現在は販売されておらず,メルカリに3,000円とか,けっこう法外な価格で出品されてたりする。
 エクステリバーは信頼文具舗で1,760円だから,エクステリバーを買っとけよ,となるわけだが,素の “たんぽぽ補助軸” に惹かれる人もいるのだろう。

● 心配なのは,エクステリバーの素材としての “たんぽぽ補助軸” がいつまで供給されるんだろうかということだ。
 部外者の素人が心配しても仕方がないことではあるんだけどね。

● ともあれ,エクステリバーを使い込んでいくと “古美仕上げ” の塗装が取れてきて,“たんぽぽ補助軸” の地の真鍮が顔を出すことになる。
 最初から真鍮の風合いを味わうなら,ポイント補助軸を使うこった。上の写真の右上隅に写っているが,これなら300円でお釣りがくる。鉛筆の補装具としてはあるべき価格でしょ。

● 無垢の真鍮のいいところは,ひとつは軽量であること。もうひとつは,鉛筆の軸色を選ばないことだ。どんな鉛筆ともしっくり馴染む。
 しかし,ポイント補助軸には欠点もあって,ホールドに問題があることだ。グラつくことがしばしばある。
 そこはだましだまし使っていくことになる。が,さほどイラつくことにはなるまいと思う。

● ホールド感に確実性を求めるなら,文具店の学用品売場に置かれているクツワの補助軸が一番だ。
 素材はアルミ。この確実性は感涙ものだが,使っていて楽しいのは真鍮だ。結局,ポイント補助軸に手が伸びることが多い。

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