東武鉄道のノベルティ。東武鉄道というところが,何だか嬉しくてね。
● こういう安い鉛筆を使って,安いノートに,何の役にも立たない独りよがりを書き散らして日々をうっちゃっり,お迎えがくるのを待つ。
老後の理想だと思っているんだけど,難しいよねぇ。そういう仙人気分に浸るには,第一にモノを持ちすぎてしまっているんですよ。
金なら多少は持ちすぎてみたいと思うんだけども,モノ,特に鉛筆なんか持ちすぎても,いいことはあんまりないですよ。
● でも,まぁ,鉄道のノベルティ鉛筆は他にも持っちゃってますよ。JR日光線の “いろは” とか(今は消えちゃってるのかな。短命でしたね,“いろは”),宇都宮駅ナントカと書いてあるやつ。
一番多いのは東京メトロ。もちろん,全部メルカリで買ったものですよ。
● 使っていくしかないんですけどね。鉛筆ってモソイからなぁ。1本の鉛筆を使い切るのに1ヶ月はかかりますからね。いや,1ヶ月でもどうかな。
ぼくは文字しか書かないんで,劇的に減ることがないんですよ。
● 鉛筆を溶かすという言い方をする人がいるじゃないですか。鉛筆が溶けると言いたくなるほどに,どうやったら使えるのかと思うんですよ。
文字を書いてるだけじゃまず溶けることはないから,絵を描いてるんでしょうね。鉛筆画で女性の髪の毛なんかを描けば,そりゃあ溶けてくれるかもしれないなぁ。
● ところが,こちとら,絵心がない。見事にない。絵を描く愉しみを知らないまま一生を終える定めだ。鉛筆を溶かすという経験も味わえないまま,彼岸に渡るのだ。
自分の知らない愉しみは他にもたくさんあるはずだが,見当がつく範囲の愉しみを知らないままで逝くのは面白くないな。
● ウダウダ言ってないでます描いてみりゃいいじゃん,ってか。その最初の一歩が,あなた,勇気がいるんですってば。
命を取られるわけじゃないのはわかってるんですけどね。最初の一歩って,大変なんですよ。絵心のある人にはわからんでしょ。
0 件のコメント:
コメントを投稿