ただし,Palette は 9800 よりザラザラする。筆記音が大きくなる。もちろん,ユニスターベースではない,安い方の Palette のこと。
● でも価格は66円で,9800 の55円より高いんだよな。が,書き味はハッキリと 9800 の方がいい。かきかた鉛筆に限ると,トンボの ippo! の方がいいかもな。
こっちの感覚がおかしいのか。だとしても,ここは自分の感覚をモノサシにするしかないところだからな。
● ところが,しばらく使っているうちに,ザラザラ感が消えた。どういうことなんだろ。
芯にムラがあるということか。あのザラザラ感が出てしまう部分はごくわずかで,基本はザラザラなしということなのだろうけどなぁ。いや,ノートの紙質にムラがあったのかもしれない。
ただ,ザラザラ感が消えたあとでも,9800 の方がいいような気がしたな。
● ここで,再度,designed for students の具体的な内容をメーカーに訊いてみたい。9800の塗装を替えて10円値上げしました,ということではないはず。
使ってみた感じでは,濃度をそのままに,芯を硬くして,芯の減りを防ぐ方向に動かしたのかと思えるわけだ。
● 小学生にとっても Palette より9800の方が使いやすいんじゃないかと思う。芯は減ってもいいから軟らかい方がいいんじゃないかな,というね。
designed for students' parents になっていないか。お金を出す人に向いちゃってないか。
● 「Bの黒さでHの硬さ」という言葉が三菱鉛筆のサイトの「uniの歴史」で紹介されているのだが,Bの軟らかさを保持したうえで,芯がなかなか減らないのが理想だ。
小学生が勉強で使うには,硬さは敵になる。芯が減らないメリットがそれを上回ることはないんじゃないか,と思っているんだが。
(追記 2024.11.03)
● 今日から uni palette を本格使用。Bにしては硬い。芯の減りを抑えようとしているのかもしれない。
が,どうも,指が憶えてしまったBの軟らかさがあるようで,「Bの黒さでHの硬さ」というのはあまりよろしくないのかもしれない。
● Bは黒さよりも軟らかさに眼目がある。硬軟については使い手の好みもあろうが,ぼく一個は軟らかめを好む。9800の方がぼくには合っている。
ただし,uni palette は for students だからね,学童にはこれくらいの硬さのBが向いているのかもしれない。学童の筆記環境については,メーカーは充分以上に情報を集めて,解析して,製品開発に活かしているんだろうからな。
そうして,Bにしては硬い。硬すぎるような気がする。軸にはBとあるが,本当はHBなんじゃないか,ひょっとするとFなんじゃないか。
そう考えた方が合点が行く。濃さも他のB鉛筆に比べるとちょっと薄いようだし。
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