2021年12月31日金曜日

2021.12.31 6年連用日記のその後

● 今年から無印良品の「1日1ページノート」を6年連用日記として使い始めた。1ページがA罫18行なので,3行書けば6年分になる。「ほぼ日5年手帳」の向こうを張ってみようと思ったわけだ。
 で,途中までは順調だった。ところが,8月の途中で止まってしまって,以後は白紙。それ以前も,1ヶ月や2ヶ月は遅れることがあって,手帳を見て思いだしながら書くというありさまだった。

● そもそもの話,日記的なものを2つも3つも書いたって(手帳と毎日何かしら書いているノートがある),面白いはずがない。徒労感さえ感じてしまう。

● が,明日からは1年前の今日はこうだったのかと確認しながら書ける。それがどう影響するか。
 前の年の8月以降の分を埋めながら,その日の分を書いていくことになるのか。そうなってくれればと思っているのだが,さてどうなるか。


(追記 2022.01.05)

● 今年の分を書き始めた。たしかに2年目は面白くなる。1年前の今日,何をしていたのかがわかるってこういうことか,と思いながら書いている。
 1年目は我慢の年だ。2年目からは我慢なしで書いていけるようになる。っていうか,なりそうだ。

● 1日に3行ずつ日記(でも何でも)を書いていくと,5年後にはこのノートが文章で埋め尽くされるわけだ。そうなったら,それはもう本だよね。
 本文366ページ(閏年があるから)の分厚い本。1冊しか印刷されなかった本。A6サイズだから文庫本そのものだな。
 読者は自分ひとりだけれども,その読者の一番の愛読書になるかもしれない。

2021年12月21日火曜日

2021.12.21 東京メトロの文具を集めてみよう 7

● さすがに前回で終わったかと思えた東京メトロ文具(グッズ)の収集。勢いがまだ続いていたんでした。

● というわけで,第34弾。電卓。
 電卓はすでに持ってますよ。計算さえできればいいというんだったら百円ショップにもあるもんね。ぼくが持ってるのは普通にちゃんとしたやつですよ。CASIOの12桁(千億)まで計算できるやつです。机に置くときに傾斜をつけるためのスタンドと,パソコンに接続するためのUSBコネクタが付いてる。
 電卓って普通に使ってる分にはまず壊れないし,ソーラー充電だから消耗品の補充・交換も必要ない。1台あれば自営で商売をしているのでもない限り,まずもって買い替える必要もないだろう。

● 2台目の電卓を買ったのは必要だからじゃないわけね。形がメトロ東西線だからよねぇ。
 こちらは10桁まで計算できる。普通に使うのには充分だ。ただし,使うことがあるかどうかはわからないけど。

● ちなみに,価格は320円。250円分の切手が貼ってあった。出品者の取分は70円。そこからメルカリにピンハネされるんだろう。手間に見合わない。まるで見合わない。まさかメルカリに出すのが趣味ってわけでもないんだろうけど。
 メルカリってさ,買う側に回るのはいいけど,売る側に回るのはできるだけ避けたい感じがするんだけどねぇ。

● 第35弾。メトログッズは鉛筆(トンボの木物語)6本と駅乃みちか嬢のハンドタオル。あとは,京成の下敷(B5),JRのシールとステッカー。480円。
 小学生用だね。なぜこれをポチったのか,わが事ながら疑問。

● 第36弾。東京メトロのサービスマネージャーは,駅乃みちか嬢の前はリカちゃんだったようなんですよ。そのリカちゃんのキーホルダー。399円。変態!と言われますかなぁ。
 しかし,どうですか。リカちゃんのこの凛とした表情は。
 第26弾のキーホルダーは,家の玄関の鍵を付けて,現在使用中。そこにリカちゃんもつなげた。カサばっちゃうんだけど,リカちゃんはどこに出かけるときでも持ち歩いているわけね。

● 以上。さすがに第37弾はないと思う。熱が冷めてきた。“いいね” をつけて待機リストを作っておいたのだが,“いいね” を外したものもけっこうある。
 熱しやすくて冷めやすい。誰でも大なり小なりそうなのじゃないかと思う。物欲的なものはだいたい冷めますよね。

2021年12月17日金曜日

2021.12.17 Bun2 12月号

● 東武宇都宮百貨店の5階文具売場でもらってきた。12月号はBun2大賞の発表が恒例のこと。
 第1位(大賞)は学研ステイフルの「Write White」。ホワイトボードノートだ。「アイデアを書き出したり,オンライン会議で使うなどテレワークで使用することを想定して開発したもの」とメーカーは語っている。
 “ブング・ジャム” の鼎談では,ウェブ会議をするのにB6サイズがすごく良く(ウェブカメラにボードと顔が一緒に映り込むぐらいの画角),ホワイトボード型のノートでB6を出したのは「Write White」が初めてらしい。

● ぼくもB6サイズの「Write White」は買った。買って1年経つのだけど,一度も使っていない。リモートワークもウェブ会議も隠居の身には関係ない。だとしても,まったく使わないとはこれいかに。
 試し書きはしている。付属のマーカーの極細ぶりは鼎談でも語られているのだが,他にはない特長だ。マーカーだけの販売はしないのか。

● 第2位は「ジェットストリームエッジ3」。ボール径が0.28mmのボールペンの3色タイプ。単色のジェットストリームエッジは買ったが(これまた一度も使っていない),3色ペンはぼくには不要。4色なら手帳用にハイテックCコレトを使っているけど。
 デザインを褒める人が多いらしい。「まず目的があって,その達成のためなら多少おかしな形になってもいいや,的な発想」という指摘が鼎談ではされている。

● 6位にコクヨの鉛筆シャープ。9位はゼブラの SARASA R。
 他故さんが「実は俺,サラサクリップって書き味があまり得意じゃなかったんだよ。でも,サラサR は大好きなの。全然違うペンだと思ってる」と発言している。
 SARASA R はまだ使ったことがない。従来の SARASA の書き味も好きなので。それと,ゲルインクは0.5mm以上の方がヌルヌルヌラヌラ感が味わえる。0.4mmになると書き味が少し固くなる。でも,SARASA R も買うことになるでしょ。1本100円なんだから。
 ちなみに,SARASA R のリフィルは販売されていなかったと思う。ゲルインクボールペンのリフィルは規格が統一されているので,三菱のユニボールワンのリフィルを SARASA R で使うことはできるのだが(たぶん)。

● 11位は「PG-METAL350」。ぺんてるが「ちゃんとした製図用シャープペンとほぼ同じような機能を持ちながら,350円という価格で」出したシャープペン。
 「製図用シャープペンを使っていると,賢そうに見えるでよ」と言うんだけど,本当かね。

● 12位がパイロットの「S30」。木軸のシャープペン。3,000円ほどのお値段。「最近特に中高生の間で,軸が木でできているシャープペンが人気」なのであるらしい。
 自分はといえば,シャープペンは使わなくなった。唯一,無印の「1日1ページノート」を6年連用日記として使い始めて2年目になるんだけれども,昨年と今年の間に2mmのシャープペンで区切り線を引くのに使っている。

● 20位が「#手帳はんこ部」。手帳用のスタンプらしい。鼎談ではバレットジャーナルの流行がもたらしたものと分析。
 「美しく手帳を仕上げるのって実はものすごい技能がいるから」これは「手帳書けない人のコンプレックスを上手く利用した商品」だろうという。

● 29位は「かんたん ちぎりえde コラージュ」。「ちぎり絵って仕上がりがわりとコントロールしづらいんだよね。だから,思ってたよりずっと意外性のある結果になるのがすごく面白くて」と言うんだけども,これから流行るんだろうかねぇ。

● 高畑文具王の連載。今回のテーマはプチ高級ボールペン。「300円前後で,オリジナルに比べたら2倍前後の価格ではあるものの,決して高級品ではなく」「材質や仕上げ,ちょっとした仕組の向上によって,筆記感や見た目にグッと高級感を出してきた」製品。「オリジナルの時点で既に多くのファンを獲得している優良製品だというところも見逃せない」。
 「口金を金属にすることで低重心化を高級感を演出する」のが共通項であるようだ。

● 具体的な製品として,ユニボールワンF,サラサナノなどがあがっている。ユニボールワンFは買っているけど,例によって使っていない。
 サラサナノについては,「サラサの極細芯の弱点である,紙面に引っかかるような感覚を和らげるために・・・・・・」とあるのだが,サラサクリップの 0.3mm をぼくも使ったことがある。「紙面に引っかかるような感覚」はサラサに限らず,極細芯に共通する弱点なのだろうと思っていた。

2021年12月14日火曜日

2021.12.14 SARASA のちょっとしたトラブル

● ゼブラ SARASA の 0.3mm ブルーブラックをペンケースに入れている。主に定規で線を引くときに使っている。文字は万年筆(Plaisir)で書くのだが,線を引くのは万年筆よりボールペンの方が得意なので。
 リフィルは1本使い切って,次のを入れていた(と思う)。百円のボールペンでもリフィルを替えて長く使う方なのだ,ぼくは。

● 環境主義というかエコ主義というか,そういう確固たるものではない。ただ,モノは長く使い続けるのがいいと思う。デジタル機器はそうもいかないが,筆記具は長く使えるものでしょ。
 メーカーは日に夜を継いで研究を続け,次々に新しい製品を出してくる。よくぞここまでと驚かされることが多い。が,それはそれとして,昔の文具だって問題なく使えるもんね。
 リユースとかリサイクルといった,リの付く使い方ではなくて,本来の使い方を長く継続できればそれに越したことはない。

● そんなことはどうでもいいのだが,その SARASA のリフィルを直に見てみたくなって,軸から引き抜いた。そのときに先端のバネに引っかかったようだ。
 元に戻しても,ノックが固くなって,スムーズにペン先が出なくなった。再度,入れ直したら,ノックはできるようになったのだが,インクが出なくなった。ペン先の先端にバネがあたって,ボールが陥没したんだろうかな。こんなことも起こるってことね。

● ゲルインクボールペンのリフィルはたくさん持っている。今年の5月に閉店セールで投売りしていたのを,大量に買っているので。
 リフィルは規格化されていて,メーカーが違っていても共用できる。ぺんてるのエナージェルの 0.4mm ブルーブラックを入れた。ガワはゼブラで中身はぺんてる。

● ちなみに,ここのところ入れあげているメトロ文具の中に “駅乃みちかボールペン” があるんだけど,これはパイロットのパティントだと思う。
 リフィルは SARASA の 0.5mm ダークグレーに入れ替えている。ガワはパイロットで中身はゼブラ。

2021年12月13日月曜日

2021.12.13 ダイスキンの折丁について

● 今は亡き96枚のA6ダイスキンをけっこうな数,買い溜めてあったので,現在も使用中。100円という価格とあいまって,気楽に何も考えずに使っていけるのはありがたい。
 逆に,これで100円というのが信じがたくもある。どうしてこれを100円で売れるのか,という。この種のノートに関していえば,ダイソーはお金の価値を数倍にしたと言ってもいいだろう。人間が生きていくのに必要なお金の上限があるとすれば,その上限を引き下げる役割を果たす。

● が,ダイスキンを使っていくと,時々,ン?と思うこともある。中の紙が本体からスッと離れてしまうんじゃないかっていう感じというか,ページを繰っているときに紙がよじれてしまうんじゃないかと不安になる感じというか。
 実際にはそんなことは起きないんだけども,そう思わせることがあった。それは何が原因なんだろうと,少し気になってはないた。

● その原因はダイスキンの折丁にあるようだ。普通,折丁は4枚の紙を真ん中で折る(したがって8枚になる)。その折丁をいくつか重ねて1冊のノートにする。
 コクヨの測量野帳は折丁を5つ重ねているから,中紙は40枚だ。モレスキン(ポケット)は12の折丁を重ねているから,中紙は96枚になる。
 が,ダイスキンは6枚の紙を折っている。それを8つ重ねている。同じ96枚でも,ユニットはモレスキンの12に対して,ダイスキンは8だ。

● 以上は “今は亡き96枚のA6ダイスキン” についてであって,現在,ダイソーの店頭に並んでいる新型ダイスキンは8枚の紙を折った16枚の折丁でできている。新型ダイスキンの中紙は64枚なのだが,16枚の折丁を4つ重ねていることになる。
 なぜそうするのかといえば製造コストを削減するためだろう。製造コストの削減はどのメーカーでもやりたいだろうが,折丁の規格を動かさないのは,その規格でなければならない理由があるからだろうか。Seriaのセリスキンも折丁は8枚だ。

● 折丁を厚くすると,ノートを開いたときに,閉じようとする力が大きくなるようでもある。といって,できあがった製品が実用を満たさないかといえば,そんなことはない。だから,ダイスキンは売れている。
 無印良品の「半ざらし(未ざらし)雑記帳」はA6・横罫・32枚(16枚をホチキス留めして2つに折ったもの)で税込み39円。ダイスキンは96枚の中紙にハードの表紙とゴムバンドが付いて100円なんだからね。そりゃ,売れますわね。

2021年12月11日土曜日

2021.12.11 カレンダーを手帳代わりにする?

● 宇都宮の福田屋に来たので,2階の LoFt を覗いてみた。申しわけないことながら,これといって買うアテはない。
 ボーッと商品棚を観て歩いただけだけ。でも,LoFt となるとどうしても “ほぼ日” に目をとめることになる。ほぼ日手帳を贈答品として買ったことは何度かあるし,自分もほぼ日手帳カバーは3つ持っていて,うち1つは本体もセットされているのを買ったので,ほぼ日手帳を持ってはいるのだ。が,自分では使ったことがない。

● 今回,ホワイトボードカレンダーに目に入った。フルサイズのものが2,600円(+税)。Amazonでも購入可。
 これは贅沢な作りだ。ホワイトボードとしての使用に耐えなくなるかなり前に破棄することを前提としている。カレンダーなので,月が変わったら破いて捨てるのが前提だろう。ホワイトボードとしてはまだまだ使えるのにもったいないと,昭和原人は考えてしまう。
 ひと月使えば元は取ったじゃないか,消耗品なんだからそれでいいじゃないか。そういう思想でできている。それくらいでいいのだろう。

● 手帳はバイブルサイズのシステム手帳で,ウィークリー(能率手帳タイプ)を採用している。毎日が日曜日ゆえ,予定はさほどにないのだが,あれば付箋に書いて手帳の該当箇所に貼っておく。
 直接,手帳に書くことはない。手帳に書くのはその予定が終了してからだ。結果的に手帳は予定を管理するためではなく,行動履歴(ログ)を残すために使っている。

● バイブルサイズだとウィークリーが必要だが,A5サイズならマンスリーで足りると思う。見開き(A4)で1ヶ月。
 ならば同じことをカレンダーを使ってもできるはずだ。ホワイトボードカレンダーを使うなら,1か月使って破り捨てる前にスマホのカメラで撮影しておくだけでいい。それでログは残せる。
 もっといいのは,A4サイズの紙のカレンダーだ。それを手帳と同様に扱う。A4ならスキャンするのも簡単だ。そうして同じようにパソコンかスマホに保存しておけばいい。

● 予定は付箋,過ぎたら直書きという方式でやれば,カレンダーが汚くなることもない。カレンダーの活用の仕方としては上々ではないか。
 毎日が日曜日なら手帳を持ち運ぶことなど考える必要もない。誰かと会って,その場でスケジュールを確認しなければいけないような局面に遭遇することはまずあるまい。ならば,カレンダーを手帳にして,家に置きっぱなしにしても支障はない。

● で,次はA4サイズの紙のカレンダーを確認してみる。NOLTYのカレンダー。手帳に比べると日付の数字が大きく印刷されていて(カレンダーなんだから当然),その分,書きこめるスペースが小さくなる。
 が,ぼくはパイロットのハイテックCコレトを使っているのだが,手帳用の極細のペンを使うのであれば,スペースは充分に広い。
 価格も税込みで880円と手頃。けっこう惹かれる。1ヶ月が1枚になるのだから,パソコンやスマホで見ても一覧性に問題が生じることはないだろう。

● だったら最初からGoogleカレンダーを使えばいいじゃないかと言われそうだが,そうはいかない。筆記は紙にペンで書く方が,フリックで入力するより,はるかに簡便だし,フリー度が高いし,ストレスが少ない。
 入力は紙に限る。保存はデジタルでいいけれど。

● まぁ,でも,そういうことにはならないんだよね。カレンダーを手帳にするのではなく,手帳にカレンダーの役割も兼ねてもらうのが現実的だ。
 第1に,手帳には収納用具としての役割もあるからだ。たとえば,コンサートのチケット(前売券)を収納しておく(バイブルサイズを使っている理由の1つは,その際にチケットを折らずに収納できるからだ)。図書館の利用者カードを入れておく。となると,手帳はやはり持ち運べるものじゃないと困る。

● 第2に,あと2年はバイブルサイズでウィークリーを使うが,その後はA5のシステム手帳でマンスリーを使うと決めていて,その道具立てをすでに用意しているからだ。
 バインダーはもちろん,無地リフィル(つまり,A5のコピー用紙)も買ってある。それに専用パンチで穴を開けてバインダーに綴じこむわけだが,専用パンチももちろん持っている。保存用のバインダーまで購入済みだ。

● ちなみに,無地リフィルを何に使うのかというと,色んなものを「貼る」ためだ。日々の記念になるような包装紙や商品のシール,食券の半券,場合によってはレシートまで貼っておく。
 旅行中は多くの人がそうしているだろう。おなじことを日常でやる。「旅するように毎日を過ごす」ためには,形から入るのも重要だと思って。
 手帳とメモ帳は分けているので,カレンダーを手帳代わりにするのであれば,「貼る」はメモ帳でやればいいのではある。が,そういうものは日付に連動させておいた方が,後から見るときにも楽だ。手帳でやった方がいいという結論になる。

● というわけで,カレンダーは買わないと思うが,ではA5サイズのシステム手帳を持ち歩くのかとなると,それも何だか大仰だな。

2021年12月10日金曜日

2021.12.10 能率手帳ゴールドの名入れ

● 能率手帳ゴールドは高嶺の花。で,ヤッカミで言うんだけど,この手帳は工場出荷時の状態でデザイン的にも完成型でしょ,右下に名前なんか入れてしまうと,デザインが破綻しちゃわない? 名前なんか入れてどうすんの?
 とか思ったわけです。名入れなんてダサいことは止めなよ,小学生じゃないんだから。

● ところが,この名入れサービスはメーカーがやっているんですよね。日本能率協会マネジメントセンターがやってるわけですよ。
 税込み880円の有料サービスなのだけれども,このサービス単体で黒字になるんだろうか。サービス単体では黒字にならなくても,ゴールドを売るための手段と割り切っているんだろうか。

● ゴールドを買うほどの人は,能率手帳なり日本能率協会へのリスペクトが高い人なのではないかと思う。リピーターが多いだろう。その忠誠心をつなぎとめる方便でもあるんだろうかな。
 それに,あれだ。自分の名前を入れた手帳をメルカリに出品することはないだろうしね(安くしても売れないよね)。必ず1年間使ってくれる人だ。
 自社製品に愛着と矜持を持っているなら,単に買ってくれるだけじゃなくて,きっちり1年間使ってもらいたいと思うものだろう。名入れをするほどの人なら,その覚悟(?)は持っているはずだ。メーカーとすれば一番大事にしたい人のはず。

● ぼくも長らく(30年以上)能率協会の手帳を継続して使っているけれども,この先,自分がゴールドを使うことはないと思う。
 あと2年間はBindexのNO.031(バイブルサイズ)を使う。その後はA5サイズのマンスリーを使っていく。
 もし,さらに寿命が与えられるなら,能率協会から離れてA6サイズの薄いマンスリーの綴じ手帳(Campusダイアリーのような)を使おうと,もう決めちゃってるんで。

● しかし,もし自分が能率手帳ゴールドを使うことがあったとしても,名入れはしないと思う。それは後部に “赤ちゃんが乗ってます” というステッカーを貼ってある車と同じで,少しく品に欠ける感じがするからだ。
 あの名入れは,落としたときに誰のものかわかるためではなく,ささやかな自己顕示欲の発露でしょ。自己顕示欲は誰にでもあるものだが,発露の仕方として上等なものとは思えない。

2021年12月6日月曜日

2021.12.06 NOLTYの「メモティ」がひっそりと出ていた件

● NOLTYの「メモティ」,2年前に能率手帳70周年記念限定品のひとつとして販売され,去年は定番化された。限定品のメモティも定番化されたメモティも1冊ずつ買っている。
 けれども,定番化されたはずのメモティを今年は見かけない

● いや,出てたんですね。通販限定で出ていた。書店や文具店には出て来ないから気づかなかった。
 本体価格で800円→1,000円 の値上げ。原材料が値上りしてるんでしょ。メーカーも不本意だろうけど,背に腹は代えられない。
 これに送料が350円かかる。税込みだと,1,450円になる。さて,どうしたものか。

● 3,500円以上買えば送料が無料になる。ので,4冊買えば送料無料。
 メモティの仕様を再確認しておこう。サイズは能率手帳と同じ。今回から小型版は消えて,通常版だけになった。144×95×9(mm)。中紙は88枚。3.5mm方眼。

● 新橋色なる新色が登場。この色ってターコイズブルーに近い? トルコ石の緑が入った青。むしろ,コバルトブルーですか。この色を含めて4色展開。
 けど,ぼくは見送ることにした。すでに買ってある2冊も手つかずなんで。

● にしても,値上げが来てるね。給料も上がればいいんだけど,その気配はない。コロナによる一時的なものなのか,そうではなくて中長期的に続くものなのか。

2021.12.06 東京メトロの文具を集めてみよう 6

● 東京メトロ印の文具集め,26回ほどポチって一段落となっていたんだけど,再び進撃開始の気配。メルカリの出物の14個に “いいね” を付けて,待機リストを作っている。たぶん,全部買うんじゃないか,と。
 ちなみに,今まで買ったものの内,ともかく使っているのは5個にとどまっている。

● というわけで,また東京メトロの文具&グッズの収集ギアに入ってしまった。
 第27弾。これは文具ではないんだけれども,乃木坂46のメトロ24時間券6枚セット。この24時間券は6枚セットが2種出ていて,両方ともメトロから買っている。1つはすでに使用済み。
 加えて片方をメルカリでもゲット。3,500円だったから。24時間券は自動券売機で買っても1枚600円。6枚セットで3,500円(送料込み)なら買わない手はない。
 同じ人がまた同じものを出品してた(シリアル番号も前回から連番)。3,333円だった(4,111円 → 3,500円 → 3,333円と下げてきた)。で,これもポチって購入。限定8000セットのうち3つがぼくの手許にあるってことですな。
 購入費用は4,250円のはず。他人事ながら,買わない方がよかったのじゃないかと思ってしまう。遠方にお住まいなのだが,12枚使える予定だったのかなぁ。

● 第28弾。消しゴム(トンボのMONO),Campusノート,手ぬぐい,スケッチブック(マルマン),石原さとみのクリアファイル。630円。
 スケッチブックって,絵なんか描かない(描けない)んだけどね。トータルで安いと思えたからさ。

● 第29弾。ハンカチ2種。子供の頃からハンカチというものを持ち歩いたことがない。トイレに行ったあとはどうする? 手なんか洗うからハンカチが必要になるのだ。洗わないでそのまま出てくれば,ハンカチなんか持たなくてすむ。洗っても洗わなくても,5分後には同じ状態になってるんじゃない?
 が,駅乃みちか嬢のハンカチを,駅乃みちか嬢のトートの中に入れておくことにしましたよ。いや,正直に言うとね,買いはしたけど,使わない公算が大きいな。ハンカチを使うってのは,広義ではオシャレの範疇に入るものだと思うんだけど,そのオシャレにまるで興味がないがないからなぁ。

● 第30弾。セロテープ。使う局面があるだろうか。300円。セロテープがあるのは前から知ってて,気にはなってたんだけど,使わないからなぁと思って抑えてた。が,ついに抑えが利かなくなったという感じですかね。

● 第31弾。駅乃みちか嬢のフラットケース。インナーバッグに使えそうかなと思って。トートに何でも入れちゃうと,ゴタゴタしちゃって取りだすのに手間どることがあるじゃないですか。よく使うものだけこれに入れておけば,手間をかなり削減できる。
 といって,同じ用途に使えるものがダイソーにも売ってますよね。で,ダイソーで買ってすでにインナーバッグを導入してますんでね。駅乃みちか嬢の出番はしばらくないと思いますね。
 あとはメトロ以外のコースターだとか,マグネットだとか,缶バッジとか。ガラクタっちゃガラクタなんだが。750円。

● 第32弾。これもメトロのは定規だけ。幼児向け。あとは他社のメモ帳など。300円。
 三角定規も入ってるんだけど,幼児用だからか角を丸めてある。ので,三角定規の用はなさない。しかし,三角定規の用をなさないことは,ぼくには何のデメリットにもならない。

● 第33弾。
 ①東京地下鐵道(現・銀座線上野~浅草)運行表復刻版
 ②有楽町線7000系スタンプ
 ③半蔵門線ミニライト
 ④日比谷線03系携帯クリーナー
 ⑤千代田線メンコ3種
 ⑥千代田線マークステッカー
 ⑦副都心線10000系電車カード
 ⑧ドラえもんバッジ
 以上で980円。運行表に惹かれた。⑧は3つ目になる。③のミニライトは点かない。スイッチに接触する部分が何もないので。

● 手ぬぐいも今回で2本になった。どんな使い途があるかな?
 奥様に姉さんかぶりをやってもらう
 テーブルクロスの代わりにする
 風呂に入ったときに体をふく
 雑巾にしちゃう
 のれん代わりの部屋飾り

2021年12月4日土曜日

2021.12.04 上野駅構内の ANGERS に “ほぼ日5年手帳” があった

● 上野駅構内の ANGERS と言っているが,正確な店名は ANGERS bureau ecute上野店。「アンジェ ビュローは,「書斎」をテーマにステーショナリーや雑貨・書籍を世界中からセレクトしています」ということだ。

● が,ぼくは通行人に過ぎない。ここでぼくが買ったのは筆記具が3本(真鍮製のボールペン,ゼブラのバンカーボールペン,万年筆のカートリッジインクが使えるローラーボール)と限定品の測量野帳くらいのものだ。
 あと,書籍を1冊,買ったことがある。そんなものだから,もっぱら見るだけの人だ。

● 書籍売場で発見がある。この分野にこういう本があったのかという。
 ただし,選書の妙を味わうのであれば,銀座の蔦屋書店があるし,無印良品の書籍売場でも似たようなテイストで大々的にやっている。「似たような」で括ってしまわないで,細かい違いを味わえよという話になるのだろうが,なかなかその水準には到達できない。

● 「ほぼ日5年手帳」があった。weeks以外のほぼ日手帳をLoFtじゃないところで見かけたのは初めてだ。手帳本体だけで,専用カバーはなかったと思うが。
 しばらくは手帳売場が花形になる。すでに来年の手帳を購入済みなのに,手に取って見てしまう。手帳というのはその性格上,そんなに突飛な形にはなりようがないわけで,どの手帳も去年と同じ手帳なんだけど。

● ANGERS には館神龍彦さん言うところの神社手帳はない。個人の名前を冠した手帳や,引き寄せとか霊感とか夢とか “なりたい私になる” とか,そういう文言が入った手帳はない。
 そうした手帳って書籍扱いになっているんだろうか。ANGERS に限らず,文具店にはない。もっぱら書店の手帳売場に置いてある印象だ。

● 左は BLACKWING の鉛筆のPRチラシ。BLACKWING の書き味がいかほどのものかは,使ったことがないからわからない。
 が,ぼくとしては,これは BLACKWING に勝るとも劣らない品質なのだと思いながら,トンボの8900や三菱鉛筆の9800を使うね。BLACKWING の芯は日本製らしいしね。

● BLACKWING のサイトを見ると,モレスキンに近い臭いがする。BLACKWING を生産していたエバーハード・ファーバー社が生産中止にしたものを,何の関係もない会社が “復活” させたのもそうだし,BLACKWING のユーザーだったとして,ジョン・スタインベック,スティーヴン・ソンドハイム,レナード・バーンスタインらの名前を挙げてPRに努めるのもそうだ。“伝統” を作りたいといった感じ。
 胡散臭さがプンプンする。だいたい,「筆記具の概念に収まらない鉛筆」ってどんな鉛筆だよ。

2021年12月1日水曜日

2021.12.01 使用済みのノートを整理

● 地元のSeriaでこんなの(仕切りボックス深型)を買ってきた。これを何に使おうとしたのかというと,使用済みのノートの保存箱にしようと思って。A6サイズのノートを立てて容れておくのにちょうどいいのだ。
 最初からのノートは少し大きめのカゴに詰めて,それに収まりきれなくなってからは,棚の空いてるところに積みあげておいた。使用済みのノートには “使用開始年月日~使用終了年月日” を付箋に書いて表紙に貼りつけておくのだが,そういう作業もここ数年は怠っていた。それをすべてのノートに施した。

● 3つのボックスでちょうど収まった。大きめのカゴはラージサイズのモレスキンやB6ダイスキン(とっくに廃番になっているものだが,大量にストックがある)を保存しておくのにピッタリの大きさ。
 ラージサイズのモレスキンもけっこう買い溜めてしまっている。いずれは使うことになるから,そのときにこのカゴが役になってくれるだろう。

● そうして整理してみると,抜けてる期間があることがわかる。散逸しているノートが数冊ある。家のどこかにはあるはずだが。
 というわけなので,きちんと整理しておくことは必要だねぇ。デジタルにしたものは「分類するな,検索せよ」ですむとしても,アナログでモノとして残っているものは整理しておかないと行方不明者も出ちゃんだからね。

● 整理しておくと使用した量もピシッとわかる。最初のノートを使い始めたのは2013年6月,使い終えたのは10月。4ヶ月かかっている。何だかんだ言いながら,時間の経過とともに使用量は増えているようだ。
 現在までの約9年間で使用したノートは60数冊(行方不明になっているのがあるので確定できない)。1年で7冊使っている。過半は96枚のA6ダイスキンだ。
 あと20年書けるとして,必要なノートは140冊。在庫分だけで足りるだろう。これ以上,ノートは買わないでおいた方がいいだろう。

● 筆記具はさらにそうだ。使い切れないほどにある。死ぬまでを見通してみても,もう要らない。一生分の在庫以上のものがある。要するに,今あるもので勝負(?)していく。
 こうしてみると,自分の人生が何だったのかといえば,わずかな文具を使って独り遊びをやっただけの人生だったということになるか。

2021年11月30日火曜日

2021.11.30 鉛筆の細さを補う補装具

● ネットにこんな記事(広告連動だと思うが)が乗った。「鉛筆に万年筆のふりをさせる補助具が長く愛される理由」という見出しで,「ミミック」を紹介している。市場に出てから13年が経つらしいのだが,ぼくはまったく知らなかった。
 この記事の中で,鉛筆は細すぎて長時間の筆記には向かない,と指摘されている。まったくそのとおりで,そこをおして長時間鉛筆を使い続けると,腱鞘炎に向かってまっしぐらということになりそうだ。鉛筆って筆圧も要求してくるしね。

● 軸の細さを補うから補助軸なんだよね。長さを補うのは二義的なんですよ。
 ミミックって,ファーバーカステルのパーフェクトペンシルより志が高いのじやない? パーフェクトペンシルは,書く,消す,削るの3つを1本でまかなえるからパーフェクトを謳っているようなのだけど,最も肝心な鉛筆の細さはそのままにしているもんね。

● というわけで,ミミックは気になるんだけれども,代表的な製品は11,550円。パーフェクトペンシルの伯爵コレクションに比べれば数分の1の価格なのだが,鉛筆の補助軸に1万円?と考えるのが,まぁまぁ普通のことでしょう。
 もっと安いのが各社から出ている。ステッドラーの1,000円のや,クツワの300円のや。

● けれども,ダイソーで買ったこれが最上じゃありませんかね。ミミックと機能は同じだ。握る部分を太くする。長さを補う。芯を保護する。
 一応,消しゴム付きだから消すこともできる。なかなか気が利いている。短くなる前から使いたい。
 それでいて,価格は100円。ミミックと違うのは,キャップにクリップが付いていないことと,チープ感満載の樹脂製であることだ。

● けれども,チープであることを気にするような未熟な年齢じゃないからね。チープ上等。
 ので,18日に2つほど買い足しておいたのだ。

2021年11月29日月曜日

2021.11.29 能年玲奈のメモパッド

● 無事に20歳に到達した人には,人生で一番シンドい時期はもう過ぎたぞ,ここまで来ればあとは楽だぞ,と言ってやりたいと本気で思っている。
 社会人になったら学生のときのようなわけには行かないぞと脅す人がいる。人間関係だって今までのように横の友人関係だけじゃなくなるんだ,縦の関係ができる,難しくなるんだ,とね。
 バカを言っちゃいけない。横しかない人間関係の方がきついはずだ。縦は楽なんだよ。コンペティターにならないから。

● ブラック企業とか,企業自体はブラックでも何でもないんだけど,上司がブラック人だったとかね,そういう目に遭わなければ,20歳過ぎの人生なんてチョロいものだと思ってればいい。
 しかし,問題が2つある。ひとつは,ブラック人は必ずいて,必ず出逢ってしまうということ。もうひとつは,結婚して家庭を持つと,見える風景がガラッと変わってしまうかもしれないってこと。
 そういうことはあるけれども,20歳前の閉塞感に満ちた時間の継続に比べれば,20歳後は楽だと思うわ。

● ちょうど合間に大学時代という人生最大のバカンス(文系の場合)が入ってしまうのでね。そのバカンスと比べれば,そりゃ社会人の方が大変かもしれないけれども,高校を卒業するまでの10数年を思いだしてごらんよ。
 あの頃に戻りたいかと問われれば,ぼかぁ,絶対,戻りたくないね。死んでもやだね。

● で,20歳を過ぎたばかりの人に「人生は,夢だらけ」と言ってあげるのもいいと思う。そういう表紙のメモパッドがあるんだね。メルカリを見てたらあったんで,あっさりとポチってしまいましたよ。
 イメージキャラクターに能年玲奈を持ってきたのもいいと思いますよ。300円(メルカリの最低価格)でした。

● 唯一,かんぽ生命が言っているところが残念だけどね。社をあげて,庶民の最後の「夢」を食いものにしたかんぽ生命が言っているところが。
 あの事件は企業暗黒史のトップを飾ってもいいほどの惨劇だったと思うんだけれども,何であんなことが起こってしまったのかといえば,かんぽが生命保険業者としてド素人だったからだ。素人ってとんでもないことをやらかすんだよね。

● 昔,国鉄が分割民営化されてJRになって間もない頃に,当時の夜行バスのドリーム号の交代要員の運転手を,荷物を運ぶスペースに寝かせるということをやった。こういうあり得ないことをやってしまうのは,JRに労務管理の玄人がいなかったからだ。
 おそらく,国鉄時代には労務管理に値するものは実施されていなかったのだろう。その必要もなかったのかもしれない。

● ま,そういうことはどうでも,能年玲奈が表紙になっているメモパッドを手にいれたわけだ。7月のことだ。
 能年玲奈と「人生は,夢だらけ」という言葉が欲しかっただけなので,表紙だけ保存して本体は捨ててしまってもいいと思って,300円で買った。
 けど,本体もしっかり使っている。You Tube で「リュウジのバズレシピ」を見たときに,レシピをメモするために。その時だけ,鉛筆を使うことにしている。

● またメルカリを見ていたら,ぼくが買ったもの以外にもう2種類の表紙があることを知った。能年玲奈の顔のポーズが違うもの。
 このメモ帳,郵便局の窓口にあって,誰が持っていってもいいようになっていたものだと思ってた。たまたま,自分はその時期に郵便局に行く用事がなかったから,手に入れることができなかったんだな,と。
 そうではなくて,かんぽの契約者に配布したものらしい。なら,ぼくは絶対に入手できなかった。

● ともあれ。3つあるなら3つとも欲しい。本体の使い途も作ったので,買うことに罪悪感(無駄遣い感)もない。
 7月には1冊300円で買ったんだけど,2冊で300円の出物もある。ので,3つ揃うようにしたら,2冊を2つポチることになった。同じメモ帳があと4冊届くことになる。

● で,今日,それが届いた。どんどん鉛筆でリュウジレシピをメモっていかなければ。

2021年11月27日土曜日

2021.11.27 K.Itoya の手帳売場を見る

● 伊東屋。入口のとこに銀座各店の測量野帳のワゴン。6冊買っている。使うのはいつになるか。
 文具店は基本的には商品を並べておいて,お客さんが買いに来てくれるのを待つという,受け身の商売にならざるを得ない。中には外商部を持って,法人に営業をかけるなんてこともあるのかもしれないが,営業コストの元を取れるのかどうか。

● が,このワゴンを見ると,陳列で攻めているなという気がする。正直,限定野帳の中でも強気な値段設定だと思うのだが(生産数量の関係上,そうならざるを得ないのだろうかな),買いたくさせる力がある。
 陳列の前に,表紙のデザインや色使い,箔押しの丁寧さがあってのことでもあるか。

● G.Itoya の1階を通り抜けて,K.Itoya に移動。こっちの伊東屋の方が,ぼくは好きなんですが。具体的に欲しいものが決まっているとき,改装後の G.Itoya に行くと何階に行けばいいのか考え込んでしまうことがあるのではないか。
 改装前は年配の女性をけっこう見かけた。文具を買うなら伊東屋と決めていて,昔から伊東屋でしか買ったことがないし,これからもそうだという風情を漂わせているお婆さんたち。改装後は見かけなくなった。

● この時期だけ,K.Itoya の1階と2階が手帳売場になっている。海外製を含めて,初めてお目にかかる手帳がいくつもある。俳句手帳(KADOKAWA)や吟行日記(博文館)なんてのまである。初めて知った。
 ビジネス手帳というのが適当かどうかわからないが,高橋やNOLTYのほかに,生産性手帳や三菱総合研究所など,他所ではまず見かけることがないものが揃っている。どこにでもある高橋かNOLTYでいいんじゃないの,という気はするけど。

● 海外のものも。英国のレッツももちろんあった。数種類。他にも多数。けど,国内で普通に使うんだったら,国産手帳がいいでしょうよ。外国のものって,妙に作りが甘い気がするんだよね。強面のチャラ男っていうかさ。
 というわけで,手帳選びならここに来るのが話が早い。ただし,システム手帳は別のとこにある。
 ぼくは手帳は1冊主義だし,来年の手帳はすでに購入済みなので,何も買わなかったんだけどね。

2021年11月25日木曜日

2021.11.24 ダイスキンを使い終えた

● ダイスキンをまた1冊使い終えることができた。9月26日からだから,2ヶ月で1冊。まぁ,こんなものか。
 何も書かないで数日間が過ぎることは複数回あったが,この程度ならまぁ良しとする。1冊使い切るのに4ヶ月かかったこともあったんだから。

● オレンジ色の96枚ダイスキンは残りあと1冊。明日からその1冊を使うことにする。96枚ダイスキンはもうダイソーでも入手不可能になっているわけだから,安いのをいいことにドッサリと追加購入して,何でこんなに買ってしまったのかと嘆くこともない。心安らかに使っていける。
 オレンジ色のあとは黄色が3冊,赤が1冊。それを使えば96枚ダイスキンの在庫はゼロになる。

● 圧倒的に多く使ったのは黒の96枚ダイスキンだが,それらを使い終えたときは,やった,使い切った,という感が多少ともあった。
 それに次ぐ快感を味わうことができるのを楽しみにしている。来年の半ば頃か。

● その次は80枚の黒ダイスキンが13冊。去年,地元のダイソーで買ってしまったものだ。せっかく96枚を使い切ったのにどうして買ってしまうかね,とわれながら思ったのだが,今となっては80枚もダイソーの店頭から消えている。
 よくぞ買っておいたとほめてやるかな。まぁ,消えることはその時点でほぼ明らかだったけど。

● A6ダイスキンは新型(?)もひととおり買っているので,これからしばらくはダイスキンだけを使っていったとして,再来年には使い終えているかな。
 そのあとは,モレスキンだのロディアだのがある。さらにそのあとは,Campusノートをはじめ正規A6サイズのノートがさてどれくらいあるだろうか。それらを使い終えるのは,いつになるか。

● さらにさらに。そのあとはB6ダイスキン,モレスキンのラージサイズがこれまたドッサリとある。測量野帳もどんどん増えている。
 生きてる間に全部,使い切りたいものだ。

2021年11月23日火曜日

2021.11.23 1000年ペーパーのノートを買う

● 今日も自治医大駅で「休日おでかけパス」を買ったので,駅前の「うさぎや」を覗いてみた。いつも文具売場しか見ないのだけど,あらためて書店として眺めてみると,相当広いスペースに児童書から理工系の専門書まで,幅広い品揃えであることがわかる。
 看護や介護の分野が充実しているのは,自治医大看護学部の学生が買うからだろうか。大学の中にも書店なり書籍販売部があるんだろうけど。

● 自治医大の周辺には開業医院もかなりある。そこで働く人たちのアパートやマンションもあって,たぶん栃木県随一の高所得層が集まっている。同時に,随一のインテリ層が集まっているのでもある。
 うさぎやの売場はそのことを語っているようにも見える。文庫や新書も充実しているし,ビジネス関連もかなりのものだ。
 栃木県で最も売場面積が大きい書店は,宇都宮の喜久屋書店だと思うのだが,垢抜けた展示も含めて,棚を見ながらそぞろ歩くのが一番楽しい書店は,ここではないか。

● さて,いつもいつも通行人では申しわけないので,文具売場でノートを1冊買った。「アピカ カバーノート パーソナル」。A6と,それよりひと回り大きいB6,小さいA7があった。A6が1冊だけ残っていたので,迷わずそれを。税込みで880円。
 4点糸綴じの折丁が10個重なっている。つまり,中紙は80枚。ぼくが買ったのはB罫だが,他に方眼と縦罫もあるらしい。ノートの判型によって罫線の幅も変えているようだ。
 ノートにカバーを被せた状態で販売している。当然,ノート本体(リフィルというんだろうか)もある。500円程度で売られているっぽい。

● 1000年ペーパーとアピールしている。「長期間経過しても変色劣化しにくい王子製紙特抄の中性紙を使用していますので,大切な記録も安心して保存することができます」というのをウリにしているのだが,さて,ぼくらが使うノートはどれくらい保てばいいだろうか。
 自分の書くものが1000年保存に値すると思っている人は,よもやいないだろう。ダイソーで売られている安いノートだと,自分が生きている間に紙がボロボロになって読めなくなってしまう,と考えている人もいないだろう。

● 役所や会社だと永年保存の文書があることになっているが,文字どおりの永年保存などあり得ない。その中の99.9%は廃棄される。理由は単純で,すべてを保存しておく収納スペースがないからだ。家庭でも会社でも同じだ。スペースがすべてを支配する。
 もうひとつ,永年保存とされている文書に,本当に永年保存の価値があるものなどないからだ。だから,途中で廃棄してしまっても,それで困る人は1人もいない。古いもの好きの好事家が残念がるくらいのものだ。

● 役所や会社はどうでもいい。問題は自分のことだ。ぼくは自分が生きている間だけ見られる状態で保存されればいいと思っている。それ以上に保つ必要はない。となると,ぼくの場合は長く見積もってあと20年だ。ダイソーノートで充分ではある。
 紙ではなくデジタルにしてクラウドに置いておけば,自分が死んだ後も自分が書いたものは残る,と思っている人はいるんだろうか。誰も見なければ残っていないのと同じだよ。

2021年11月20日土曜日

2021.11.20 実店舗で買うものがない

● 自治医大駅で「休日おでかけパス」を買うために下車したので,駅前にある「うさぎや」を覗いていく。ここは書店なんだけども,見るのは文具売場だけ。
 といっても,何も買わないんですけどね。最近,メルカリで東京メトロの文具や雑貨を買い漁っていたり,どういうわけかモレスキンを買い集めていたりするので,けっこう文具代の出費が上がっているのだが,実店舗で買うのはそんなにない。

● 以前からそうだ。文具は消耗品といっても,一度買えばけっこうな期間使える。万年筆なら(たとえ1,000円の製品でも)数年間は使えるわけだ。ノートだって使い切るのに半年かかるというものではないか。
 なので,そうそう買うものじゃない。ぼくなんか万年筆1本とノート1冊でだいたい足りる。ノートはだいぶ在庫が溜まっている。筆記具も同じ。極論すれば,死ぬまでに何も買わなくても,書くには困らない。

● メルカリで買ったメトロ文具は言うならなくてもいいもの,贅沢品,遊び要素が強いものだ。ぼくのみならず,実用度を満たすものだけがある状態を1とすると,その数倍(5か6)のなくてもいいものに囲まれているのが,文具ユーザーの普通の姿だろう。
 人間はまさにホモ・ルーデンス,遊ぶ人,なのだ。食うや食わずでも遊びたいのだ。戦後,真っ先に復興したのは浅草の映画館だと聞いたことがあるのだが,じつにそういうことなのだ。マズローの欲求5段階説は,そっくりそのまま受け入れることはできないものだ。
 が,そうした遊び要素メインのものも,メルカリで気が済むだけ買ったので,リアルの文具店で買うものがない。

● どこでもそうだが,今の時期は手帳売場が一等地にある。この店には,高橋書店,NOLTY,博文館といった書店の手帳売場に置いてある定番商品のほかに,ほぼ日手帳weeks がある。
 weeks の MEGA は,日々のメモも含めて,これ1冊で間に合うという設計思想で作られた製品だと思う。が,ぼくは間に合わない。どうでもいいことを長ったらしく書いて,時間をうっちゃってる人間には,ほぼ日オリジナルの1日1ページだろうと,weeks MEGA の分厚いメモページだろうと,おそらく足りない。

● 時間軸のある手帳とメモ帳は分ける。そうすればメモスペースに制限がなくなる。
 ルーズリーフの手帳版であるシステム手帳を使うことでも解決するが,メモはリングのない紙に書く方がストレスがない。
 というわけで,何も買わずに出たのでした。

2021年11月18日木曜日

2021.11.18 ダイソーで文具5種を買う

● トナリエ宇都宮の4階に入っているダイソーで5種の文具を購入。
 まず,こちらの鉛筆ホルダー。少し鉛筆を使うようになっている。このホルダーは1つ持っていて,チビた鉛筆にこれを装着して使っている。で,気がついたのが,ホルダーではこれが一番いい。
 まず,キャップが付いているところ。芯を保護できるし,ペンケースに入れたときにケースの内部を汚さなくてすむ。もうひとつ,握り部分の太さがちょうど良くなる。あと2本は持っていてもいいかなと思った。

● 鉛筆の困ったところは2つあって,1つは使うとチビるところ。もう1つは筆記具としては細すぎることだ。この細さで筆圧をかけて長時間書いていたのでは,ほぼ確実に腱鞘炎になるのではないか。そうなるほどに書く人はあまりいないとは思うが。ダイソーのこのホルダーは鉛筆がチビることに対応すると同時に,軸の細さをカバーしてくれる。
 いや,長い鉛筆には使えないのが残念なほどだ。新品の鉛筆はカッターで2つに切って,最初からこのホルダーに装着できるようにした方がいいんじゃないかと思うくらいだ。

● 消しゴムも付いている。普通に使えるっちゃ使えるんだけども,机やテーブルでの作業ならば消しゴムを別に用意しておいた方が,精神衛生にはいいだろう。当然のことだが,専用の消しゴムの方が使いやすいからだ。
 書ける,消せる,削れるのパーフェクトペンシルの使い勝手はどうなんだろうかね。あれはつまるところ,高級補助軸じゃないのかね。クリップの付いたキャップが付属するが,裸の鉛筆を握ることになるので,ダイソーのこちらの方が実用性は高いのじゃないか。

● 「A6書きやすいノート」。先月,蒲田のダイソーで見かけて,ちょっと気になっていた。商品名が無印チックなのだが,さすがに無印では “書きやすいノート” という商品名は付けないだろうね。おまえのところでは書きやすくないノートを出しているのか,と口さがないことを言いだすヤツがいるかもしれない。
 ダイスキンをはじめ,ダイソーのノートは中国製が多いのだが,これは日本製。コクヨのCampusと同じ無線綴じ。Campusの48枚に対してこちらは40枚だが,2冊で100円。Campusも安いところだと78円で買える。だったら,安心と信頼のCampusにしますか。
 あと,こちらはA罫しかないっぽいので,B罫じゃないとという人は,Campusの一択ということになる。

● ホワイトボード。ダイソーのホワイトボードは3つ買って,3つともそれなりに役に立っている。うち2つはマグネットで冷蔵庫などに貼る方式のやつ。そのうちの1つは300円の大きめのやつ。
 去年はぼくが専業主夫で,相方が仕事をしていた。ヒモ業をやっていたわけだが,そうなると家族間の伝言板があると何かと便利で2つはそのために使っていた。が,今年は相方も仕事を辞めたので,2人して家にいるんだから,伝言板が2つも必要になる状況ではなくなった。

● あと,2つともけっこう傷んできたというか,イレーサーでは消しきれなくなったし,濡れ雑巾で拭いても完全には消えなくなった。寿命だろう。
 というわけで,それに代わるものを買ったのだ。小さいもので足りるだろう。

● ホワイトボードノートも買った。これは以前にも買った。で,ほとんど使わなかった。なのに学研のホワイトボードノート(B6版)を買った。
 ダイソーのはめくる時にリングに引っかかる感があって,めくりづらかったのだ。その問題がないホワイトボードなら使うかもしれないと思って学研のを買ったのだが,やはり使わない。

● そこからどういう思考過程を辿れば,そういう結論に至るのかわからないのだけれども,だったら元に戻って安いダイソーのホワイトボードノートなら使うのじゃないか,と。
 で,今度のは引っかかりなくめくれる。スムーズだ。これなら使う・・・・・・わけないか。

● 最後は「ソフト名札 名刺サイズ」というやつ。首から提げて使うタイプの名札。その本体部分だけが3枚入っている。ストラップは別に売っているのだろう。
 名札カードなんて無職のぼくには要らないものだ。では,何のために買ったのかというと,名刺型カードを数枚入れてジョッターとして使えないかと思ったのだよ。

● カードを1枚抜いて,ケースと一緒に紙を持って書く,と。何枚かのカードをケースに入れておけば,フニャフニャにならずに紙を支えてくれるだろう。
 なかなかいいアイディアだわい。って,ダイゴーの jet-ace や「すぐログ」も買ってんですよ。まったく使っていませんよ。ジョッターなんか持ち歩くはずもないんですよ。
 でも,そうしたものを持ち歩いて,何か浮かんだらすかさずメモる自分というイメージを捨てられないってことなんですよね。困ったものだ。

● ダイソーにもクリスマス用品は色々と売っている。クリスマス飾りなんてダイソーでいいじゃんと思ってしまう。そうはいかないんですかねぇ。
 そもそもクリスマス飾りなんて要らないと思ってるけどねぇ。小さなお子さんがいないご家庭で,たとえばツリーを飾っているところがあるんだろうか。あるとすれば,それは何で? 何でそんなことをするの,と訊いてみたい。

2021年11月15日月曜日

2021.11.15 ブログにして自分を見える化する

● 11日から14日まで,またノート(ダイスキン)に何も書かずに過ぎた。こういうときっていうのは,わりとリアルが充実していて,書く暇がない場合なのだよね,じつはね。
 ということなら,いいんだけどねぇ。

● ログは手帳に書いているから,ノートには書かなくてもOKだ。というより,手帳にパラパラと書いていることをノートに文章化して書いても仕方がない。たんなる二度手間でしかない。
 毎日何かしら書くことを目指すのではなく,そうした二度手間をやめることを考えなくちゃいけないのかも。

● が,文章で書くと,その書くという行為によって引っぱり出される事柄がけっこうある。それが予め頭の中にあったものよりも面白いものであることは,しばしばある。
 しかし,文章で書くんだったらパソコンの方がいいですかねぇ。そこに辿り着くまでの作業は手書きでやれよ,と。
 でも,図解とかマインドマップとか箇条書きとか,そういうものが苦手なんだよねぇ。文章化以前の作業も文章を書いてやっているようなところがある。

● でも,まぁ,ノートに何を書いているかといえば,日記・日誌的なことが一番多い。書かないで過ぎた数日間の方がむしろ健康的なのじゃないか,とも思う。

● ここから別の話になる。その日記・日誌的なノートもかなりの冊数になっている。それを第1冊目から読み返してみる必要がある。せっかく書いたのだから。
 全部吐きだして頭の中をスッキリさせることが書く目的の半ばだったのだから,ノートにあるのは自分の吐瀉物だ。自分のものとはいえ,吐瀉物を眺めるのは気分の良いものではない。気持ちがザラザラになる。
 そうではあっても,それに耐えて,一度は読み返してみるべきではないか。

● まだブログにしていないけれども,これはブログにしておいた方がいいというトピックが相当な数,残っていそうな気がする。
 それを全部ブログにしてしまいたい。過去の自分を自分に見える化しておきたい。ネットにあげるわけにはいかないものが多いはずだが,あげられるものは全部あげてしまいたい。

● ノートもこれだけの数になると,自分にとってもブラックボックスだ。ブログに替えたところで同様にブラックボックス化は避けられないのだが,ブラックの度合いがノートより薄くなる。
 ブログ化しておけば,そのすべてをスマホから見ることができるからだ。

● スマホはとにかく便利なものだ。見る,読む,聴くのに,こんなに便利なものはない。
 図書館を持ち歩いているようなものであり,CDの全コレクションと再生プレーヤーを携行しているようなものでもあり,映画館をポケットに入れているようなものでもある。

● が,自分のノートをブログ化しておけば,自分の事績をそっくり携帯しているようなもので,じつはこれこそがスマホの最大の利点になるものかもしれない。
 自分はそれを十全に使えていない。人様に読んでもらえるかもしれないというのは副次的なものであって,自分のためにブログ(という機能)をどう引きつけることができるか。

2021年11月14日日曜日

2021.11.14 東京ソラマチの LoFt で

● 東京ソラマチの LoFt に寄ってみた。ソラマチ全体がクリスマス商戦モードに入っている。LoFt でも入ってすぐの場所にクリスマスグッズを置いている。
 一番に目立つのはクリスマスカードだ。ぼくなんぞは,これをそのまま贈答品として使いたくなるのだが,やはりこれはメッセージを書いて,誰かに渡すものなのだろう。コミュニケーションツールのひとつだ。

● しかも,その誰かは異性であるのが普通なのだろう。意中の彼氏(彼女)に渡すもの。何となく秘め事にしておきたいような。2月のバレンタインデーよりも,クリスマスにカードを渡す方が気持ちが高ぶることになっているんでしょう。
 そうして数ヶ月か数年経つと,どうしてあんなことをしてしまったのだろうと,恥ずかしくていたたまれない思いをすることになるのがお約束。たぶん,渡す前からそこはわかっているんだよね。でも,やってしまうのさ。

● あとはクリスマスリースやツリーのオーナメント。これでツリーを飾り付けるのだとすると,さぞかし立派なツリーになるのだろうな。子供が小さかった時分には,わが家でもツリーを飾ったけれども,ささやかなものだった。
 今ではクリスマスの飾り付けは何もしない。ケーキを予約することもない。365日の中の1日以上のものではなくなった。

● 正月の縁起物も色々と。こういうのって,使われる期間は短いよね。まるまる1年,飾っとくわけじゃないだろうから。そういう意味じゃ,贅沢なものだよね。
 こういうので来年が寅年であることを知る。今年は丑だったのか。年賀状を出すのも止めて5年になる。干支に注意が向くのは,こんなときだけだ。

● わが家では正月飾りもなし。どのご家庭でも似たようなものではないかと思う。名家やお大尽はちゃんと飾っているかと思うのだが,ごく普通の大衆家庭ではまず正月飾りは見かけない。
 昔は車のナンバーの上にまで松飾りやしめ飾りのミニチュア版を飾っていたものだが,あれは自家用車がステイタスになっていた頃だったんだろうかなぁ。

● 今年の正月はコロナ禍でほとんどの人は家にいたと思うけれども,コロナ以前は自宅じゃないところで三が日を過ごす人も多かったろう。自分たちがいないのに自宅を飾るってのもね。
 独楽を回すわけでも,凧をあげるわけでも,羽をつくわけでも,カルタや双六遊びをするわけでも,普段とは違う装いをするわけでもなくなっているのだから,正月飾りが廃れるのも仕方がない。雑煮を食べないという人も増えているのではないか。
 コロナはこのあたりにも変化の兆しをもたらしているんだろうか。内向きの生活様式を増やしているんだろうか。

2021年11月9日火曜日

2021.11.09 東京メトロの文具を集めてみよう 5

● 第20弾。メトログッズボックスという名称で出品されてたんだけども,サンドイッチボックスのようでもあるし,何に使うものかはよくわからない。
 が,とりあえずは缶バッジのような小さいメトログッズを入れておこうと思う。550円。

● 第21弾。堀北真希のクリアファイル,2枚目。300円。
 場所は都立中央図書館でしょうか。最寄駅は日比谷線の広尾。
 完璧に決まっているんですよねぇ。洋服は白と黒じゃなきゃいけない。俗世とは関わらない修道女のイメージね。 

● 第22弾。これは文具でも何でもない,単なる樹脂製のカード。クレカ会社の会員募集に応じた人に配った景品。300円で購入。
 写っているのは国産1号の地下鉄車両で,銀座線で40年ほど現役を務めた。国の重要文化財に指定されている。

● 第23弾。車両型のホチキス。あと,附属物が2つ。700円。
 ホチキスは使わないから要らないなとずっと見ないふりをしてたんだけど,ついに辛抱が途切れてしまったということ。いずれ途切れるはずだとわかってはいましたよ,ハイ。

● 第24弾。B5サイズCampusノート,手ぬぐい,レジャーシート,樹脂製の弁当箱と水筒,それを包むのにちょうど良さげな駅乃みちか嬢のミニトート。缶バッジ5個。以上で1,380円。
 届いてみると,何でこんなのを買っちゃっ
たんだろうと考えなくもない。使うことがあればいいなと思ってます。

● 第25弾。測量野帳,2冊。すでに5冊あるのに,また買った。ひとえに安かったからだ。2冊で330円。

● 第26弾。メトロ電車を型どったキーホルダー。300円。
 鍵をジャラジャラいわせるのが今っぽかった時代があった。今は鍵自体が減ってるかな。
 ぼくが持ち歩くのは家の玄関の鍵だけだ。キーホルダーなんて要らないのだが,相方が買ってくれたキーホルダーを使ってきた。BURBERRYがクタクタになったので,今はBALLY。4個の鍵を束ねておける。
 ちょっと大仰なので,相方には申しわけないけれども,この程度のものでちょうどいいと思った。何せ,鍵は1個しかないんだからね。

● 現時点でポチっているものはない。待機リストに入っているものがあと3つあるんだけども,あまり食指は動いていない。これで終わりになるかもしれない。

2021年11月7日日曜日

2021.11.07 トナリエ宇都宮のダイソー文具売場

● しょっちゅう行ってるわけですが,今日も行きましたよ,と。だいたいが,文具をどこで買うことが多いかといえば,ぼくの場合は圧倒的にダイソーですのでね。
 文具に限りませんが。何か必要になったときは,ダイソーに行けばあるかなと思っちゃうもんね。

● パイロットの Dr.Grip が百円で売られていると勘違いすることはないけれども,よく似てますよね。使い勝手だってそんなに悪くはないと思いますよ。
 文具だと安かろう悪かろうはもうないでしょ。全体の水準が上がっていて,これじゃとても使えないというのは消えているんじゃないですかねぇ。
 ちなみに,ぼくがとても使えないと思った最後の製品はモンブランのノブレス万年筆でしたけどね。

● これも既視感があるね。キャップに芯削りが付いてますよ。いや,待て。北星の「大人の鉛筆」とは違うし,コクヨの「鉛筆シャープ」にも似てないか。
 既視感を覚えたのはなにゆえだろう。プラチナのプレスマンに似ていると思ったのか。

● 百円の万年筆。中字しかない。日本の標準は細字だと思うんだが。
 百円万年筆は昔,ぼくも買ったことがある。結果はまるでダメだった。当時は Preppy が200円だったのだが,200円出して Preppy を買いなさいよ,という結論しかなかった。今はどうなっているのか知らないけれど,もう手を出す気はない。
 Twitter情報で,ダイソーには5百円の万年筆もあることを知ったのだが,まだ見たことがない。

● ダースで百円の鉛筆。中国製なんだが,頭は切りっぱなしではなく,ちゃんと塗装されている。高級鉛筆の趣がありますよ。三菱鉛筆9000番を彷彿させますな。
 実際に使ってみると,やたら芯が折れたり,芯の減りがやけに早かったりするんだろうか。おそらくそれはないと思う。かといって,使ってみようとも思わないが。何だかんだで,鉛筆だいぶ溜まっちゃったんで。