大手の三菱やトンボは芯も自分の工場で作っているのだろうけれども,鉛筆芯の製造能力は専業メーカーてあるオリエンタル産業が三菱やトンボを凌駕しているのではないか。
● 現在でも三菱やトンボは自社製品のすべてに自社製芯を使っているんだろうか。自社の中核的な製品にもじつはオリエンタル産業の芯を使ってるんじゃないかと,密かに疑っている。
● オリエンタルからは離れるんだけど,たとえば,「超微粒子が凝縮した高密度構造により,なめらかで折れにくく,濃く鮮明な筆跡を実現しました」というトンボのMONO鉛筆。この技術は,しかし,ポリマー芯の登場によって陳腐化したと考えていいのだろうか。
ポリマー芯はぺんてるが開発し,シャープペンの芯として製品化しているが,クツワのホクサインやオレンピツはポリマー芯を使用しているのだろう。2Bや4Bでも細くて折れない芯。書き味も滑らか。
● となれば,超微粒子だの高密度構造だのはどうでもいいものになった?
トンボは芯を内製していたメーカーでしょ。今も内製してるんだろうかと思ってね。ポリマー芯の登場を見て,ヤメっちたとかはないんだろうか。
ひょっとしてひょっとすると,MONO100の芯も自社製芯ではなく,オリエンタル産業製に切り替えてるなんてことはないんだろうか。
● ちなみに,BLACKWING を下請け生産しているのは日本の鉛筆メーカーのどこかなんだけども,BLACKWING の芯はオリエンタル産業のものだよね。
いや,BLACKWING の鉛筆本体を製造しているのはトンボだと,ほぼほぼ確信するに至っているのだが,BLACKWING の芯はオリエンタル産業製だというのも,ほぼほぼ確信。
● じつは,MONO100の芯もとっくにそうなっていたのかもしれないという,これは疑いのレベル。
ぼくが気にしても始まらないのだが,鉛筆の最も重要なパーツが芯であることは間違いない。その最重要パーツがオリエンタル産業の牛耳るところとなっているならば,鉛筆メーカーってどういう存在なんだ?
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