それを確認して,鉛筆の収納庫(というほど大層なものではないが)を開けたら,どんよりと重苦しい気分に襲われた。どうすんだよ,この巨大な鉛筆の塊を。
● 鉛筆のすべてを収納庫に保管しているわけではない。周辺にも散らばっている。その散らばっている鉛筆すら使い切れないうちに寿命が尽きるかもしれない。
いや,尽きるだろう。尽きるに違いない。南無,鉛筆大明神。
● こういう事態を避ける一番いい方法は,引越しを繰り返すことだ。遊牧民になることだ。
一ヶ所に定住すると,どうしたってモノは溜まる。その大半は,なければないでどうにかなるモノだ。
むむぅ。南無,ガラクタ大明神。
● と言っても,そんなことをしてたら引越し難民になる。引越し以外のことは何もできなくなってしまいそうだよ。
厄介なもんだねぇ。断捨離なんて無意味でしょうよ。すぐに元の木阿弥になるだけだろうよ。
禁煙外来と同じね。いったんは禁煙できても,その大半は再び喫い始めてしまう。
● 何かを使い始めると,その “何か” が増えてしまう。本,しかり。文具,しかり。洋服,しかり。バッグ,しかり。
自転車を趣味にしてる人も,何台も溜めてしまってるんじゃないのかね。音楽好きな人は,一生かけても聴ききれないほどのCDに囲まれて溜息をついているんじゃないか。それなのに,それ以上に増えることを止められない。
● 袋小路にハマるんだよねぇ。袋小路にハマるって快だからねぇ。買うってこと自体が快を伴うもんね。誰もが買物依存症なんだと思いたくなるほどですよ。
ほんと,溜息をつくしかない。しょうがないんですかねぇ。
0 件のコメント:
コメントを投稿