2018年10月5日金曜日

2018.10.05 『毎日を特別にするみんなのノート page2』

編者 小倉靖史
発行所 メディアソフト
発行年月日 2017.11.25
価格(税別) 815円

● Instagramにあがっているノートや手帳の写真を見ていくのにプチはまり気味。紙の本ならもっと見やすかろう。そんなこともあろうかと思って,あらかじめ備えておいた。
 昨年の11月に書店の女性誌コーナーを覗いて,その種のものを3冊ほど買っておいたんですよ。女性誌コーナーに行ったのは,ノートで遊んでるのは女性がメインだから。

● これはそのうちの1冊。楽しそうだよね。それぞれに楽しそう。
 中には家計簿とか“自分磨き”とかも出てくるんだけど,編集の都合ですか。家計簿をつけてお金持ちになった人はいないだろうし,自分磨きなんて言ってるやつに・・・・・・(以下略)。

● これだけのノートを書けるのは,基本,暇だからだろうな。遊ぶには暇が要るというあたりまえのことを確認。
 それでいいんだよね。ぼくらは Homo ludens。遊ぶために生まれてきた。遊ばずして何の人生か,ってなもんだ。
 遊びなんだから,人と比べないのが最も大切なこと。自分が楽しけりゃそれでいい。

● 複数のノートを使っている人が多いのにも一驚。ぼくはズボラな“1冊のノートにまとめなさい”派なので。しかも,文字しか書かない。
 遊びに関しては女性に学べ,ってこってすなぁ。

● バレットジャーナルにも言及されている。こんなめんどくさいこと,俺にはできないなと思ったけど。みんな(じゃないけど),よくやる気になるなぁ。
 インデックスを作るなんて,相当マメじゃないとできないよ。そのマメさに見合った効用があるのかどうか。ま,やってみなきゃわからないことではあるんだけどね。

● けれども,どこかに食い足りなさが残るのはなぜなんだろう。本当にユニークな使い方はこうしたムックには出てこないってことなんだろうかなぁ。それはつまり,大衆には受け入れられないものだから。
 何というのかなぁ,平均的というか大衆的というか。皆がやってるから自分も,っていう気配がどこかに漂っているというか。小中学校の学級委員長的な優等生っぽさを発散しているというか(おまえなんかそこにすら至っていないだろう,と言われると思うんですけどね)。

● これじゃ自己満足で終わりだよなと思うんですよね。いや,遊びの本質は自己満足にあるわけだから,それでいいんですよ。
 いいんだけれども,もう少し質の高い自己満足ってないのかなぁ,と。ポンとジャンプしたような。それは君だからできるんで,他の人には無理だよ,というような。

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