“書く” より “描く” にシフト。気持ちはわからんでもない。
こういう売場を作ってみたくなるのも,わからんでもない。けれども,鉛筆を置いていない文具売場があるのは,けっこう来るものがある。ここまでになっているのか,というね。
● 川崎の地下街アザレアにある Standard Products にはクラフツマンのFだけはけっこう残っていた。が,そのFも残りわずかになっていた。
クラフツマンの硬度ごとの補充をしない理由は解しかねる。12硬度を均等に使うことなどあり得まい。特定硬度の補充は許さない,補充するなら12硬度全部まとめてやってくれ,というのは販売業としては頭が高すぎると感じる。
● ところが,Standard Products に限らず,このやり方を採用しているところはけっこうあるようだ。最初からセット販売しかしないやつ。むしろ,その方が多いのか。
三菱鉛筆やステッドラーは個別に売るのが原則で,セットも販売しますよという行き方のように見えるんだけれども,これは強者だからできることなのかね。
● 描く世界でも三菱鉛筆やステッドラーが採用されることが多いのは,個別硬度の補充がしやすいのも大きな理由だと思うのだが,それが強者だからこそできるのだとすると,強者は半永久的に強者であり続けることになりそうだ。
セット販売しかできない弱者に明日はない。
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