2018年12月19日水曜日

2018.12.19 ダイスキンに復帰

● 今日からダイスキン(A6 黒)に復帰した。過去にもダイスキン以外のノートを使ったことはあったけれど,1冊使ったあと,やはりダイスキンがいいやとなって,ダイスキンに戻っていた。
 今回は,無印「開きやすいノート」,測量野帳,ダイソーのA6ノート2冊を経ている。これほど長くダイスキンから離れたのは初めて。
 正規A6サイズに慣れてしまったためか,ダイスキンが小さく感じる。このあたりはすぐに慣れ直す(?)と思うけど。

● ダイスキンはモレスキンのエピゴーネンで,高額なモレスキンは使えない人というが次善の策として選ぶもの,と思われている向きがある。品質はしょせん百均だからモレスキンには及ばないけれども,何といっても100円なんだから,と。
 SNSやブログで,“品質はモレスキンがダントツだけれども”と書いている人が,佃煮にするほどいる。

● そういう手合はほんとに両者を使ってみたんだろうかと思う。逆だ。モレスキンの紙質は,ぼくが知っているノートの中では最低ランクに属する。
 「tadachi-net 出張所」さんが「栞以外は本家よりも良い品質(断言)」と評しておられるが,ぼくも同じ意見だ。紙質,製本,ゴムバンドはダイスキンがモレスキンに勝る。

● さらに言うと,品質管理という概念が,おそらくモレスキン社にはない。ないからこそ,品質管理番号シールなどというものを付けて,不良品は交換するなどということをアナウンスせざるを得なくなるのだ。その時点で負けではないか。交換すればいいという発想でいるなら,メーカーとしては甘えが過ぎる。
 ダイソーは自社製品の品質管理を怠っていない。100円で売っている製品で,これだけ個体のバラツキがないのは大したものだと思う。

● 判型といいハードカバーといい,モレスキンにオリジナルがあるのなら,エピゴーネンを生産しているメーカーに対して,何らかの法的な対抗策を考えることもできようが,モレスキン自体が本家をパクっているんだから,一切の法的措置をとることはできない(とってもいいが,裁判で負ける)。
 モレスキンのすごいところは,扱う製品が品質粗悪であって,しかもあり得ないほどに高額,かつ広告もしないのに,世界中にファンがいることだ。せいぜい300円がいいところのものを2,000円で売っているのに,ファンが群がる。
 これをどう考えたらいいのだろう。世界はアホで満ちているからだ,とするのが,最も腑に落ちると思っている。

● ぼくは横罫派なので,ダイスキンにこれ以上望むことはない。世に方眼派が多いようだけど,なにゆえ方眼にこだわるのかは,ぼくの理解の及ばないところだ。
 『頭がいい人はなぜ,方眼ノートを使うのか?』なんていうタイトルの本があって,ぼくも目を通してみたけれど,こういうものは目を通すだけにしておくのが正解としたものだ(目を通さないのが大正解だが)。

● 現在は黒のA6ダイスキンは中紙が80枚になっているが,96枚のがあと5冊ある。それを使い切ったら,黄色のダイスキンが2冊。そのあとは,新型ダイスキン,方眼セリスキン,それ以外のモレスキンタイプのノートがあわせて20冊程度(その中にモレスキンが1冊入っている。もらってくれる人がいないかと心あたりに訊いてまわったんだけど,色よい返事がなかった)。
 それらをすべて使い切ったら,B6ダイスキンが待っている。40冊近いかもしれない。そのあと,Campusを初めとする正規A6サイズのノートと測量野帳が控えている。願わくば,生きている間に使いきりたい。

● ダイスキンに復帰したことを話そうと思ったら,過半はモレスキンを罵倒する内容になってしまった。しかも,この話はこれまでに何度もしているのだ。
 何だか,定期的にモレスキンを揶揄したくなるのだ。モレスキンを褒めている人がいると茶化してみたくなる。あんた,バカなんですか,と。
 大きなお世話だよね。オレがオレの金を何に使おうとオレの勝手だろ,ってことですよね。まったくそのとおりです。失礼しました。

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