2018年12月1日土曜日

2018.12.01 ダイソーのCampusもどきを使ってみる

● 測量野帳のあとは,ダイソーのCampusもどきを使ってみることにした。A6のCompleteというやつ。B罫32枚。3冊組で売られているから,96枚で100円ということになる。MADE IN INDONESIA。
 Campusを忠実にモデルにしているというか,パクっているというか。綴じもCampusと同じ無線綴じ。

● Campus(48枚)も安いところでは77円(+税)で買えたりする。この点,ダイソーだからといってコストパフォーマンスで圧倒しているというわけではない。モレスキンに対するダイスキンとは,ここが違う。
 “ダイソー Complete”でググっても,あまりヒットしない。ヒットしたものを見ても,あまり詳しくは書かれていない。

● ダイスキンに比べると,存在自体が地味っぽい。ダイスキンはモレスキンとの対比で語られることが多く,モレスキンは良くも悪くもノート界の華だから,ダイスキンもその恩恵を受けて熱く語られる。
 かたや,Campusは昔からある質実剛健ノートの代表で,人目を引くようなとんがったところがない。そういうわけで,ダイソーのCompleteもあまり話題にならないのだろう。ネットでも地味だ。

● いずれはコクヨのSYSTEMICにCampusを挟んで使ってみようと思っている。CampusとA6手帳を挟むのがSYSTEMICスタイルだと考えているんだけども,このCampusもどきで予行演習をしようかとも思った。
 が,ノートカバーはSYSTEMICのほかにもうひとつ手元にある。Amazonで革製のカバーを買っていたのだ。使う機会がないまま今日に至っている。段差問題はほぼまったく考えられていない。正直,積極的に使いたいとは思わない。
 が,こういうときにでも使わないと,それこそ使わないままで終わりそうだ。とりあえず,皮カバーにCompleteを挟んで使ってみよう。

● ダイスキンに比べると,紙の色が白い。上質紙なのかと思いそうになったのだが,上質紙にしては繊維の目が粗い感じがする。
 紙質は再生紙使用をうたっている測量野帳(セ-Y21N)に及ばない。っていうか,及んでいたらコクヨの立場がなくなる。

● ダイスキンに万年筆で書くと,カリカリと刻んでいくような書き味になる。それもぼくは好きなのだけど,ペン先が滑るように動いていくのも悪くない。その感じは「開きやすいノート」や測量野帳でタップリと味わった。
 このCompleteはダイスキンよりは滑るけれども,書き味は,「開きやすいノート」や測量野帳よりも,ダイスキンに近い。

● プラチナのブルーブラックでは裏抜けはまったく生じない。普通に支障なく両面使用が可能。まだ使い始めたばかりだけれども,ノートとしての実用性には問題なしと見る。
 左右ページの罫線の位置ずれはあまりない。まったくないわけではないが,故意に気にするのでなければ気にならないレベルに収まっている。

● これを3冊100円で売るのだから,さすがはダイソーだと思う。思うけれども,このノートをさらに買い増すことはない。手元にある3冊で終わり。

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