2025年10月28日火曜日

2025.10.28 連用日記に再挑戦する?

● 連用日記について。普段書いている日記的雑記との棲み分けが難しいとの理由で,手を出さないことにしてるんだけども,別の理由で食指が動いている。
 鉛筆だけではなくて,以前のように万年筆やサクラのピグマで書いてみたくなることがあるのだ。そのための筆記シーンを作るかな,と。鉛筆は今までどおり使い続けて,それとは別に万年筆を使うシーンを作りたい。

● ただし,連用日記用の日記帳を買う必要はない。普通のノートを使えばすむ話だ。
 ノートならいろんなのが売るほどある。要は頁数が366頁あればいい。2冊に分けてもいい。

● 渡邊製本の SEVEN SEAS BUNCO は384頁ある。ちょうどいいかもしれん。
 1日あたり4行程度の筆記スペース。これまたちょうどいい分量だ。

● が,どうするかまだ決めかねている。一度,失敗しているのでね。
 当時と状況が変わっているわけではないから,同じようにやればまた同じように失敗する。

● 万年筆を使いたいというのが,どれほど本気で,持続するものであるかってことだな。
 わがことながら,それほどのものでもないような気がする。となると,やっぱやらないかな。

2025年10月27日月曜日

2025.10.27 測量野帳を探しに

● 原宿に移動して「Think of Things」。測量野帳を3種購入。左から,1,100円,880円,550円。 
 550円のはすでに持ってるような気がするが,在庫管理をしてないから,判然としない。

● KO KU YO の文字をデザインした野帳が壁に展示してあった。じつはこれが欲しかったんですよ。

 これは売り物じゃないですよね。

 申しわけありません。売り切れてしまったんですよ。

 そうですか。

 でも,時期は未定ですが,再入荷の予定はありますよ。

 品川にもないですよね。

 品川キャンパスでも扱ってますが,そちらの在庫状況はこちらではわからないんですよ。

● というやり取りがあってね。というわけで,コクヨの品川キャンパスへ。で,こちらには残ってました。ルンルン。
 色と文字の配置なと細かいデザインの違いで,全部で何十種かあるんだけども,好みのものを選んで買うことはできない。銀色の袋に入っていてね。何が出てくるかは開けてみてのお楽しみということなんですよ。

● これも1冊1,100円もするのでね,あるだけ全部買ってくるなんてことはできませんわ。
 2つ買ったんですけどね,開けてみたらこんなのでした。赤が欲しかったんですけどね。
 300円のガチャのようには行きません。この2冊で良しとします。そうするしかないからね。

2025.10.27 日本文具資料館

● 浅草橋の日本文具資料館に来た。住居表示は柳橋になる。最寄駅が浅草橋。黄色い総武線が停まる駅ね。
 ここに来るのは3回目。が,前回は休館だったので,展示を観るのは2回目。

● 感じたことは2つ。散逸を防ぐためにはこうした博物館は必須だということ。個人が史料になるような貴重品をいつまでも抱えていてはいけない。
 もう1つ。博物館は観る人を選ぶということ。ぼくも文具好きで,文具に関する知識は世間一般の水準より少し上だと思うのだが,手も足も出ないというか,歯型もつけられないなと思う分野が多々ある。

● 博物館は何かを教えてくれると言うよりも,自分で自学自習するキッカケをくれるところなんでしょう。
 が,そのキッカケを得られる人と得られない人がいるわけで,博物館に来る前に,ある程度の自学自習はやっておくべきなんでしょうな。

● 最初に金印のレプリカ(純金製)が出迎える。インパクトはあるが,展示の仕方はこれでいいのか。
 徳川家康や伊達政宗の鉛筆のレプリカもあるが,内部がちょっと暗くて,細部がよく見えない。こちらの老眼の問題か。

● ここに展示されているもので自分も持ってるのがある。ゼブラのミリペンだ。
 これは展示に値するものなのか。極細サインペンの嚆矢になったんでしょうかね。ミリペンって,今は一般名詞になっているからな。

● 現存する文具メーカーの宣伝機関という側面が全くないわけではない。運営主体を考えれば,純粋な学術機関になれと言うのは無理な注文かもしれない。
 が,宣伝臭が鼻につくことはない。文具の歴史をザクッと辿ることはできそうだ。ザクッとね。

● 電卓を含めた計算機と算盤の展示が多い。筆記具に偏っているわけではない。明治期のノートもある。
 各年代を万遍なくフォローしているわけではない。古代と近現代は豊富に展示しているが,中間があまりない。仕方がないと思うけれども。
 つまり,中間は遺物自体があまり残ってないんじゃないか。画期となる製品がないんですかね。

● 今行くと,記念のボールペンがもらえるよ。こんな安物要らねーや,なんて言わないでもらってくださいね。記念ですからね。

2025.10.27 ANGERS と CanDo

● ANGERS 丸の内店に来た。欲しいものはないんだけども,何か買いたい。“買う” という行為をしたい。
 で,こんなのを買いましたよ。909 Ceres。アメリカの鉛筆ね。

● メーカーの「Musgrave Pencil Company は,アメリカの鉛筆産業の全盛期,1916年に設立され」たらしい。紆余曲折を経て今に至っているのだろう。
 目視だが,芯の組成も軸の貼り合わせ方も塗装も,国産鉛筆に比べるとずいぶん雑。国産が過剰なのかもしれないけどね。

● BLACKWING に話が飛ぶ。あれは日本メーカーが白木の鉛筆の状態でアメリカに送り,アメリカで塗装と消しゴムの取り付けを行って,各国に輸出しているのかと思ってたのだが,違うね。
 BLACKWING の塗装は日本のものだな。消しゴムの取り付けも日本でやってる? 最終製品にするところまで日本でやってるね。

● もうひとつ,ロディアのメモパッド。使い捨てのメモにロディアを使うなんて贅沢を,ぼくのような人間がやっていいのだろうか。
 しょうがない。何でもいいから,何か買いたかっただけなんで。

● ま,ロディアって世評ほどにいいものかね,とも思ってるんだけどさ。
 ロディアの No.11 よりオキナのプロジェクト・ペーパーのA7の方が良くない?

● 次は,CanDo 丸の内オアゾ店で写真の4点を。コナンのアクリルスタンドだけ440円。まぁ,これは文具には入らない。
 彫刻刀は短くなって手削りするようになった鉛筆の最後の最後,削り面を水平にする(芯に対して直角にする)ために使おうかと思って。そんなことをほんとにするかどうかはわからないけどね。

● つけペンセットを使うことはない気がする。何となく気になったので買ってみた。
 ディズニーのメモパッドはね,メモパッドなんてこれで充分だよねということで。ミッキーの表紙はビニール製のケースに紙を差し込んでいるだけで,メモパッドの1枚目(表紙)ではない。

● 100円ショップに来るたびに思うことだが,文具はここで揃う。紙質がどう,耐用年数がどう,微妙な使い勝手がどう,と色々言いたがるが,アンタがやってることなら,100円ショップで売ってるやつで充分でしょうよ。紙質や耐用年数なんて高次元の話は,要らぬお世話じゃないのかい。
 まして,丸の内オアゾという場所柄か,華やぎもあるし,売場面積も広い。充分に祝祭空間になっている。買物の愉しさも味わえる。

● ところで。百均製品の供給国は依然として中国がメイン。中国が経済成長を遂げ,人件費が上昇してくると,百均製品の供給国も中国からベトナムやバングラデシュに移行するのだろうと思っていたのだが,今のところ,そうなっていない。
 最近の中国は不動産バブルが弾け,西側から切り離しを受けて,経済はズタズタになったか,なりつつあるか,今後なる。

● 世界はインフレで推移するが,中国だけはデフレだ。西側に輸出できなくなると国内で消費するしかなくなるが,生産量は国内消費量を大幅に上回っている。かといって,生産を縮小するなどできるはずがない。
 中国は各国にデフレを輸出してきたと言えるが,その輸出分が国内に滞留することになる。中国からのインバウンドは放っておいても減る。

● 百均製品はもっと高品質でもっと高機能のものが増えるかもしれない。DAISO や Seria にとっては,中国を買い叩く好機到来ではないか。
 逆に,中国を消費市場と捉えていた企業は大打撃を受ける。少なくとも,今後50年,中国に明日はない。
 そうした動きは人智を超えるところがあって,読み切れるものではないが,これからどうなっていくのか,こちらは高みの見物を決め込めばよいだけだ。

2025.10.26 ツタンカーメンの測量野帳

● 横浜みなとみらいで「MYSTERY OF TUTANKHAMEN−体感型古代エジプト展」が開催されている。行ってきた。
 というのは嘘。展覧会は観ていない。

● エジプト文明にもプラミッドにもナイル川にも1㎜の興味もない。高校の世界史で習った知識で充分だ。それ以上に知りたいとは思わない。
 1㎜の興味もないというのはそういう意味ね。

● けど,会場には行った。その展覧会のミュージアムショップに行ってきたんですよ。
 なぜなら,記念野帳が販売されているから。その野帳を買うためだけに行ったんですよ。

● 今日は天気が悪くてね。傘を持って家を出たんだけど,案の定,途中でなくしてきた。桜木町駅からは傘なし。
 とにかく傘は持ちたくない。土砂降りではなかったんで,傘なしでも何とかなった。

● で,買ってきましたよ。880円。レギュラー野帳は286円だから,ツタンカーメンの箔押しが600円ってことね。調子こきすぎてないかと思いましたよ。
 色違いで4種あった。せっかく来たんだからというわけで,しかも雨の中を傘も持たずにね,全色買いましたよ。1つでよかったかもね。

● 他に,鉛筆やボールペンもありましたけどね。買いませんでしたよ。クソッタレのボッタクリ価格だろうからねぇ。
 つっても,入場料だけで費用を賄えるわけもない。グッズ販売でコスト回収に努めなきゃいけない。利益も出したいしね。

2025年10月24日金曜日

2025.10.24 連用日記

● メルカリのおすすめに5年日記が出てきてね。 
 小説家が出版を前提に書いた日記をいくつか読んだことがある。◯◯なり,と結ぶ文章を自分も書いてみるかと思うが,それを迂闊にやるとバカ丸出しになるのでね。とりあえず,自分のバカは隠しておこう。

● それよりも,これ,一度試みて挫折してるんですよね。3年目で挫折した。
 毎日どうでもいいことをノートに書いている。勢い,日記的雑記になるわけですよ。その他に連用日記に何か書こうとすると,何を書こうが,同じことをもう一度書くことになる。
 耐え難かった。よく3年も我慢したものだ。

● 日記的雑記のダイジェスト版を作るのはもっとつまらない。その日の動きを書くのは,手帳とダブる。ログは手帳に残しているので。
 というわけで,連用日記に独自の役割を持たせる方途が見つからない。

● うまく棲み分けができるといいんだけれども,連用日記を書くためにどう棲み分けるかを考えるのも本筋じゃないような気がする。
 同月同日の過去5年分が1ページにまとまっているのは,なかなかいい感じなんだけども,その “いい感じ” を手に入れるための代償が大きすぎては何をしているのかわからない。

● これって,表示の問題だから,デジタルの得意とするところでしょ。書くときは連続した1日単位だけれども,3年,5年,10年単位で同月同日のものを並べて表示できるようなアプリがたぶんあるんでしょ。
 とは言っても,日記をそっくりクラウドにあげることには心理的な抵抗がありますわね。そんなことをしたら,逆に綺麗事しか書かなくなりそうだ。他者の眼を意識しちゃうでしょ。

● 日記は紙に限るということでしょう。紙に書いたって,自分をさらけ出すことはなかなかできるものではないのだけど。自制がエンジンブレーキのように作動してしまうからさ。

2025.10.24 Seria で保存用のバインダーを買う

● 那須烏山市の「ベイシア」に入ってる Seria でお買い物。A4のレバー式ファイル2冊。これは「TRAVELER'S TIMES」を保存するため。
 スキャンして本体は捨てていたんだけども,「TRAVELER'S TIMES」は本体を残しておくことにしようと思って幾星霜。
 2穴バインダーに綴じてるだけど,こっちに乗り換えるかな,と。めくりやすいでしょ。

● ぼくはトラベラーズノートのユーザーではないし,一連のブラス製品にも若干否定的な見解を持っているのだけれども,それはそれ,これはこれ。

● あと,A5 6穴バインダー。A5システム手帳を使っているので,その保存用。
 手帳をトラベラーズ手帳にしているので,保存用バインダーは年に2冊必要。

● ダイソーで同じものを10冊買っているのだが,所々に違う色を挿した方が見やすいかなと思ってね。
 Seriaではクラフト製のも出してましたよね。今では見なくなったけど,青森市のさくらの百貨店に入っているSeriaに2冊残っていたので,今年はそれを使ってますわ。

● ちなみに,A5システム手帳というのも,Seria の週間バーチカルをバラして,パンチで穴を開けて,なんちゃってシステム手帳に仕立ててるんですけどね。
 手帳は全面的に百均依存ですよ。老いぼれにはそれで充分なんですわ。お高い手帳は然るべき人たちに使ってもらえばいいんです。


(追記)

● 「TRAVELER'S TIMES」の保存には,2穴バインダーの方がいいようなんでした。
 34穴を開けられるパンチがあれば,ルーズリーフバインダーに綴ると思うけど,そんなの持ってないから,このまま2穴バインダーで行きます。