2025年10月21日火曜日

2025.10.20 黄色い消しゴム付き鉛筆,書き比べ

● ムーンラビット3600を試しに使ってみたんですがね。その後にトンボ2558を使ってみると,ダンチ。つまり,2558がはるかにいい。
 ムーンラビットは今はない。こういう鉛筆しか作れなかったんだとすると,そりゃ生き残れないわ。

● 記憶にあるコーリン710と似たようなものと感じた。念のためにコーリン710を使ってみると,記憶よりずっと滑らかだったので驚いた。
 ???と思ったのが三菱9852で,ずいぶん硬い。HBなのに,FというよりHの感じ。9852ってこんなだったっけ。

● ついでに,アイボールの JANOME “GOLDEN SWORD” も。滑らかでした。
 2558よりもシットリしている感じ。2558に粘り気を加えた感じ。

● さらについでに,キリン6000も。これはムーンラビットに近い。
 ムーンラビットほどにはザラつかないが,昔の鉛筆はこうだったと遠き日を思いださせる。

● 試し書き程度では意外にわからんのだが,以上(黄色いゴム付き鉛筆のHB)の中では2558をもって最上とする。

● 念のために。“昔の鉛筆” と括ってしまうのは間違いね。uni は1958(昭和33)年から存在しているのだし,その6年前にトンボの HOMO が登場している。
 2558は1950年。当時の書き味が今と同じだったのかどうかは知らないが,鉛筆には長命な製品が多い。消えた製品も多いから結果としてそうなっているのだ,と言われればそれまでだけど。

● 「昔の鉛筆はこうだった」というときの “昔の鉛筆” とは,当時の小学生が使っていた鉛筆ね。当時の大衆鉛筆というか。
 その大衆鉛筆はザラザラしていたと記憶している。その記憶がアテにならないのが困るんだけども,ザラつきが記憶にインプットされているためか,ザラつく方がむしろ好みという人もいるだろう。

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