2021年2月14日日曜日

2021.02.14 ダイスキンに戻る

● 昨日で測量野帳を使い終えた。で,今日から何に書いていこうか。
 測量野帳(LEVEL BOOK)を3冊連続で使ってきた。在庫はあと30冊近くある。ずっと軽くて薄くて丈夫な野帳を使っていくのもいい。
 が,あまり書かないのであれば,手持ちのノートのうち,高価だったものから使っていくのが正解のような気がする。どうせ余るんだから,高かったノートを使わないまま残してしまったのではもったいないというケチ根性だ。

● しかし,手書きが復活して,これからどんどん使っていくのであればダイスキンに復帰すべきか。最も手持ちの在庫が多いのがダイスキンだからだ。
 ダイスキンは百円なんだから買うのは簡単だ。100冊買っても1万円だ。だから,ついつい買いすぎてしまう。
 しかし,使うのは大変だ。大変というか,モレスキンを使い切るのと同じだけの時間がかかる。
 安いからと買いすぎて,使うことのないまま終わってしまうのは,バイキング形式の料理を取りすぎて食べないで残すのと同じだ。相当程度にみっともないことだと思うべし。

● 黒の96枚ダイスキンは全部消費したのだが,オレンジ,黄色が残っており,黒の80枚ダイスキンがあり,そのあとはB6サイズ(幅はモレスキンラージと同じ)がある(現在は廃番)。どんどん使っていかねば。使っていかねばならないのは,ダイスキンに限ったことではなく,他のノートも同じなのだが。
 というわけで,ダイスキンに戻ることにした。

 ダイスキンはモレスキンとの対比で語られるところに意味がある。2千円のモレスキンより百円のダイスキンの方が品質において勝るというところに。
 だから,ダイスキンには中紙96枚を維持してもらいたかったのだが(モレスキンが96枚だから),96枚の旧来型ダイスキンは店頭から消えてしまった。
 今あるのは64枚の新型ダイスキン。表紙とゴムバンドの色が揃っているなどの高級感(?)はあるのだが,モレスキンと対比して語るものではなくなってしまった(ような気がする)。

● もっとも,ダイソーとしてはモレスキンとの対比で語ってもらう必要など感じていないだろう。
 そうしたことはどうでも,ダイソー文具でユーザーの記憶に残る筆頭がダイスキンではないか。ダイスキンという俗称が付くくらいだから。後に,ダイソー自身がダイスキンという名称を商品名として使用したくらいだから。

● ともあれ,久々のダイスキン。プラチナのブルーブラックならまったく裏抜けなし。パイロットのインクだと裏に抜けてしまうが,モレスキンはプラチナでも裏に抜けることがあるからね。
 Seriaのセリスキンはダイスキンより厚めの紙で,これなら裏抜けとは無縁だろうと思わせる。プラチナのブルーブラックなら,まさしくそのとおり。
 が,プラチナでも黒を使うと激しく滲んで裏にも抜ける。あれはどういうわけのものだろう。ダイスキンだと黒でも滲むことはない。

● ちなみに,「最終ページが内紙に貼りついているのはご愛嬌」といったあたりがダイスキン・クオリティーを揶揄する常套句かと思うのだが,これはダイスキンだけではない。
 モレスキンも同じ。コクヨのCampusノートもそうだし,測量野帳もけっこうな幅で貼りついている。1ページ目と最終ページは使えないのは,綴じノートの場合はわりと普通のことではないか。

● さらに言い募ると,ダイスキンは折丁間の糊付け部分はかなり小さくて,ここで折丁が終わるんだなと感じさせない。
 じつは測量野帳に感じる唯一の不満がここのところなのだ。糊付け部分が大きいために,ページをめくるときにその部分だけ感触が違ってしまう。書くときにはなおさらだ。段差を感じる。
 野外でタフな使われ方をすることを想定して,あえてそうしているのであろうけれども。

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