2021年11月30日火曜日

2021.11.30 鉛筆の細さを補う補装具

● ネットにこんな記事(広告連動だと思うが)が乗った。「鉛筆に万年筆のふりをさせる補助具が長く愛される理由」という見出しで,「ミミック」を紹介している。市場に出てから13年が経つらしいのだが,ぼくはまったく知らなかった。
 この記事の中で,鉛筆は細すぎて長時間の筆記には向かない,と指摘されている。まったくそのとおりで,そこをおして長時間鉛筆を使い続けると,腱鞘炎に向かってまっしぐらということになりそうだ。鉛筆って筆圧も要求してくるしね。

● 軸の細さを補うから補助軸なんだよね。長さを補うのは二義的なんですよ。
 ミミックって,ファーバーカステルのパーフェクトペンシルより志が高いのじやない? パーフェクトペンシルは,書く,消す,削るの3つを1本でまかなえるからパーフェクトを謳っているようなのだけど,最も肝心な鉛筆の細さはそのままにしているもんね。

● というわけで,ミミックは気になるんだけれども,代表的な製品は11,550円。パーフェクトペンシルの伯爵コレクションに比べれば数分の1の価格なのだが,鉛筆の補助軸に1万円?と考えるのが,まぁまぁ普通のことでしょう。
 もっと安いのが各社から出ている。ステッドラーの1,000円のや,クツワの300円のや。

● けれども,ダイソーで買ったこれが最上じゃありませんかね。ミミックと機能は同じだ。握る部分を太くする。長さを補う。芯を保護する。
 一応,消しゴム付きだから消すこともできる。なかなか気が利いている。短くなる前から使いたい。
 それでいて,価格は100円。ミミックと違うのは,キャップにクリップが付いていないことと,チープ感満載の樹脂製であることだ。

● けれども,チープであることを気にするような未熟な年齢じゃないからね。チープ上等。
 ので,18日に2つほど買い足しておいたのだ。

2021年11月29日月曜日

2021.11.29 能年玲奈のメモパッド

● 無事に20歳に到達した人には,人生で一番シンドい時期はもう過ぎたぞ,ここまで来ればあとは楽だぞ,と言ってやりたいと本気で思っている。
 社会人になったら学生のときのようなわけには行かないぞと脅す人がいる。人間関係だって今までのように横の友人関係だけじゃなくなるんだ,縦の関係ができる,難しくなるんだ,とね。
 バカを言っちゃいけない。横しかない人間関係の方がきついはずだ。縦は楽なんだよ。コンペティターにならないから。

● ブラック企業とか,企業自体はブラックでも何でもないんだけど,上司がブラック人だったとかね,そういう目に遭わなければ,20歳過ぎの人生なんてチョロいものだと思ってればいい。
 しかし,問題が2つある。ひとつは,ブラック人は必ずいて,必ず出逢ってしまうということ。もうひとつは,結婚して家庭を持つと,見える風景がガラッと変わってしまうかもしれないってこと。
 そういうことはあるけれども,20歳前の閉塞感に満ちた時間の継続に比べれば,20歳後は楽だと思うわ。

● ちょうど合間に大学時代という人生最大のバカンス(文系の場合)が入ってしまうのでね。そのバカンスと比べれば,そりゃ社会人の方が大変かもしれないけれども,高校を卒業するまでの10数年を思いだしてごらんよ。
 あの頃に戻りたいかと問われれば,ぼかぁ,絶対,戻りたくないね。死んでもやだね。

● で,20歳を過ぎたばかりの人に「人生は,夢だらけ」と言ってあげるのもいいと思う。そういう表紙のメモパッドがあるんだね。メルカリを見てたらあったんで,あっさりとポチってしまいましたよ。
 イメージキャラクターに能年玲奈を持ってきたのもいいと思いますよ。300円(メルカリの最低価格)でした。

● 唯一,かんぽ生命が言っているところが残念だけどね。社をあげて,庶民の最後の「夢」を食いものにしたかんぽ生命が言っているところが。
 あの事件は企業暗黒史のトップを飾ってもいいほどの惨劇だったと思うんだけれども,何であんなことが起こってしまったのかといえば,かんぽが生命保険業者としてド素人だったからだ。素人ってとんでもないことをやらかすんだよね。

● 昔,国鉄が分割民営化されてJRになって間もない頃に,当時の夜行バスのドリーム号の交代要員の運転手を,荷物を運ぶスペースに寝かせるということをやった。こういうあり得ないことをやってしまうのは,JRに労務管理の玄人がいなかったからだ。
 おそらく,国鉄時代には労務管理に値するものは実施されていなかったのだろう。その必要もなかったのかもしれない。

● ま,そういうことはどうでも,能年玲奈が表紙になっているメモパッドを手にいれたわけだ。7月のことだ。
 能年玲奈と「人生は,夢だらけ」という言葉が欲しかっただけなので,表紙だけ保存して本体は捨ててしまってもいいと思って,300円で買った。
 けど,本体もしっかり使っている。You Tube で「リュウジのバズレシピ」を見たときに,レシピをメモするために。その時だけ,鉛筆を使うことにしている。

● またメルカリを見ていたら,ぼくが買ったもの以外にもう2種類の表紙があることを知った。能年玲奈の顔のポーズが違うもの。
 このメモ帳,郵便局の窓口にあって,誰が持っていってもいいようになっていたものだと思ってた。たまたま,自分はその時期に郵便局に行く用事がなかったから,手に入れることができなかったんだな,と。
 そうではなくて,かんぽの契約者に配布したものらしい。なら,ぼくは絶対に入手できなかった。

● ともあれ。3つあるなら3つとも欲しい。本体の使い途も作ったので,買うことに罪悪感(無駄遣い感)もない。
 7月には1冊300円で買ったんだけど,2冊で300円の出物もある。ので,3つ揃うようにしたら,2冊を2つポチることになった。同じメモ帳があと4冊届くことになる。

● で,今日,それが届いた。どんどん鉛筆でリュウジレシピをメモっていかなければ。

2021年11月27日土曜日

2021.11.27 K.Itoya の手帳売場を見る

● 伊東屋。入口のとこに銀座各店の測量野帳のワゴン。6冊買っている。使うのはいつになるか。
 文具店は基本的には商品を並べておいて,お客さんが買いに来てくれるのを待つという,受け身の商売にならざるを得ない。中には外商部を持って,法人に営業をかけるなんてこともあるのかもしれないが,営業コストの元を取れるのかどうか。

● が,このワゴンを見ると,陳列で攻めているなという気がする。正直,限定野帳の中でも強気な値段設定だと思うのだが(生産数量の関係上,そうならざるを得ないのだろうかな),買いたくさせる力がある。
 陳列の前に,表紙のデザインや色使い,箔押しの丁寧さがあってのことでもあるか。

● G.Itoya の1階を通り抜けて,K.Itoya に移動。こっちの伊東屋の方が,ぼくは好きなんですが。具体的に欲しいものが決まっているとき,改装後の G.Itoya に行くと何階に行けばいいのか考え込んでしまうことがあるのではないか。
 改装前は年配の女性をけっこう見かけた。文具を買うなら伊東屋と決めていて,昔から伊東屋でしか買ったことがないし,これからもそうだという風情を漂わせているお婆さんたち。改装後は見かけなくなった。

● この時期だけ,K.Itoya の1階と2階が手帳売場になっている。海外製を含めて,初めてお目にかかる手帳がいくつもある。俳句手帳(KADOKAWA)や吟行日記(博文館)なんてのまである。初めて知った。
 ビジネス手帳というのが適当かどうかわからないが,高橋やNOLTYのほかに,生産性手帳や三菱総合研究所など,他所ではまず見かけることがないものが揃っている。どこにでもある高橋かNOLTYでいいんじゃないの,という気はするけど。

● 海外のものも。英国のレッツももちろんあった。数種類。他にも多数。けど,国内で普通に使うんだったら,国産手帳がいいでしょうよ。外国のものって,妙に作りが甘い気がするんだよね。強面のチャラ男っていうかさ。
 というわけで,手帳選びならここに来るのが話が早い。ただし,システム手帳は別のとこにある。
 ぼくは手帳は1冊主義だし,来年の手帳はすでに購入済みなので,何も買わなかったんだけどね。

2021年11月25日木曜日

2021.11.24 ダイスキンを使い終えた

● ダイスキンをまた1冊使い終えることができた。9月26日からだから,2ヶ月で1冊。まぁ,こんなものか。
 何も書かないで数日間が過ぎることは複数回あったが,この程度ならまぁ良しとする。1冊使い切るのに4ヶ月かかったこともあったんだから。

● オレンジ色の96枚ダイスキンは残りあと1冊。明日からその1冊を使うことにする。96枚ダイスキンはもうダイソーでも入手不可能になっているわけだから,安いのをいいことにドッサリと追加購入して,何でこんなに買ってしまったのかと嘆くこともない。心安らかに使っていける。
 オレンジ色のあとは黄色が3冊,赤が1冊。それを使えば96枚ダイスキンの在庫はゼロになる。

● 圧倒的に多く使ったのは黒の96枚ダイスキンだが,それらを使い終えたときは,やった,使い切った,という感が多少ともあった。
 それに次ぐ快感を味わうことができるのを楽しみにしている。来年の半ば頃か。

● その次は80枚の黒ダイスキンが13冊。去年,地元のダイソーで買ってしまったものだ。せっかく96枚を使い切ったのにどうして買ってしまうかね,とわれながら思ったのだが,今となっては80枚もダイソーの店頭から消えている。
 よくぞ買っておいたとほめてやるかな。まぁ,消えることはその時点でほぼ明らかだったけど。

● A6ダイスキンは新型(?)もひととおり買っているので,これからしばらくはダイスキンだけを使っていったとして,再来年には使い終えているかな。
 そのあとは,モレスキンだのロディアだのがある。さらにそのあとは,Campusノートをはじめ正規A6サイズのノートがさてどれくらいあるだろうか。それらを使い終えるのは,いつになるか。

● さらにさらに。そのあとはB6ダイスキン,モレスキンのラージサイズがこれまたドッサリとある。測量野帳もどんどん増えている。
 生きてる間に全部,使い切りたいものだ。

2021年11月23日火曜日

2021.11.23 1000年ペーパーのノートを買う

● 今日も自治医大駅で「休日おでかけパス」を買ったので,駅前の「うさぎや」を覗いてみた。いつも文具売場しか見ないのだけど,あらためて書店として眺めてみると,相当広いスペースに児童書から理工系の専門書まで,幅広い品揃えであることがわかる。
 看護や介護の分野が充実しているのは,自治医大看護学部の学生が買うからだろうか。大学の中にも書店なり書籍販売部があるんだろうけど。

● 自治医大の周辺には開業医院もかなりある。そこで働く人たちのアパートやマンションもあって,たぶん栃木県随一の高所得層が集まっている。同時に,随一のインテリ層が集まっているのでもある。
 うさぎやの売場はそのことを語っているようにも見える。文庫や新書も充実しているし,ビジネス関連もかなりのものだ。
 栃木県で最も売場面積が大きい書店は,宇都宮の喜久屋書店だと思うのだが,垢抜けた展示も含めて,棚を見ながらそぞろ歩くのが一番楽しい書店は,ここではないか。

● さて,いつもいつも通行人では申しわけないので,文具売場でノートを1冊買った。「アピカ カバーノート パーソナル」。A6と,それよりひと回り大きいB6,小さいA7があった。A6が1冊だけ残っていたので,迷わずそれを。税込みで880円。
 4点糸綴じの折丁が10個重なっている。つまり,中紙は80枚。ぼくが買ったのはB罫だが,他に方眼と縦罫もあるらしい。ノートの判型によって罫線の幅も変えているようだ。
 ノートにカバーを被せた状態で販売している。当然,ノート本体(リフィルというんだろうか)もある。500円程度で売られているっぽい。

● 1000年ペーパーとアピールしている。「長期間経過しても変色劣化しにくい王子製紙特抄の中性紙を使用していますので,大切な記録も安心して保存することができます」というのをウリにしているのだが,さて,ぼくらが使うノートはどれくらい保てばいいだろうか。
 自分の書くものが1000年保存に値すると思っている人は,よもやいないだろう。ダイソーで売られている安いノートだと,自分が生きている間に紙がボロボロになって読めなくなってしまう,と考えている人もいないだろう。

● 役所や会社だと永年保存の文書があることになっているが,文字どおりの永年保存などあり得ない。その中の99.9%は廃棄される。理由は単純で,すべてを保存しておく収納スペースがないからだ。家庭でも会社でも同じだ。スペースがすべてを支配する。
 もうひとつ,永年保存とされている文書に,本当に永年保存の価値があるものなどないからだ。だから,途中で廃棄してしまっても,それで困る人は1人もいない。古いもの好きの好事家が残念がるくらいのものだ。

● 役所や会社はどうでもいい。問題は自分のことだ。ぼくは自分が生きている間だけ見られる状態で保存されればいいと思っている。それ以上に保つ必要はない。となると,ぼくの場合は長く見積もってあと20年だ。ダイソーノートで充分ではある。
 紙ではなくデジタルにしてクラウドに置いておけば,自分が死んだ後も自分が書いたものは残る,と思っている人はいるんだろうか。誰も見なければ残っていないのと同じだよ。

2021年11月20日土曜日

2021.11.20 実店舗で買うものがない

● 自治医大駅で「休日おでかけパス」を買うために下車したので,駅前にある「うさぎや」を覗いていく。ここは書店なんだけども,見るのは文具売場だけ。
 といっても,何も買わないんですけどね。最近,メルカリで東京メトロの文具や雑貨を買い漁っていたり,どういうわけかモレスキンを買い集めていたりするので,けっこう文具代の出費が上がっているのだが,実店舗で買うのはそんなにない。

● 以前からそうだ。文具は消耗品といっても,一度買えばけっこうな期間使える。万年筆なら(たとえ1,000円の製品でも)数年間は使えるわけだ。ノートだって使い切るのに半年かかるというものではないか。
 なので,そうそう買うものじゃない。ぼくなんか万年筆1本とノート1冊でだいたい足りる。ノートはだいぶ在庫が溜まっている。筆記具も同じ。極論すれば,死ぬまでに何も買わなくても,書くには困らない。

● メルカリで買ったメトロ文具は言うならなくてもいいもの,贅沢品,遊び要素が強いものだ。ぼくのみならず,実用度を満たすものだけがある状態を1とすると,その数倍(5か6)のなくてもいいものに囲まれているのが,文具ユーザーの普通の姿だろう。
 人間はまさにホモ・ルーデンス,遊ぶ人,なのだ。食うや食わずでも遊びたいのだ。戦後,真っ先に復興したのは浅草の映画館だと聞いたことがあるのだが,じつにそういうことなのだ。マズローの欲求5段階説は,そっくりそのまま受け入れることはできないものだ。
 が,そうした遊び要素メインのものも,メルカリで気が済むだけ買ったので,リアルの文具店で買うものがない。

● どこでもそうだが,今の時期は手帳売場が一等地にある。この店には,高橋書店,NOLTY,博文館といった書店の手帳売場に置いてある定番商品のほかに,ほぼ日手帳weeks がある。
 weeks の MEGA は,日々のメモも含めて,これ1冊で間に合うという設計思想で作られた製品だと思う。が,ぼくは間に合わない。どうでもいいことを長ったらしく書いて,時間をうっちゃってる人間には,ほぼ日オリジナルの1日1ページだろうと,weeks MEGA の分厚いメモページだろうと,おそらく足りない。

● 時間軸のある手帳とメモ帳は分ける。そうすればメモスペースに制限がなくなる。
 ルーズリーフの手帳版であるシステム手帳を使うことでも解決するが,メモはリングのない紙に書く方がストレスがない。
 というわけで,何も買わずに出たのでした。

2021年11月18日木曜日

2021.11.18 ダイソーで文具5種を買う

● トナリエ宇都宮の4階に入っているダイソーで5種の文具を購入。
 まず,こちらの鉛筆ホルダー。少し鉛筆を使うようになっている。このホルダーは1つ持っていて,チビた鉛筆にこれを装着して使っている。で,気がついたのが,ホルダーではこれが一番いい。
 まず,キャップが付いているところ。芯を保護できるし,ペンケースに入れたときにケースの内部を汚さなくてすむ。もうひとつ,握り部分の太さがちょうど良くなる。あと2本は持っていてもいいかなと思った。

● 鉛筆の困ったところは2つあって,1つは使うとチビるところ。もう1つは筆記具としては細すぎることだ。この細さで筆圧をかけて長時間書いていたのでは,ほぼ確実に腱鞘炎になるのではないか。そうなるほどに書く人はあまりいないとは思うが。ダイソーのこのホルダーは鉛筆がチビることに対応すると同時に,軸の細さをカバーしてくれる。
 いや,長い鉛筆には使えないのが残念なほどだ。新品の鉛筆はカッターで2つに切って,最初からこのホルダーに装着できるようにした方がいいんじゃないかと思うくらいだ。

● 消しゴムも付いている。普通に使えるっちゃ使えるんだけども,机やテーブルでの作業ならば消しゴムを別に用意しておいた方が,精神衛生にはいいだろう。当然のことだが,専用の消しゴムの方が使いやすいからだ。
 書ける,消せる,削れるのパーフェクトペンシルの使い勝手はどうなんだろうかね。あれはつまるところ,高級補助軸じゃないのかね。クリップの付いたキャップが付属するが,裸の鉛筆を握ることになるので,ダイソーのこちらの方が実用性は高いのじゃないか。

● 「A6書きやすいノート」。先月,蒲田のダイソーで見かけて,ちょっと気になっていた。商品名が無印チックなのだが,さすがに無印では “書きやすいノート” という商品名は付けないだろうね。おまえのところでは書きやすくないノートを出しているのか,と口さがないことを言いだすヤツがいるかもしれない。
 ダイスキンをはじめ,ダイソーのノートは中国製が多いのだが,これは日本製。コクヨのCampusと同じ無線綴じ。Campusの48枚に対してこちらは40枚だが,2冊で100円。Campusも安いところだと78円で買える。だったら,安心と信頼のCampusにしますか。
 あと,こちらはA罫しかないっぽいので,B罫じゃないとという人は,Campusの一択ということになる。

● ホワイトボード。ダイソーのホワイトボードは3つ買って,3つともそれなりに役に立っている。うち2つはマグネットで冷蔵庫などに貼る方式のやつ。そのうちの1つは300円の大きめのやつ。
 去年はぼくが専業主夫で,相方が仕事をしていた。ヒモ業をやっていたわけだが,そうなると家族間の伝言板があると何かと便利で2つはそのために使っていた。が,今年は相方も仕事を辞めたので,2人して家にいるんだから,伝言板が2つも必要になる状況ではなくなった。

● あと,2つともけっこう傷んできたというか,イレーサーでは消しきれなくなったし,濡れ雑巾で拭いても完全には消えなくなった。寿命だろう。
 というわけで,それに代わるものを買ったのだ。小さいもので足りるだろう。

● ホワイトボードノートも買った。これは以前にも買った。で,ほとんど使わなかった。なのに学研のホワイトボードノート(B6版)を買った。
 ダイソーのはめくる時にリングに引っかかる感があって,めくりづらかったのだ。その問題がないホワイトボードなら使うかもしれないと思って学研のを買ったのだが,やはり使わない。

● そこからどういう思考過程を辿れば,そういう結論に至るのかわからないのだけれども,だったら元に戻って安いダイソーのホワイトボードノートなら使うのじゃないか,と。
 で,今度のは引っかかりなくめくれる。スムーズだ。これなら使う・・・・・・わけないか。

● 最後は「ソフト名札 名刺サイズ」というやつ。首から提げて使うタイプの名札。その本体部分だけが3枚入っている。ストラップは別に売っているのだろう。
 名札カードなんて無職のぼくには要らないものだ。では,何のために買ったのかというと,名刺型カードを数枚入れてジョッターとして使えないかと思ったのだよ。

● カードを1枚抜いて,ケースと一緒に紙を持って書く,と。何枚かのカードをケースに入れておけば,フニャフニャにならずに紙を支えてくれるだろう。
 なかなかいいアイディアだわい。って,ダイゴーの jet-ace や「すぐログ」も買ってんですよ。まったく使っていませんよ。ジョッターなんか持ち歩くはずもないんですよ。
 でも,そうしたものを持ち歩いて,何か浮かんだらすかさずメモる自分というイメージを捨てられないってことなんですよね。困ったものだ。

● ダイソーにもクリスマス用品は色々と売っている。クリスマス飾りなんてダイソーでいいじゃんと思ってしまう。そうはいかないんですかねぇ。
 そもそもクリスマス飾りなんて要らないと思ってるけどねぇ。小さなお子さんがいないご家庭で,たとえばツリーを飾っているところがあるんだろうか。あるとすれば,それは何で? 何でそんなことをするの,と訊いてみたい。

2021年11月15日月曜日

2021.11.15 ブログにして自分を見える化する

● 11日から14日まで,またノート(ダイスキン)に何も書かずに過ぎた。こういうときっていうのは,わりとリアルが充実していて,書く暇がない場合なのだよね,じつはね。
 ということなら,いいんだけどねぇ。

● ログは手帳に書いているから,ノートには書かなくてもOKだ。というより,手帳にパラパラと書いていることをノートに文章化して書いても仕方がない。たんなる二度手間でしかない。
 毎日何かしら書くことを目指すのではなく,そうした二度手間をやめることを考えなくちゃいけないのかも。

● が,文章で書くと,その書くという行為によって引っぱり出される事柄がけっこうある。それが予め頭の中にあったものよりも面白いものであることは,しばしばある。
 しかし,文章で書くんだったらパソコンの方がいいですかねぇ。そこに辿り着くまでの作業は手書きでやれよ,と。
 でも,図解とかマインドマップとか箇条書きとか,そういうものが苦手なんだよねぇ。文章化以前の作業も文章を書いてやっているようなところがある。

● でも,まぁ,ノートに何を書いているかといえば,日記・日誌的なことが一番多い。書かないで過ぎた数日間の方がむしろ健康的なのじゃないか,とも思う。

● ここから別の話になる。その日記・日誌的なノートもかなりの冊数になっている。それを第1冊目から読み返してみる必要がある。せっかく書いたのだから。
 全部吐きだして頭の中をスッキリさせることが書く目的の半ばだったのだから,ノートにあるのは自分の吐瀉物だ。自分のものとはいえ,吐瀉物を眺めるのは気分の良いものではない。気持ちがザラザラになる。
 そうではあっても,それに耐えて,一度は読み返してみるべきではないか。

● まだブログにしていないけれども,これはブログにしておいた方がいいというトピックが相当な数,残っていそうな気がする。
 それを全部ブログにしてしまいたい。過去の自分を自分に見える化しておきたい。ネットにあげるわけにはいかないものが多いはずだが,あげられるものは全部あげてしまいたい。

● ノートもこれだけの数になると,自分にとってもブラックボックスだ。ブログに替えたところで同様にブラックボックス化は避けられないのだが,ブラックの度合いがノートより薄くなる。
 ブログ化しておけば,そのすべてをスマホから見ることができるからだ。

● スマホはとにかく便利なものだ。見る,読む,聴くのに,こんなに便利なものはない。
 図書館を持ち歩いているようなものであり,CDの全コレクションと再生プレーヤーを携行しているようなものでもあり,映画館をポケットに入れているようなものでもある。

● が,自分のノートをブログ化しておけば,自分の事績をそっくり携帯しているようなもので,じつはこれこそがスマホの最大の利点になるものかもしれない。
 自分はそれを十全に使えていない。人様に読んでもらえるかもしれないというのは副次的なものであって,自分のためにブログ(という機能)をどう引きつけることができるか。

2021年11月14日日曜日

2021.11.14 東京ソラマチの LoFt で

● 東京ソラマチの LoFt に寄ってみた。ソラマチ全体がクリスマス商戦モードに入っている。LoFt でも入ってすぐの場所にクリスマスグッズを置いている。
 一番に目立つのはクリスマスカードだ。ぼくなんぞは,これをそのまま贈答品として使いたくなるのだが,やはりこれはメッセージを書いて,誰かに渡すものなのだろう。コミュニケーションツールのひとつだ。

● しかも,その誰かは異性であるのが普通なのだろう。意中の彼氏(彼女)に渡すもの。何となく秘め事にしておきたいような。2月のバレンタインデーよりも,クリスマスにカードを渡す方が気持ちが高ぶることになっているんでしょう。
 そうして数ヶ月か数年経つと,どうしてあんなことをしてしまったのだろうと,恥ずかしくていたたまれない思いをすることになるのがお約束。たぶん,渡す前からそこはわかっているんだよね。でも,やってしまうのさ。

● あとはクリスマスリースやツリーのオーナメント。これでツリーを飾り付けるのだとすると,さぞかし立派なツリーになるのだろうな。子供が小さかった時分には,わが家でもツリーを飾ったけれども,ささやかなものだった。
 今ではクリスマスの飾り付けは何もしない。ケーキを予約することもない。365日の中の1日以上のものではなくなった。

● 正月の縁起物も色々と。こういうのって,使われる期間は短いよね。まるまる1年,飾っとくわけじゃないだろうから。そういう意味じゃ,贅沢なものだよね。
 こういうので来年が寅年であることを知る。今年は丑だったのか。年賀状を出すのも止めて5年になる。干支に注意が向くのは,こんなときだけだ。

● わが家では正月飾りもなし。どのご家庭でも似たようなものではないかと思う。名家やお大尽はちゃんと飾っているかと思うのだが,ごく普通の大衆家庭ではまず正月飾りは見かけない。
 昔は車のナンバーの上にまで松飾りやしめ飾りのミニチュア版を飾っていたものだが,あれは自家用車がステイタスになっていた頃だったんだろうかなぁ。

● 今年の正月はコロナ禍でほとんどの人は家にいたと思うけれども,コロナ以前は自宅じゃないところで三が日を過ごす人も多かったろう。自分たちがいないのに自宅を飾るってのもね。
 独楽を回すわけでも,凧をあげるわけでも,羽をつくわけでも,カルタや双六遊びをするわけでも,普段とは違う装いをするわけでもなくなっているのだから,正月飾りが廃れるのも仕方がない。雑煮を食べないという人も増えているのではないか。
 コロナはこのあたりにも変化の兆しをもたらしているんだろうか。内向きの生活様式を増やしているんだろうか。

2021年11月9日火曜日

2021.11.09 東京メトロの文具を集めてみよう 5

● 第20弾。メトログッズボックスという名称で出品されてたんだけども,サンドイッチボックスのようでもあるし,何に使うものかはよくわからない。
 が,とりあえずは缶バッジのような小さいメトログッズを入れておこうと思う。550円。

● 第21弾。堀北真希のクリアファイル,2枚目。300円。
 場所は都立中央図書館でしょうか。最寄駅は日比谷線の広尾。
 完璧に決まっているんですよねぇ。洋服は白と黒じゃなきゃいけない。俗世とは関わらない修道女のイメージね。 

● 第22弾。これは文具でも何でもない,単なる樹脂製のカード。クレカ会社の会員募集に応じた人に配った景品。300円で購入。
 写っているのは国産1号の地下鉄車両で,銀座線で40年ほど現役を務めた。国の重要文化財に指定されている。

● 第23弾。車両型のホチキス。あと,附属物が2つ。700円。
 ホチキスは使わないから要らないなとずっと見ないふりをしてたんだけど,ついに辛抱が途切れてしまったということ。いずれ途切れるはずだとわかってはいましたよ,ハイ。

● 第24弾。B5サイズCampusノート,手ぬぐい,レジャーシート,樹脂製の弁当箱と水筒,それを包むのにちょうど良さげな駅乃みちか嬢のミニトート。缶バッジ5個。以上で1,380円。
 届いてみると,何でこんなのを買っちゃっ
たんだろうと考えなくもない。使うことがあればいいなと思ってます。

● 第25弾。測量野帳,2冊。すでに5冊あるのに,また買った。ひとえに安かったからだ。2冊で330円。

● 第26弾。メトロ電車を型どったキーホルダー。300円。
 鍵をジャラジャラいわせるのが今っぽかった時代があった。今は鍵自体が減ってるかな。
 ぼくが持ち歩くのは家の玄関の鍵だけだ。キーホルダーなんて要らないのだが,相方が買ってくれたキーホルダーを使ってきた。BURBERRYがクタクタになったので,今はBALLY。4個の鍵を束ねておける。
 ちょっと大仰なので,相方には申しわけないけれども,この程度のものでちょうどいいと思った。何せ,鍵は1個しかないんだからね。

● 現時点でポチっているものはない。待機リストに入っているものがあと3つあるんだけども,あまり食指は動いていない。これで終わりになるかもしれない。

2021年11月7日日曜日

2021.11.07 トナリエ宇都宮のダイソー文具売場

● しょっちゅう行ってるわけですが,今日も行きましたよ,と。だいたいが,文具をどこで買うことが多いかといえば,ぼくの場合は圧倒的にダイソーですのでね。
 文具に限りませんが。何か必要になったときは,ダイソーに行けばあるかなと思っちゃうもんね。

● パイロットの Dr.Grip が百円で売られていると勘違いすることはないけれども,よく似てますよね。使い勝手だってそんなに悪くはないと思いますよ。
 文具だと安かろう悪かろうはもうないでしょ。全体の水準が上がっていて,これじゃとても使えないというのは消えているんじゃないですかねぇ。
 ちなみに,ぼくがとても使えないと思った最後の製品はモンブランのノブレス万年筆でしたけどね。

● これも既視感があるね。キャップに芯削りが付いてますよ。いや,待て。北星の「大人の鉛筆」とは違うし,コクヨの「鉛筆シャープ」にも似てないか。
 既視感を覚えたのはなにゆえだろう。プラチナのプレスマンに似ていると思ったのか。

● 百円の万年筆。中字しかない。日本の標準は細字だと思うんだが。
 百円万年筆は昔,ぼくも買ったことがある。結果はまるでダメだった。当時は Preppy が200円だったのだが,200円出して Preppy を買いなさいよ,という結論しかなかった。今はどうなっているのか知らないけれど,もう手を出す気はない。
 Twitter情報で,ダイソーには5百円の万年筆もあることを知ったのだが,まだ見たことがない。

● ダースで百円の鉛筆。中国製なんだが,頭は切りっぱなしではなく,ちゃんと塗装されている。高級鉛筆の趣がありますよ。三菱鉛筆9000番を彷彿させますな。
 実際に使ってみると,やたら芯が折れたり,芯の減りがやけに早かったりするんだろうか。おそらくそれはないと思う。かといって,使ってみようとも思わないが。何だかんだで,鉛筆だいぶ溜まっちゃったんで。

2021.11.07 使い終えたノートの風情

● 2日から6日までの5日間,またダイスキンに何も書かない空白期間ができた。それ以前から何日か後になってから,思いだしながら書くなんてことが普通になっていたんだけど。
 ともかく書いていれば,ペースは遅くともノートは埋まっていく。書かなければ途中で停まったままになる。

● 最後で使われて役目を終えたノートの佇まいには,何というのか,愛でたくなる風情がある。
 自分が投影されたものに変わったからというのが第1の理由だけれども,それを外して考えても,モノとしての様が風情を醸す。

● 使い終えたノートを見返すことなどほとんどないことがわかっているのに,なかなか捨てられない。この佇まいに目をつむって,エイ,ヤッ,と捨ててしまえる人はそんなに多くはないのかもしれない。
 それは百円で買えるダイスキンでも同じであって,クタッとなった使用済みのノートの風情は,そのノートの販売価格の高低に影響されない。

● ノートはモノとしても,使われることによって成長し,使い終えることによってノートとしての完成型になる。未使用の状態で文具店に並んでいるノートは,ノートとしてはまだ半人前だ。
 できるだけ早く使い終えたいと思うのも,同じ理由によるのかも。飽きてしまう前に次のノートに移りたいというのもあるんだけれども,完成型を早く見たいから早く使い切りたいと思うのでもある。

2021年11月5日金曜日

2021.11.05 東京メトロの文具を集めてみよう 4

● 起きるとメルカリのアプリを起ち上げて,出物を隈なく見ていく。あっという間に2時間が過ぎる。勤勉な皆様には誠に相すまない。
 4つほどポチった。最初はメトロ印の文具を集めてみようと思ったのだが(気持ち的には使い棄てるつもり),文具以外に広がる気配あり。切りがないことになるぞ,俺よ。

● こういうのを見てるとね,メトロのような鉄道会社でも,本業だけではなかなか儲からなくて,グッズの物販が利益の源泉になっているのかなと思いますね。“メトロの缶詰” はドル箱なんだろうか。けっこう利を乗せてるよね。
 買うのはもちろん大衆。メトロの利用者と重なるんでしょ。

● それだけ本業がキツいということかもしれない。賢い消費者というのは,したがって,メトロは大いに利用するけれどもグッズは買わないという人ね。
 ぼくのメトログッズの買いあさり(?)も,そろそろ打止めにしようと思いつつ,なかなか止まんない。賢くないぞ。

● 東京メトログッズの第16弾。箸,333円。当分,使うことはないッス。
 この箸,何か妙に長いんだよね。ご飯を食べるには長すぎて使いづらそうだ。かといって,菜箸には短すぎる。何だか妙な長さなのだ。

● 第17弾。シャープペン(パイロットのDr.Grip),クリアファイル,ブックカバー,埃取りペーパー3枚。400円。

● とどまるところを知らず,第18弾。メトロのハサミ。300円。“メトロの缶詰” の販売価格は700円だったらしい。
 ダイソーにもキャップ付きのハサミは売ってますよね。ぼくもペンケースに入れている。よく切れますよ。普通に使うなら,ダイソーのハサミで充分なんだよね。

● 第19弾。ついにこういうのにまで手を出してしまった。堀北真希のクリアファイル,300円。
 でも,完璧でしょ。100%のお嬢さん。お洒落なカフェのオープン席でカフェオレとパンの朝食を決めたくなるでしょ。ま,ぼくは似合わないからやんないけどさ。
 メトロのクリアファイルはすでにこれだけあるんだけど,すべて他の商品との抱合せ販売だったのでねぇ。クリアファイルだけを買ったのは堀北真希が初めて。で,もう1枚ポチってるんですわ。

● 今,使ってるのは,駅乃みちかのトートバッグと缶バッジ1個だけです。
 ひょっとして,ガラクタを集めてしまったかもです。でも,止まんない。

2021年11月1日月曜日

2021.11.01 日本橋の丸善で

● ユニボールワンFを買うために日本橋の丸善に寄った。で,それは買ったわけだけど,もちろんそれだけで出てくるはずもなく,文具売場を歩いてきた。
 といって,すみからすみまでということではなくて,この時期だと手帳売場の専有面積が増えているので,その手帳売場を主には眺める結果になる。

● 来年も Bindex N0.031 を使うつもりで,すでに購入済み。再来年まで N0.031 を使う予定なのだが,そのあとはA5サイズに変えてみようと思っている。
 A5サイズならマンスリーで足りるような気がする。A5で能率手帳タイプのウィークリーを使うと,スカスカになりそうだ。
 それはぼくが定年退職して毎日が日曜日になったからなのではなくて,現役時代でも同じだった。蝿の頭のような小さな字を書くからでもあるのだが。

● ちなみに,仕事をしているかいないかで,手帳の筆記量は変わらないと思っている。仕事をしている時期は,たとえ無意識であっても,仕事を筆記の優先事項にしている。ヒックスペースが限られた手帳にまず書くべきは仕事の予定や覚書き。プライベートに属する事柄はスペースに乗らないでこぼれ落ちる。
 が,仕事がなくなれば,それまでこぼれ落ちていたものが引っかかってくる。たしかに仕事の予定を書くことはなくなるわけだが,1日の終わりにその日あったことをササッと書いていく。結果的に筆記量は変わらない。むしろ,増えるかもしれない。
 したがって,現役時代にはウィークリーを使っていたが,もう仕事はないのだからこれからはマンスリーでいいだろう,と退いてしまってはいけない。ウィークリーを使い続けるべきだ。

● が,判型が大きくなれば,話は違ってくる。バイブルサイズとA5ではかなり違う。
 ので,2年後にはA5のリフィルを買うことになるのだが,何がいいか今のうちに決めておけ。Bindex から選ぶのは変えなくていいと思うので,Bindex のA5月間リフィルを見ていったのだ。
 月間となると,そうそう大きな様式の違いはない。大方はブロック型だ。日曜始まりか月曜始まりかの違いと,月のインデックスが付いているかいないかの違い。
 月間の場合はインデクスは必須だと思っている。間に “貼る” をした無地リフィルを何枚も綴じ込むことになるからだ。

● 能率手帳ゴールドが,小型版も含めて,20冊以上ある。ぼくの知る限りでは,宇都宮には1冊しかない。日本橋のこの店舗だけで,宇都宮全体の20倍ですよ。
 やっぱ,こういうのは都会のものなんですなぁ。ゴールドとは言いながら,普通の人が普通に使っているようなのだが,その普通は田舎より都市部,地方より中央に,圧倒的に多く棲息しているようだ。

● ほぼ日ノオトもあった。これは LoFt 限定ではないようだ。といって,どこにでもあるというわけでもなさそうだが。
 「目のストレスに着目しデザイン心理学に基づいて作られた新しい罫線のノートです。ノートを開いたときに感じる心理的な威圧感を減らし,「書きたい気持ち」をそっと後押しします」とある。罫線に特徴がある。単純な横罫ではなく,「横線がつながっておらず,わずかに隙間があり」「その下には短い縦線が,マス目のガイドとして入ってい」る。

● 手に取って眺める程度では,そのあたりのことはピンと来ない。自分の手許に置いて,実際に何度か書いてみるとわかってくるのかもしれない。
 といって,ぼくは買わなかったんだけど。B6スリムでは少し大きすぎて。いずれはそのサイズに行くかもしれないけど。

2021.11.01 三菱鉛筆のユニボールワンFを購入

● この記事がニュースサイト(とんがったサイトには行っていない。普通にGoogleニュース)に表示された。昨日のこと。
 きだてたく氏が書いている。で,これを読んで,ユニボールワンFを買ってみようか,と。

● この記事の解説によると,字幅と軸色は次のとおり。
 字幅は0.38mmと0.5mmの2種。0.38mmの軸色は次の4つ
  消炭(Fブラック)
  無垢(Fグレー)
  花霞(Fピンク)
  日向夏(Fイエロー)
 0.5mmの軸色は次の3つ。
  霜柱(Fブルー)
  葉雫(Fグリーン)
  茜空(Fレッド)
 インクの色はいずれも黒。リフィルは100円のユニボールワンと同じらしい。0.38mmを買おうが,0.5mmを買おうが,後からリフィルを交換することができる。

● で,日本橋の丸善。こんな感じ(→ 左の写真)で,色は日向夏が人気のようだ。いや,数分前に消炭や無垢を補充したばかりなのかもしれないが。
 さて,何色にするかちょっと考えたんだけど,0.5mmの茜空を選んじゃいました。上の記事では「ボールペンの重心は,実は持ちやすさに直結する重要なポイント。そんな重心バランスを徹底的に訴求した三菱鉛筆のボールペン「ユニボール ワン F」をレビューします」と言っているのだが,たしかに重さがしっくり来る感じ。
 が,そもそもボールペンを使うことが少ないんだよなぁ。このペンも果たして使うかどうかはわからない。

● ジェットストリームEDGEも買った。油性ボールペンで字幅が0.28mmというやつね。
 3色のと単色のとがある。単色の方を買った。こちらも色はいくつかあったのだけど,黄色をチョイス。ラミーサファリの黄色より良くなくない? っていうか,この黄色が欲しかったので,単色を選んだのだ。
 が,これまた,使うかどうかはわからない。ちなみに,価格はユニボールワンFが330円で,ジェットストリームEDGEは1,100円(税込み)。

● ちょっとだけ書いてみた。ジェットストリームEDGEから。油性ボールペンの0.28mmはずいぶんと細い。同じ字幅でもゲルに比べると,油性は紙ににじまない分だけ細く感じるものだろうが,それにしてもほんとに細い。
 ノート書きには向かないかも。手帳記入用だと思う。細い分,低粘度油性独特のヌルヌルヌラヌラ感はだいぶ薄まって,タッチが固くなるのは致し方がない。

● 重心が・・・・・・ということなのだが,正直,あまりピンと来なかった。Fのつかない安いユニボールワンでいいんじゃないかと思った。握りが滑りやすいように感じた。先細りでスベスベしているから。
 しかし,見た目の美しさにググッと来る。セパレーツ部分の継ぎ方のこだわりも匠という言葉を思い出させる。