三菱 Hi-uni
uni
uni-P
Pの後継の uni-star
アイボール Hi-new
太陽 ELITEⅡ
ユニオン 9500
コーリン Hi pierce
Pは当初は両切りだったんですね。写真のPは頭が丸まった後のもの。
● こうして見ると,uni の影響力は歴然。開発の方向も色も名前も。
三菱鉛筆が敷いたレールを他社も歩いてきた。トンボにしても,基本,例外ではない。日本鉛筆史は三菱鉛筆史なんだよね。
● その Hi-uni も165円で買える。立派な大衆品になった。ユーザーにとってはいい時代になった。
ぼくにしても,リアルの女児が使いかけた鉛筆を使っているはずが,Hi-uni のBの世界にどっぷりと浸かっている。
指が勝手にHi-uni をつまむので,それに任せているのだが,Hi-uni と女児の使いかけ鉛筆にビックリするほどの差があるかと言えば,さほどには違わない。が,微差が大差ということなのかもしれないな。
● もはや,昭和の小学生にとっての Hi-uni は存在しない。出でよ,令和の Hi-uni,と言うほどアナクロではないつもりだが,BLACKWING のような虚仮威しではない,しっかりとした根拠のある1本千円の鉛筆・・・・・・
鉛筆である以上は無理,か。素人目で見ても,現行の鉛筆群は鉛筆としての上限に到達していると思えるもんね。これ以上,何をどうしろってんだ,という。国産鉛筆はそういう状況だよねぇ。
● だけど,消費者ってのはさ,製品として見せられないと,自分が欲しかったものに気づけないじゃないですか。
ぼくらがすでに上限だと思っているところに,そうか,こういうのがあったのか,というものをドーンとぶつけてくれる,と。平和な夢を見たくなるんだな。
芯は中華製だろうけど,これで全然いいんじゃないですか,となる。ダース110円の中華鉛筆も,ぼくはたぶん許容するんじゃないかな。
● ところで。北星のペンシルガード,ユニ色にも映えるでしょ。ウットリしちゃうでしょ。