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2026年10月4日日曜日

2026.10.04 ANGERS で BLACKWING の取扱いを再開

● ANGERS 丸の内店。BLACKWING が常設コーナーにあった。先日までの企画展「BLACKWING POP UP」で売れ残ったものを処分しようとしているのか,再び BLACKWING を扱うことになったのかは不明。

● 以上は9月27日のこと。今日,ANGERS 上野店を覗いてみたら,上野店にも BLACKWING が並んでいた。
 定番4種は揃っているようだ。オリエンタル産業の高級芯のシットリとした書き味を味わってくれたまえ,諸君。
 想像で言うのだが,Eberhard Faber のオリジナルの BLACKWING を凌ぐ書き味のはずだ。そりゃそうだろ。芯も含めて MADE IN JAPAN なのだから。

● 北星のクラフツマンもほぼ同じ書き味なのだが,BLACKWING ユーザーは,芯だけではなくフォルムにも惹かれているんだろうから,これは言っても仕方がない。
 クラフツマンを硬度別に購入するのはほぼ不可能だし。12硬度セットで買うしかない状況だ。安直にはクラフツマンを勧めにくい事情がある。

● ANGERS はいわゆるセレクトショップになるのだろうが,極端に高価なものはない。一方で,実用文具というよりは,遊びのあるものを多く採用しているようでもある。
 しかし,ボールぺんてる や ぺんてるサインペンを切らさず置いている。コクヨの Campus はないが,測量野帳はある。

● このあたりに ANGERS のこだわりというか哲学というか,上手く言えないが,ANGERS が想定する顧客層,文具を使って何をどうして欲しいと思っているのか,が垣間見えるような気がするのだが,垣間見えるところを具体的に述べてみよと言われても,何も述べることができない。
 そこを強いて言うと,30〜40代の仕事をしている女性,しかも生活をおざなりにしないで丁寧に暮らしていこうとしている女性,が顧客対象。富裕ではないけれども,地に足が着いた堅実さを備えている。情報感度も高い。整えることが好きだし,お洒落も手を抜きたくないと思っている。
 そういう女性が選びたくなる文具や雑貨。価格的に若干の背伸びは必要だが,実用的でいて,ありふれていないものを日本国内はもちろんのこと,アメリカや欧州,アジア圏域で探している。

● 店内の空気感がとてもいい。ジャズが静かな音量でかかっているのだが,それだけが理由ではない。
 売場面積が広すぎないことか。書籍も扱っているからか。置かれている商品や陳列の妙もあるのか。しかし,そのいずれも ANGERS の専売特許ではないからなぁ。

2026年7月28日火曜日

2026.07.28 東京の文具店巡り 2

● 今日はJRの都区内パスを買った。まず,東京で下車して,トラベラーズファクトリーを覗いてみる。
 ブラス鉛筆やボールペン,消しゴムのスリーブ,ステッカー,絵ハガキなんぞを買ったことはあるが,本体に手を出すつもりはない。ぼくには高額すぎる。

● 茶道具を連想してしまう。贅を排してシンプルを極めたのが茶道と言われることがあるが,贅を排すためのコストがバカ高くて,茶道に入るにはそれ相応のお金がかかる。貴族趣味の範疇になってしまう。
 それが茶を趣味とする人たちの矜持になっているようにも思われる。バカバカしい話だ。

● トラベラーズノートも一枚皮に紙を挟むという単純な構造を表看板にしていると思われるのだが,ユーザーがトラベラーズノートを選んだのは,たぶん,単純な構造に賛意を表した結果ではなくて,別の理由によるのではないかと邪推している。
 ともあれ,単純な構造を製品化すると,高額なものになるのだ。

● オアゾに入ってすぐのところにある CanDo。Seria と共同購入しているのかと思うほどに,Seria と共通する商品が多い。
 ディズニー柄のA6ノートを買ったことがあるが,そのくらいかな。今回も覗いただけ。

● 上野。Ecute上野の ANGERS。昨日は丸の内店を覗いた。
 各店舗に何を仕入れるかの裁量の余地をある程度は認めているのだと思うが,基本は本部が決めているから,ANGERS らしさはキッチリ保たれている。狭いながら心地いい空間だと来るたびに思う。

● その ANGERS でもそうそう買うものはない。文具は長保ちするのだ。1本の鉛筆を使い切るには1ヶ月はかかる。万年筆なら毎日使っても10年は保つだろう。
 消費が早いのは紙類だが,そういうものは手元に在庫を溜めている。頻繁に買うものではないんだな。

● 池袋。東武百貨店に入っている伊東屋池袋店。先日も覗いたばかりなのだが,ゆっくり目の保養をするなら,本店よりも池袋店が吉。
 文具に実用性しか求めないぼくのような人間には,そうしばしば訪れるところではないと思うが。店側も来られても迷惑かもしれない。

● 新宿は魑魅魍魎が住む阿鼻叫喚の巷というイメージ。わけがわからない。自慢じゃないが,巨大建造物である新宿駅構内で迷子になったこともある。
 が,世界堂にはスッと行くことができる。もう少し努力すれば,点が線になり,線が面になるだろう。が,新宿に対してそこまでする情熱は持てない。

● ともあれ。世界堂を覗いてみた。これが3度目(いたって少ない)。伊東屋は高級路線に転じているから(それが悪いとは1㎜も思わないが),文具に実用性を求める人には世界堂の方がはるかに面白いだろうと推測する。
 伊東屋より空いているのもいい。ゆっくり商品を見て歩ける。が,世界堂も外国人客が過半。日本文具は世界に冠たるものなのだな。

● ぼくは1階と2階にしか行ったことがない。3階以上はぼくなどが行ってはいけないところ。今回も同じ。
 1階でA6のジャポニカ学習帳を買った。8㎜横罫のがあったので。憧れのジャポニカ学習帳を使うことができる。
 この2日間の文具店巡りで初めて現物を購入したことになる。やれやれだ。

● 2階では FABER-CASTELL の鉛筆補助軸と Caran d'Ache の鉛筆。FABER-CASTELL の補助軸は MADE IN JAPAN。素材は真鍮。伊東屋補助軸と同じで,尻から締める方式。製造しているところも同じではないか。それで1,200円とは少々高すぎないか。だったら買うなよ,という話ではあるが。
 FABER-CASTELL 9000番よりやや細いアメリカンなミシガン工科大学鉛筆を装着してみたが,細すぎてきちんとホールドできない。まさか9000番もホールドできないなんてことはないんだろうな。

● Caran d'Ache の鉛筆 は GRAFWOOD 775 の4B。今年の1月に福島の「ペントノート」でBを買ったのだが,硬くて一般筆記には向かなかった。
 と言ってしまうと,言い過ぎなんだな。ぼくの嗜好には合わなかった。ので,あらためて4Bを。

● 世界堂価格でも484円もしやがる。国内最高峰の Hi-uni でも165円だというのに,何を血迷ってるのだ。ま,スイスで作ってるのだから製造原価が違う。一般筆記用ではなく描画用だろうが,それが原価に影響するのかどうかはわからない。
 ともあれ。これなら普通に使える。もう買わないけどね。


(追記 2026.08.01)

● 新宿の世界堂で買った FABER-CASTELL の補助軸。さすがに,自社の9000番は問題なくホールドするのだが,MADE IN JAPAN ゆえか日本製鉛筆との相性がいいように思われる。
 伊東屋の補助軸と並べてみる。長さも尻で締める構造も同じ。真鍮にラバーを被せているから,この構造にならざるを得ない。製造しているところは同じと見て間違いないと思う。

● ただし,鉛筆のホールド力は FABER-CASTELL の方が優れていると感じる。鉛筆との一体感を確保できるのは FABER-CASTELL の方だ。
 価格は倍近く違うのだが,その価格差を考慮しても,FABER-CASTELL を選ぶのはありかもしれない。本文で高すぎる、目的と言っているが,ごめんなさい,それは訂正します。
 が,どちらも選ばないで,ポイント補助軸を使うのがもっと吉かもしれない。ポイント補助軸も同じところが製造している。

● と,ここまで言ってしまってから,この補助軸のパッケージにポリクロモス色鉛筆用と記載されていることに気がついた。
 9000番用じゃなかったのか。ぼくはポリクロモス色鉛筆がどういうものか知らないのだが。

2026年6月22日月曜日

2026.06.22 ANGERS 丸の内店で

● ANGERS 丸の内店で Musgrave の鉛筆を買いました。1本だけね。140円。これが5種めの Musgrave。
 Musgrave は「TEST SCORING 100」の滑らかさが出色だと思うが,ANGERS が扱っているのだから,悪い鉛筆ではあるまいと考える程度のリスペクトは ANGERS に対して抱いている。

● 串田孫一の文庫本。白日社の『文房具』は大昔に買って読んでいる。この文庫本はその新装版なんですかね。ま,ゆるりと読んでみることにしますわ。
 ちなみに,この鉛筆で文庫本を叩くと,ポコポコといい音がします。

● カランダッシュのエクリドールのボールペンがシルバーの光を放って,おいらも買ってくれよと訴えてるような気がしたが,バカ野郎,お前を買ってやるほど暇じゃねーんだよ,と一蹴した。
 わかるでしょう。買えませんよ,エクリドールなんて。そんなお金がどこにあるんだよ。ボールペンなんて使うシーンがなくなっちまったしよ。

● 「TENTと文具」フェアをやっていた。「TENT」とはキャンプに使うテントではなくて,“最高のアイディアは1枚のコピー用紙から” を標榜する「東京と岐阜を拠点に活動するクリエイティブチーム」らしい。
 クリエイティビティーに溢れ,バリバリ活躍中の人には関係ない話だろうけど,クリエイティブに憧れる人には刺さる展示かもしれない。小さなスペーズだけれども。
 展示のセンスもいい。むしろ,見るべきはそこかもしれない。

● ANGERS のレジ袋。このデザイン,良くないですか。
 life and design はぼくには遠い境地ではありますけどね。

2026年5月30日土曜日

2026.05.30 ANGERS の上野店と丸の内店

● 北関東の田んぼの村から上野東京ラインに乗って,東京にやって来た。上野で下車して,ANGERS 上野店を覗く。
 主に見るのは鉛筆売場。Musgrave の鉛筆が朱藍を除いてなくなってて,STAEDTLER の Mars Lumograph とFABER-CASTELL の9000番だけになった。あと,KOH-I-NOOR のジャンボHB。

● これらの著名鉛筆はぼくもひと通りは持っている。KOH-I-NOOR のジャンボもある。ジャンボ鉛筆というのは,その芯の太さからしても,一般筆記用のはずがない。もし一般筆記に使うとすると,せっかくの太い芯をほとんど削り捨てることになる。
 KOH-I-NOOR のジャンボHBも持っているので,一般筆記に使ってみたけれども,硬すぎて使いものにならなかった。欧州のHBだからね。それ相応の覚悟を持って使わないといけない。普段から2Hを使っている人ならばいいかもしれない。

● Musgrave,丸の内店にはあった。ANGERS で取扱いをやめたということではないらしい。興味のない人にはどうでもいいことですがね。
 Musgrave は福島市にある「ペントノート」にもある。他にもあるんだろうけど,ぼくが知ってるのはこの2つ。
 ちなみに,ぼくが持っているのはこの4種。上の2本は ANGERS で,下の2本は「ペントノート」で買ったもの。

● BLACKWING は依然として ANGERS では取り扱っていない。今ないんだから,これならも取り扱うことはないんでしょうね。
 BLACKWING の現物を初めて見たのは ANGERS の上野店だった。その後は LoFt でも見るようになったけど,リアル店舗から撤退,ネット販売もゴタゴタし始めた。今は旧に復しているようなんだけども,ANGERS は再び取り扱うつもりはないらしい。

● ANGERS でも外国人のお客さんが目立つ。彼らにすれば,日本の文具はすッッッッごく安く映るでしょう。
 世界に冠たる日本製文具なんだから,自国でも買えるんだろうけど,自国で買うよりずっと安く入手できるに違いない。

● ANGERS は特に高額商品を扱っているわけではないけれども,何とはなしの格式があるじゃないですか。自分が使っているものを ANGERS で見かけると,ヤッタという気持ちになる。
 測量野帳は ANGERS にありますね。野帳の品揃えは,しかし,ぼくにははるかに及ばない。こっちは千冊を超える在庫を抱えてますからね。ANGERS に負けることは絶対ないッス。トホホのホ。

2026年1月4日日曜日

2026.01.04 Paperblanks のノート

● ANGERS 上野店を覗いたら,Paperblanks のノートが置いてある。ソフトカバー(といっても,充分にハードなんどけど)とハードカバー。サイズは3種ほど。
 ハードカバーのミニ(モレスキンポケットと同じ判型)を買おうかと思った。ANGERS のセンスは信じてるので。

● けど,2,200円もするわけですよ。A6 Campus なら20冊買えるんですよ。ダメですね,貧乏根性が兆してしまう。上層の人ならサクッと買えるんですかねぇ。
 こういうのを抵抗なく買えちゃう人って,あまり書かない人なんじゃないかとも思うんですけどね。ある程度,量を使う人は,安さ優先ですよね。結局見送りましたよ。中華製だしね。

● Paperblanks のノートを置いているのは ANGERS だけではない。LoFt にはもっと豊富にある。
 このノート,今,来てるんですかね。てか,以前からありましたよね。ぼくの視界に入ってきたのは最近なんだけど。

● カナダのブランド。1992年に産声をあげた。
 Paperblanksは「人々の創造力を喚起し,表現活動を支え,特別な瞬間を称える製品を生み出しています」ってんだから凄いよぉ。「芸術と文化を尊重しつつ,国と時代を超え,あらゆるアーティストおよびカルチャームーブメントとのつながりを生み出し,創造力を掻き立てる」んだから,神様みたいなノートでしょうよ。
 やつらは好きだよね。こういう表現が。

● 「Paperblanksは,白紙のページから始まる無限の可能性を信じます。Paperblanksのデザインとその背後にあるストーリーに触れることで,思考と想像力のための信頼できるスペースが広がります。あなたのノートは人生の旅路における仲間となり,最も大切な瞬間を記録し,書きとめ,描き,夢を追い求めるインスピレーションを引き出します」ともある。
 神様以上かもしれないよ。

● とか言いながら,Amazonを見たら,こんなのもあるんですなぁ。“火の鳥” と“空の鳥”。ポチっちゃうんじゃないかと思いますよ。こういうのに弱いんですよ。困ったものですなぁ。
 Amazon じゃなくて,ANGERS で買いたいんですけどねぇ。これは ANGERS は置いてないんですよ。

● この種のノートはモレスキンが先鞭をつけた。そのモレスキンが粗悪の塊だから,後続組は助かっている。
 多少胡散臭くても,モレスキンよりはまともなんじゃないかと思ってもらえるから。ぼくもまた,同じ中華製だけれどもモレスキンよりはマシだろう,と思っている。


(追記 2026.01.24)

● Paperblanks のA6ノート2冊(“火の鳥” と “空の鳥”),結局,Amazon で買った。4,700円。
 欲しくなったから買ったんだけども,手元に届いた瞬間に “欲しい” が消えるというよくあるパターン。とはならず,良くできてるなぁと思っとります。

● モレスキンポケットと同型。中紙は88枚。6.5㎜の横罫,18行。
 使うのはしばらく先になるが,必ず使います。

2025年12月6日土曜日

2025.12.06 東京駅近くの文具店巡り

● 東京駅前の KITTE,混んでました。中国人が消えたので(まだいくらかいるんだが),日本人が繰り出すようになったんですかねぇ。それとも,そういうシーズンになったということですか。
 4階の ANGERS にもお客さんが入っていた。けっこうなことだ。

● カランダッシュの缶ペンケースが以前から置いてある。買っても仕方がないと思いながら,気になってはいる。
 カランダッシュのボールペンやシャープペンは,ぼくが使うガラでもないし,まぁ,必要もない。

● が,缶ペンケースくらいだったらいいんじゃないか。浅いのと深いのの2種あって,まぁ,浅い方でよかろう,と。
 いやいやいや,ガワだけカランダッシュで中身は100円シャープペンというのもな。一番カッコ悪いパターンだよな。貧乏臭くていけない。貧乏なのは仕方がないとしても,貧乏臭さをわざわざ強調することはない。
 
● ANGERS は書籍も扱っている。川上弘美さんの日記があった。すでに数冊出ているようなのだが,そのうち2冊が並んでいた。
 ちょっとだけ立ち読みした。当然,公開することを前提に書いているわけだが,日記はこう書けばいいのかという参考にはなると思って。文庫にもなっているようなので,チャンと読んでみようかと思った。

● 来年から再チャレンジするかもしれない5年日記を書くときの参考にできればと思ったわけだ。
 が,特段,参考を求めずとも,自己流で好きなように書けばよろしかろうと自分に言ってやりたい気もする。

● 丸善丸の内本店。例によって4Fの文具売場のみ。買いたいものがあるわけではない。手帳売場を覗くことももうない。
 にもかかわらず,マタタビに吸い寄せられる猫のように行ってしまうわけだ。つまり,文具が好きなわけだが。

● 気になってみたのはロディア。気になるのがある。A6サイズのブック型のカバーだ。横開きのノートではなく,縦にめくって使うロディアを収納するためのもの(Amazonにはある)。
 A6であってもメモブロックを使うことはないと思う。ノートの代わりにはならないし,いわゆるメモをぼくは録らない。
 いや,メモはスマホに入力している。それで用は足りる。わざわざメモ帳を取りだして,ペンで書くということはこれからもしないと思う。

● なのになぜ気になるのかと自分でも思うのだが,こういうものを使っている人(使いこなしている人がどれだけいるのかは知らないが)を大したものだと思っていて,大なり小なり劣等感を抱いているからだろう。
 自分もそうなりたいと思っている。大したものというイメージを自分に重ねたいということ。そうはならない(なれない)とわかっているのだけれども,憧れも捨てきれないというわけだ。

● ともあれ。実物がないかと探したのだが,丸善にもない。ということは,そんなに売れていないのだろう。
 ロディアと言えば,やはり No.11 に代表されるA7の携帯用の小さなメモブロックだ。

● ぼくの感覚ではロディアは決して安いものではないのだが,そういうものを惜しげもなく浪費できるのも,ぼくにとっては “カッコいい” のひとつに入る。
 ロディア程度のものを惜しみ惜しみ使っているようではダメなのだが,ノートは安いものを使っている。大量に使うからだ。

● 気兼ねなく使えないと困る。ぼくの場合は,そのラインが Campus や測量野帳あたりになる。
 モレスキンやロディアのノートも持っているが,それらを先に使うことにはなっていない。安いノートから使っている。貧乏性のゆえでもあると思うのだが,気安く使えるのが一番大事なことで,そこは自分のモノサシに合わせるしかない。

● ロルバーンもぼくには高価なノートになるのだが,そのロルバーンを気安く大量に使う人も世の中にはいるようだ。その人の性格や経済状況によって色々だ。

● 丸善本店で野村重存展を開催中。こういうのを見ると,絵を描けたらなぁと思いますな。けど,「おとなの学びシリーズ NHK3か月でマスターする 絵を描く」も最後まで通せなかった人間だからなぁ。

● 東京駅地下のトラベラーズファクトリーにも,今日は多くの人がいた。ちょっとだけ,商品ではなくお客さんを眺めたのだが,ま,外見は普通の人だ。
 あたりまえだが,トラベラーズノートのファンだからといって髪型に特徴があったり,眼の大きさが違っていたりするわけではない。でも,熱心に製品を物色している様はなかなかいいものだ。

● トラベラーズノート本体は,ちょっと大きめの文具店に行けばある。ブラスペンシルあたりもある。
 が,トラベラーズファクトリーに来ないと買えないものもある。ステッカーであったり,チャームであったり,マステであったり。トラベラーズノート本体も,中目黒なり東京駅なり成田空港なりでしか販売していない図柄のものがある。

● ここはファンにとってはやはり聖地なのだろう。ぼくはトラベラーズノートのユーザーではないから,中目黒の総本山に行ってみる勇気はないが,東京駅のこの店は覗きやすい。
 そうして,トラベラーズノートに敬意を抱きながらも,使ってみる気にはなれないでいる。


(追記 2025.12.15)

● カランダッシュの缶ペンケースというのは,これのこと。薄いのが1,000円で,厚いのが2,000円。
 厚いのであれば,キャップを付けた状態の鉛筆数本,消しゴム,補助軸,定規,普段使いしている(携帯用ではない)ハサミ,鉛筆削り(三菱鉛筆の Palette),手帳用の4色ボールペンなど,自宅環境を詰め込むことができそうだ。

● 出先には鉛筆に代えてシャープペンを持って出ることにしているのだが,できれば出先でも鉛筆を使いたい。ぜひともということではなく,“できれば” ね。

● が,この缶ペンケースを買うことはない。自宅環境を詰め込むことのできる缶ペンケースをじつは持っている。それを使えばいい。児童用の絵柄のやつなんだけど。
 あと,“できれば” でいいんだったら,そのためにモノを増やすこともあるまいよ,という理由。


(追記 2025.12.23)

● 児童用の絵柄のやつというの,がこれ。ペコちゃんの大きめ,深めの缶ペンケース。
 こちらを使ってみることにした。上が Before,下が After。すぐに元に戻すかもしれないけど。

● 両者の収納力はほぼ同じ。四角くて形が固定されたものは,筒型の細長いものを収納するには不利ですかね。
 鉛筆3本,補助軸,鉛筆削り(三菱鉛筆の Palette)を入れたうえに,携帯用ではないいつも使っているハサミも入るだろうけれども,中身は替えない。鉛筆ではなくて,0.7㎜のシャープペン(北星の「鉛筆屋のシャープペン」)を継続使用することにする。

2025年11月13日木曜日

2025.11.12 場違いと知りつつ,「STATIONERY STATION」へ

● 日本橋三越。本館5階の「STATIONERY STATION」に来ましたよ。3回目になるかな。
 いやね,ぼくなんかが来るところじゃないですよ。だって,あなた,110円の鉛筆シャープを使っている人間がこんなところに来てどうしますか。
 ガラスケースに入っている万年筆も格が違いすぎて,目の保養にもなりませんよ。

● ただし,以前に比べると,大衆品の売場が広がったような気がした。いかな日本橋とて,超絶高級品だけで勝負するのは厳しいようだ。売れ筋商品もがけっこうある。
 時期がら,手帳とかね。革製のシステム手帳だけじゃなく,ビジネス手帳も。むしろ,ビジネス手帳の需要が多い店かもしれませんね。

● 水天宮前。T-CAT に入っている CanDo でA6,A5,A4のバインダーを買った。
 高いスナップパッド(POSTALCO)じゃなくても,これでいいんじゃないかと思っちゃうんだな。ダメだねぇ。
 てか,これも買いはしたけど,たぶん使う機会はないと思うんだよね。

● 東京駅に至る。ANGERS 丸の内店を覗く。どこに行っても外国人はいるね。文具好きに国籍はないたいうか,ANGERS のセンスは外国人にも理解されるんでしょうね。
 写真は ANGERS のクリスマス用の販促冊子。これを読んでセンスの勉強をしやうと思いますよ。

● KITTE 4F の局長室。ANGERS と同じフロアですな。
 歩き疲れたときの無料休憩所ですね。空いてるので,ボーッとするにも適。休憩所としてはこれ以上ない贅沢な立地でしょ。


2025年10月27日月曜日

2025.10.27 ANGERS と CanDo と丸善

● ANGERS 丸の内店に来た。欲しいものはないんだけども,何か買いたい。“買う” という行為をしたい。
 で,こんなのを買いましたよ。909 Ceres。アメリカの鉛筆ね。

● メーカーの「Musgrave Pencil Company は,アメリカの鉛筆産業の全盛期,1916年に設立され」たらしい。紆余曲折を経て今に至っているのだろう。
 目視だが,芯の組成も軸の貼り合わせ方も塗装も,国産鉛筆に比べるとずいぶん雑。国産が過剰なのかもしれないけどね。

● BLACKWING に話が飛ぶ。あれは日本メーカーが白木の鉛筆の状態でアメリカに送り,アメリカで塗装と消しゴムの取り付けを行って,各国に輸出しているのかと思ってたのだが,違うね。
 BLACKWING の塗装は日本のものだな。消しゴムの取り付けも日本でやってる? 最終製品にするところまで日本でやってるね。

● もうひとつ,ロディアのメモパッド。使い捨てのメモにロディアを使うなんて贅沢を,ぼくのような人間がやっていいのだろうか。
 しょうがない。何でもいいから,何か買いたかっただけなんで。

● ま,ロディアって世評ほどにいいものかね,とも思ってるんだけどさ。
 ロディアの No.11 よりオキナのプロジェクト・ペーパーのA7の方が良くない?

● 東京駅地下のトラベラーズファクトリーに立ち寄ったら,リフィルやらタグやらシールやら,ごっそり抱えて,さらに物色を続けている人がいてね。お金持ちなんだなぁと思ったことでしたよ。遠方から来たのかもしれないね。
 今日は,珍しくガイジンがいなかった。

● 次は,CanDo 丸の内オアゾ店で写真の4点を。コナンのアクリルスタンドだけ440円。まぁ,これは文具には入らない。
 彫刻刀は短くなって手削りするようになった鉛筆の最後の最後,削り面を水平にする(芯に対して直角にする)ために使おうかと思って。そんなことをほんとにするかどうかはわからないけどね。

● つけペンセットを使うことはない気がする。何となく気になったので買ってみた。
 ディズニーのメモパッドはね,メモパッドなんてこれで充分だよねということで。ミッキーの表紙はビニール製のケースに紙を差し込んでいるだけで,メモパッドの1枚目(表紙)ではない。

● 100円ショップに来るたびに思うことだが,文具はここで揃う。紙質がどう,耐用年数がどう,微妙な使い勝手がどう,と色々言いたがるが,アンタがやってることなら,100円ショップで売ってるやつで充分でしょうよ。紙質や耐用年数なんて高次元の話は,要らぬお世話じゃないのかい。
 まして,丸の内オアゾという場所柄か,華やぎもあるし,売場面積も広い。充分に祝祭空間になっている。買物の愉しさも味わえる。

● ところで。百均製品の供給国は依然として中国がメイン。中国が経済成長を遂げ,人件費が上昇してくると,百均製品の供給国も中国からベトナムやバングラデシュに移行するのだろうと思っていたのだが,今のところ,そうなっていない。
 最近の中国は不動産バブルが弾け,西側から切り離しを受けて,経済はズタズタになったか,なりつつあるか,今後なる。

● 世界はインフレで推移するが,中国だけはデフレだ。西側に輸出できなくなると国内で消費するしかなくなるが,生産量は国内消費量を大幅に上回っている。かといって,生産を縮小するなどできるはずがない。
 中国は各国にデフレを輸出してきたと言えるが,その輸出分が国内に滞留することになる。中国からのインバウンドは放っておいても減る。

● 百均製品はもっと高品質でもっと高機能のものが増えるかもしれない。DAISO や Seria にとっては,中国を買い叩く好機到来ではないか。
 逆に,中国を消費市場と捉えていた企業は大打撃を受ける。少なくとも,今後50年,中国に明日はない。
 そうした動きは人智を超えるところがあって,読み切れるものではないが,これからどうなっていくのか,こちらは高みの見物を決め込めばよいだけだ。

● 丸善丸の内本店にも行ってみた。大阪万博のミャクミャクグッズを販売しているコーナーがあってね。A6ノートもあるかな,覗いてみるか,と思ったんですけどね。入場規制なんてのをやってたんで,やめときました。規制されてまで買う理由はないぜ。
 いや,理由があってそうしているのはわかるんですよ。わかるんだけれども,規制されてまで買う理由はないな,やっぱり。

2025年9月14日日曜日

2025.09.14 都内の文具店巡り

● まず,ANGERS Ecute上野店。ANGERS でも来年の手帳が一等地を占めている。
 高橋や能率はない。開運ダイアリーだの夢が叶う手帳だのという,愚者ビジネス媒介物もない。ロディア,ほぼ日 weeks,ミドリなど。そのうち,ANGERS 手帳も並ぶのだろう。

● 東京駅地下のトラベラーズ・ファクトリー。外人ばっか。スタンプコーナーに行列ができていた。並んでいるのは外人女子。人気は世界的。
 「TRAVELLER'S TIMES」の今年号が出ていたのでもらってきた。20周年になる。これを読むとトラベラーズノートを使いたくなる。使わないけど。

● 万引きが増えてるのかと思わせる措置がなされていた。これだけ外人が増えれば中にはいるかね。ドギつくやるヤツが。
 日本人の中にもいるんだろうけどね。

● 丸善丸の内本店。PENフェス イベントってのをやっていて,“すずめや” とか “ステッチリーフ” とか,いろんなところが出張している。
 完全なる祝祭空間。北関東の田んぼの村の住人は人酔いしそうだ。

● 銀座 LoFt。やはり,ほぼ日手帳になりますかね。5年手帳のカバーもありましたよ。
 ほぼ日手帳って,興味がない人は全く目もくれないというところがあるんですかね。売場にはあまり人がいない。が,立ち寄る人はたいてい何かを買っていくみたいな。ぼくは買わないんだけど。

● 無印銀座。6Fで「Paper Trail 展-すべてのものは未来のためのプロトタイプ」を開催中。サラッと見て,4Fの文具売場。
 無印製品は毎日使っている。手帳用の六角ゲル。今は廃番になってるやつだが。ノートもわりと使ったし,在庫を抱えてもいる。
 プラチナ Preppy も,純正より無印のポリカーボネート万年筆がいい。樹脂の強度が違う。インクが外から見えないから,多色展開する人には向かないけどね。

● ムジラーにはわりと親近感を覚える。いいセンスしてるねぇ,とか思っちゃう。
 おまえに思われたくねーよ,って言われるだろうけどさ。

● ここも外人が多い。どこもかしこも外人だらけ。比較的,外人比率が少ないのは丸善。
 来てもらって,買ってもらわないと困るし,かと言って,これじゃ近寄らない日本人が多いかもしれない。痛し痒しのところがある。が,基本は肯定して対応しなきゃしょうがないんだろうねぇ。

2025年8月25日月曜日

2025.08.25 ANGERS で STAEDTLER の芯研器を購入

● ANGERS 丸の内店に来た。バレットキャップが入荷しておりました。
 けど,買いません。すでに必要量を持ってますんでね。このキャップはとっても素敵なんだけれども,ドイツ製の鉛筆にしかハマらない。
 ドイツ製より太軸の国産鉛筆でも,無理すればハマらなくはないのだけれども,鉛筆にもキャップにも無理をさせている感がつきまとう。精神衛生に良くない。

● ポイント補助軸も。ANGERS 以外にリアル店舗でポイント補助軸を販売しているところを,ぼくは知らない。
 あ,三鷹の山田文具店にはあった。それ以外にもないはずはないのだが,地方に住んでいると現物を店舗で目にする機会はほぼほぼないんじゃないか。

● ネット通販で買えるから,買うだけなら問題はない。高いものじゃないから,ネットの写真で見た印象とは違っていた,失敗した,となっても損害も軽微ですむ。
 のではあるけれども,現物を見る機会があるに越したことはないもんね。

● 補助軸の素材は真鍮かアルミか樹脂になるのだろうが,この3者の中では真鍮が最も味わいに富む。かのトラベラーズカンパニーが,トラベラーズノートの周辺機器をブレスで統一しているのは,故なしとしない。
 が,剛性はアルミが勝る。結局,最も手に取る補助軸はアルミ製のクツワと STAEDTLER になっている。ポイント補助軸も捨てがたいのではあるけれども。

● 北星の “うるし塗りの大人の鉛筆” もあった。ANGERS のおメガネに叶うのはうるし塗りなのか。
 “大人の鉛筆” は3本持っているが,その中に高級版の “うるし塗り” は入っていない。常用する筆記具の場合,高級はときに撹乱要因になる。基本,避けるべきものだと思っているのだが。

● 2㎜芯の芯研器もいくつかあって,STAEDTLER のを買ってくかと思ったんですけどね。この状態(左の写真)にした鉛筆の芯を尖らせるのにいいかと思って。
 かえって折れやすいか。その前に,こんな状態にしなけりゃいい話ではあるんだな。

● けど,結局,STAEDTLER の芯研器を買いました。こんなので605円もしやがる(Amazon なら494円)。
 STAEDTLER 製品は鉛筆(Mars Lumograph,tradition,Noris を約40本),字消板,補助軸(2本)に次いで4ジャンルめ。これ以上は増えない予定。
 芯研器だけでは何なので,普通の書店にはなさそうな文庫本も付け合わせで購入した。リアル店舗で買うと,こうして余計なものまで買ってしまうことが多い。芯研器もたぶん余計なものなんだけど。

● 芯研器を買った以上,上の写真のように,鉛筆の芯を不必要に長く出して使いますわ。折れるんじゃないかとヒヤヒヤしながら使う快感(?)を味わい続けることにしますよ。
 実際には,削るときに折ってしまうことが多いんですけどね。猿より不器用だから。

2025年8月24日日曜日

2025.08.24 ANGERS ravissant の野帳

● ANGERS ravissant の野帳がメルカリに出ていたので購入。3周年記念ですかね。
 東京だと神田に店舗があるらしい。ぼくが時々行く上野店や丸の内店は bureau だけども,ravissant でも文具は扱っているようだから,そんなには違わないんでしょ。

● ちなみに,京都河原町の本店に行くことはないと思う。上野店や丸の内店は目の保養を兼ねて,これからも寄らせて頂くことになるが,京都の本店に行くことはない。
 なぜかと言うと,京都に行くことがなさそうな気がするからだ。

● 高校の修学旅行をはじめ,京都には何度か行っている。比叡山から京都側に降りたこともあるし,東寺にももちろん行った。綜芸種智院跡にも行きましたよ。
 けど,何て言うかな。京都に呼ばれる人と呼ばれない人がいるんじゃないかと思うんですよね。ぼくは呼ばれない側の人。

● 自分は京都を好きなのに,京都は自分を呼んでくれないという,可哀想な人もいるんじゃないかな。京都への片想いの人がね。
 幸いなことに,ぼくは片想いではないっぽい。どこかで京都を嫌っている気配がある。

● 問題は自分に京都を嫌っている気配があることの方だ。坂東のカッペには困ったものだ。
 なぜ? 京都が自分を呼んでくれないことへの意趣返し?
 でも,京都に行くことがあったとしても,泊まるのは大阪にするね。 

2025年8月17日日曜日

2025.08.17 Ecute 上野の ANGERS

● 上野駅に来れば,ここを覗いてみるのはお約束。Ecute 上野の ANGERS。
 ANGERS にあるものがセンスのいいものだという,倒錯した(してない?)感覚がある。ANGERS に来ることはセンスの勉強にもなる(と思う)。

● が,そのセンスに従うことはあまりない。センスとはモノと使い手の関係性の中に立ち現れてくるものだからだ。
 持っているモノ,使っているモノが単独で作り上げるものではない。モノだけ見てても仕方がない。

● てか,ぼくとセンスは水と油だ。ぼくがセンスを云々すること自体,チャンチャラおかしいのだ。
 でも,まぁ,「センスとはモノと使い手の関係性の中に立ち現れてくるものだ」なんて言ってみたいじゃないですか。わかってるようでカッコいいじゃないですか。全然わかってないんですけどね。

● しかし,ANGERS に測量野帳があるのは何だか嬉しい。ボールぺんてるをはじめ,ぺんてるのブラマンとサインペンもあったのではないか。サファリも扱っている。
 何て言うんですかね,こういう堅実なところ,地に足が着いたところも,ANGERS をリスペクトする所以の1つでありますよ。

● こういう店に来るお客さんはどんな人たちなのか。こういう店には,お客を見る愉しみもあるんじゃないか。
 が,他店のお客さんと何が違うか。何も違わないような気がする。

● 若者がいない。お勉強のための文具を売っているところではないからだ。しかし,あえて ANGERS のようなところで,揃えてみようとする高校生の猛者はいないものか。
 いないだろうな。そんなことをすることに何の意味もないもんな。LoFt やハンズに行けばすむ話なんだから,そんなことをするのは猛者というよりバカというべきだよな。

● 40歳前後の女性が多いのは,昔から変わらない。ANGERS が客層として狙っているのも,おそらくこの層だと思う。
 最近は男性微増の傾向が見られるとも感じている。それも,ジジィと言われて然るべき年齢の男性だ。ほくもそうなんだけど。
 女性が牽引してきた文具文化に男性も向かうようになったんだろうか。

● ANGERS は書籍も扱っている。ANGERS のセンスの源を探れないかと背表紙を見てみるんだけども,そんなもの,わかるわけがない。

2025年1月10日金曜日

2025.01.10 東京駅周辺の文具店詣で

● まず,ANGERS 丸の内店。“これ以上モノを増やすな” と “「買う」という行為をしたい” のせめぎ合い。
 何も買わないんじゃ申し訳ないとも思うんで,次の3つを購入。

● 満寿屋のA6ノート。前にも同じものを買ったが手つかずで残っている。
 万年筆での筆記を想定しているという。であれば素直に万年筆で書いてみようと思っているが,935円もするノートはぼくには分不相応。百均で買えるA6 Campus で充分だもんね。
 臆しているわけではないけれども,使うのはしばらく先になりそうだ。

● ぺんてるのサイドノックのシャープペン。逆輸入品。429円。面白い機構だが,0.5㎜を自分が使うかどうか。
 アメリカ製の鉛筆。154円。軟らかい芯を使っているとあるが,その首尾やいかに。これも使うのはかなり先になる予定。使う前に息を引き取るかもしれん。

● 次に,東京駅地下のトラベラーズファクトリー。ロールシール2つを購入。このシールをどうするかと言えば,測量野帳の表紙に貼る。
 トラベラーズノートのユーザーは海外にも多いようで,外国人の団体さんがスタンプ台を占拠していた。オタッキーが多いような気がするな。

● 右の写真は買物袋に印刷されている文字群。旨いなぁと思いますよ。
 ぼくなんかも本体には手を出さないけれども,周辺機器はけっこう買ってるもんな。やっぱり惹かれるんですよね。気になるんですよ。

● 丸の内オアゾに Can★Do ができてたんですな。丸の内よ,お前もか。銀座にもダイソーも Seria もありますからね。
 で,ディズニー製品コーナーからノートとシールをピックアップ。A6で中紙は60枚。発売元は協和紙工㈱。もちのろんで中華製だと思いきや,MADE IN JAPAN なんでした。
 ぼくにはこういうので充分だと思っております。大したこと書いてるわけじゃないからさ。大したことなど,書けるはずもないし。

● 丸善丸の内本店の文具売場。大手町のサラリーマンがお客のメインなんだろうから,手帳の売場がまだまだ幅を利かせている。まだ手帳を買っていないようで大手町で務まるのかと思わないでもないが,手帳売場が崩れていない。
 仔細に見ていくと頭がクラクラしてきますな。こんなにたくさんあるのか,と。

● IT化で紙の手帳の販売数がかえって増えた,と言われたのはひと昔前のことでしょ。手帳もデジタルにしてる人が増えてるんじゃないかと思うんだけど(Googleカレンダーって,使いこなせたらすんごく便利っぽい),この時期にまだ手帳売場が崩れていないのは,業界の苦しい事情を物語っているんだろうか。

● 文具売場のある4Fギャラリーで「夜廻り猫原画展 深谷かほるの世界」を開催中。14日まで。来場者は女性が9割以上。
 何なんですか,夜廻り猫って。丸善のサイトに「累計発行部数65万部突破! 第21回手塚治虫文化賞短編賞受賞作。TVアニメも大好評」と紹介されているから,人気のある漫画であり,アニメなのだろうけど,ぼくは知りませんでしたよ。
 スタンプもあった。ちゃっかり押してきた。

2024年11月20日水曜日

2024.11.19 東京で文具店巡り

● 東京にいるので,1日使って都内の文具店を巡ってみることにした。と言っても,東京に来たときは,毎度毎度,同じことをしているわけだが。
 これしかしていない,他にする(できる)ことはない,と言っていい状況ですよ。

● まず,Ecute 品川の Smith。 自動車のキーホルダーを購入。
 3,080円もしたんですよ。ぼくしては高額品の買物ですよ。ドラちゃんバッグに取り付けました。

● あと,デルフォニクスコラボのぺんてるP-207(たぶん)を。こちらは528円でした。
 とにかく,0.7㎜のシャー芯を買ってしまいましたんでね。芯だけあって,本体がないんじゃしょうがないってんでね。
 STAEDTLER の330円のもあって,どちらにするか3秒ほど迷ったんだけども,ぺんてるを。
 ともあれ。本体まで揃ったんだけども,使うかどうかはわからない。使わない方に10万円ほど賭けてもいいかな。

● 銀座蔦屋書店。ここは書店というより,現代美術の画廊であり,カフェであり,人が行き交うスークのようだ。
 今回も次のような盛りだくさんの個展を開催していた。これだけあると,自分が何に感応して何に感応しないのかが,ある程度把握できる。把握してその後に何があるというのではないけれども。

● 森本啓太展。Y字路に人物(若者の男女)をコラージュのように描いて配置。
 内田望「Living Things」。
 下家杏樹「Good bye my world」。既視感を持たせる漫画チックな絵(左の写真)。
 井上晋太郎「LINE IN THE MOMENT」。1人でいる女性のよく見かける(と感じさせる)佇まい。
 蝸牛あや展。杉山佳展「絵肌について」。髙崎洋祐展。渡辺愛子展。伊藤遠平「キノコの森の仲間たち vol.2」。

● そうしてから文具売場を覗く。ここは自分とは違う世界に住んでいる人たちが来るところだな,と思うね。
 渡邉製本の「BOOK NOTE」など,ここで買った文具もあるにはあるけれども,ぼくが普段遣いしているものはひとつも置かれていない。この場所でテナント代を払いながら商売しているわけだから,当然,そういうことになる。
 宝石の出張販売をしていたりもする。異世界を覗き見る楽しみはあるけれども,いやぁ銀座は凄いところだなぁと思って,半ば打ちひしがれた思いで立ち去ることになる。

● 銀座LoFt。BLACKWING鉛筆の現物を見た。モレスキンとのコラボ製品ね。
 鉛筆とワンステップシャープナーのみで,モレスキンは含まれないセットもあれば,ラージサイズのモレスキンが入っているクリエイティブセットなんてのもあるのね。12,100円だったかな。
 こんなの買うヤツがいるんだろうかと思うんだが,いるんだろうね。世の中にはいろんなヤツがいるもんな。

● 今,手帳は売れてるんだろうか。手帳不況という言葉が出てくるんじゃないかと思ったりもするんだけども,そんなことはないのか。
 ほぼ日手帳は売れてるようだねぇ。売場が大きく取られている。

● Ecute 上野の ANGERS。平日の昼間なのにお客さんが多い。
 外国人も。日本の文具店は観光資源に数えていいと思う。主には,メーカーの功績だろうけど。

● 改装前より雑貨の取り扱いが増えている。書籍も扱っていて,その背表紙を見るのも楽しみのひとつ。セレクトの方針も窺えるのではないかな,と。

● 東京駅地下のトラベラーズ・ファクトリー。トラベラーズノートのユーザーは,性別や年齢を超えて満遍なくいるらしい。ここも外国人が多い。外国人ユーザーもかなりいるんだな。

● ぼくはユーザーではないんだけど,北斗星のシールを買った。測量野帳に貼るつもり。
 あと,真鍮製の消しゴムケースも。このケースは,まぁ,役に立たないこと。
 悪態をつきながら使っていたんだけど,某所で失くしてしまった。悪態をつくくらいだから,失くしてもどうってことないはずなんだけど,けっこう欠落感が大きくてね。990円を払って,買い直すことにした。どういうわけのものかねぇ。

● ここでは古書も扱っている。枡野浩一『石川くん』を買った。「ほぼ日」に連載されたもので,当時,「ほぼ日」で読んでいる。

● 最後は丸の内の丸善。文具売場がある4Fギャラリーで「人気イラストレーター4人展」をやっていた。
 これも面白かったんだが,じつはA4を綴るファイルを買おうかと思っていてね。

● 『TRAVELER'S TIMES』を綴るための。スキャンして現物は捨てていたんだけど,現物を取っておきたいと思ってね。
 当然,丸善にいくつもあるんだけども,こういうものは地元の文具店で買えばいいですわね。

● 丸善も基本,高級路線で万年筆売場が一番広いんじゃないかと思う。そうならざるを得ないことはよくわかる。100円のボールペンを売るだけでは従業員に給料を払えない。協力できなくて申しわけない。
 が,高級の度合いは蔦屋書店ほどではない。世界が違うとまでは感じなくてすむのはありがたい。

● ラミーの売場に『thinking tools』というラミー製品の図録があった。数冊あったから,たぶん売物だと思う。お金を払ってまでカタログを買わなくてもいいやと思ってスルーした。
 けど,Amazon でも品切れになってる。明日,また行って買っておこうか。

● 筆記具は全部 thinking tool で,ラミー製品だけがそうなのではない。
 thinking の結果は考える人に依存するのであって,道具に依るのではない。あたりまえのこと。目下のところは,鉛筆でいいんじゃね? と思っている。


(追記 2024.11.21)

● 一昨日,トラベラーズ・ファクトリーで買った北斗星のシールを測量野帳に貼った。悪くなかねぇ。
 人生(生活)=トラベル,生活者=トラベラー として,それを書き留めるためのノートがトラベラーズノートだと定義すると,ぼくのトラベラーズノートは測量野帳だなぁ。7〜10日で1冊を使用する。


(追記 2024.11.24)

● 0.7㎜のシャープペン,北星鉛筆の「鉛筆屋のシャープペン」があったのを忘れていた。そっちにしとけばよかったか。
 たぶん使うことはなさげだから,どっちでも同じことか。コクヨの「鉛筆シャープ」でもいいんだけども,使わなければそもそも要らないだろ,って話だよなぁ。

2024年8月17日土曜日

2024.08.17 ANGERS とボールぺんてる

● Ecute 上野の ANGERS。商品の配置が変わっておりました。
 が,いかんせん,欲しいものがない。使ってるのが測量野帳と鉛筆だけなんだから,当然っちゃ当然なんだが。

● 店舗によって置いてあるものが微妙に違うのは当然。上野店では測量野帳が姿を消した。丸の内店にはある ぺんてるP209 もなし。シャープペンの主力は,上野店ではステッドラー。
 だけど,ボールぺんてる はあるんですよね。丸の内店にも上野店にも。昔からある。たぶん,欠かしたことはない。

● 正直,そんなには売れてないと思うんですよね。売れたところで,利幅は小さい。
 けれども,ANGERS では ボールぺんてる は自店に欠かせないと思っているかのようだ。ボールぺんてる には ANGERS の魂が籠められているのかと思うほど。ボールぺんてる の何がそうさせているんですかねぇ。

● 鉛筆では,BLACKWING は消えたので,コヒノールが幅を利かせている。あとは,MADE IN USA の消しゴム付き鉛筆。国産鉛筆は以前から置いてない(厳密に言うと,オリエンタル産業の Twelve Black Pencils というのがひとつだけ置いてある。F〜10Bの12硬度セットで3,300円)。
 鉛筆は画材の1つとして扱うところが増えている。文字を書くためのものじゃない,という扱いね。ANGERS も,基本,そういう扱いでしょうね。

● 品切れになっていたポイントの鉛筆補助軸が入荷されていた。これは丸の内店でも同様。
 ぼくもポイント補助軸を使っている。自分が使っているものが ANGERS にあるのは,何がなし嬉しいものだ。
 と言っても,丸の内店で買ったのだから,ANGERS が扱っているのは当然。嬉しいも何もない。

2024年8月3日土曜日

2024.08.03 ANGERS 丸の内店で

● 東京駅前の KITTE 4F の ANGERS 丸の内店を覗いてみた。どうせ買わないんだから行くなよ,と自分にツッコミなからも,足が向いてしまう。
 ここの特徴は実用性と珍しさと高級感とがほどよく融合していること。華美ではない贅沢さ。高価だけれども実用性を外したもの,は置いてないように見える。

● ぺんてるのボールぺんてるは必ずある。同じくぺんてるのP209, 207も。
 プラチナの PRESS MAN ではなく,ぺんてるのP209。このあたりに ANGERS の意思を感じると言うかね。

● P200シリーズは国内では廃番になっているから,逆輸入もの。グリップが先細になっているのが気になる。ここをどうするかは厄介な問題だと思うんだけどねぇ。
 ま,ぼくはシャープペンはほぼ使わないし,コクヨの鉛筆シャープ(の安価版)を最善と考えている人間だから,P209も他人事ではある。
 鉛筆シャープの弱点は,軸の樹脂が液状化(加水分解)を起こしやすいことだが,対処の仕方はあるわけだから致命傷にはならない。

● 話を戻す。ANGERS のそうしたセレクトの結果,最も質の良いユーザーが ANGERS の顧客になっているような気がする。
 ブランド崇拝者や持ち物で自分の付加価値を高めようとする輩ではなく,静かな実力者が多いのではないか,と。
 いや,もちろん,本当のところはわからない。印象論にすぎません。

2024年6月10日月曜日

2024.06.10 東京で文具店巡礼

● まずは東京駅で降りて,トラベラーズファクトリー→丸善本店→ANGERS 丸の内店。
 トラベラーズファクトリーにも外人サンが屯していて,トラベラーズノートも世界に認定されているんだなぁと思った。

● ANGERS にあったオリエンタル産業㈱の鉛筆。F〜10Bの12硬度。くわっ,カーボン鉛筆の復活か。
 買って帰りたくなったけれども,税込み3,300円とあってはヒョイヒョイと手を出せるものでもない。必要性を熟考。結果,虚しく帰る。

● ANGERS にはぺんてるの P-209,207 が置いてある。シンプルで安価な製図用シャープペンってことになるっぽいのだが,国内では廃番になっていて,海外向けのを逆輸入しているらしい。
 当然,諸々の経費が上乗せされるから,少々お高くなる。

● Smith にもあったと思った。意識高い系の店で置きたくなるものなんだな。
 ぼくは,もしシャープペンを使うならコクヨの鉛筆シャープ(もちろん廉価版)がいいと思っているが,クリップがないとシャープペンとは認めてもらえないんだろうか。

● 銀座に移動して,銀座 LoFt→スタンダードプロダクツ→伊東屋。
 ひとつ探しているのは,奥様にいただいたエルメスのノートカバーにハマる判型のノート。測量野帳よりわずかに小さければいい。これはエルメス純正というわけには行かないのでね。

● LoFt にこれならというのがあった。エトランジェ ディ コスタリカ NIPPONIA というやつ。
 サイズはたぶんピッタリだと思うが,問題は無地,C罫,3.3㎜方眼の3冊セットであること。

● C罫なんかいらねーんだよと言っても,自動的に付いてきてしまう。とりあえず買ってはきた。
 ま,このノートは地元の文具店にあるんですけどね。判型の視点で見たことがなかったので,眼には入っていても脳細胞まで届くことがなかった。

● で,ここまでやって,これは申し訳ないけれども,奥様にお返ししようと思う。
 エルメスのノートカバー自体が書くための道具として設計されたものではない。使いづらそうだ。

● 君が使いなさい。こういうものはモノで自分に付加価値を付けようとする,頭の毛が3本足りない者が使うものだ。
 ぼくが使うより,君に使ってもらった方が,エルメスも歓ぶと思うよ。

● 銀座LoFt ではもうひとつ,コクヨの CLIPNOTE 。A4の紙片を25枚まで挟んでノートに仕立てることができる。
 コピー用紙を使えるようになるのが,何というのか憧れでしてね。分不相応なものを買ってしまったかもしれんのだが。

● スタンダードプロダクツはマロニエゲート(ユニクロがあるとこね)の6階にある。ここに行ったのは明確な目的があって,北星のクラフツマンのHB,B,2Bを買うため。
 前に12硬度セットと6Bを買ってたんだけども,ぼくが使うのはHB〜2Bがメインになる。

● 2Bだけ6本入りの箱(550円)が品切れ中。ので,バラで買ったのだが,バラだと1本110円なので,箱買いするのがお得。
 5本分の値段で6本買えるんだからね。箱で買って,モリモリ使いなさいってことね。

● もう一点。バラで買うと,バーコードシールが1本ごとについているので,剥がさなきゃきけない。
 それ自体が手間だし,剥がしたあとにベットリと糊が残ってしまう。けっこうベトベトしてヤなものだ。箱買いが吉と存ずる。

● 1本110円は三菱鉛筆でいえばuniに相当。
 uni と比べてどちらがいいかの話になれば,明らかにクラフツマンが勝るというのがぼく一個の結論。Hi-uni と比べても勝負になる。

● しかし。文字しか書かないぼくにとっては,ダイソーで4本110円で売られているアイボール製の鉛筆で充分なんですけどね。
 1本110円もする鉛筆は,然るべき人に使ってもらえばいいよなぁ,と思わないでもない。然るべき人はいくらでもいる。
 
● 最後は伊東屋。相変わらず,外人サンで混んでいる。通路を歩くのも難儀するほどだ。4階と5階を覗いただけで終わった。
 伊東屋は間違いなく東京の観光資源のひとつになっていると思う。日本文具は世界に冠たるものであることもわかる。


(追記 2020.06.13)

● エトランジェ ディ コスタリカ NIPPONIA をエルメスカバーに装着。ぴったりハマる。
 できれば,もう少し厚みがあるといいのだが,まぁこれでよろしかろう。

● エルメス純正のリフィル(ノート)を買える人は,純正をお買いになるとよろしい。
 純正以外に使えるノートはいくつかあるはずだが,たぶん,これが最安値なのではないか。

● この状態にして,家人に返却した。彼女はぼくに使わせたかったらしく,すこぶる残念そうだった。気持ちが痛んだ。
 けど,このあたりの価値観(?)の違いは如何ともしがたい。ぼくは,これを使う気にはどうしてもなれない。