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2023年2月11日土曜日

2023.02.11 今年も測量野帳のお世話になる

● 測量野帳(LEVEL BOOK)に文字列を埋めるのが趣味というか,チマチマと日記のようなものを書いて,1日をうっちゃっている。
 最近,万年筆のインク(プラチナを使用。プラチナならダイスキンでも裏抜けしない)を黒に替えてみた。ら。紙がインクを弾くようになった。ブルーブラックではなかったこと。粒子の密度が違ったりするんでしょうかな。

● 測量野帳の紙は,PERPANEP の基準でいうと,“ツルツル” に当たるんでしょうかねぇ。ミリペンタイプのペンを使うのがいいかもしれない。
 というか,ミリペンで書いていたこともあって,相性の良さは実感している。ミリペンタイプのペンもどっさり買ってあるので,いずれはそれらを使うことになる。

● が,当分は Plaisir を使おう。黒のカートリッジがあと2本あるので,黒をとっとと使ってしまいたい。その後はブルーブラックに戻る。
 この千円の万年筆もいいんですよ。現在はラミーのサファリ(EF)と交互に使っているんだけども,自然に手が伸びるのは Plaisir の方だ。
 ちなみに,サファリにもプラチナのブルーブラックを入れている。ブルーブラックなら弾かれる感覚がないのは,サファリの場合も同じだ。

● しかし。測量野帳はいいですな。薄くて軽いのがいいんですかな。判型がちょうどいいんだろうかな。年間20冊ほど消費する。今年も LEVEL BOOK を使っていく。
 野帳と千円の万年筆で自分の世界に入っていける。この2つがあれば老後は恐れるに足らず。大げさでなくそう思っている。野帳と万年筆を介して自分を話し相手にできるから,友人だの人間関係だのというものは不要になる。

● もちろん,ノートは測量野帳じゃなくてもいいんだし,筆記具は万年筆でなくてもいいんだけれども,今年はこれで行こう。
 測量野帳を変える理由が見あたらない。数えていないが,10年分の在庫はありそうだし。

2021年10月18日月曜日

2021.10.18 プラチナのキュリダスをポチッと。けれど・・・・・・

● キュリダス,ついに買っちゃいましたよ。17日にポチった。アビスブルーのF(細字)。

● 1年半前にプラチナがノック式万年筆を出したと知ったとき,久しぶりにそそられる筆記具が登場したなと思った。これはたぶん買うであろー,と思った。
 ノック式万年筆といえば,パイロットのキャップレスがあるわけだ。しかし,プラチナのブルーブラックインクを使いたい。パイロットのインクは紙によっては裏抜けすることがある。ぼくは安いノートを使っているので,プラチナインクの方が安心できる。
 キャップレスにプラチナインクを充填すればすむ話だが,プラチナからノック式万年筆が出たのであれば,そちらを使えばいい。

● しかし,Preppy と Plaisir で満足していることもあって,結局,そのまま1年半が経過した。
 が,再びキュリダスが頭をよぎるようになった。You Tube でキュリダスをレビューしている動画を何本か見た。1年半前にも見ているはずなので,正確にいえば見直した。
 動画を上げているくらいなのだから,だいたいはほめている。キュリダスいいじゃん,となる。

● パイロットのキャップレスと比較して中身を作ってるのが多い。これは誰でも考えるわけだから,その誰でも考えることをやってみても,その他大勢にしかならないんだな。
 企画や編集ができる人って少ないのだなと思ったんだけども,視聴する側からの需要もここに集中しているでしょうね。

● ペン先はステンレスなので書き味は Plaisir と同じだろうと思っていた。Preppy や Plaisir と同じなら,EF(極細)では硬すぎるからFの方がいい。
 Preppy の0.2mm(EF相当)をノートに合わせてみたことがあるのだが,すぐに0.3mm(F相当)に戻したくなった。キュリダスも買うならFかな,と。ノートに書くのがメインの使い方になるなら(つまり,手帳記入用にしないのなら)Fでしょ。
 が,これらのレビューが説くところでは,Plaisir とキュリダスでは書き味は別物らしい。どんなふうに別物なのかはわからないのだが,タッチが Plaisir より柔らかいのであれば,EFでもいいかもしれない。

● でも結局,アビスブルーのFをポチってしまった。動画を見ているうちに,買わないでいるという選択肢が消えてしまったわけね。Plaisir の0.3mmを使っているんだから,とりあえずFにしとくか,と。
 明日か明後日には届くと思うが,届いてもすぐには使わないと思う。少なくとも,Plaisir のカートリッジを使い切るまではね。

● 万年筆は毎日使うことが最良の手入れだと言われる。逆に,毎日使っていれば特段の手入れなど必要ないと,ぼくは思っているのだが,毎日使うためには常用する万年筆は1本の方がいい。色違いで何色か使うという人も,その使う色の数だけに押さえるのがいい。
 ぼくはブルーブラックのインクで文字を書くだけだから1本でいいのだが,キュリダスを使うのであれば,Plaisir は水洗いしたうえで休ませなければいけない。たとえ1,000円の安い万年筆だとしても,そういう配慮はしてやらないといけない。

● ところが。ポチってからひと晩たつと,また余計なものを買ってしまったかなという後悔めいた気分が湧いてきた。Plaisir で用が足りているので。
 現在使用中の Plaisir は2017年2月に買っている。4年半ほど使えている。嵌合を含めて何も問題は出ていない。ひょっとすると10年は使えるかもしれない。

● ノック式のキュリダスに惹かれたのは,胸ポケットにさしておいて,とっさの時のメモ書きに使えるのじゃないかと思ったこともあるのだけど,とっさのメモに万年筆を使うってことがそもそもどうなのか。
 ダイゴーの「ジェットエース」や「すぐログ」が手元にあるのだが,どちらも鉛筆付きだ。それらを持ち歩いて,とっさのメモにはそれで対応すればいい。
 キュリダスは要らなかったかもしれない。届いてもすぐには使わず,しまっておくことになるか。それも何だかなと思うけど。

2021年7月31日土曜日

2021.07.31 ダイスキンを使い終えた

● 今月の1日から使い始めた96枚のオレンジ色のダイスキンを,今日,使い終えた。ちょうど1ヶ月,しかも暦の月とピッタリ重なる1ヶ月で使い終えたのは,初めての偶然だ。
 最短記録は22日間というのがあるんだけど,31日間で使い切るのはかなり早い方だ。ぼく的には。
 その前が,エトランジェ ディ コスタリカ の re-Collection Pocket で3ヶ月半も滞留してしまっているから,それをリセットした後には勢いが付く。これは何度も経験してわかっている。

● 平均して1日3枚(6ページ)ほど書いたことになる。まぁ,けっこうな量だ。
 そんなに何を書いているのかといえば,じつにつまらぬことを書いている。日記的なもの。その日の出来事をダラダラと。
 ダラダラと書いていると,さらにダラダラが浮かんできて,それも書き留めておこうとするとこの程度の量になってしまうわけだ。

● ダラダラと書いたものを読み返すか。読み返さない。これ,基本。
 ダラダラと書いて吐きだしたものを読み返すのは,それ自体がけっこう苦痛だ。吐瀉物を見るのはそれが自分のものであっても,いい気分のものではない。
 
● だったら書いても仕方がないのでは? そこは自分でも考えることがある。以前は “書きだす=吐きだす=スッキリする” であって,ストレスを外に出してしまうために書くのだから,読み返すかどうかなどどうでもいことだというのがある程度は成立した。
 しかし,今は退職,引退,隠居,毎日が日曜日の身だ。昔のようなストレスはない。吐きだすといっても,淡いものになっているはずだ。早い話,奥さんの悪口をノートに吐きだしても仕方がないわけで(というか,そんなに悪く言いたいことなんてないんですよ。この歳になってしまえばね)。

● となると,手帳のほかにノートを持ち歩いて,そこに毎日何ごとかを書いていくというスタイルをいつまで続けるのかという話にもなってくる。
 この点に関しては,思考停止で行こうと思っている。やめたくなったらやめる,それまでは続ける。そういうことでいいじゃないか,と。

● 次は何を使うか。やはりダイスキンだな。96枚ダイスキンがあと7冊残っている(橙3,黄3,赤1)。その後は80枚の黒ダイスキンが13冊残っているのだが(去年,駆込みで買ってしまった),ともあれ96枚のA6ダイスキンから使っていこうと思う。
 しばらく前は,ノートの在庫量を見て,生きてる間にとても全部は使えないだろうから高いものから使っていこうと思ったりしたんだけども,そうではなくて使いやすいものから使っていくのがいい。ぼくの場合は,あろうことか,それがダイスキンなのだ。

● ダイスキンに合わせるペンもプラチナのPlaisirで完全に安定。ここを変えてみようなどとはチラッとも思わなかった。
 ダイスキンのちょっとザラッとした紙には,千円万年筆がピッタリ合う。ダイスキンとPlaisir(Preppyも)の組合せは,ぼくが経験した中では最上のものだ。

● インクもプラチナのブルーブラック。これならダイスキンで裏に抜けることは全くない。ダイスキンの品質がモレスキンに勝るところはいくつかあるのだが,その筆頭がこれだ。
 ちなみに,ダイスキンを1冊使い終える間に,カートリッジインクは2本使う。もっぱら文字,しかも箇条書きとかじゃなくて文章を書いているが,そういう書き方で2本消費する。

2021年7月3日土曜日

2021.07.03 ダイスキンに戻して3日目だが・・・・・・

● 1日からダイスキンに戻れている。ダイスキンに戻るにあたって,Plaisir のペン先も 0.2mm(極細)から 0.3mm(細字)に戻した。
 3月に re-Collection Pocket を使うにあたって,C罫には極細がいいだろうと,Preppy の 0.2mm(極細)の首軸を Plaisir に装着してみた。それを元に戻したということ。
 万年筆らしさを味わうには極細では硬すぎる。手帳を万年筆で書きたいという向きには極細が便利だと思うけれども,ノートに文字を書いていくには,たとえC罫であっても,細字がいいと思う、B罫なら尚更だ。

● 実際には re-Collection Pocket には0.5mmのゲイルインクボールペンを使っていた。ダイスキンには0.3mmの万年筆。
 その状態でC罫の re-Collection Pocket とB罫のダイスキンを比べると,1ページあたりの筆記量が5割近く違っている。

● おおよそだが, re-Collection Pocket では25行のうち20行を筆記にあてていた。残り5行は空白。ダイスキンは19行なのだが,そのうち16行を筆記にあてている。4分の1ほど re-Collection Pocket の方が多い。つまり,たくさん書いている。
 1行あたりの文字数はどうか。大雑把に,re-Collection Pocket は31文字。ダイスキンだと25文字。やはり4分の1ほど re-Collection Pocket の方が多い。

● その分,ダイスキンの方がゆったりとした感じになる。キツキツ感がなくて,気分が塞がない。
 箇条書きだとか図解だとか,自ずと余白ができる書き方をするなら,C罫でもユッタリ感が出るのだろうが,ぼくは文字(文章)しか書かないので,B罫に強制的にゆとりを作ってもらう方がいい。re-Collection Pocket で痛い目をみて,今さらの結論に至った。

● ともかく,ダイスキンにたくさん書いて(書く内容や程度は問うまい),1ヶ月で使い切りたいものだ。それくらいのペースで消費していかないと,すでにあるノートの在庫を処分できない。無限に生きられるわけではないので。

2021年5月2日日曜日

2021.05.02 鉛筆迷走が起きた理由

● 先日,トンボ鉛筆8900番70周年限定セットをゲットしたんだけど,当然,使うことはない。転売するつもりもない。ということは,ゴミを買ったようなものだと言えば言える。そうとわかって買っているので,まぁ,しかたがない。そのうち,使うことがあるかもしれない。
 ところで,トンボと来れば三菱鉛筆もあるわけで,三菱鉛筆では2016年にこんなのを出してるんですよね。これはぼくも買いましたよ。1,100円でした。
 が,欲しかったのはノートだけで,鉛筆なんか使うわけがないと思ってたから,同僚に進呈しちゃった。

● 同じものがAmazonで1,290円で出ている。どうしようかな。鉛筆は使わないんだが。ま,やめとくか。

● 同じくAmazonで,ステッドラーのこれが955円。トンボ8900の70周年限定品の890円は,8900にかけたんだとしても,ボッタクリではある。わかってて買ったんで,文句を言うつもりは1㎜もないが。

● 使わないとわかってて買うという鉛筆迷走を始めてしまった理由は,まぁ,わかっている。エトランジェ ディ コスタリカ の re-Collection Pocket を使い始めたことだ。
 このノートがときたま万年筆で裏抜けすることがある。あくまでもトキタマなんだけど,ゲルボールペンを使うことにした。re-Collection Pocket の使いにくさはそれだけではなく,C罫であるところも。やっぱ,ちょっと窮屈なんですよね。

● で,何だか使いにくいなぁ,このノートっていうノートに,ゲルボールペンで書いていても,あまり面白くない。ので,他の筆記具はどうかと考えてしまったわけだ。
 ちなみに,ノートもいくつか使ってきたが,ダイスキン(今はダイソーの店頭から消えてしまった旧来型のB罫ダイスキン)が最強だと,今のところは思っている。

● もし,ずっと Plaisir を使っていたら,今回の迷走は発生しなかったと思う。やはり万年筆がいい。
 現時点では6年連用日記として使っている無印の「1日1ページノート」を書くときにしか使っていない。18行で6年分だから1日3行。それだけを Plaisir で書いている。そのときが書いていて最も安定する。これでいいのだと思えるというか。

2021年3月16日火曜日

2021.03.16 PreppyとPlaisirの互換性

● Plaisirのペン先は0.3mm(細字)と0.5mm(中字)の2種。ぼくは0.3mmを使っている。そのPlaisirのカートリッジが空になった。
 で,今日からエトランジェ ディ コスタリカの re-Collection Pocket を使うんだけども,C罫の re-Collection Pocket にはさらに細い0.2mm(極細)がいいんじゃないか。

● Preppyには0.2mmがある。何本か持っている。PlaisirとPreppyには互換性があるというか,首軸が同じだと聞いたことがある。
 なら,Preppyの0.2mmとPlaisirの0.3mmを交換して使えばいい。本当に互換性はあるのか。

0.2mmのPlaisir
● これに関しては高畑文具王のわかりやすい(かつ面白い)動画があって,そこでは互換性ありということになっている。
 のだけども,ぼくが試してみた結果,厳密にいえば,互換性はなかった。首軸の交換は問題なくできる。クルクルと回ってピタリと収まる。
 Preppyの首軸をPlaisirに装着しても,キャップが嵌る。0.2mmのPlaisirができあがる。
 が,Plaisirの首軸を装着されたPreppyは嵌合しなくなる。キャップが押し出されてしまう。
 上位互換があると言うと,ちょうどいいんだろうかね。ただ,Plaisirの方も嵌合はするのだけれども,ちょっと固くなる感じがある。無理をさせてる感じ。

● 0.2mmの書き味は,細いんだから同然なんだけど,硬くなる。万年筆で書いている感は0.3mmの方が味わえる。0.2mmと0.3mmの違いは,0.3mmと0.5mmの違いよりも大きいように感じる。
 普通のノートに書くのなら0.3mmでしょう。0.2mmは手帳用限定でいいんじゃないか。C罫でも0.3mmがいいですね。

● あえて0.2mmを使う理由はないというのが結論ですね。ここは好みの問題も関わってくるでしょうけどね。
 せっかく,0.2mmのPlaisirを作った(?)ので,カートリッジが空になるまでは使っていこうと思いますけどね。

2019年10月31日木曜日

2019.10.31 ダイスキンとPlaisirで充分だ

● 常用しているノートとペンは,ダイスキンとPlaisir。ダイスキンは100円でPlaisirは1,000円。これで充分だ。
 ダイスキンより20倍高いノートに,Plaisirより50倍高いペンで書いている人はたくさんいると思うけど,君のそれより俺の“ダイスキン+Plaisir”の方がずっと生産性高いよ,とか言ってみたいなぁ。

● PlaisirはPreppy(300円)より安いと思う。ペン先,ペン芯は同じもの。が,樹脂製のPreppyは軸に割れが入りやすいし,キャップの嵌合が緩くなる。Plaisirはそれがない。
 ひょっとすると,軸よりもペン先が傷んで使えなくなる方が早いかもしれない。そのときはPreppyを買ってペン芯部分を差し替えればいい。Plaisirはペン先,ペン芯もカートリッジ式なのだ。

● もちろん,使ってみたいノートはダイスキンのほかにもある。実際,他のノートもいくつか使ってきた。
 いずれは,コクヨのSYSTEMIC(A6サイズ)にマンスリー手帳とCampusを挟んで,自宅以外のところで文字を書き込む。そういうふうにしたいものだと思っている。

● SYSTEMICはとっくに購入済みだし,Campusの在庫もけっこう積みあがっている。早く使わないといけないわけね。
 しかしながら,ダイスキンはもっとたくさんの在庫が積みあがっている。あろうことか,今でも時々は積み増してしまう。

● ノートっていうのは,構造が非常に単純だから(構造とも言えないほどだ),極端に言えばどれでも同じだ。
 どれでも同じというフィールドで,メーカーはいろんな工夫をしつつ,独自性を模索している。カバーを堅くする,使用済みのページの角を切り取って目指すページにすぐ行けるようにする,検索性を高める工夫をする,ページ数を予め印刷しておく,方眼の縦横を細かく調整する,などなどいろんな細工を加える。

● が,そうした細かい差違がかえって煩く感じられることもあるわけで,ノートは紙を綴じてたくさん書けるようにしたものなのだから,そうであってくれればそれでいい,と思うんですよ。
 とすると,ダイスキンはピッタリなんですよ。たくさん書けて,万年筆でも(プラチナインクなら)裏抜けしない。余計な装飾がない。しかも100円だ。

● ま,ノートはひと月かふた月で使い終えるから,いろいろ使ってみてもいい。ずっと同じのだと飽きる。
 が,ペンはずっと同じので飽きないのはなぜだろう。Plaisirにプラチナのブルーブラックのカートリッジをさして使っているが,これを他に替えたいとはあまり思わない。SARASAのブルーブラックやグリーンブラックを使ってみたくなることもあるけれど,結局はPlaisirに戻ってしまう。

● というわけで,ダイスキンとPlaisirで「書く」を満たすことができる。足りないところはない。
 で,あるからして,「書く」のに必要なコストは限りなくゼロに近いといっていい。「書く」それ自体は,書き手の貧富を選ばない。

2019年10月22日火曜日

2019.10.22 ベルモールの落合書店文具売場で

● 宇都宮はベルモールに入っている落合書店の文具売場を覗いてみた。右の写真は鉛筆付きのダイゴーの手帳。
 昔はさ,鉛筆付きが当り前でさ,専用の鉛筆で書くのが手帳だと思ってたよ。

● “働く人の手帳”なのだ。働く人は忙しいのだ。
 手帳に凝ってる時間などないはずだ。手帳本や雑誌の手帳特集で紹介されているような独創的な使い方というのか,カラフルだったりイラストがあったりというのは,そういうふうに凝れる暇があるからできるわけで,“働く人の手帳”は殺風景なものだろうと思う。

● “SAKURA craft_lab 004”が出ていたんですね。004は赤黒の2色にシャープペンをセットした多機能ペン。
 このシリーズ,かなり面白いと思うんだけど,残念ながらぼくは万年筆ユーザーなのだ。

● その万年筆も面白そうなのがいくつか出ているのだが(プラチナからも出ている),千円のPlaisirがガンガン使えているので,他を買う気にならない。
 Plaisirは使い込むほどに風格が出てくるという高級品ではない。使っていく間に塗装に傷がつけば,単純にみすぼらしくなる。
 ところが,使い込まれてみすぼらしくなったPlaisirを想像すると,何だかワクワクする。早くそうなったPlaisirを見てみたい。
 つまり,それをも風格と呼ぶならば,使い込まれて風格を醸さないモノはたぶん存在しない。ちびた鉛筆にも風格ってあるもんね。プラスチック製品であっても風格って出るしね。

● 落合書店はロイヒトトゥルムを売りたいのかもしれない。ロイヒトトゥルムの品揃えが豊富だ。モレスキンよりはずっといいような気がするが(使ったことにないまま言っている),2千円という価格がね。
 百円でダイスキンが手に入るんだから,2千円では手が出ないというのが正直なところ。

2019年3月27日水曜日

2019.03.27 PlaisirはPreppyよりも割安

● ダイスキンとPlaisirの組合せ,本当に具合がいい。ずっとこれでやってきて,良さはわかっていたはずなのだが,慣れてしまうと他に浮気したくなる。
 そして,また戻ってくる。やはりこれがいい,と。

● 今,ダイソーの店頭にあるのは80枚のA6黒ダイスキンだけなのだが,片っ端から買い占めた方がいいかなぁ。
 1月に地元と準地元のダイソーで80枚の黒ダイスキンを11冊,買い足しておいた。どうもダイスキンは消えるっぽいので,流通在庫があるうちに買いためておこうかと思った結果だ。
 が,これ以上の在庫積み増しはやめておく。物事には限度というものがある。

● PlaisirはPreppyと違ってキャップの縦割れや嵌合の摩滅が生じない。耐用年数を考えると,Plaisirの方が割安かもしれない。
 ペン芯がイカれてしまったら,Preppyを買ってペン芯だけ替えればいいのだし。

● 逆にいうと,Preppyは軸やキャップとペン芯の耐用年数に差がありすぎるかもしれない。ペン芯はまだまだ使えるのにキャップが割れたり嵌合が緩くなって使えなくなるから,ペン芯ごと捨てるということになりそうだ。もったいない。

● Plaisirを購入したのは2年前で,以来かなり酷使していると思うのだが,現時点で問題は何もない。嵌合も堅牢を維持している。
 ひょっとすると10年は使えるかもしれない。Plaisirがダメになるのが先か,ぼくの寿命が尽きるのが先か,競争になるかもな。

2019年3月26日火曜日

2019.03.26 ダイスキンに復帰

● 昨日,“ARTIST JOURNAL”を使い終えた。23日間で使い切れた。少しホッとしている。
 ノートは何種類か買いためてあるので,次はエトランジェ ディ コスタリカの“re-Collection Pocket(Ruled)”を使ってみることも考えたんだけど,安全策を採ってダイスキンに復帰した。

● ペンもSARASAのブルーブラック0.5㎜からPlaisirに戻した。普通に書く分にはこの方がいい。書いているという気がする。
 SARASAに何の不満があるわけではないけれども,やはり万年筆が与えてくれるカリカリと紙を刻むような感覚が好きだ。ボールペンで紙にインクを載せていくのよりも。
 ダイスキンのB罫も普通に書くにはちょうどいい。B罫にPlaisirの細字がやはりちょうどいい。紙の厚さもこれくらいが望ましい。

● ダイスキンにスピンが付いているのは,じつに便利。スピンがないノートを1冊使ったあとは,いっそうそう思う。
 スピン付きのノートは少ない。そういうノートはカバーをかけて使う。そのカバーにスピンが付いていれば問題ない。これまでの経験では「開きやすいノート」ならほぼ日手帳カバー。CampusならSYSTEMIC。
 カバーをかけることを想定しないハードカバーのノートの場合,スピンは必須かもしれない。ま,普通のノートだってカバーをかけることは想定はしていないと思うんだけどね。

● 今日使い始めたダイスキンを除くと,96枚のA6ダイスキンはあと4冊しかなくなった。80枚の黒ダイスキンを11冊買ったし,B6ダイスキン(これはダイソーで見かけることは完全になくなった)がン十冊あるので,ダイスキンとの付き合いはまだまだ続く。
 B6ダイスキンの使い勝手はどんなものなのか,少し楽しみでもある。

● 百円のノートと千円の万年筆。これでいくらでも書けるのだ。何とも安い娯楽ではないか。そうなのだ。手で書くこともぼくにとっては娯楽なのだ。
 せっかくダイソーがダイスキンを出してくれていて,幸か不幸か(幸だと思っているのだが)大量に買いためてある。手で書くことの楽しさをタップリ味わっていきたい。

2019年3月5日火曜日

2019.03.05 ダイスキンに戻りたい

● “ARTIST JOURNAL”に合わせるペンの問題。SARASAのグリーンブラック(0.5㎜)を取りあえず使ってみて,次に同じSARASAの0.7㎜のブルーブラックを使ってみた。SARASAの0.7㎜でも裏抜けは完全にない。
 が,これは1ページ書いただけで,結局は今まで使っていたPlaisirに戻ることになった。細字の方だ。中字もあったはずなのだが,これもどこかに紛れてしまったらしく,出てこない。

● どれがいいのか,使ってみても判然としない。ダイスキンならPlaisirなのだが,“ARTIST JOURNAL”だとプラチナのインクが滲むことがある。滲むというか,インクの出が良すぎてしまうのだ。

● SARASAのグリーンブラックは色的になかなかいいと思った。グリーンでもブルーでも,それだけでは揮発性が強くて目に刺さる。ブラックを入れることでそれが回避され,シックな落ち着いた色になる。ゲルインクボールペンにはブラウンブラックもある。
 かといって,黒だけでは重量感が過ぎてしまう。いくつかの色の中に黒があるのはいいけれども,1色しか使わない場合には,黒では重くなりすぎる気がして,敬遠の対象になる。
 よくこういう色を調合したものだと思うが,そこはプロの仕事だ。おさおさ怠りはない。

● ペンを変えて多少線の太さを増したところで,ぼくが書く文字の大きさはあまり変わらない。結局,どれでもいいという感じがしてきた。取っ替え引っ替え使っていくことにするか。
 が,どれでもいいのでは困るのだ。これしかないという按配の方が好ましい。というか,精神衛生によろしい。ダイスキンならPlaisirの一択なのだがな。

● “ARTIST JOURNAL”は文字を書くだけの使い方にはあまり向かないノートなのだ。買ってしまったから使っていくけれども,このノートを追加で購入することはないだろう。
 ノートで遊べる人にはいいだろうけど,ぼくのようなスクエアな使い方しかできない人間には向かないとうか,過剰品質というか。
 まったく“ARTIST JOURNAL”とは,そのとおりの名前かもしれない。絵やイラストや図を描いたり,色をつけるのに向いたノートだと思う。

● A罫には慣れてしまった。こういうものにはすぐに慣れる。が,厚い紙にはなかなか慣れない。サッサと使い切って,ダイスキンに戻ろう。

2019年1月29日火曜日

2019.01.29 安定は停滞につながるというけれど・・・・・・

● 昨年10月に「開きやすいノート」を使ってみて,それからいくつかのノートを使ってきたが,再びダイスキンに戻って,それで安定している。先日,A6の黒ダイスキン(80枚)を11冊買い足したので,たぶん来年度いっぱいはA6ダイスキンで行けるだろう。
 ペンもあれこれ試すのではなくて,Plaisirで安定している。安定すると,このブログのためのネタが拾いにくくなる。更新の減少につながる。

● Amazonプライムビデオを見るためにだけ,Chromebook(C100PA)を使うようになったのだが,C100PAは動画ビューワにピッタリだ。メインで使っているThinkPadを閉じて,その上にC100PAを載せる。起動が速いので面倒くささはほぼ皆無。軽量なのでThinkPadの上に載せることにも不安はない。というわけで,Chromebookのいい使い途ができた。
 ThinkPad+C100PA+Zenfone3maxで,現状なにも問題ない。ほぼ100%充足している。外出するときには,Zenfone3max+BTキーボード+WALKMANで足りる。これ以上のガジェットは不要。
 というわけで,デジタルデバイスも安定している。この安定がしばらくは続く見込みだ。

● こういった小さな分野においても,安定は停滞につながる危険がある。かといって,道具を道具として使いこなすには安定が不可欠だ。
 道具は存在感を主張してはいけないのだ。さりげなくそこにあって,使われるときには過不足なくその機能を発揮してくれる,というのが望ましい。
 その対極にあるのが,道具を使うことが自己目的になるというやつで,それではどうにもならない。つまり,現状はかなり望ましい状態なのだ。

● 上にあげたぼくの道具たちは,じつによく働いてくれている。ただ,この状態だと新しいものを試してみようという気にはなりにくい。
 それを停滞と言うんだろうけれども,だとすれば,停滞は引き受けるべきものかもしれない。

2018年12月10日月曜日

2018.12.10 ダイソーノートの1冊目を使い終えた

● 1日に使い始めた3冊100円のダイソーノート(32枚)の1冊目を使い終えた。次は何にしようかといえば,3冊セットなのだから,まず3冊を使ってしまいたい。ので,次も同じダイソーノートにする。
 そのあとはダイスキンに戻る。理想は来年の1月1日からダイスキンに戻れることなのだが。

● ところで,『あなたに教えたい! 5分でわかる文房具44のトリビア』(セブンデイズウォー)によると,万年筆のペン先に付着しているイリドスミンの耐久性は,書ける文字数は500万文字以上で,まっすぐに線を引いたと考えると距離にして60㎞を超え,1日1000文字書いても10年以上ももつ,とある。
 イリドスミンの寿命が万年筆の寿命と考えていいんだろうか。

● 「開きやすいノート」に替えて以来,筆記量が増えたので,カートリッジインクの消費も進むようになったのだが,ぼくがノートに書いている文字数は,ザッと計算すると1日3300文字程度になる。となると,ぼくの使い方では3年ということになる。
 しかも,ぼくが使っている万年筆はPlaisirだ。ペン先は300円のPreppyと同じものだ。そのPreppyのイリドスミンなのだから,他の万年筆より粗悪なのだと思う。300円の万年筆にともかくイリドスミンが使われているだけで,プラチナすごいと思うくらいだから。

● それならもう寿命を迎えてもいいくらいだ。が,目下のところ,まだまだ行けそうだ。実際にはもっともつんじゃないかなぁ。
 イリドスミンの耐久力が尽きるまで万年筆を使い倒せれば,使い切ったという快感を味わえるだろう。それが楽しみでもある。

2018年12月4日火曜日

2018.12.04 薄いノート,いいかも

● ダイソーの3冊100円ノートを使い始めたわけだが。プラチナの千円万年筆Plaisir(インクはブルーブラック)で書いている分にはまったく不都合はない。
 このノートもダイソーの定番になっていて,供給が絶えることはないようだ。何の変哲もないノートもいいものだ。
 Campus人気も何の変哲もないところに支えられているのかもしれない。もちろん,紙質等の品質が求められる水準をクリアしていることが前提だが,コクヨにその点で落ち度があるはずはない。

● 実用性だけを考えれば,ぼくには百均ノートで充分だ。何も不足はない。重さを量ってみた。44g。測量野帳よりも軽い。そりゃそうだ。枚数も少ないし,測量野帳はハードカバーなのだし。
 革カバーを付けた状態でも103g。厚さよりも軽さに惹かれ始めているかなぁ。枚数が少ないのは別にOKみたいな。

● 百均ノートを使わない人って,何にこだわっているのだろう。百均ノートの存在を知らない人はいないだろう。百均なんてという先入観があるんだろうか。もしそうなら,一度使ってみたらいいやなぁ。
 ノートくらいは贅沢したいということだろうか。そういう人って,よほどノートにこだわりがあるか,高額所得者か,あるいは1冊を半年かけて使うとかのライトユーザーなんだろうか。

● このノートはCampusのパクリで無線綴じ。Seriaには糸綴じのノートがあるらしい。20枚の4冊組。使ってみようか。20枚だと1冊1週間。
 薄いノート,いいかも。パッパと目先が変わるから,“飽き”を撃退できる。ノートも1冊使い終えると達成感がある。やったと思う。薄いとその達成感を何度も味わえる。
 意外にダイスキンに戻れないかもしれない。

● 合わせるペンはプラチナの万年筆に限る。0.38mのSigunoで書くと,裏に抜けるところまではいかないけれども,気にすれば気になる程度には裏側に痕跡を残す。プラチナインクならそこまでも行かない。
 Preppyは嵌合が緩くなったり,キャップにヒビが入ったりする。Plaisirならそれもなく,ダメになるとすればどこからダメになるんだろうと思う。軸かキャップかペン先か。ペン先ならPreppyのペン芯と交替すればいいだけだ。たぶん一生使えるだけの在庫がある。
 ペンってほんとに壊れないものだ。使い倒す人ばかりになれば,現在の販売数はとても維持できないだろう。3分の1にはなるのではないか。

● ということで,ダイソーノートと千円万年筆で,快適筆記ライフ。
 ただ,ね。この分野ではCampusも充分に安いからね。普段使いのノートはCampusでいいでしょうね。あるいは無印の薄いノート。百均ノートにこだわることもない。
 で,普段使い以外の使い方はないわけでね。いずれは,SYSTEMICにCampusを挟んで使うスタイルに行きたい。その前に在庫を使ってしまわないと。

2018年11月9日金曜日

2018.11.09 SARASAをいくつか取り揃えてみた

● 横罫のノートに文字を書くだけなので,筆記具に関しては非常に安定している。昔,Preppy。今,PLAISIR。
 若い頃は,調子こいてモンブランとかの高い万年筆を使ったこともあった。老境にさしかかった今は,そういうものに対する憧れや幻想は持っていない。

● PLAISIRで充分だと思う。Preppyはキャップが割れやすい。その割れやすいキャップの根本に予めテープを巻いて使っていた。そうしてPreppyを使うのでもいい。
 自分にはそれで充分というのが自己診断。

● インクはブルーブラックに限る。同じブルーブラックでもメーカーによって色に違いはあるが,そうした細かい違いは気にしない。ざっくりブルーブラックに分類される色ならOKだ。
 ボールペンはもとより,万年筆でも黒が主流になっているやに思われる。コピー機の普及が原因だろうか。コピーを取るなら明らかに黒がいい。黒化(?)は会社や役所で始まって,家庭にまで広まった現象ではないかと思っている。
 鉛筆の黒はいいんだけれども,万年筆やボールペンの黒は書いたあとの印象が重くなりすぎて,ちょっと敬遠したい。墨汁の黒と同じで,汚いなと思ってしまう。今はそうでない黒インクがあるのかもしれないけれど。
 職場では低粘度油性の黒をメインに使っているけれども,プライベートでそれを使うのはイヤだ。

● ちなみに,ボールペンの青もぼくは採用しない。昔の油性ボールペンの青なら知らず,現在のゲルインクや低粘度油性の青には揮発性があるのではないか。目に刺さってくる。
 強調のために少し使うならありだと思うんだけども,基本の色にはできない。ボールペンもブルーブラックがいい。

● ので,ボールペンは,ブルーブラックが用意されているゲルインクボールペンから選ぶことになる。
 ぼくが持っているのは三菱のSignoとゼブラのSARASA。理由は手に入れやすいから。

● 10月25日。宇都宮ララスクエアの落合書店文具売場でSARASAの0.5mmを購入。普通にメモを取るのに,0.7mmだと線の主張がやや強すぎる。
 で,少し使ってみたんだけど,0.5でも普段使いには少し太すぎるかなと思えた。

● なので,今日,紀伊国屋書店の文具売場でSARASAの0.4mmと0.3mmを購入した。結果はというと,???という感じ。
 0.5と0.4の間にはかなりの隔たりがある(0.4と0.3の差はあまりない)。0.4では少し細すぎる。0.45はないものか。
 便箋で手紙を書くなら0.7でいいだろうし,手帳に使うなら0.3で決まりなんだけど,ノートやメモ帳に書くとなると0.5を使うことになるか。

● それと書き味。0.4では硬くなりすぎる。書き味が硬いということは,少し書くだけで疲れるということ。
 SARASAのヌルヌルヌラヌラの快感を味わうには0.7くらいがちょうどいいんだよね。細くなればヌルヌルヌラヌラが損なわれるのは理の当然。太さ(細さ)と書き味のアンビバレンツ。
 やはりメインはPLAISIRであり続けそうだ。

2018年10月23日火曜日

2018.10.23 万年筆の快

● 「開きやすいノート」にシグノの0.38㎜(ブルーブラック)でしばらく書いてみた。のだけれども,どうも書いていて楽しくない。
 プレジール(万年筆)を紙にあてているときの感触の方が快が大きい。

● 鉛筆と万年筆には筆の字が付く。ボールペンやシャープペンには付かない。この筆の字が付く筆記具と付かない筆記具では,けっこう大きな違いがあるような気がする。
 手書きだと,キーボード入力と違って,筆跡にそのときの自分の気持ちや思いが残ると言われる。字体の崩れ具合や筆記のスピードまで残るから,文字だけではなくて筆跡そのものも何ごとかを語る記録になる。

● その筆跡に残る度合いが,鉛筆・万年筆とボールペン・シャープペンではかなり違う。線が太くなったり細くなったり,色が濃くなったり薄くなったり,筆跡を構成する要素が多くなるのが鉛筆・万年筆だ。
 ボールペンやシャープペンでは線の太さはどう書いても一様になるし,特にボールペンは色の濃淡も付きにくい。ノッペリとした印象になる。

● 筆跡が最もハッキリと残るのは筆だ。それが書道という芸術にまで至るのは,毛筆なればこそ。その筆の様相をより多く残しているのが,鉛筆と万年筆という筆の字が付く筆記具だ。
 字体の個性などなければないほどいいビジネスにおいては,ボールペンがいいのだろうが,個人が自分の記録を残すという用途に使うのなら,鉛筆か万年筆を使った方が,より愛着の湧きやすいノートができるのではないか。

● 自分の字が好きだという人は少ないと思う。ぼくも自分の下手くそな字がいやで,だからワープロが登場したときには救世主が現れたと思ったものだ。
 けれども,老境にさしかかってみると,自分との対話が多くなる。自分1と自分2の対話を媒介するのがメモノート。そこはヘタだろうが何だろうが,自分の字で行うのがいいと思う。

2018年7月30日月曜日

2018.07.30 万年筆はカッコいい?

● 職場でもダイスキンにPlaisirで何ごとかを書きつけることがある。書くことに枠はない。仕事のことを書くこともある。しかし,仕事のことじゃないことを仕事中に思いだして書くこともある。
 ともかく,職場でダイスキンにPlaisirで書いていたよ,と。

● したらば。対面の女子社員が,万年筆,カッコいいね,と声をかけてくれた。
 えっ,千円のだよ。
 でもカッコいい。
 そっか,万年筆はカッコいいのか。使ってる人がカッコいいんじゃね?

● 自分の使っている道具をカッコいいと言ってもらえるのって嬉しいね。それなりに使いこんでいる道具をカッコいいと言ってもらえると,自分がカッコいいと言われたような気分になる。
 しかし,逆にカッコいいと言ってもらえそうな道具を選ぶ方向に行くのは間違いでしょうね。

● 実際のところ,確固たる基準をもって道具を選んでいる人はそんなにいないだろう。外科医がメスを選ぶとか,植木屋がハサミを選ぶとか,大工がノミを選ぶとか,そういうのは別にして,サラリーマンがノートやペンを選ぶときに,そもそも基準なんてないだろう。そのときの気分やなりゆき,見た目や価格で選んでいるはずだ。
 だいたい,会社の支給品を使っている人が多いだろうし。お仕着せに慣れてしまっているのがサラリーマン。

● 現在のサラリーマンにとって,最大の仕事道具はたぶんパソコン。そのパソコンは支給品を使わなければならない。自分はこれがいいからといって,個人のパソコンを持ちこむことは許されない。
 最大の道具が支給品なんだから,あとは推して知るべし。

● それから。サラリーマンが使う道具はどれを買ってもハズレはないようになった。鞄もパソコンも手帳も,これじゃなきゃダメという突出したものはない。極端な話,どれでもいい。
 それがつまり,豊かな社会ということ。基本,けっこうなことなのだ。

● ぼくがダイスキンやPlaisirを使っているのも,選んだというよりは,たんに安さに惹かれただけ。使ってみたら別に支障はないので,そのまま使い続けている。さらにいいものはないかという探究心がないだけだと言える。
 要するに,安さに惹かれて買ったものを,ズボラに支えられて使い続けている。それだけのことだ。

2018年4月20日金曜日

2018.04.20 プラチナのPLAISIR

● Preppyに比べると,嵌合も含めて丈夫だ。数年はもつような気がする。あるいは,死ぬまでこれ1本ですむかもしれない。
 高い万年筆は,若い頃に使って使いきれなかった。その経験で充分だ。PLAISIR以上のものを求める気はない。

● 半世紀前。物価は今よりずっと安かった。大卒初任給が4~5万円だったのではないか(大学まで行く人はまだ少数派だった頃の話だ)。その当時でも,1,000円でこれだけのものは手に入らなかったろう。
 貧しい社会では奢侈に属するものはとんでもなく高い。かつての日本もそうだった。万年筆も奢侈に属するものだったのだろう。

● 物価の優等生は卵だけではない。レコード(CD)や筆記具の類も驚くほど(実質的に)安くなった。ユーザーの裾野が広がる(大衆化する)と安くなるのは道理だろうけど。
 大衆化って,貴族しか食べられなかったもの,使うことができなかったものを,庶民も食べられるようになる,使えるようになるってことだもんね。大衆化ってありがたいものだ。

● 大衆化するとは稀少価値がなくなるってことでもあるから,有難味を感じなくなるわけだけども,間違えてはいけない。昔は高嶺の花だったものなのだ。
 なので,PLAISIRもひょっとすると使い捨て感覚で使っている人もいるかと思うのだが(一度使ってほったらかしているとか),そうではなくて,これは大切に使うに値する1本なのだと思うんですよ。

2018年2月27日火曜日

2018.02.27 PLAISIRを使い始めて1年

● 去年の今ごろ,ノバオレンジのPLAISIRを購入した。その後,Preppyに別れを告げて,ずっとPLAISIRをダイスキンのお伴として使ってきた。
 ペン芯はPreppyと同じわけだから,書き味はPreppyと変わらない。

● Preppyは200円(今は300円)という驚きがあった。何でこれが200円なんだっていう。
 PLAISIRはペン芯がPreppyと共用なのに,価格は1,000円。驚きがない分,地味な感じがする。

● が,この価格差には納得している。オールプラスチックのPreppyに対して,PLAISIRは軸とキャップは金属製というのを除いても,第一に嵌合の強度というか,耐久性がPreppyとPLAISIRでは段違いなのだ。
 Preppyはわりと早くこの嵌合が緩くなる。PLAISIRは今のところ,まったく変化がない。
 嵌合だから仕組みは同じだ。PLAISIRを購入したときも,まず気になったのはこの部分だった。仕組みが同じなんだから,PLAISIRでも嵌合は緩むんだろうな,と。

● しかし,現時点でその不安は解消されている。まだビクともしていないから。ペン芯はまったくPreppyと同じなのだから,違うのはキャップ内側の樹脂の突起だ。突起部の数がPreppyより多い。摩耗にも強いのだろう。
 とにかくPLAISIRは嵌合が頑丈にできている。

● ノバオレンジの光沢がいつまでも消えないのもいい。いつも持ち歩いているわけなので,細かな傷は付く。点として見ると,塗装が剥げたところもある。
 が,全体として見ると,光沢をたもっている。ノバオレンジの色味がとてもいい。ぜんぜん飽きない。

● もしペン芯が何かの理由でダメージを受けても,Preppyを買えば補充できるわけだ。そのPreppyは何本かまとめ買いしてある。
 ただ,いくら嵌合の強度が高いとはいっても,嵌合は嵌合だ。PLAISIRの設計上の耐用年数が何年に設定されているのか知らないけれど,10年も20年ももつとは考えにくい。
 嵌合が緩くなったら買換えだな。またPLAISIRにするか,思いきってセンチュリー#3776にするか。そこは決めかねているんだけど。

2018年2月14日水曜日

2018.02.14 日常的に使っている文具

● 日常的に使っている文具は次の5つ。
1 手帳 システム手帳(バイブルサイズ:ポール・スミスの薄型バインダー+Bindex No.011)
2 メモ帳(ノート) A6ダイスキン
3 万年筆 Plaisir(インクはプラチナのブルーブラック):メモ用
4 ボールペン ハイテックCコレト(黒,赤,緑,青の4色):手帳用
5 極細フィルム付箋

● ダイスキンはとにかく在庫がタンとある。使い切ることを自分に課している。
 その間は自分に禁欲を強いることになる。つまり,他のノートを買ってはいけない,と。

● 働いている間は,手帳はBindexを使い続けようと思う。その後は,コクヨのSYSTEMIC(A6版をとっくに買っている)にマンスリー手帳とCampusを挟んで使おうと思っている。
 思っているんだけど,仕事を辞める時期とダイスキンを使い切る時期が一致するとは限らない。っていうか,一致しないと思う。ダイスキンが後まで残るだろう。

● その間をどうしようか。ダイスキン手帳でつなぐか,Bindexを使い続けるか。
 どっちでもいいんだけど,仕事を辞めたあとも同じ手帳を使い続けるのはイヤかな,やっぱり。環境も生活もガラッと変わるわけだから,手帳も変えたい気分かな。
 そうしてめでたくSYSTEMICに移ってからどのくらい生きられるかなぁ。ま,そうなると,ダイスキン&Bindexの時代(つまり,今)をなつかしく思いだすことになるのかもな。

● 以前,Preppyをどこまで使えるかを生きがい(?)にしていた時期がある。究極まで使ってやろう,とね。
 ノバオレンジの色合いに惹かれてPlaisirに替えたわけだけど,今度はそのPlaisirを何年使えるか。キャップの嵌合に問題がなければ,最低でも10年と考えているのだが。

● システム手帳のバインダーもハイテックCコレトもずいぶん長く使っている。自分はつくづく安あがりですむようにできている。
 “ほどほどに使い勝手がいい”と“すごく使い勝手がいい”の間に,さほどの違いを感じないタイプなのだ。

● 以前はダイスキンやPreppyを使っていると,他に浮気をしたくなったものだ。実際に他のノートやペンを使ってみた。そうして,やっぱりダイスキン+Preppyの300円システムがいいと思って,ダイスキンに戻っていた。
 そういうことを繰り返していたんだけども,今は浮気の虫はまったく騒がなくなった。ダイスキンの在庫がある間はダイスキンを使い続けるつもり。

● ただし,使わないとわかっていても買いたくなるのが困る。今のところは,その買いたい欲を封じこめることができているけど。