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2026年7月28日火曜日

2026.07.28 東京の文具店巡り 2

● 今日はJRの都区内パスを買った。まず,東京で下車して,トラベラーズファクトリーを覗いてみる。
 ブラス鉛筆やボールペン,消しゴムのスリーブ,ステッカー,絵ハガキなんぞを買ったことはあるが,本体に手を出すつもりはない。ぼくには高額すぎる。

● 茶道具を連想してしまう。贅を排してシンプルを極めたのが茶道と言われることがあるが,贅を排すためのコストがバカ高くて,茶道に入るにはそれ相応のお金がかかる。貴族趣味の範疇になってしまう。
 それが茶を趣味とする人たちの矜持になっているようにも思われる。バカバカしい話だ。

● トラベラーズノートも一枚皮に紙を挟むという単純な構造を表看板にしていると思われるのだが,ユーザーがトラベラーズノートを選んだのは,たぶん,単純な構造に賛意を表した結果ではなくて,別の理由によるのではないかと邪推している。
 ともあれ,単純な構造を製品化すると,高額なものになるのだ。

● オアゾに入ってすぐのところにある CanDo。Seria と共同購入しているのかと思うほどに,Seria と共通する商品が多い。
 ディズニー柄のA6ノートを買ったことがあるが,そのくらいかな。今回も覗いただけ。

● 上野。Ecute上野の ANGERS。昨日は丸の内店を覗いた。
 各店舗に何を仕入れるかの裁量の余地をある程度は認めているのだと思うが,基本は本部が決めているから,ANGERS らしさはキッチリ保たれている。狭いながら心地いい空間だと来るたびに思う。

● その ANGERS でもそうそう買うものはない。文具は長保ちするのだ。1本の鉛筆を使い切るには1ヶ月はかかる。万年筆なら毎日使っても10年は保つだろう。
 消費が早いのは紙類だが,そういうものは手元に在庫を溜めている。頻繁に買うものではないんだな。

● 池袋。東武百貨店に入っている伊東屋池袋店。先日も覗いたばかりなのだが,ゆっくり目の保養をするなら,本店よりも池袋店が吉。
 文具に実用性しか求めないぼくのような人間には,そうしばしば訪れるところではないと思うが。店側も来られても迷惑かもしれない。

● 新宿は魑魅魍魎が住む阿鼻叫喚の巷というイメージ。わけがわからない。自慢じゃないが,巨大建造物である新宿駅構内で迷子になったこともある。
 が,世界堂にはスッと行くことができる。もう少し努力すれば,点が線になり,線が面になるだろう。が,新宿に対してそこまでする情熱は持てない。

● ともあれ。世界堂を覗いてみた。これが3度目(いたって少ない)。伊東屋は高級路線に転じているから(それが悪いとは1㎜も思わないが),文具に実用性を求める人には世界堂の方がはるかに面白いだろうと推測する。
 伊東屋より空いているのもいい。ゆっくり商品を見て歩ける。が,世界堂も外国人客が過半。日本文具は世界に冠たるものなのだな。

● ぼくは1階と2階にしか行ったことがない。3階以上はぼくなどが行ってはいけないところ。今回も同じ。
 1階でA6のジャポニカ学習帳を買った。8㎜横罫のがあったので。憧れのジャポニカ学習帳を使うことができる。
 この2日間の文具店巡りで初めて現物を購入したことになる。やれやれだ。

● 2階では FABER-CASTELL の鉛筆補助軸と Caran d'Ache の鉛筆。FABER-CASTELL の補助軸は MADE IN JAPAN。素材は真鍮。伊東屋補助軸と同じで,尻から締める方式。製造しているところも同じではないか。それで1,200円とは少々高すぎないか。だったら買うなよ,という話ではあるが。
 FABER-CASTELL 9000番よりやや細いアメリカンなミシガン工科大学のノベルティ鉛筆を装着してみたが,細すぎてきちんとホールドできない。まさか9000番もホールドできないなんてことはないんだろうな。

● Caran d'Ache の鉛筆 は775の4B。今年の1月に福島の「ペントノート」でBを買ったのだが,硬くて一般筆記には向かなかった。
 と言ってしまうと,言い過ぎなんだな。ぼくの嗜好には合わなかった。ので,あらためて4Bを。

● 世界堂価格でも484円もしやがる。国内最高峰の Hi-uni でも165円だというのに,何を血迷ってるのだ。ま,スイスで作ってるのだから製造原価が違う。一般筆記用ではなく描画用だろうが,それが原価に影響するのかどうかはわからない。
 ともあれ。これなら普通に使える。もう買わないけどね。


(追記 2026.08.01)

● 新宿の世界堂で買った FABER-CASTELL の補助軸。さすがに,自社の9000番は問題なくホールドするのだが,MADE IN JAPAN ゆえか日本製鉛筆との相性がいいように思われる。
 伊東屋の補助軸と並べてみる。長さも尻で締める構造も同じ。真鍮にラバーを被せているから,この構造にならざるを得ない。製造しているところは同じと見て間違いないと思う。

● ただし,鉛筆のホールド力は FABER-CASTELL の方が優れていると感じる。鉛筆との一体感を確保できるのは FABER-CASTELL の方だ。
 価格は倍近く違うのだが,その価格差を考慮しても,FABER-CASTELL を選ぶのはありかもしれない。本文で高すぎる、目的と言っているが,ごめんなさい,それは訂正します。
 が,どちらも選ばないで,ポイント補助軸を使うのがもっと吉かもしれない。ポイント補助軸も同じところが製造している。

● と,ここまで言ってしまってから,この補助軸のパッケージにポリクロモス色鉛筆用と記載されていることに気がついた。
 9000番用じゃなかったのか。ぼくはポリクロモス色鉛筆がどういうものか知らないのだが。

2025年3月31日月曜日

2025.03.31 Campus 50TH のステッカー

● 入るを完全に制するのは大変だ。文具店に行けば,メーカーがあの手この手で売ろうと仕掛けてくるしねぇ。売るのも大変だと思うけどさ。
 29日に川崎に行ったので,アトレに入っている有隣堂を覗いたら,文具売場の一画に Campus 50周年のコーナーがあった。シャープペンやハサミ,トートバッグなどが並んでいた。

● 一乗ひかるさんのステッカーがオマケでね。どれか買うと,そのステッカーが1枚もらえるわけですよ。
 このステッカーが欲しくなっちゃうわけですよ。ステッカー欲しさに,必要もないのに修正テープを買っちゃいました。ダメだねぇ。

● 今日は代々木に行ったので,帰りに新宿で降りて,世界堂を覗いてみた。世界堂創業85周年の測量野帳があったので,お買い上げ。
 ただし,880円はちと高い。モノ皆値上がるコロナ以後。

● Campus 50TH のコーナーももちろんあって,A6 Campus が5種あったので1冊ずつ買いました。通常48枚のところ,こいつらは30枚。しかも,253円。通常版は百均で110円で買えるのにね。
 フラット版? そういうわけでもなさそうだ。歴代Campus の表紙を再現した特別バージョンですか。

● Campus 50TH のロゴもないので,50TH とも関係なさげ。が,50TH のコーナーにあったのでね,ステッカーも遠慮なくもらってきましたよ。
 というか,ステッカーが欲しいからノートを買ったわけですよね。先日の分と合わせて,5種コンプリート。ステッカーはレギュラー版の測量野帳に貼るでありんす。

2023年9月26日火曜日

2023.09.26 世界堂新宿本店

● 東京を代表する文具店といえば銀座伊東屋だと思っていたのだが,新宿には世界堂がある。画材店だと思っていたんだけど,通常文具も充実の品揃えらしい。しかも,定価販売ではなく,原則,割引き販売をしているようだ。
 では行ってみるかとなるところなのだが,新宿となると腰が重い。北関東の田舎者には山手線の西側,池袋,新宿,渋谷はとにかくカオスだ。上野,東京,品川とは一線を画している。あまり行きたくないところだ。
 が,たまたま東京にいるのだし,他にやることもないので,行ってみることにした。

● で,新宿へ。甲州街道を3丁目方面に歩いていくと,大きな看板が目に入るので,道に迷うことはない。
 噂どおりだった。昭和の大店の趣ね。カジュアルで敷居は高くない。文具はほぼすべて,ここで揃う。よほどの高級品志向か相当に尖った嗜好の持ち主以外は,ここで満足できるだろう。

● トラベラーズノートやモレスキンもあるけれども,そういうのが欲しい人はLoFtやハンズに行くだろう。NOLTYや高橋もあるけども,それが目当の人は丸善に行くだろう。
 何と言うのかな,ハミダシ者に相応しいというかね。孤高の文具好きが集まる感じ。

● あ,でも,ここでも外国人が多かった。日本文具は観光資源としても相当なもの。
 というか,彼らの国でも買えるんだろうけど,日本で買うと3分の1程度の価格になるのかな。

● 1階が文具売場で,2階以上が画材。上階になるほど画材成分が濃くなる。
 1階にはだいたい既視感があるものが並んでいるが,コレクトのメモパースがあった。これがあるところはそんなにないんじゃないか。改装前の伊東屋にはあったが,改装後は伊東屋でも見かけたことがない。

● 2階で,“描く” ための道具の中から “書く” ために使えるものはないかと探してみるのは楽しいんじゃないか。1日は無理でも半日は余裕で過ごせそうだよ。
 つけペン軸にオッと思うものがあったが,堪えておいた。

● FABER-CASTELL の12Bがあった。STAEDTLER に負けじと出したんですかね。
 Hi-uni の10Bを使っているので,STAEDTLER の12Bはどんなものなのか試してみるかと思ったこともあったのだが,YouTube にけっこう情報があるので,それらを見てわかった気になってしまった。興味が減退した。ぼくが “描く” 人ならまた違ったと思うんだけど。

● 3階以上には立ち入らず。ぼくが立ち入ってはいけないところのように思われたのでね。
 3階以上は絵を描く人たちの聖地ということにしておきたい。それ以外の人たちは立入禁止。