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2026年8月25日火曜日

2026.08.24 とちぎ文具博2026

● 福田屋インターパーク店でとちぎ文具博。今年で8回目になるらしい。知ったのは昨日。開催は今日まで。ので,出かけてみた。
 上野文具が主催している。おそらく各県で同じような催しが行われていて,お互いに協力したりされたりしているのじゃないかと思う。
 各県すべてというところまでは行ってないのかもしれないが,那覇のリウボウで同じような催事をやっているのに出くわしたことがある。

● 文具女子博ほどの規模になれば大手メーカーがブースを出し,来場者からお金を取って開催できる。が,地方ではそこまでの吸引力は持てない。上野文具が費用を負担している(のだろう)。入場無料。
 最終日のしかも月曜日。昨日までよりお客さんは少なかったのかもしれない。

● とは言っても,祝祭空間には違いない。違いないのだが,昭和原人の眼からすると大手の文具店は毎日が祝祭のようなものだ。
 各社各店の出張販売の集合体という以上のイメージは持ちにくい。

● 製品が最も集積するのはインク。弘前の「平山萬年堂」も福島の「ペントノート」も仙台の「文具の杜」も製品を出していた。
 平山萬年堂は「弘前煉瓦レッド」を提供したらしい。完売していた。このインク,ぼくは弘前で買っている。

● 神戸のナガサワも。願わくば,オリジナルの測量野帳を供出してくれんか。
 神戸に行きたしと思えども神戸はあまりに遠し。ぼくはまだ神戸に行ったことがない。一度は行っとかないととは思ってるんだが。オリジナルの測量野帳を買うためにね。

● 上野文具の目玉は,栃木のいちごをイメージしたオリジナル万年筆「Strawberry Kingdom」(49,500円)。プラチナ万年筆の「#3776 CENTURY」をベースにしたもので,300本限定らしいのだが,会場には見あたらなかった。
 完売したのか。まさか,そんなことのあるはずはない。49,500円もするものが1週間やそこらで300本も売れるわけがない。ここは宇都宮なのだぞ。てか,東京でも厳しいだろう。

● 苺の形をした消しゴムの盛り合わせもあるはずなのだが,これも会場には見あたらず。隣の上野文具の店舗にはあった。
 苺に似せたものであっても,消しゴムは消しゴムなんだから,消しゴムとして使わなきゃダメだと考えてしまうのが,昭和原人のダメなところかなぁ。が,消しゴムじゃない使い方をするのであれば,アクリルとかで作られたものの方が扱いやすいよな。

● 買ってもいいかなと思っていたのは,早乙女桜並木(ボールペン/シャープペン)だ。喜連川の「“早乙女の桜並木” で寿命を迎えた古木を,筆記具に生まれ変わらせた1本」とのこと。
 製造は三菱鉛筆。3,300円。当然,上野文具が全量を買い取っているわけだろう。売れた分だけ仕入れたことにするというわけには行かない。

● けど,買わずに帰ってきた。ボールペンもシャープペンも,これ以上買うには相当な理由が必要。調子こんで安物をバカバカ買い過ぎた過去の自分を呪ってやりたいが,今の自分も同じことをやっている。
 安物をたくさん買うより,良いものを少なく持て,とはよく言われることだが,安くても良いものになっているからね,今の文具は。

2026年3月18日水曜日

2026.03.18 また,福田屋宇都宮店内で文具店巡り

● まず,上野文具。やっぱりね,入学・進学セールの文具に目が行くんですよ。入学・進学と言っても,メインは小学生の新入学がメインターゲット。
 誰かこのセット(鉛筆,消しゴム,鉛筆キャップ,筆箱)をぼくに買ってくれないかな。自分で買うのはさすがに抵抗があるんでさ。

● 少子化で新入学生もかつてと比べると激減しているわけだから,捌ける数量も激減しているはずだ。その分,単価を上げたい。
 できれば,入学祝いとして購入してもらいたい。自分や身内のために買うときはシブチンでも,贈答品なら財布の紐を緩めてもらえる。

● 結婚式や葬儀は小規模でジミなものになりつつあると聞くが(すこぶる真っ当でいいことだと思う),贈答文化というのはどうなっているのだろう。
 ぼくに関して言えば,親戚や兄弟つきあいはほぼゼロになっているのだが,上流の皆さんはどうなんだろうかな。

● 次に LoFt。先日,ハンズでも見かけたのだが,EDit のA6ノートに目が行った。「手を動かせば,心が軽くなる。思考が動き出す。」
 まぁね,たしかにそういうことはありますかね。手ではなくても身体を動かしてみるといいんでしょうね。本当に滅入っているときにそれができれば苦労はないよ,って声も聞こえて来ますけどね。

● 横罫A6 を1冊買ってみました。A罫18行。中紙80枚。770円。80枚にしては薄い。手帳用紙を使っているとあるが,ほぼ日のようなトモエリバーではない。
 書き味は良さげ。使うのはしばらく先。早くても来年。たぶん再来年以降になる。

● もうひとつ,こんなのも。サンリオのメッセージカードなんだけども,これをカードとして使う人がいるのか。いるんだろうな。女子界の贈答文化はぼくには窺い知れないところがある。
 あと1週間もすればリアルの桜が咲き出しますかね。

2026年3月12日木曜日

2026.03.12 福田屋宇都宮店内の文具店巡り

● 福田屋内の文具店巡り。まずは上野文具。
 伊東屋も銀座の本店より池袋店の方が好きなのだが,上野文具も池上町の本店より福田屋にある支店の方が好きだ。品揃えは本店の方が家いいに違いないとしても,ワンフロアにまとまっている方が面倒がないということだ。

● 福田屋には LoFt もある。上野文具が先にあって,後から LoFt が入った。上野文具には痛手だろうと思ったのだが,むしろ苦戦しているのは LoFt の方だと映る。ぼく一個も LoFt より上野文具を見ている方が面白い。
 LoFt は淡白という印象。本社の方針があって,各店舗が勝手に売場を作ることはできないのだろうけれども,上野文具の方がうねりがあると思う。

● 値段はどちらも同じなのだから,どっちで買ってもいいのだが,上野文具の方が攻めている感じがする。フェアというか特設コーナーが多い。
 今だと入学フェアということになる。中学校に進学するのかと思われる女の子と母親が文具を物色に来ていた。それ自体が文具店にとっては重要な装飾になるのではないか。文具マニアよりも,そういうお客さんに来てもらった方がありがたいだろう。

● 上野文具の Campus コーナー。A6 ルーズリーフを前に買ってるんだけども,コクヨは14穴。リヒトラブは17穴。メーカーによって規格が違うんだな。
 安価な保存用バインダーがないので,今のところ,A6 ルーズリーフの本格使用はないけれども,こういうのは統一した方が業界の利益になるんじゃないか。

● 宇都宮の御当地インクもある。いちご王国レッド,レモン牛乳イエロー,若竹グリーンなどなど。
 この沼には墜ちまいぞ。てか,気をつけなくても墜ちることはない。腹の足しにならないことには興味がないタイプなんでさ。だったらなぜ文具なんかに興味があるんだよ,ってことになりそうなんだけどね。

● 無印良品も覗いてみた。無印文具をたくさん使っているわけではないが,無印文具は機能-価格比に優れる。
 装飾性を削ぎ落として実質本位だけれども,オシャレにも気を遣っている人がユーザーになるというイメージを勝手に作っている。実際がどうなのかは知らない。

● が,最近まで,無印は主張が強すぎると思っていた。ひと目で無印だとわかってしまう。何だかなぁと感じるところもあったのだが,現在は無印ってかなりいいじゃんと思っている。
 そのわりに無印製品をあまり使っていないのは, ぼくがA6ノートと鉛筆しか使わないからだ。どちらも大量に在庫を抱えてるんで。
 ので,上野文具でも LoFt でも無印でも,何も買わなかった。基本,欲しいものはないわけで。

● ところで。無印は青森駅の駅ビルに入っている店舗がぼくのお気に入り。
 当然,しょっちゅう行けるところではないが,青森にあったものがここにはないぞ,と思うことあり。陳列の仕方が違っているだけなんだろうけど。

● 上野文具の隣には くまざわ書店がある。そのくまざわ書店にこんな雑誌がある。
 過去の受賞製品がその後どうなっているのかっていう,意地悪企画をやってくれるところはないかね。

2025年9月27日土曜日

2025.09.27 能率手帳ゴールドの怪

● 能率手帳ゴールドというのがあるじゃないですか。アレって大都市圏でしか売れないものだと思ってたんですよ。地方では売れない。
 ビシネス手帳そのものがそうで,人口比率以上に首都圏や大阪圏で売れるものだと思い込んでいたんですよ,ぼくはね。

● 栃木県を代表する文具店である宇都宮市の上野文具本店には,能率手帳ゴールドが1冊だけ売場にあったんですわ。従来は。
 その1冊がいつまでもある。売れて補充されてるんじゃないような気がする。

● ところが,今日行ってみたら5冊もあるんですよ。他に,小型版が6冊。
 通常版は1冊売れたのかもしれない。何の異変だ? 宇都宮の誰が能率手帳ゴールドを買うというのだ? 狐につままれたような気分になりましたよ。

● ただし,能率手帳ゴールドがエグゼクティブ御用達というのは過去の話で,今はその辺のアンチャンやオバチャンも平気で能率手帳ゴールドを使うらしい。
 アンチャンやオバチャンは,当然,宇都宮にもいるんでね。彼らの中に手を出す人がいるんですかね。7,000円超の小さい手帳にね。
 でも,なぜ今年になって?

● 𝕏 で文具界隈のポストを読むのは楽しいものだが,毎年,特にこの時期に深い疑問に沈むのが,手帳を複数使いしている人がいることだ。
 どうすればそんな器用なことができるのだ? 自分がやったら絶対に破綻する自信があるぜ。
 そういう複数使いの人が能率手帳ゴールドを買うんだろかなという気もしていてね。

2025年5月21日水曜日

2025.05.21 福田屋の上野文具で

● 宇都宮の福田屋3Fに入っている上野文具。2Fには LoFt もある。さすがに,上野文具でも LoFt には太刀打ちできないだろうと思ってましたよ。
 ところが,そんなことはなかった。ぼくも上野文具にに行くことが多い。その理由を語ると長くなるので(しかも,あまり面白い話でもない),ここには記さない。

● お菓子のパッケージの文具。子供に売れ。親にねだらせろ。こういう売らんかな精神が横溢していないとね。
 これがないと,文具店は地味で静かな存在になる。大人だけを相手にしてるんなら,それでもいいんだけど。っていうか,その方がいいのかも,だけど。
 ちなみに,お菓子柄の鉛筆は88円。

● こちらは少女(のつもりのオバサンも含む)に宛てたもの。こういうのもメーカーが作ってるんですよね。市中の文具店で独自にやってるわけじゃない。
 これをやるのはむしろ販売店の仕事じゃないかと思うんだけども,少ない人数で,しかもパートやバイトで賄っているんだから,手が回らないのもわかる。

● リアルの少女が使いかけにした鉛筆を使用中なので,こういうものも気にはなる。ここにあるのは,カミオジャパンとクラックスが販売元になっているもの。大半はカミオジャパン。
 匂い付きなんてのもある(ま,昔からあるものですな)。その匂い付きのみ MADE IN TAIWAN で99円。残りは日本製で,価格は66円から110円まで。

● この中にぼくが使っているのと同じ柄はない。そんなものは千変万化し続けているだろうから,同じものがないのは当然と思うけども,ぼくが使ってるのは,たぶん,これじゃないと思う。

● これを見ると,女児の間でもパステル調が人気なのかと思えてくるが,それじゃ面白くない。ギンギンギラギラの原色メインじゃないとつまらんよ。
 実際はどうなんだろ。母親がパステル調を勧めるということかい? 子供に寄り添ってるようで,じつは母親に寄り添ってる? メーカーとしてはお金を払ってくれる人がお客さんだからな。

● マルマンとナカバヤシが組んで出した “測量野帳”。「グリッドノートA6スリム・図案柄」というのが商品名らしいが,コクヨの登録商標である測量野帳と呼んだ方が伝わりやすい。
 3㎜方眼で判型も中紙の枚数も測量野帳と同じ。製本の仕方は違う。

● 打ち上げ花火かと思っていたけど,定番化したんですかね。発売時の2023年4月から同じ価格(550円)で販売中。コクヨのレギュラー野帳は286円だけど。
 紙質が絵を描くのに向いたものなんですかねぇ。発売時に2冊ほど買ったんだけど,まだ使えていない。

● uniball ZENTO のシグニチャーモデルが再びお目見えしたのか。発売は2月だったか。初日に売り切れて,現在まで供給なし。
 こんなのがアリなのかと思ってましたよ。アリなんですかね。いや,ぼくは買いませんけどね。


2024年10月24日木曜日

2024.10.24 上野文具のオリジナル商品を2つ購入

● 宇都宮は福田屋3Fの上野文具。上野文具オリジナルと称するコーナーがありました。
 オリジナルと言ったって,モノ自体がオリジナルのはずはない。あたりまえだけどね。軸の色や意匠に変化を加えてるだけね。
 モノ自体はすでに持ってるわけですよ。そこに更に買わせる工夫をしてるわけなんですけどね。

● 2つ買いましたよ。ひとつは測量野帳。昨年は日光の三猿のやつだったけど,今年はこれ。
 「愛」をテーマにデザインを公募して,最優秀作品を製品化するという企画だと思う。この図案は幼児に対する親の愛をシンボル化したものですかねぇ。
 愛という文字をアレンジする方がいいんじゃないかと思ったけど。こちらは660円。

● もうひとつはロディアNo.11のカバー(本体付き),935円。
 ロディアなんて使いやしねーんですよ。しかも,これ,ビニール製の一番安いやつですよ。ビニール臭もしますよ。

● ところが,文具をあしらった表紙がツボを刺激する。測量野帳も文具柄のはかなり持ってるんですよねぇ。
 使わなくても,これ,欲しいなぁ,と思っちまったんだから,仕方ないんですよ。935円は捨ててもいいと思っちゃったんだから。

2024年5月1日水曜日

2024.05.01 福田屋で文具店めぐり

● 福田屋宇都宮店3Fの上野文具。もう欲しい文具はない。必要なものは揃っている。3回生まれ変わっても足りるくらいにある。要不要で言えば,そういうことになる。
 かつ,要不要の観点からは学童用品売場で完結する。学童用品売場にないようなものを必要とするのは,特殊な職業(たとえば書道家,画家)に携わっているぼく一部の人に限られるのではないか。
 ここでは,鉛筆は Hi-uni まで学童用品売場にあるので,なおさらそうだ。

● と言いながら,2Fの LoFt に来たら金鳥コーナーがありましてね。こんな測量野帳があったので,速攻で購入。495円。
 カウネットで10冊買えば,SKETCH BOOK なら1冊158円ですむ。10日で1冊使うんだからカウネットで買えばいい。にもかかわらず,表紙の絵柄が珍しいという理由で495円も出すんだねぇ。

● 発売元は㈱ロフトとなっているが,LoFt しか絡んでいなければもっと高くなる。当然,金鳥が販促費を入れている。測量野帳はこういう使われ方をされるノートのナンバーワンですな。
 で,ぼくのようなバカが,ホクホクして買うわけですよ。

● LoFt でこれも購入。プラチナのプレスマン。赤と緑の2本。220円。
 黒を3本持っている。10数年前に買って,まだ一度も使っていない。ということは,今後も使わない公算が高い。なぜ使わないかもハッキリしている。グリップがやや細すぎるのだ。鉛筆なら太さを付加する手段があるが,これはちょっと難しい。

● けど,赤と緑を見たら手元に置いておきたくなっちまったんだから,仕方がないのだ。仕方なくないんだけど,仕方がないのだ。
 あと,uni と uni star のHBをバラ買い。これは使う。しばらく後になるが,間違いなく使う。

2023年9月12日火曜日

2023.09.12 上野文具のご当地野帳を買う

● 宇都宮は福田屋インターパーク店の上野文具で,こんな測量野帳を購入。660円。上野文具がデザインを公募して作った,ご当地野帳というんですかな。

 8月23〜28日に「とちぎ文具博」というのが上野文具の主導で開催されたのだが,それに合わせて用意したもの。


● その「とちぎ文具博」にはぼくは行けなかったのだが,そこで販売された残りがあったということでしょう。

 上野文具も文具博で完売するとは思っておらず,その後も店舗で販売するのは当初からの予定だったらしい。


● この類の野帳でこの価格は仕方がないんだけど(宇都宮駅ビルで丹波屋が扱っているご当地野帳は550円だったかな),レギュラー野帳は,値上がったとはいえ,カウネットでまとめ買いすれば1冊180円ですよ。

 集める人ではなく,使う人でありたいと思うわけですよ。180円のをガンガン使う人でありたいわけですよ。だって,その方が断然カッコいいじゃないですか。


● 大の男が表紙のデザインが違う野帳をシコシコ集めてるなんて,みっともないったらありゃしない。

 でもって,660円だの880円だのの野帳を大事にシズシズと使うなんて,貧乏臭いにもホドがあるってもんだ。


● でも,買っちゃったよ。しかもね,けっこう集めちゃってるんですよ。いわゆる限定野帳というやつ。
 困ったものですよ。

2023年8月3日木曜日

2023.08.03 地方の文具店で用は足りる

● 宇都宮の福田屋(インターパークじゃない方)3階に入っている上野文具に来た。
 サファリとコクヨCampusのコラボ,サファリ新色と測量野帳などの紙製品のコラボのコーナーがあった。東京では見かけなくなったもの(いや,まだあるにはあるけど)が地方に流れてきてる?
 5月に,サファリ新色の測量野帳を買いにわざわざ伊東屋に行ったオレは何だったんだ(→ バカだった)。

● 地方にもインク沼のコーナーはちゃんとある。地方でもドル箱だろう。しかも,けっこう充実している。便箋,一筆箋に関しても怠りなし。
 トラベラーズノートもプロッターも,いわゆる学用品も,まずまず品揃えに漏れはない感じ。

● 東京に出た折りには,伊東屋をはじめ文具店詣でをするのを常としているのだけれども,地元の文具店で充分だよねということ。
 福田屋には LoFT も入っている。LoFT はチェーン店なんだし,東京でも宇都宮でも変わらないのが当たり前といえば当たり前。

● 大方の需要は地方の文具店でも満たすことができる。売れ筋商品が品揃えの多くを占めることになるのは仕方がないし,東京の大規模店にしかないものは当然ある。
 が,そうした大規模店でもAmazonやヨドバシ(.com)には叶わない。実店舗では品揃えには物理的な限界がある。地方の文具店で買えないものはネットで買えばいいやとなる。

● 唯一,東京と地方の差を感じるアイテムが能率手帳ゴールドだ。ぼくの知る限り,能率手帳ゴールドは宇都宮では上野文具本店に1冊だけ展示される。東京の丸善や伊東屋のように平積みになることはない(平積みになるのは,東京でも一部の店舗だけだけど)。
 その1冊がシーズン終了までずっと同じ場所にある。売れないで残っているのか,売れたので補充されたのかはわからない。おそらく前者ではないかと思っているが。
 能率手帳ゴールドのようなものは地方では売れない。売上げ全体の7割を東京圏で捌いているのではないか。

● が,能率手帳ゴールドもネットで買う人の方が多いのかも(名入れもしてもらえるしね)。地方でもね。ま,わからんけどさ。能率手帳ゴールドを使っている人をリアルで見たことはないので。
 ともあれ,購入するということだけで言えば,都鄙の差はそんなにないと思う。

● けれども,実店舗の役割は売ることだけではない。磁場になる。人が集う場所になる。
 その磁場力はどうしたって東京の方が強いが,地方にもたとえば上野文具のような磁場があって,じつは地方の磁場としては充分な役割を果たしているように思われる。地方の文具ユーザー,文具ファンの9割にとっては充分なのじゃないか。

2023年1月6日金曜日

2023.01.06 使わないとわかっているのに鉛筆を買い集めてしまうわけ

● 宇都宮は福田屋(竹林の方)に。3階に入っている上野文具に測量野帳があった。地方で測量野帳を常備している文具店ってそんなにない。東京に行くと,たいていのところには置いてある印象なんだけどね。
 宇都宮ではベルモールの落合書店(の文具売場)にはあるけれども,それくらいのものじゃないか。落合書店でもトナリエ店にはないし,上野文具も本店にはあったかどうか。ジョイフル2にもなかったんじゃないかなぁ。
 ここ福田屋の2階には LoFt が入っている。LoFt には以前はあった。が,最近は見かけなくなった。

● ともかく,福田屋に入っている上野文具にはあったよ,と。ただし,全部でこれだけ。価格は値引きされて,税込183円になってた。
 LEVEL BOOK も3冊あったので,お買い上げ。売れた後の補充はしなさそうな感じがする。測量野帳って地方では売れないんだろうか。

● たしかに,野帳のヘビーユーザーはカウネットで買うだろうから,文具店では買わないかもなぁ。カウネットだと150円程度で買えるのに,文具店だと264円だからねぇ。が,それは東京でも地方でも同じこと。
 測量野帳は特定の人がたくさん使っている(ような気がする)。Campusノートはユーザー層が広いのに対して,測量野帳はユーザー層は限られているけど,その限られたユーザーが大量に使うというイメージ。野帳以外のノートを使うなんて考えられないという人たち,という。
 結局,野帳ユーザーは地方にはあまりいないんだろうか。

● LEVEL BOOK 3冊のほかに,鉛筆を3本買った。トンボの2558と三菱の9852。それと,クツワのPUMA鉛筆。これはどこぞのメーカーのOEMでしょうな。
 問題は測量野帳ではなく,その鉛筆の方だ。鉛筆は使っていない。にもかかわらず,主にはメルカリやヤフオクで鉛筆をずいぶん買い集めてしまった。使いもしない鉛筆をなぜ買ってしまうのか。

● “買う” という行為をしたいからというのは間違いなくあるんだけれども,それを別にすれば,第一には安いからだ。安いから気軽にポチれる。5千円も1万円もしたんじゃそうはいかない。
 といっても,使わないのだ。今後使うことがあるとしても,とうてい使い切れない量になっているのだ。それでも買い続けている。

● 第二の理由はノスタルジアか。鉛筆を使っていた頃の子供時代へのノスタルジア。ぼくは鉛筆や定規,分度器,コンパス(円を描くための)といった文具が好きな子供で,好きの度合いが常軌を逸していたわけではないけれども,その頃へのノスタルジアを鉛筆はほど良く刺激する。
 だから,昭和時代の古い鉛筆に手を出すことが多い。使われないできた鉛筆は自分より長命というか,自分が生まれる以前に製造だれていたりする。
 そういう古い鉛筆を見ていると,同志愛というか,同じ時代を生きてきた親近感というか,大げさに言うともの言わぬペットを飼っているような気持ちになることがある。辛い渡世だったよなぁと語りかけたい気分になる。

● 使う以外の用途がそうした鉛筆にはある。だから,いくら古くても絵柄の入った鉛筆はダメだ。絵柄は同志愛を遮断する。その絵柄の鉛筆を使っていたのなら,もちろん別だけど。
 普通の鉛筆,メーカーの正規品であることが望ましい。印刷された文字がかすれていたり,塗装にヒビが入っていたりすると,いかにもの味がある。そういう鉛筆であることが望ましい。

● 第三に,鉛筆の持つたたずまいだ。プリミティブな筆記具という形。文具店に並んでいる状態,つまり,削られていない未使用の状態もいいのだけれど,芯を削り出された鉛筆ははっきり美しいと思う。
 何かを産みだす,何かを創造する道具だと強烈にアピールしてくる。道具が何かを産みだすわけではなくて,使う人の才能が産むわけだが,これを使えば自分も何かを作れるのではないかと錯覚させる形。

● なので,子供の頃の自分もそうした道具を持ちたいと思ったのだったろう。その尾鰭が大人になるまで,なってからもずっと続いているのだと思う。
 実際には使わないとわかっているのに,ついつい鉛筆を買い集めてしまう理由は,ザッと以上のようなことかと思う。なのだとしても,これ以上は買わないようにしたいものだ。しかし,その自信がないというところが困ったところなのだ。

2022年8月9日火曜日

2022.08.09 「鬼滅の刃」文具を買ってみた

● 宇都宮の福田屋(竹林の方)に入っている上野文具で「鬼滅の刃」をいくつか買った。鉛筆3本,定規,スティック糊,鉛筆キャップ5本。50%OFFになっていたから。
 正確に言うと,鉛筆は275円→138円。定規は286円→143円。スティック糊は220円→110円。鉛筆キャップは176円→30円。鉛筆キャップは値札の貼り間違いじゃないかと思ったのだが,こういうこともあるんですな。175円で買っちゃった人は浮かばれない?

● これは学童文具だな。鉛筆キャップは別にして,50%OFF後の価格でもそんなに安いわけじゃない。小っちゃい子供はこういうのを欲しがるだろうから,けっこう阿漕に稼いでいるよね。
 ディズニーストアに行くと,ミッキーの絵が入っているだけでどうしてこんなに高くなるのだ,と思うことになるのだけれども,ディズニーだけじゃない。人気を獲得したキャラクターはけっこう強気。

● アニプレックスが全部持ってちゃうのかね。メーカーにもおこぼれはあるんだろうか。メーカーだって少しは儲けないとねぇ。
 子供がキャラクターものが好きなのは大昔からだが,「鬼滅の刃」は大人にも人気だ。子供にかこつけて自分の分も買う親もいる? いてくれるとメーカーもひと息とまでは行かなくても半息くらいはつけるかもしれない。

● ところで,「鬼滅の刃」は遊郭編のあと音沙汰がないがどうなっているのだと思っていたのだが,刀鍛冶の里編がテレビ放送されることが決まっているんですな。
 来年の春になるんですか。AmazonプライムやNetflixでも見られるんでしょうね。

2022年2月25日金曜日

2022.02.25 ほぼ日のA6クリアファイルを買った

● LoFt で100円と150円のペンを買ったわけだが,それだけというわけにもいかず(いくのかもしれないが),そろそろなくなりかかっているメンディングテープも買った。
 が,正直,これはダイソーで売っているので充分だとも思っている。このあとダイソーにも寄って,ダイソー製品も買ってみた。
 ほぼ日のA6クリアファイルも買った。近江屋洋菓子店のやつ。使い道はこれから考える。

● 上野文具にはこんなコーナーも。贈答用に使ってもらいたいとは,切に思うでしょうねぇ。贈答用なら単価の高い商品を買ってもらえる。
 卒業,入学のシーズンだ。中学校の入学祝いは万年筆,高校の入学祝いは腕時計というのが,昭和原人のデフォルトになっているのだが,今はどうなんだろうか。スマホを買ってよ,という話になるんだろうかな。

● 大人に文具を贈るのは難しいだろうね。使わない人に贈っても仕方がないし,使う人はわりと尖っていそうだ。
 尖っているということは許容範囲が狭いということでもある。極端な場合,ピンポイントになっていて,そこを外れたものはゴミと同じということもある。
 それゆえ,あの人は万年筆を使ってるようだから外国製のちょっといいのを贈ろうか,というのはだいたいダメなんだよね。理由があってそれを使っている。外国製だのちょっといいだのは,その人にとっては何のヒキにもならないことが多いんだよね。

2022.02.25 ミリペンタイプのペンをいくつか物色 3

● 宇都宮市は竹林の福田屋。ゼブラのミリペンの後継(?)製品をいくつも買っているんだけども,今日もその続き。
 というのも,三菱鉛筆から2つ出ているのをネットで知った。「PIN」と「リブ」だ。まずはそれを確認したい。

● というわけで,3階の上野文具へ。どちらもあった。が,先日,川崎の丸善で見かけて気になっていたパイロットのVコーンが見あたらない。
 ので,2階の LoFt に移動。PIN の油性があった。PIN には油性もあるのか。って,ゼブラのマッキーと同じ。そりゃあるでしょうよねぇ。
 が,Vコーンはここにもない。ノック式はあったのだが,キャップ式はない。使ってみたいのは液状水性のキャップ式で,ノック式はとりあえずスルーでいい。

● ちなみに,ボールぺんてるやユニボールもない。上野文具にもない。PIN やリブもひっそりと少しだけあって,よほど気をつけていないと見落としそうだ。圧倒的にゲルインクと低粘度油性の売場が広いし,荘厳もされている。
 液状インクの水性ボールペンは単価が安い。文具店にしてみれば,かかる手間は同じなのに利幅がない。同じ手間をかけて売るなら,50円でも100円でも高いものを売りたいだろう。
 が,それよりも,今の中高生はゲルや低粘度油性しか使わないんだろうな。液状水性は置いておいても売れないのだろう。

● 同じことがミリペンタイプのペンについても言えるんでしょ。画材コーナーに置かれているものもあって,画材としての需要が細々とでも続いていくようにも思えるのだが,文字を書くための筆記具としては,液状水性やミリペンは文具店の店頭から消えてしまうことだってあり得ると考えておく方がいいように思う。
 メーカーが生産を縮小することもあり得る。というか,すでにその動きは見られる。サクラクレパスがピグマの多色展開をやめ,3色(黒,赤,セピア)に絞ったこととか。

● だからといって,今のうちに一生分の在庫を買いためておくということにはなるまいし(そんなことをすると,たいては後悔することになる。自分のペンに対する好みも移ろいやすいものだからだ),チマチマと文具店の片隅に行って,買い続けるしかありませんかね。
 が,ゲルや低粘度油性の盛りを目の前にして,すでに衰退期に入ったかに見える液状水性やミリペンを使っていくんだ,俺は,と少数者の雄叫びをあげるのもオツなものではあるかもしれませんけどね。

● ぼくも今年1年間はミリペンタイプを使っていこうと浮気心を発揮しているだけで,その後は万年筆に戻る公算が大きい。あまり大きな声を出してはいけない位置にいる。
 ではあるのだけども,上野文具に戻って,リブと PIN を買った。

● リブはプラマンの仲間? ペン先がプラスチックの万年筆的な。価格は100円。プラマンの半値。が,プラマンほどには売れていないように見える。
 線の太さは1種のみ(リブにはもっと太字のサインペン然としたサインペンもあるようだ。ぼくが買ったのは,リブ極細と呼ぶのが普通っぽい)。色も黒だけなんだろうか。つまり,上野文具の売場には黒しかなかったからなのだが,実際には青と赤があるらしい。
 線幅は 0.5mm のようだ。B罫ノートに使うには太すぎる。プラマンの方が扱いやすい。プラマンの方が線が細いからだが,プラマンは先端に向かって軸が細くなるので,握りやすさではリブに軍配が上がる。
 インクはお約束の水性顔料。けっこうな太さでインクフローも良すぎるほどにいいのだが,測量野帳に書くと裏写りはまったくない。

● PIN は何種類かの太さがある。現在使用中のミリペンが 0.2mm なので,同じ 0.2mm を買ってみた。
 ペン先はミリペンと同じ仕様。タッチも同じ。裏写りもない。価格も100円。グリップはミリペンよりやや太い。つまり,ミリペンより握りやすい。
 けっこうミリペンにこだわっていたぼくには,これが決定版。この先もミリペンタイプのペンを使っていくなら,これで決まりという感じ。
 メルカリに出ているミリペンを全部(といっても,黒は9本しかない)買っておこうかと思っていたのだが,その必要はまったくなし。
 じつは,ピグマを先に買ってしまったこと(ホルダーまで買った)を少し後悔している。画材として使うならどうかわからないが,通常筆記に用いるなら,ピグマよりこちらを択りたい。

● 上野文具の棚を指差し確認しながら見ていったら,キャップ式のVコーンがあった。これでは見落としても仕方がないかと思うくらい,わずかにソッと置かれていた。
 ボールぺんてるやユニボールに比べても,Vコーンは紙との抵抗を感じさせない。書き味に透明感がある。初めての感覚だ。液状水性にこんな書き味があったのか。ジェットストリームとか SARASA は要らんのじゃないかと思ってしまったほどだ。
 裏写りはミリペンよりもかすかにあるが,まずもって問題とするに足りない。グリップが細くて滑りやすい感じがするが,それを問題にさせないほど,魅力的なタッチ。
 ただし,色は黒のほかに青と赤のみ。筆線の黒味は PIN と同じように見える。

● 液状水性というとボールぺんてるとユニボールしかないがごとくだ。なぜVコーンの存在感がこんなに薄いのだろう。これほどのものなのに。
 ぼくが知らなかっただけで,よく知られた存在だったのだろうか。実際のところ,上野文具ではVコーンはあったのに,ボールぺんてるとユニボールはないんだから。
 ピグマの 0.2mm も買った。200円。

● で,LoFt に舞い戻って,PIN の油性 0.1mm とぺんてるの「筆タッチサインペン」のブルーブラックを買ってみた。100円と150円。
 PIN 油性は裏に抜ける。ゼブラのマッキーで確認済みなのだが,0.1mm ならどうかなと思ったわけだ。紙(というかノート)には使えない。筆タッチサインペンも通常筆記には向かない。

● ミリペンタイプのペンは,他にもパイロットからフリクションの極細サインペンが出ているようなのだが,今回をもって探索終了としたい。
 ゼブラミリペンの後継は PIN。対抗馬は,ミリペンタイプではないけれども,Vコーン。ノートへの筆記という前提なら,他は捨てていい。

2021年9月17日金曜日

2021.09.17 文具店をハシゴ

● ジョイフル本田に来た。新4国を降りてからが長いんだよね。すぐそこに見えるのに,たどり着くのに時間がかかる。何度か信号待ちになる。
 それがイヤで,正直,あまり来たいところじゃなかったんだけども,平日だとずいぶん待ち時間が減る。今日は信号2回待ちですんだ。

● ジョイフル2を覗いてみた。ここは以前に比べると歩きやすくなっている。というか,スカスカしたような気がする。レイアウトを工夫したせいかのか,商品が少なくなっているのか。
 手帳売場を見ることになるんだけど,能率手帳ゴールドはなかった。ここにないとすると,宇都宮では上野文具本店にあった1冊だけになる(と思う。すべての文具店を確認するほど酔狂じゃないからさ)。
 あの貴重な1冊を誰が買うんだろうかねぇ。TwitterやInstagramを見ると,普通の兄ちゃんや姉ちゃん,おばちゃんがゴールドを使ってたりするんだけどね。

● 福田屋(インターパーク店)に移動して,2階にある上野文具の支店を覗いてみた。ここにもゴールドはなし。ぼくが買った Bindex の No.031 はここにもない。
 とすると,No.031 は東武百貨店の5階文具売場にしかなくて,そこにも3つか4つしかなかったから,ぼくは Bindex No.031 を使っている,栃木県では非常に稀少な人間の1人ってことになるんだろうかな。

● 最後に同じフロアの LoFt。竹林の福田屋に入っている LoFt に比べると小ぶり。能率手帳ゴールドや Bindex No.031 はないに決まっている。
 ここで見るのは,やはりほぼ日手帳ということになるでしょう。オリジナルサイズのカバーは3種,持っている。LoFt で買ったり,ほぼ日ストアで買ったり。とりあえず,カバーとしては3つとも使っているけれども,ほぼ日手帳本体は使ったことがない。A6サイズの分厚目のノートを挟んで使っている。

● 今回,圧倒的に異彩を放っていたのが,“近江屋洋菓子店” なんですけどね。近江屋洋菓子店って,そも何者?
 オリジナル,カズン,weeks のいずれものカバーになっているし,付箋やメモブロック,ポチ袋にもなっている。このデザインで揃えたいと思う人が,女性を中心にけっこういそうだな。この雰囲気を好む人は男性の中にもいると思う。

● ちなみに,これ(右の写真)は同じフロアのくまざわ書店に置いてあるもの。
 フランクリン・プランナーの入門編という位置づけかと思うんだけれども,こういうカッチリした時間管理,目標管理という考え方になじめなくて,こういうのを使うと手帳の設計思想(=作り手)に縛られることになると思ってましたよ。
 しかし,仕事を離れてプライベートだけを考えればいい境遇に入ると,かえってこういうものが馴染むかもしれないと思ってもいる。使うことはないけれども。

2021年8月26日木曜日

2021.08.26 50% OFF の測量野帳

● 宇都宮の福田屋(竹林の方)3階に入っている上野文具。測量野帳を7冊ほど買ってきた。50% OFF になっていたので。
 コクヨから出ている “旅する野帳” と “KOKUYO ME” シリーズの1冊。表紙にミッキーの絵柄を箔押ししたもの。サンスター文具が出しているやつね。

● “旅する野帳” は5mmドット方眼で,それ以外は3mm方眼の SKETCH BOOK。
 といっても,レギュラー商品の SKETCH BOOK が半額になるはずもない。ちょこっと細工をして倍以上の値段で売っているのが半額になっていたということ。

● いったん半額にした以上は,再び元の価格で販売することはないんでしょうか。“旅する野帳” も
 “KOKUYO ME” の野帳も生産終了ということ?
 ぼくのような実用本位の考え方しかしないつまらない人間は,トラベラーズノートとして使うんでも,お仕事で使うんでも,レギュラー商品の SKETCH BOOK でいいじゃん,安いんだし,としか思わない。用途を限定してそのために作られたものって,それだけで敬して遠ざけたくなりません?

● 測量野帳の訴求ポイントは “変わらない” にもあるわけで,それを象徴するのが深緑色の表紙だ。4色展開の「野帳(ビジネス向け)」も,レギュラーシリーズ商品より30円しか高くないんだけども,どれほど売れてるんだろう。
 箔押しして博物館などのミュージアムショップでも独自商品として売られていることがわりとある。その箔押しも地の色が深緑だから映えるんだよね。

● 文具店の売場を見ていると,児童生徒が大事なお客なのだなとわかる。鬼滅のキャラクター文具を買っていくのも,彼ら彼女らだろう。
 少子化の影響をモロに受けているのがこの業界かと思いたくなるのだが,手帳やノートの売上は落ちていないと聞く。鉛筆の消費量は間違いなく減っているだろうが,ボールペンやシャープペンを含めた筆記具全体ではさほどに減っていないのではないか。

● メーカーの開発努力が第一だとしても,大人が昔よりも文具を使うようになっているもかもしれない。昔のサラリーマンの中には何も持たないで出勤する人がいたもんね。
 今は何を入れているのか知らないけれど,リュックを背負って出勤するのが普通になっている。あれで電車に乗ってこられるとけっこう迷惑なんだけどさ。ま,あのリュックの中にはノートやペンも入っているのだろう。
 サラリーマンの知的水準は間違いなく昔よりは上がっている。そうならざるを得ない状況になってきているからだ。パソコンが使えるってことだけでも,考えてみたらすごいことだよ。40年前の壮年層のサラリーマンでは絶対無理だよ。

● こういうのも目を引くところに置かれるようになった。マンスリーのひと月分がシールになっていて,それをノートに貼れば,そのノートがスケジュール帳になる。デコるためのシールとかが豊富に揃っている。
 手帳を買ってしまった方が安いかもしれないんだけど,使っている人に言わせればそういう問題ではない。
 ダイソーでも売ってますよね。ここでも,ぼくはダイソーのでいいんじゃないかと思ってしまうんだけど,そのように割り切れるものではないのかもしれない。ただし,そのあたりはぼくにはよくわからない。

2021年3月27日土曜日

2021.03.27 福田屋宇都宮店のLoFtと上野文具

● 福田屋宇都宮店は2階にLoFtと無印良品が,3階に上野文具が入っている。インターパーク店でも同じ構えなのだが,規模はこちらの方が少し大きい。
 文具好きには美味しいところだ。上野文具とLoFtを覗いてきた。

● まず,LoFt。ここではCampusも定価で売られているわけですよ。スーパーやドラッグストアだったら,税込で80円台のところもありますよ。
 定価販売なのにこれだけの人を集められる店作りができているのは,凄いなぁと思いますよ。いや,ほんとにね,凄いことですよ。東急ハンズしかり,伊東屋しかり。

● ひとつには,品揃えの豊富さ。文具は売場の一部だ。それ以外に,バッグやら化粧品・化粧用具やら,諸々の雑貨を扱っている。
 アイライナーや食器を買いに来た人が文具売場にも回遊してくれて,何かを買ってくれるような陳列や導線作りは当然しているのだろうし,ノートならノート,ボールペンならボールペンで,できるだけ多くの選択肢を用意しようと努めているはずだ。

● となると,売場の広さが勝負を決めることになるが(実際,その要素は大きいのだろうが),どうしたら独自の特徴を出せるかは,微細なところまで考えるんでしょうねぇ。それでも,他と差別化するのは難しいことなのだろう。
 この点でいうと,伊東屋は文具だけで勝負しているわけで,Amazonをはじめとするネット通販の脅威を最も感じているかもね。あるいは,実店舗を持つ強みを確信しているのかもしれないけれど。

● たとえば急にノートやペンが必要になったときに,どこに駆け込むかとえば,まずはコンビニだろう。LoFtではない。
 LoFtに来る人は,予め備える人だ。そういう人をどうやって掴むか。
 おそらく,購買者の2割が売上の8割を買ってくれているのだろうから,そういったコアな文具好きをどうやったら掴めるか,あるいは文具好きをどうしたら作れるか。それがわかったらノーベル賞10個分に値するだろう。
 結局,そんな方法論はない,というのが結論になるんでしょうね。

● 上野文具。トンボのモノグラフ(ボールペン 油性 0.5mm&0.38mm)が一等地に展示されていた。本体のデザイン,色はいくつかあるようなのだが,白青黒のMONO縞カラーがいいでしょうね。かなり魅力的なルックス。
 インクは黒,青,赤の3色。油性インクだからあまり色は作れないんでしょうかねぇ。

● 字を書くんだったら,ブルーブラック,グリーンブラック,ブラウンブラックあたりでしょう。黒では重いし,青では揮発性が強すぎて目を刺してくる。歳を取ると制約が増えてくるんですわ。
 ので,油性ボールペンは濡れても字が滲まないとか,油性ならではの利点があることを認めつつも,色味が豊富なゲルインクのボールペンを使うことになる。

● 文具とは関係ないんだけど,今,LoFtに行くと,このポスター(?)がそちこちに掲げられている。コロナを踏まえて願望を込めているんだろうけど,ぼくにはずっとワクワクしかない。
 お金がなくてワクワク,友だちがいなくてワクワク,スマホの電池が保たなくなってワクワク。世界はワクワクで満ちていますよ。

2020年2月13日木曜日

2020.02.13 上野文具本店を覗いてみた

● といって,どうも欲しいモノはないわけで,文具店に行ってもリキが入らなくなってきている。
 専用の鉛筆が付いた手帳はダイゴーの専売特許かと思ってたんだけど,博文館からも出てたんですねぇ。
 って,手帳はいまさらねぇ。今年も結局はBindexにして,もう2月になるのだしね。

● 鉛筆付きを買うならノートの方だが,これはダイゴーの「ジェットエース」や「縦型鉛筆付すぐメモ」がよろしかろう。あるいは,小型のロディアを持ち歩くか。
 さて,こちらはゼブラのボールペン。小さいのは手帳と持ち歩くのに恰好。ユビキタス手書きメモを実践しようとすれば,そのためだけに1本持ってもいいかなと思いました。
 つまり,小型のロディアとこのボールペンで「縦型鉛筆付すぐメモ」を代替させればいいやね。

● そうして脳内に浮かんだことをパッと文字に固定する。憧れる。そういうやり方。
 が,スマホで音声入力もできるよ,と。だったら,そっちの方がいいかなぁと揺れるオレ。で,どっちもやらないんだよね。

● にしてもさ。Preppyやダイスキンに目を輝かせていた,純な自分(?)に戻りたいわなぁ。

2019年8月2日金曜日

2019.08.02 福田屋3階の上野文具-トラベラーズノート

● 福田屋3階の上野文具。トラベラーズノート様のノートがワゴンに入って半額になっていた。長さはトラベラーズノートと同じ。幅はちょっと広い。横罫と方眼があった。
 半額なら買ってもいいかと思ったんだけど,結局見送る。使い終えた後の保存をどうするかという問題。判型が揃わないのが混ざってしまう。

● MDノートのA6横罫はよっぽど買おうかと思った。書き味は抜群なのに違いない。
 しかし,分不相応というのもあるし,Plaisirで書く場合,あまり紙がいいと滑りすぎるのではないかと思ってみたり(試し書きをすればいいのだが,Plaisirを持ってきていない)。カリカリッという感じが残るダイスキンの安い紙の方が具合がいいとも感じる。

● トラベラーズノートのCMペーパーがあったのでもらってきた。トラベラーズノートのイメージ戦略がわかりやすく盛られている。このあたり,モレスキンを意識しているのだろうか。
 「このノートを携えて歩くことで,日常を旅するような気持ちで過ごしてみてください。毎日見ている景色の中に新しい顔を見つけられるかもしれません」「一箇所に留まらずに,動き続ける精神のことを Free Spirit と言います」

● ぼくがトラベラーズノートに行かない理由のひとつは価格だ。本体の革カバーは仕方がないとして,リフィルがね。
 Seriaにはリフィルに使えるノートがあったっけ。が,そういうことをしてまでトラベラーズノートを使うのはかえってかっこ悪い。
 ダイソー版のトラベラーズノートなら,トラベラーズノートのパクリとひと目でわかるから,むしろ潔いんだけどね。一発商品だったね。

● もうひとつ,顧客の「書く」にまつわるすべてを自社で囲い込もうという,どうもあまり好きになれないやり方を感じるせいもある。
 ペンやペンケースから定規,クリップに至るまで用意している。素材は無垢の真鍮で統一。たしかにいいもので長く使えるのだろう。「10年後の姿を想像」できる製品だし,その想像を楽しむこともできる。
 パソコンやスマホでいえば,Appleのやり方。文句を言うつもりはないんだけど,それに絡め取られることには抵抗がある。

● 同じことをモレスキンもやっているが,モレスキンの場合は本体ノート(の特に紙質)に問題を抱えているためか,ペンはボールペンのみだし,あとはバッグくらいのものだ。
 トラベラーズノートはこのあたりの品揃えがずっと多い。ペンには万年筆もある。万年筆で書いても裏に抜けたりしないからで,このあたりがモレスキンと違うところだと勝手に思っている。
 しかし,囲い込まれるのはイヤだ。そういう戦略を採っているメーカーからは距離を置きたい。

● モレスキン以上にトラベラーズノートは尖った製品だ。刺さる人には刺さるが,万人受けするものではない。
 そういう製品は囲い込みに行きやすいのだろう。ユーザーも嬉々として囲まれる。というか,囲まれたがっている。

● コクヨだってノートのほかに筆記具も作っていて,たぶん作っていないのは万年筆くらいではないか。では,コクヨがユーザーの囲い込みに走るかというと,それはできない相談だ。やってもいいが,効果がない。
 コクヨほどユーザー幅が広いメーカーだと,囲い込む核になるものがない。Free Spirit などと言うわけにもいかない。事務用品も多く出しているのだし,法人顧客も多いはずだからだ。

● それゆえ,ぼくはコクヨを支持する。測量野帳を使えばいいのだ。
 合わせる筆記具はゼブラのSARASAでもいいし,パイロットのキャップレスでもいいし,ぺんてるのプラマンでもいいわけだ。もちろん,三菱鉛筆の9800でもいい。

● ぼくはそのようにノートとペンを使っていきたい。あまりにできあがりすぎた(つまり,誰かが作った)既成の製品世界にドップリ浸かるよりは,尖らずに一般性を保っている製品を適当に組み合わせて使っていきたい。
 どっちでもいいんだと思うんですよ。どっちを選ぶにしても,そもそも誤差の範囲内という感じだとは思うんです。

2019年5月25日土曜日

2019.05.25 宇都宮の福田屋で3つの文具店を覗く

● 久しぶりに福田屋に来た。福田屋での楽しみは文具店を覗くこと。LoFtと無印(の文具売場)が2階に,上野文具が3階にある。
 といって,買いたいものは別にないのだ。ノートはダイスキンでこと足りているし,手帳は当然にして1冊主義だし,ペンもダイスキンにはPlaisir,手帳にはハイテックCコレトで,それらを入れるペンケースも揃っている。
 それ以上,必要なものはない。しかも,道具は少ない方がいいとも思っている。

● 万年筆を何本も買って用途に応じて使い分けるなんてのは好事家の世界だろうし,それでは効率を落とすことになる。道具を使うために道具を使うことが悪いとは思わないけれども,自分がその世界に行くことはどうやらなさそうだ。

● が,ひとつだけあったら買おうと思っているものがある。測量野帳のクリアカバーだ。発売は7月8日なのだが,一部店舗で4月下旬から先行販売とある。
 LoFtにあれば買っておこうと思う。測量野帳は裸で使う方が格好いいと思うんだけど,このカバーを付ければチケットなんかを収納しておける。トラベラーズノートよりも便利なトラベラーズノートになりそうだ。
 値段は400円。測量野帳を2冊買えるけれども,ひとつは持っておいて悪くはないだろう。

● ただ,まぁ,絶対必要かと言われれば,いいえと答えるしかない。あと数年はダイスキン野郎のままだし,その後はCampusをシステミックに挟んで使うつもりなので,ヤチョラーにはおそらくならない。
 “Campus+システミック”でもたぶんトラベラーズノート的な使い方はできると思う。Campusは万能だと思っているんだよね。

● でも,測量野帳のクリアカバーがあれば買っておきたい。それほどに,買いたいものがないということ。
 が,宇都宮のLoFtは先行販売の店舗にはなっていないようだった。たぶん,地方で先行販売ってのはないんでしょうね。やるとすれば,東京や大阪などの大都市圏でしょうね。
 というわけで,これは7月8日以降に買うことにする。

● 次に無印。銀座の旗艦店には行かなきゃなと思ってたんだけど,錦糸町パルコの無印に2度行って,何だか気がすんでしまった。もはや錦糸町と言わず,宇都宮のこの店でいいかなと思っている。
 で,今回は文具売場のみならず,洋服や雑貨なんかも見て歩いた。とはいえ,やはり惹かれるのは文具。

● “未ざらし雑記帳”っていうのがありますよね。ラフなメモを取るのにこれはいいかもなぁ。中紙だけでできているんだから,裸で持ち歩くには抵抗があるかもしれないけれども,自宅や職場に置いて使うには何の問題もない。
 いや,薄いからごく短期間で使い切るだろう。手帳やノートに挟んで持ち歩くのもOKか。ネットを見たら,トラベラーズノートに挟んでる人もいた。
 値段も39円だったかな。気楽にポンポン使える。でも,96枚で100円のダイスキンの方が安さでは上。
 ただし,こちらは再生紙の混入率が非常に高そうに見える。エコ派であることをアピールできる(してもしょうがないだろうけど)。

● “再生紙 らくがき帳”にも注目。B5は80枚,B4は40枚で価格は100円に満たない。ダイソーにはA4で50枚のレポートパッドがあるけどね。
 無地の大きな紙に自由に何ごとかを書き(描き)つけるっていうそれそのものに憧れる。子供はやってるよね。自分も子供のようにそういうことができれば。そういうことをするのにこの“らくがき帳”はいいなぁと思う。

● 上野文具にも測量野帳のクリアカバーはなかった。っていうか,測量野帳じたいを発見できなかった(ないはずはないと思う)。
 ここには昔の文具店的な空気が残っている。ファッションとしてではなく,お役に立つものを提供しますよ的な。とはいっても,PLOTTER(デザインフィル)が売場の要所に置かれていたりということはある。

2019年5月13日月曜日

2019.05.13 宇都宮の文具店を巡る

● まず,上野文具の本店。コクヨ祭りというのをやっていて,コクヨのテープ糊が半額。が,買わず。使わないからだ。

● プロッターのリフィルが売場の一等地にあった。メーカーはデザインフィルだったか。トラベラーズノートと同じく,ミドリの派生会社。今,一番勢いがあるのはミドリグループだろうか。
 が,買わず。使わないから。

● それにミドリグループの製品は高いし。
 が,この高いから使わないというのは一番つまらないかもしれない。モレスキンのように高くても品質粗悪とわかっているものは,使わないことに充分すぎる理由があるのだが,プロッターにしてもトラベラーズノートにしても,品質は値段に見合っているんだろうから。それに,文具の場合は,高いといったってタカが知れているわけだしねぇ。

● にもかかわらず,試しもしないで安きにつくというのは何だかなぁと,自分でも思わないわけではない。
 が,自己弁護しておくと,安価な製品でも実用上何の問題もないのだよね。ダイスキンに何か問題があるだろうか。Plaisirに何か問題があるか。じつにもって,まったく何も問題はない。だったらそれでいいじゃないかとなるのは理の当然。

● 自己イメージの低さってのもあるかもね。自分は高価なノートに見合ったものを書くだろうか。高価なペンに見合った使い方をするだろうか。
 どう考えても答えはノーなんだよね。俺には安物で充分だっていう結論に至る。そこをもう少し甘く見てあげた方がいいのかもしれない。

● 逆にいうと,皆さん,そういう高価なノートをお買いあげになるけれども,少し自己認識が甘すぎない? とか思ったりするわけですよ。そんなに大層なものを書くのかよ,って。遊びにお金をかけすぎなんじゃないの,って。
 いや,わかっているんですよ。遊びにお金を使わなくて何に使うんだってことなんだよね。わかっているんだけど,そっちに舵を切れないのが,貧乏性というものかなぁ。

● 東武百貨店5階の文具店。ペンケースごと職場に忘れてきたのでボールペンを1本買っとこうかと思ったんだけど,ここで百円や2百円のペンを1本だけ買うのはためらわれた。
 ので,少し高級なものをと物色してみたんだけども,結局,買わなかった。家には得るほどのボールペンやシャープペンが転がっているのだし,じつはこれから飲みに行くんで,たぶん使うことはないだろう,と。