主には「書く」道具について書いてます。手帳,ノート,筆記具,パソコンなどの話題がメインになると思います。といっても,パソコンや文房具のマニアではありません。この分野について知るところはあまりありません。 ごくあたりまえに属することを,試行錯誤ともいえない程度に試しています。 2024年3月からは鉛筆党員になりました。
2024年10月29日火曜日
2024.10.29 北星9606について
2024年10月27日日曜日
2024.10.26 鉛筆がいいのは,使ったら姿を消すところ
2024年10月24日木曜日
2024.10.24 上野文具のオリジナル商品を2つ購入
2024年10月22日火曜日
2024.10.22 買って後悔したもの パーフェクトペンシル
2024年10月21日月曜日
2024.10.21 筆鉛筆からの妄想
● 三菱の筆鉛筆を買ってみた。使い途は・・・・・・ない。
できれば,これで手紙を書いてみたいが,手紙を出す相手がいない。ラブレターでも何でもいいから書いてみたいんだけどね。
Hi-uni の10B も持ってるんだけど(9Bも8Bも持ってるんだけどさ),同様に持て余している。
● この筆鉛筆,10Bとしては国内初。Hi-uni 10B は後から世に出た。
埼玉県が小学校の硬筆書写用に採用しているらしい。それ以外ではほとんど使われていないんじゃないか。Amazon で取り扱っているから,埼玉にいないと買えないというわけじゃないけど。現に,ぼくもこうして買ったんだしね。
● 価格は Hi-uni の倍以上。が,三菱が筆鉛筆の質を下げて,自社のフラッグシップに加えるとは考えられない。
使っていないので断言はできないのだが,両者は同じものと考えていいだろう。
● となると,埼玉県の児童生徒の保護者は過重負担を強いられている,と思いますな。半額以下の Hi-uni 10B を選ぶことができないんだからね。
埼玉県市町教育委員会はいつまでこんな無意味な統制を続けるつもりかね。何十年は継続するといった裏取引を三菱鉛筆と取り交わしているわけでもあるまいに。
● 8Bには Hi-uni スーパーDX というのがあるけどね。価格は Hi-uni 8B の倍くらい。
これも硬筆書写用で,埼玉県御用達じゃなかったか。何をやっているのかね,埼玉県は。
ま,何をやろうと,カラスの勝手ではあるんだけどさ。
● これが大人だったらね,スーパーDX と並み Hi-uni に違いがあると思うんだったら,スーパーDX を買って使えばいい。そんなのは個人の自由だ。
が,埼玉県の小学生は使わされるわけでね。教育する側にそこまで野放図な裁量権を与えていいのか,とは思うよ。
● これも小さな利権だからさ。三菱鉛筆側に経済的な旨味はおそらくないだろうけど,経済外的な何らかのメリットはあるだろう。
それとも,公教育への奉仕のためにひと肌脱いでいるんだろうかね。
2024年10月19日土曜日
2024.10.19 北星とアイボールの無念,察して余りある
2024.10.19 2Bの鉛筆
2024.10.19 鉛筆の軸の太さはメーカーによって違う
上から,三菱,トンボ,北星 |
2024.10.19 ミミックにも弱点はある
● 右の写真は宝島社の『トンボ鉛筆8900ペンケースBOOK』の付録(いや,こちらが本体)のペンケース。片側をミミックルームにしている。
こんなドでかい筆箱を持ち歩くことは,もちろんない。家で鎮座されてござる。
● ミミックを持ち出すこともほぼない。持ち出すのは細いエクステリバーが適している。
ショートサイズ(エボナイトしかないが)が補助軸としては適しているかもしれない。レギュラーサイズのメリットは,鉛筆がそんなに短くならなくてもミミックに装着できるところ。
● そのミミックにも弱点が3つある。
①クロームのグリップはどうしても滑りやすい。
②鉛筆を装着するとグリップと本体軸の間に溝ができてしまう。その溝が指に与える感触は決して快ではない。
③グリップと本体軸の間が軋むことがある。強度に問題はないと思うが,これまた書くことへの集中を削ぐことがある。
● 狭義の実用性だけで言えば,ミミックは275円のクツワ補助軸に劣る。が,それらを補ってあまりある魅力がミミックにあることは言うまでもない。
その第1は圧倒的な質感だが,それを代表するのはアセテート素材のものだと思う。ベークライトでもエボナイトでもなく。
ただし,ここは異論が出るところでもあるだろう。
● 55円で買える三菱9800をミミック・ショート(エボナイト)に挿して使っていると,じつにどうも気分がいい。
が,安い鉛筆が高級筆記具に生まれ変わるという感覚ではない。つまり,ミミックが鉛筆にとっての厚化粧の役割を果たしているということではない。
鉛筆はそのまま使っても鉛筆だし,ミミックに装着しても鉛筆だ。ミミックごときでその個性を変えられるようなことはない。鉛筆は強い筆記具だ。
● では,気分がいいのはなぜか。ミミックの感触,グリップの太さ,質感ですかねぇ。
少し重くなるけれども,低重心でその重さを感じさせないのもミミックのいいところ。基本,軽量の素材を使っているのだが,とにかく鉛筆が軽いのでね。
昨今は木軸が脚光を浴びているが,それへのアンチテーゼとしての意味合いもあるだろうか。ミミックにも木軸のがある(あった)ようなのだが。