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2026年7月29日水曜日

2026.07.29 東京の文具店巡り 3

● 東京駅の京葉線改札を出て,銀座まで歩く。銀座
LoFt を覗いてみる。
 銀座 LoFt の特徴はモレスキンが充実していることですかね。ぼくはモレスキンは人類の恥部だと思っているので,充実していようがいまいが,まぁどうでもいいんだけどね。

● 4月始まりや9月始まりの手帳が出るようになって,文具店では手帳売場が撤去されずに1年中あるようになった。
 この分野でもデジタルツールは昔からあった。PDA と呼ばれていた。有名なのはシャープの Zaurus だったろうか。結局,ぼくは手を出さなかったけれども,使いものになったのかならなかったのか。

● 今では Google Calendar のような間違いなく使いものになるデジタルツールが存在する。にもかかわらず,紙の手帳は隆盛らしい。
 販売店の手帳依存度も高まっているに違いない。4月始まりはともかく,9月始まりの手帳は,それにあやかってメーカーが捻り出したものではないかと邪推している。

● あと10日もすれば,来年の手帳が店頭に並び始めるだろう。さすがに端境期とあって手帳売場にも枯れた感が漂うのだが,ほぼ日手帳の売場にカズンの avec があった。
 ほぼ日といえば,年間計画表,マンスリー,デイリーの三段構えだと思ったいたのだが,カズンにはそれ以外に週間バーチカルも付いているんだな。ログは週間バーチカルに残すことにして,メインのデイリーは “貼る” のに使えそうだ。マンスリーは使い道が浮かんでこないが,このやり方でカズンを使うのはありかなと思った。
 カバーなんぞは不要だろう。裸で使えばいい。ただし,価格は4,200円(+税)。トラベラーズノートもそうだけれども,けっこうな貴族趣味にはなるんだな。

● 銀座無印良品。文具に関しては,銀座だからといって他店にないものがあるわけではない。
 文具なんてものは無印で揃うなら無印を使えばいいものだと思っている。思ってるとおりにはしていないのだが,リーズナブルで確かな品質なのが無印。装飾をできる限り削ぎ落として云々というのは,二義的な話だ。

ル・コルビュジエ
● 銀座蔦屋書店。いつもながら多くの展示(個展)を開催している。
 「画家ル・コルビュジエ 建築の巨匠が紡いだ絵画の世界」も開催中。コルビュジエってどういう脳ミソを持っていた人なのか,凡人には測りがたい。と言えるほど,コルビュジエの絵が染みてきたわけではないのだけれど。猫に小判ということ。
天野タケル
 他に,天野タケルの個展など。天野タケルの絵はずっと何らかの形で蔦屋書店に置かれている。

● もちろん,文具売場も覗いたわけだが,ここで買えるものはすでに買っている。山本紙業の RO-BIKI NOTE や渡邉製本の Seven Seas など。
 他にぼくが買えるものはないから,買うとすれば同じものを買い増すしかないのだが,前に買ったのがまだ手つかずで残っているのでね。

鈴木勁「Urban Memory」
● 以前は,BLACKWING も扱っていた。BLACKWING が実店舗から撤退したのを機に蔦屋書店からも消えたのだが,今は復帰したはずた。
 が,蔦屋書店では扱いを再開していない。ANGERS でも同様だが,たぶん,これからもしないのだろう。

● 新橋にある奈良県のアンテナショップに入ってみた。御当地野帳がないかなぁ,と。
 はい,ありませんでした。

2026年3月12日木曜日

2026.03.12 福田屋宇都宮店内の文具店巡り

● 福田屋内の文具店巡り。まずは上野文具。
 伊東屋も銀座の本店より池袋店の方が好きなのだが,上野文具も池上町の本店より福田屋にある支店の方が好きだ。品揃えは本店の方が家いいに違いないとしても,ワンフロアにまとまっている方が面倒がないということだ。

● 福田屋には LoFt もある。上野文具が先にあって,後から LoFt が入った。上野文具には痛手だろうと思ったのだが,むしろ苦戦しているのは LoFt の方だと映る。ぼく一個も LoFt より上野文具を見ている方が面白い。
 LoFt は淡白という印象。本社の方針があって,各店舗が勝手に売場を作ることはできないのだろうけれども,上野文具の方がうねりがあると思う。

● 値段はどちらも同じなのだから,どっちで買ってもいいのだが,上野文具の方が攻めている感じがする。フェアというか特設コーナーが多い。
 今だと入学フェアということになる。中学校に進学するのかと思われる女の子と母親が文具を物色に来ていた。それ自体が文具店にとっては重要な装飾になるのではないか。文具マニアよりも,そういうお客さんに来てもらった方がありがたいだろう。

● 上野文具の Campus コーナー。A6 ルーズリーフを前に買ってるんだけども,コクヨは14穴。リヒトラブは17穴。メーカーによって規格が違うんだな。
 安価な保存用バインダーがないので,今のところ,A6 ルーズリーフの本格使用はないけれども,こういうのは統一した方が業界の利益になるんじゃないか。

● 宇都宮の御当地インクもある。いちご王国レッド,レモン牛乳イエロー,若竹グリーンなどなど。
 この沼には墜ちまいぞ。てか,気をつけなくても墜ちることはない。腹の足しにならないことには興味がないタイプなんでさ。だったらなぜ文具なんかに興味があるんだよ,ってことになりそうなんだけどね。

● 無印良品も覗いてみた。無印文具をたくさん使っているわけではないが,無印文具は機能-価格比に優れる。
 装飾性を削ぎ落として実質本位だけれども,オシャレにも気を遣っている人がユーザーになるというイメージを勝手に作っている。実際がどうなのかは知らない。

● が,最近まで,無印は主張が強すぎると思っていた。ひと目で無印だとわかってしまう。何だかなぁと感じるところもあったのだが,現在は無印ってかなりいいじゃんと思っている。
 そのわりに無印製品をあまり使っていないのは, ぼくがA6ノートと鉛筆しか使わないからだ。どちらも大量に在庫を抱えてるんで。
 ので,上野文具でも LoFt でも無印でも,何も買わなかった。基本,欲しいものはないわけで。

● ところで。無印は青森駅の駅ビルに入っている店舗がぼくのお気に入り。
 当然,しょっちゅう行けるところではないが,青森にあったものがここにはないぞ,と思うことあり。陳列の仕方が違っているだけなんだろうけど。

● 上野文具の隣には くまざわ書店がある。そのくまざわ書店にこんな雑誌がある。
 過去の受賞製品がその後どうなっているのかっていう,意地悪企画をやってくれるところはないかね。

2025年10月28日火曜日

2025.10.28 銀座無印の「Paper Trail」展

● 銀座無印6階の展示を見てきた。POSTALCO のデザイン哲学について。
 この展示だけではなくて,同じ場所で販売されている『霧の中の展望台』をお買いになって読むといいでしょうね,POSTALCO を知りたい人は。
 というか,この展示だけを観ても,POSTALCO の何がわかるのか,ということだ。

● 無印が POSTALCO を取りあげるのは,何となくわかるような気はする。類縁性がありそうだ。
 ただし,無印が POSTALCO ほど尖るわけには行かない。無印が大ブランドだからで,POSTALCO 路線をなぞることになったら,ムジラーの大部分を切り捨てなければならないことになる。

● とわかったようなことを言っているが,ぼくは POSTALCO の製品を使ったことはない。POSTALCO の何を知っているのかと言われれば,まぁ,何も知っちゃいない。
 使うとすればスナップパッドくらいのものだが,今のところ,使う必要には迫られていない。


(追記 2025.11.11)

● 今日は新橋側から銀座の文具店を経巡ってきた。で,中央通りをさらに京橋まで歩いた。
 POSTALCO SHOP を見ておこうと思いましてね。リアルのショップはここだけですか。つっても,ぼくが買うとすれば,スナップパッドだけなんですが。バッグや洋服はてんでお呼びじゃありませんや。

● けど,結局,中に入ることはできませんでしたよ。何も買わないで出るわけにはいかないような気がしてね。
 正直,お客さん,1人もいなかったし。平日の昼間ですからね。伊東屋には外国人があふれているけれども,POSTALCO はニューヨーク発祥だものな(と言っても,現在の活動拠点は東京か)。

● スナップパッドにしてもね,アイディア,創造,クリエイティブといった言葉と相性がいい製品でしょ。ふとした思いつきを膨らませるのに使うものというイメージがあるんですよ。
 ところが,そうしたものがぼくの生活の中にはないわけですよ。これからもないと思うんですよ。能力のことを別にすると,そんな必要に迫られないからなんですよね。

● だから,スナップパッドもぼくにはなくてもいいものっていうかね。よし,買って帰ろう,というところまでいかなかったんですよ。
 でも,A4,A5,A6 とすべて揃ってましたよ。いつか買うときがありますかなぁ。

● ここから東京駅はすぐそこ。東京駅から車中の人になりました。

2025年9月14日日曜日

2025.09.14 都内の文具店巡り

● まず,ANGERS Ecute上野店。ANGERS でも来年の手帳が一等地を占めている。
 高橋や能率はない。開運ダイアリーだの夢が叶う手帳だのという,愚者ビジネス媒介物もない。ロディア,ほぼ日 weeks,ミドリなど。そのうち,ANGERS 手帳も並ぶのだろう。

● 東京駅地下のトラベラーズ・ファクトリー。外人ばっか。スタンプコーナーに行列ができていた。並んでいるのは外人女子。人気は世界的。
 「TRAVELLER'S TIMES」の今年号が出ていたのでもらってきた。20周年になる。これを読むとトラベラーズノートを使いたくなる。使わないけど。

● 万引きが増えてるのかと思わせる措置がなされていた。これだけ外人が増えれば中にはいるかね。ドギつくやるヤツが。
 日本人の中にもいるんだろうけどね。

● 丸善丸の内本店。PENフェス イベントってのをやっていて,“すずめや” とか “ステッチリーフ” とか,いろんなところが出張している。
 完全なる祝祭空間。北関東の田んぼの村の住人は人酔いしそうだ。

● 銀座 LoFt。やはり,ほぼ日手帳になりますかね。5年手帳のカバーもありましたよ。
 ほぼ日手帳って,興味がない人は全く目もくれないというところがあるんですかね。売場にはあまり人がいない。が,立ち寄る人はたいてい何かを買っていくみたいな。ぼくは買わないんだけど。

● 無印銀座。6Fで「Paper Trail 展-すべてのものは未来のためのプロトタイプ」を開催中。サラッと見て,4Fの文具売場。
 無印製品は毎日使っている。手帳用の六角ゲル。今は廃番になってるやつだが。ノートもわりと使ったし,在庫を抱えてもいる。
 プラチナ Preppy も,純正より無印のポリカーボネート万年筆がいい。樹脂の強度が違う。インクが外から見えないから,多色展開する人には向かないけどね。

● ムジラーにはわりと親近感を覚える。いいセンスしてるねぇ,とか思っちゃう。
 おまえに思われたくねーよ,って言われるだろうけどさ。

● ここも外人が多い。どこもかしこも外人だらけ。比較的,外人比率が少ないのは丸善。
 来てもらって,買ってもらわないと困るし,かと言って,これじゃ近寄らない日本人が多いかもしれない。痛し痒しのところがある。が,基本は肯定して対応しなきゃしょうがないんだろうねぇ。

2025年5月6日火曜日

2025.05.06 手帳用のボールペン

● 手帳には赤・青・黒・緑の4色の細字ゲルボールペンを使用。大昔にはシャープペンも使っていたのだけれども,紙面が擦られると汚れてしまうのが気になって,ボールペンに替えた。
 あの頃は手帳に直接,予定を書き込んでいたのだろう。間違えたら消しゴムで消せることを優先していたのかもしれない。ほとんど憶えていないんだけど。

● いつからか,今日より先の予定は付箋に書いて貼るようにした。手帳に直接書くのは,過ぎてからログとして書き残す場合。修正の必要がないので,消せないボールペンでよろしい。
 ちなみに,消せるボールペンというのもあるけれども,使ったことはない。使ってみたいと思ったこともない。が,2本ほど買った。なぜだ?

● 赤青黒は今は亡き無印の六角。0.25㎜。キャップ式。ファミマが無印良品の取扱いを止めるときに,半額で放出したのを家人が買って,ぼくに払い下げたのだ。使わないなら買うなよと思うのだが,半額シールにめっぽう弱いタイプなのだ。
 ぼくももらったからには使わなきゃと思ってね。リフィルはファミマにはなかったらしい。無印の通販サイトにも全色はなかったんだっけかな。

● ぺんてるのハイブリッドテクニカのリフィルがぴったりハマるので,0.3㎜を20本ずつ買ったのだった。4年前のこと。
 軸本体は長く保つだろうから,これだけあれば一生使える。が,そんなには要らなかった。半分でも多すぎた。

● 緑はやはり無印の丸型。こちらは無印の現行品。0.4㎜。
 0.3㎜は存在しない。ノック式の SARASARA のリフィルも使えるのだが,SARASARA に限らず,緑色の0.3㎜ってないですよね。唯一の例外が Hi-Tec C COLETO のリフィル。

● その Hi-Tec C COLETO を長く使ってたんですけどね。Hi-Tec C は外出用にしました。そんなことをしないで,これ1本で通すのが正解だった,という気がしなくもない。
 1色1本だと持ち替えるのが面倒。キャップの取り外しは,なお面倒。Hi-Tec C なら線幅を統一できるしね。

● この4色をどう使い分けているかは,気が向いたら書きます。
 が,言うまでもないでしょうが,大したことはしちゃいませんぜ。

2024年7月18日木曜日

2024.07.18 那覇の無印良品

● リウボウの8階には無印が入っている。7階までは行くのだが,8階まで上がるのは今日が初めて。
 無印の中でも大規模店になるんでしょうね。ここが沖縄の無印ファンの付託に応えているのかと思って,いくつかの売場を見て歩いた。

● 沖縄では,無印にこだわる人は本土ほど多くはなさそうに見える。ぼくの目が節穴なのかもしれないけどね。
 たとえば,沖縄にはかりゆしウェアがある。かなり浸透している印象。制服にしているホテルもけっこうありそうだし,私的に選んで来ている人も多い。このかりゆしウェアと無印の衣類はけっこうバッティングするんじゃないか。

● ぼくは文具売場しか見ないのが基本なんだけども,無印文具はゲルインクボールペン,無印版Preppy,ノート,鉛筆など,それなりに持っている。しかぁし。
 今あるものを使わないとね。新たに買うものはもうない。
 だけど,“買う” という行為をしたいときがあるんだよね。何でもいいから買いたぁぁぁい,というやつ。買わずにいられない気分のときはノートを買うことにしている。

● 同じ階にシェアオフィスもあるんだけども,利用者はほとんどいないようだ。We Works も破綻して,なかなか難しい商売であることはわかっているのだが,コロナ収束後,リモートワークはどの程度残っているのだろう。
 スタバとかネカフェとか,競合相手も多いだろう。スタバを仕事の場にするのはどうかと思うんだけれども(守秘義務を全うできるのか),だからといってこういうところでレンタル料を払える人はそんなにはいないのだろうなと思っている。
 この商売は富裕層ビジネスなのかもしれないね。であれば,最初から多くの顧客は見込めないよねぇ。

2024年4月23日火曜日

2024.04.23 無印良品の鉛筆を買う

● 宇都宮の福田屋に来た。3Fに上野文具,2FにLoFtと無印があるので,文具店巡りになるわけだが,鉛筆を使うようになって,文具そのものへの関心が大きく低下。鉛筆1本でことは足りる。
 強いて言うと,学童文具売場での滞在時間が長くなった。彼らと同じものを自分も使いたい欲が出てきたのは何の所以ぞ。

● それでも,何かないかと思って売場を巡るのだが,ほぼ目を閉じてる状態になっているので,新しい発見などあるわけもない。

● 無印で鉛筆を買った。HB,B,2B,4Bの4種。2本で税込み70円は国産鉛筆の最安値ではないか。ダイソーでも3本110円なんだから。書き味の想像もつく。問題あるまい。
 しかし,2本で70円とは。

● 無印はそれでも一定の利潤を確保しているはずだが,無印に製品を納入しているメーカーは利益を出せているのか。この仕様ならばギリギリ何とかなる?
 その昔は上流階層しか手にできなかったはずの鉛筆が,空気のように誰でも使えるものになったのは慶賀の至りではあるんだが。


(追記 2024.05.02)

 ダイソーには4本で110円の国産鉛筆もありましたね。無印の2本70円は第2位ということになります。
 これがその最安値の国産鉛筆。消しゴム付き。メーカー名の記載はないが,たぶんアイボール鉛筆㈱でしょう。これも書き味に問題があるはずないと思えますな。

2022年9月22日木曜日

2022.09.22 6年連用日記が復活

● 無印の「1日1ページノート」は1ページ18行。1日3行ずつ書いていけば6年使える。ので,このノートで6年連用日記なるものをやってみようと思い,去年から始めた。
 まぁまぁ順調だったんだけども,その順調は長くは続かなかった。1年目は8月24日で止まってしまった。以後,大晦日まで白紙の日が続いた。

● こういうものは1年目は大変だけど,2年目からは1年前に何をしたかがわかるので続けやすくなる,と聞いた。ので,気を取り直して,今年の元日から再開。
 しかし,1年目よりもはるかに早い,3月4日で止まった。そのままズンズンと白紙の日々。

● それが,7月30日にふと再開。8月24日からは,去年の手帳を見ながら去年と今年の2年分を書き,今年の脱落分は今年の手帳を見ながら埋めていった。
 いえ,これ,徒労感がハンパなかったですけどね。時間のムダだ,やめてしまった方がいいんじゃないか,と。ログは手帳に書いてあるんだから,手帳を見ればいいので,わざわざ連用日記を作ってどうするのだ,と。

● けれども,今日,今年分の埋立作業が完了した。2年分書くのも今のところは順調に行っている。
 このまま行けば,今年の大晦日には昨年分の埋立も終わることになる。

● おおよそ,1日120字程度になる。Tweet よりやや少ない。が,2026年の大晦日に1行も残さず埋め尽くすと26万字に達する。
 単行本は10万字程度らしいので,単行本2冊分の大部な “著書” ができあがる。読者は自分ひとりしかいないけど。
 最後の1行が埋まる瞬間をイメージするのが,徒労感を押しやる原動力になったかな,と思う。

● というわけで,ぼくはこのノートを連用日記にしているのだが,19本の横罫線が引かれているのだから,左端に時刻の数字を入れれば,デイリー手帳になる。
 しかも,縦の破線も14本,薄っすらと印刷されているから,置き場所の始末もつけやすい。年間計画表もマンスリーもウイークリーも付属しないデイリー手帳。スッキリ爽やか。

● 個人的には,市販の手帳にはだいたいある見開き2ページの年間計画表が欲しい。が,ネットから引っぱってきて,印刷したものを表示裏に貼っておけばすむ。
 こうして600円でデイリー手帳ができあがる。出来合いのものを使うより,ずっといいかもしれませんねぇ,手作り感が加わって。

2022年8月31日水曜日

2022.08.31 無印良品のポリカーボネイト万年筆を買う

● 宇都宮駅ビルに無印良品が入って数ヶ月が経つ。という印象だったのだけども,昨年の4月23日だったらしい。1年半も前になるんだね。
 それを数ヶ月前と感じてしまうんだから,時間が経つのは速いわけですよ。

● 現役時代は日々の基本色は憂鬱色だった。憂鬱色に泊まっていると,1日が過ぎるのは遅いのだが,まとまった時間,1ヶ月とか1年,はスルスルと過ぎていった。
 今の基本色は無色透明なので,1日が過ぎるのも速い。

● ところで。その宇都宮駅ビルの無印良品で初の買物をした。無印の売場としては狭い方なのに加えて,自分が文具売場しか見ないのが相まって,ずっと素通りしていた。無印の文具はだいたい頭に入っているので。
 が,今日,初買物。何を買ったかといえば,ポリカーボネイト万年筆。490円。中身はプラチナの Preppy。カートリッジが1本付属。

● Preppy はすでに何本か持っていて,これ以上増やしても仕方がない。しかし,まぁ,上手く使い分けができればいいのだとか何とか理屈をつけて,買ってしまうわけですよ。490円だし。
 実際には使い分けなんか,できないし,やらないんだけどさ。

● 万年筆は毎日使うのが最良の手入れになる。たとえ安価なものであっても,使いだしたら毎日使うのが望ましい。万年筆に限らず,何でもそうだ。典型的には弦楽器がそうだよね。使わないで放置しておくと,傷みが光の速さで進行する。
 ところが,10本と言わず,3本であっても,毎日使って使い分けられるほど筆記量の多い人なんていないでしょ。買ったときの状態で保存しておいて,あとは眺めるだけというなら,何本持ってもいいけれども,使うのなら同時に持っていい万年筆の数はごく限られたものになる。
 できれば買わないで,販売店にそのまま預かってもらっていた方がいいんだよね。わかっちゃいるけど,490円だし,ってことになったわけね。

● カートリッジはブルーブラックと黒があるのだが,本体は黒ばかり。黒を使えと神様が仰っているのだろう。黒のカートリッジも一緒に購入。5本入りで250円。
 当然,プラチナのカートリッジだ。プラチナが自分で出しているカートリッジは10本で440円。Amazonで買えば280円程度だから,カートリッジはプラチナ純正(無印で売られているのも純正なのだが)を買うのが吉。

● Preppy にはコクヨ PERPANEP 版もあるので,オリジナルと合わせて3つのブランドから出ていることになる。3つのキャリアから出ているスマートフォンのようなものだ。
 左の写真は,左からオリジナル(プラチナ版),コクヨ版,無印版。
 オリジナルとコクヨ版は全く同型。無印版はキャップをストレートにして,クリップも装飾を排した形。
 コクヨ版と無印版は同じ材質だと思う。同じ樹脂でも強度が違う。オリジナル(プラチナ版)は嵌合を繰り返すうちにキャップにヒビが入る。キャップ内側の突起もすり減ってくる。嵌合しなくなる。
 白い方の2本はそこが丈夫だ。無印版は買ったばかりで使ってないわけだが,コクヨ版はそれなりに使っている。そのうえでの体感です。

● オリジナルは0.5mm(中字),0.3mm(細字),0.2mm(極細)とあるのに対して,コクヨ版と無印版には0.3mmしかない(と思う)。ぼくはオリジナルとコクヨ版の首軸を入替えて使っている。オリジナルの0.2mmをコクヨ版に装着。現時点ではコクヨ版のその1本しか使っていない。
 コクヨ版は最近までは440円だったのが,484円に値上げされて,無印版と価格差がなくなった。オリジナルは330円だが(0.2mmと透明軸の0.3mmは440円),通常筆記にグイグイ使っていくなら,白い方のどちらかだ。好きな方を選ばれよ。

2022年8月19日金曜日

2022.08.19 無印良品の測量野帳が安い

● 宇都宮は福田屋(竹林の方)に入っている無印良品。無印版測量野帳が置いてある。これは置いてないところもけっこうあるので,現物を手に取る機会はわりと少ない。
 昔,ファミマが無印製品を扱っている頃には,たいていファミマに置いてあったものですけどね。

● その無印版測量野帳の価格が税込180円。折丁を5つ重ねて製本しているところから見ても,コクヨのOEMに間違いない。
 コクヨ版は264円になった。となると,無印版の安さが際立つ。
 カウネットで10冊単位で買えばコクヨ版ももっと安く買えるんだろうけどね。とりあえず4冊購入。

● ところが。代金を支払った後でレシートを見ると,150円になっていたんですよ。どういうわけかは知らないバーコードを読み込むんだろうから,金額の打ち間違いなんてのは,発生する余地はありませんね。
 ということなら,カウネットより安いんじゃないか(→ カウネットでコクヨ版を買った方がわずかに安い)。全部,買い占めたくなりましたよ。
 おそらく,廃番になるのだろう。流通在庫の処分ということだと思う。

● 無印に0.25㎜の六角ゲルインクボールペンが復活したわけだけど,リフィルは
依然として売られていない。使い切りだかんね,その代わり本体価格を安くしてっかんね,というわけだろうか。
 昔,ファミマが無印製品を扱いをやめるときに,半額セールをやっていたらしく,相方が赤,青,黒の3色を買ってきた。その後,廃番になったわけだけども,ぺんてるのハイブリッドテクニカのリフィルが使えることを知って,赤,青,黒のリフィルはまとめ買いをした。

● で,復活してから紫とブルーブラックを買ったんだけども,紫とブルーブラックのリフィルがハイブリッドテクニカにあるのかどうか知らない(ハイブリッドテクニカのリフィルがまだ販売されているのかどうかも)。
 が,自分が0.25mmの紫とブルーブラックをリフィルを替えてまで使い続けるとは思えないので(SARASA や uni-ball one のボルドーパープルやボルドーブラックは使うと思う),リフィルがないのはさほどの問題ではないっちゃないのはたしか。

2022年2月17日木曜日

2022.02.17 無印良品の万年筆

● 測量野帳にスピン(栞ひも)は要らないと思っていたんだけれども,アトレ川崎の無印良品でシールで貼りつける式のスピンを買った。ものは試し。ちょっと付けてみようか,と。邪魔なら剥がせばいいだけだから。
 2本組で5つ入ってて150円。

● で,野帳カバーに付けてみた。野帳には長すぎる。鋏でちょん切るか。
 どんな感じなのかは,しばらく使ってみての話。

● 150円のスピンだけ買うのも何なので,折りたたみ式の定規と小さな鉛筆削りとA6ノート5冊も。
 定規も鉛筆削りも新たに買う必要はないけど,携帯できるのを持っていた方がいいと理屈を付けて買った。携帯できるものもすでにあるところが,ちょっと困る。
 モノは増やしたくないと言いながら,文具は際限なく増えていく。困ったものだ。文具は(文具に限るまいが)使ってナンボなのだ。買って使わないのは最悪なのだ。

● ところで。無印の万年筆があるのは知っていた。その万年筆を初めて見た。
 銀座の無印でも見たことはない。まさか銀座にないってことはないだろうから,今までは気に留めなかったのだな。

● 白いポリカーボネイト製のとアルミ製のがある。ポリカーボネイト製はプラチナの Preppy。色も嵌合の具合もコクヨ PERPANEP の Preppy と瓜二つ。PERPANEP の方が50円安い。
 初めて見た記念にひとつ買っておいてもいいかと思ったんだけども,レギュラー製品の Preppy が何本かあるし,PERPANEP の Preppy も3本ある。これ以上は要らない。

● アルミ製のは袋に入っているので,メーカー等は確認できず。といってもね,カートリッジは欧州共通規格のものらしい。とすれば,オートが生産してるわけだよね。
 国内の3大メーカーのどれかではない。かといって,欧州メーカーのOEMのはずはない。消去法でオート。トラベラーズカンパニーのブラス万年筆も同じでしょ。

● だったら,オートが自社ブランドで出している「タッシェ」あたりを買ったらいかがですか,と言いたくなるなぁ。わざわざ無印にしなくてもねぇ。
 ちなみに,無印の万年筆はコンバータも使える。無印からコンバータは出ていないが(オート社がコンバータを作っていない),インクが欧州共通規格なんだから,使えるものがあるに決まっている。

● サラッとネットを見た限りではペリカンのコンバータがいいらしい。万年筆本体と同じくらいの価格になってしまうが,そこは致し方がない。
 コンバータを装着すれば,好きなインクが使えるわけだから,パイロット「色彩雫」の翠玉でも,セーラー「四季織」の匂菫でも,好きなものをお使いになればよろしいのだ。

● 欧州共通規格のカートリッジはダイソーでも売っている。5本入りで100円(+税)。ブルーなのにブルーブラックと称しているという謎もわりと有名。
 おそらく,ダイソーカートリッジも使えるだろう。コンバータなど面倒だというのであれば,ダイソーカートリッジを使うのはいかがか。

2021年12月31日金曜日

2021.12.31 6年連用日記のその後

● 今年から無印良品の「1日1ページノート」を6年連用日記として使い始めた。1ページがA罫18行なので,3行書けば6年分になる。「ほぼ日5年手帳」の向こうを張ってみようと思ったわけだ。
 で,途中までは順調だった。ところが,8月の途中で止まってしまって,以後は白紙。それ以前も,1ヶ月や2ヶ月は遅れることがあって,手帳を見て思いだしながら書くというありさまだった。

● そもそもの話,日記的なものを2つも3つも書いたって(手帳と毎日何かしら書いているノートがある),面白いはずがない。徒労感さえ感じてしまう。

● が,明日からは1年前の今日はこうだったのかと確認しながら書ける。それがどう影響するか。
 前の年の8月以降の分を埋めながら,その日の分を書いていくことになるのか。そうなってくれればと思っているのだが,さてどうなるか。


(追記 2022.01.05)

● 今年の分を書き始めた。たしかに2年目は面白くなる。1年前の今日,何をしていたのかがわかるってこういうことか,と思いながら書いている。
 1年目は我慢の年だ。2年目からは我慢なしで書いていけるようになる。っていうか,なりそうだ。

● 1日に3行ずつ日記(でも何でも)を書いていくと,5年後にはこのノートが文章で埋め尽くされるわけだ。そうなったら,それはもう本だよね。
 本文366ページ(閏年があるから)の分厚い本。1冊しか印刷されなかった本。A6サイズだから文庫本そのものだな。
 読者は自分ひとりだけれども,その読者の一番の愛読書になるかもしれない。

2021年4月11日日曜日

2021.04.11 錦糸町パルコ4階の無印良品

● 錦糸町パルコの4階に入っている無印良品。錦糸町駅南口を出てすぐ。4階の全フロアを使っているんですかね。北口にあるアルカキットにも無印が入っている。
 至近距離に2つもあって競合しないのかと素人は思ってしまうんだけど,どうなんですかねぇ。川崎も駅ビル(アトレ)とラゾーナの両方に無印があるんだけど。

● 無印でもぼくは文具売場しか見ないので,どこの店舗じゃなきゃというこだわりはない。文具はほとんどの店が同じ品揃えになっている。ペンにはどういうものがあり,ノートにはどういうものがあるか,だいたいは把握しているつもり。
 なら,行かなくてもいいんじゃないかという話になるわけだけども,新製品が出ているかもしれないからねぇ。そこに無印の店舗があればたいていは覗いている。

● で,今回,「ノート 6mm 横罫」を発見。中紙が100枚。ただし,A5とB6のみでA6はない。
 A6があれば,あるだけ買い占めたい。ぼく,A6派なんで。

● 無印には「開きやすいノート」という96枚のノートがあった。現在の「フラットに開くノート」がその後継なのだけども,こちらは80枚なのだ。ほぼ日手帳カバーに挟むのに「開きやすいノート」はピッタリなのだが,「フラットに開くノート」だとスカスカになる。
 「ノート 6mm 横罫」のA6があれば,ほぼ日手帳カバーに挟んでガシガシ使えると思う。

● ノートはB罫が最も使いやすいという意見。方眼や無地ではなく,B罫がいい。単純に6mm幅で横罫が入っているノート。
 単純に罫線が入っているだけなのがいい。日付欄とかタイトル行とか不要。

● B5ノートの数冊パックがドッサリと。新学期対応でしょ。もう新学期は始まっているから,売れ残っちゃったかなぁ。
 売れ残りは出てもいいから,品切れを作るな,が至上命題なんでしょうなぁ。

● ところで。今の良品計画はウィグル綿の問題を抱えていて,どうも現在の経営陣では解決できそうにない。
 このままウィグル人虐殺の片棒を担ぎ続けては,アメリカから輸入禁止とドル決済拒否を喰らうかもしれない。欧米の優良顧客をそっくり失う。国内でも無印製品のユーザーであることを恥ずかしく思う人が,一挙に噴出する可能性がある。つまり,自社製品のユーザーにも恥をかかせることになる。今のままならそうなる。
 自社利益の極大化しか見ない企業の哀れだ。というより,方向転換をする決断力を発揮できない経営の弱さの哀れだ。良品計画の中に救世主はいるのかね。

● この店舗は MUJI BOOKS も充実している。無印自身を扱った書籍はあらかたここで揃うだろう。
 ぼくも何冊かを読んでいるが,商品開発力やできあがった商品の訴求力についてはすでに定評がある。実績もありすぎるほどにある。それだけに,経営のお粗末さが際立ってしまう。

2021年3月14日日曜日

2021.03.14 無印「1日1ページノート」の6年連用日記は順調

● 今年から無印の「1日1ページノート」を6年連用日記として使っているのだが,この使い方はなかなかいいなと思っている。それ用の専用ノート(5年日記とか10年日記とか)を使うのじゃなくて,一般的な普通のノートを連用日記の用途に充てているのが,何だか高度な使い方のような気がしてさ。
 (使い方として)高級チックというか達人チックというか。この使い方は自分で思いついたものではなくて,ネットにあった先人のアイデアをいただいたものだけど。

● この用途で使うなら無印のほかにも,Seriaにもその筋では有名なノートがある。「B6フリーノート 368ページ」というやつ。
 これを100円で出しているのが驚きだけれど,ぼくは使ってみようと思わなかった。
 第一に無線綴じであること。糊で接着しているので180度にパタンと開かない。ノートの場合,これは致命傷だ。

● 100円で売っているのだから,糸でかがってはいられないのだと思うが,手を離すと閉じてしまうノートでは,ストレスまみれになってしまう。600円出しても無印にするのが正解。
 ダイスキンは96枚(現在,店頭にある新型ダイスキンは64枚)とはいえ,糸でかがってあるんだからアッパレだ。Seriaノートは184枚もあるのだから,ダイスキンと同じようにやれというのは,無茶でしょ。

● 第二に,SeriaノートはB6サイズであることだ。
 無印の「1日1ページノート」はA6だから,連用日記として使うなら,大きいほうが書くスペースが増えていいんじゃないかということになりそうだが,B6ではほぼ日手帳のカバーが使えない。無印ノートを順調に使えているのは,ほぼ日手帳カバーにところを得させることができているからだ。
 ほぼ日手帳を使ったことはないんだけど,手帳カバーは2つ持っている。使わないで保存しておいても仕方がないので,使い途が決まるのは嬉しいことだ。
 ちなみに,出たばかりのドラミちゃんのカバーも欲しいのだけど,さすがに初老の男が使うものじゃあるまいよと思って,自重している。

● 第三に,耐用性。6年間使い続けるものだから,さすがに100円のSeriaノートで大丈夫かと思うところがある。大丈夫なのかもしれないけど。
 無印ノートなら4点糸綴じ。堅牢だろう。コクヨのCampusは無線綴じでありながら堅牢だけれども,それは薄いから。無線綴じなのに180度開くようにできるのも,薄いから。 

● ともあれ,3ヵ月の間,1日に3行ずつ書いてきて,2年目からはがぜん面白くなるだろうことは容易に想像できる。1年目は我慢のときだ。

2021年2月17日水曜日

2021.02.17 無印の中性ゲルインキ六角ボールペン(廃番)に,ぺんてるのハイブリッドテクニカのリフィルがぴったりハマる件

● 14日の日曜日。宇都宮市の福田屋(竹林の方)の2階に入っている無印良品でゲルボールペンを買った。「ゲルインキボールペンキャップ式 0.38mm・緑」という,90円の安いやつ。
 廃番になった六角形のゲルボールペンとリフィルの互換性があるかどうかを確認するため。

● って,あるわけがないんだけどね。六角はぺんてるのスリッチで,新しいのは三菱鉛筆のシグノらしい。
 (キャップ式の)ゲルインクボールペンのリフィルの長さや太さ,ペン先の形は,各社が独自の型式でやっているっぽい。スリッチとシグノでは合うはずがないのは,わざわざ買って試してみるまでもなかった。
 が,シグノのリフィルを入れようとしても入らなかった。これはどうしてだ? ぼくが持っているシグノは古い型式のやつなのか。

● ところで,どうしてこんなことをしているのかといえば,相方が買っておいた無印六角が何だか気になるからだ。
 なぜ気になるかというと,六角形の軸はたしかに持ちやすいし,これは使ってみたいと思ったから。

● しかるに,すでに廃番になっていて,元になったぺんてるのスリッチも生産終了になっている。
 しかし本体はあるわけだから(相方が買ってきたのは0.25mmの黒・赤・青),リフィルさえあれば長く使っていける。
 先日,生産終了になったスリッチのフィリルが,「Amazonでは10本1,100円で出ている」と書いてしまったのだが,あらためて無印六角のリフィルとAmazonサイトに掲載されている写真とを比較してみると,ペン先の形が違う。
 これだけ違っていては互換性はないんじゃないかと思う。仮に軸に収まったとしても,ペン先がガタつくんじゃなかろうか。

● Amazonで販売しているのは,どうやらスリッチのリフィルではないようだ。スリッチーズとあったので。
 スリッチとスリッチーズはどう違うのか。キャップ式の Hi-TEC-C に対する Hi-TEC-C COLETO のようなものっぽい。
 キャップ式のリフィルとノック式のリフィルの間に互換性などあるはずもなかった。

● 検索窓にあれこれ言葉を入れて,検索を繰り返した。したらば。
 無印良品の通販サイトで六角のリフィルを販売しているではないですか。1本84円(税込み)。間違いない。ペン先の形状もまったく実物と同じだ。
 ネットに次のような情報があるのは確認していた。しかし,この情報はすでに過去のものになっていると思いこんでしまっていた。無印六角リフィルの販売も終わっている,と。そうじゃなかったんでした。
 ぺんてるのキャップ式ゲルインクボールペン用リフィルは長さの違いを除けば基本的に同じ太さ,同じペン先形状をしており,長い方の軸に短い方のリフィルを入れ替えることができる。スリッチは替芯の販売をしていないが,スリッチOEMの無印良品 中性ゲルインキ六角ボールペンは替芯の販売もしており,スリッチの中芯と互いに入れ替えて使うことができる。
● しかし,問題はあった。黒と赤のリフィルはあるのだが,青はないようなのだ。
 もうひとつ。無印では5,000円以上で送料が無料になるのだが,無料にするためには60本のリフィルを買わなければならない。でなければ500円の送料を払うか。どうしたものだろう。

● 上記のサイトには「スリッチより長いハイブリッドテクニカのリフィルはスリッチの軸には入らないが,無印良品 中性ゲルインキ六角ボールペンの軸には入る」との情報もあった。
 が,ハイブリッドテクニカはスリッチよりも先に廃番になったようだから,リフィルも消えているだろう。と思ったので,ハイブリッドテクニカのリフィルが今でも販売されているかどうかなんて,確認もしなかった。

● ところが。Amazonはじめどこでも取り扱っているんですねぇ。どういうことよ。
 Amazonに掲載されているハイブリッドテクニカのリフィルの写真と,無印六角のリフィルのペン先の形状はほぼ同じ。なるほど,これなら無印六角でも使えそうだ。
 ともかく,実地に試してみよう。というわけで,16日にAmazonでポチってみた。価格は10本で499円(税込み)。

上がハイブリッドテクニカ,真ん中が無印六角のリフィル
● 17日(つまり今日)の午前中に届いた。このあたりのAmazonの速度の凄まじさはどういうわけのものだろう。
 ともかく,さっそく試してみた。結果。ハイブリッドテクニカのリフィルはギリギリで無印六角に収まる。この場合のギリギリというのは,ドンピシャリということでもある。完璧。文句なし。

● ので,ハイブリッドテクニカの黒・赤・青の0.3mmを20本ずつストックしておくことにした。
 あらためてAmazonでポチっておいた。これで握りやすい無印六角を長く使うことができる。

● つまり,上記のサイトにある情報はじつに正確無比であって,今回のぼくのドタバタはそこに付け加えるべきどんな情報も生産しなかった。その正確さを実地に確認しただけのことだ。
 どの道にも先達というのはいるものだが,いやもうお見事と申しあげるほかはない。

● こうした極細のボールペンは手帳に合わせる(手帳にしか合わせない)。手帳には黒・赤・青のほかに緑も使っている。どうせなら緑の六角もあるといい。
 要は本体があればいい。0.25mmの六角は黒・赤・青しかなかったが,0.4mmなら緑もあったのではなかったか。
 が,さすがに本体の方は無印の通販サイトにもないし,もちろんAmazonにもない。メルカリにはあるんだけど,そこまですることもなかろう。緑は14日に買った0.38mmでいいだろう。

● というわけで,無印六角騒動は無事に勝利のうちに収束した。
 のだが。手帳には Hi-TEC-C COLETO を合わせている。あらためて,Hi-TEC-C のリフィルがどのくらいあるのか確認してみたところ,かなりあった。
 ひょっとすると,無印六角の出番が来る前に,ぼくがこの世からいなくなるかもしれない。また,愚かなことをしてしまったかも。

2021年2月7日日曜日

2021.02.07 無印良品の中性ゲルインキ六角ボールペン

● 身辺(?)を整理していたら,右の写真のボールペンが出てきた。無印の「中性ゲルインキ六角ボールペン」の黒と青と赤。0.25mmの極細。
 ぼくは買った記憶がない。ということは,相方が買ったものだろう。通勤途中にファミマがある。ファミマが無印商品の取扱いをやめるときに,いろんなものを半額セールで捌いたらしいのだ。
 そのときに,買ってしまったものだろう。彼女は “半額” に殊のほか弱いので。

● しかし,このボールペンは現在では廃番になっている。今,無印の店に行っても,この商品を目にすることはない。
 ググってみると,このボールペンはぺんてるが作っていたもので,元になったのは「ぺんてる スリッチ 0.25」。そのスリッチが廃番になってしまった。その後もしばらくは無印向けには生産を継続したらしいのだが,現在はそれも終了。

● 無印版の六角形の軸が使いやすいという評判はあったようだ(スリッチは六角形ではない)。生産再開を望む声も。といっても,無印が自社工場を持っているわけではないから,作ってくれるところがなければそれまでのことだ。
 六角形の軸が気に入っているのなら,リフィルがあれば引き続き使っていけることになる。純正リフィルは生産終了になっているだろうから,スリッチと互換性のあるリフィルがほかにないかということになる。

● 「スリッチより長いハイブリッドテクニカのリフィルはスリッチの軸には入らないが,無印良品 中性ゲルインキ六角ボールペンの軸には入る」という情報があった。
 しかし。ハイブリッドテクニカはやはりぺんてるから出ていたゲルインクボールペンなのだが,スリッチより早く廃番になっているのだ。

● ネット通販のサイトを見ても,楽天やヨドバシ・ドットコムではスリッチは取扱いを終了している。しかし。Amazonは扱っているようだ。
 たとえば,「スリッチ0.25黒 10本」の出物がある。8,701円という価格になっているけど。メーカー希望小売価格の4倍。赤の12本入りボックスは6,396円で出ている。1本あたり約500円。
 どうしますか,買いますか。三菱鉛筆のSignoの0.28mmやゼブラのSARASAの0.3mmを使った方が良くないですか。

● いや,本体じゃなくて,リフィルがあるかという問題ですね。Amazonでは10本1,100円で出ている。
 これも割高ではあるんだろうけど,本体ほどではない。10本単位でしか買えないけれども,六角形に思い入れがあって,ずっと使いたいのなら,今のうちに買っておくのがいいんじゃないかと思う。
 ゲルインクのリフィルの賞味期限ってどれくらいなんでしょうね。10本買ったはいいけど,インクが出なくなってしまったといったトラブルが起きるのか起きないのか。そもそも,今買ったとしても,だいぶ前に作られたものだろうからね。
 でも,ま,おそらく大丈夫じゃないか。10年やそこらは無問題なんじゃないか。

● 極細のゲルインクボールペンはぼくも使っている。PILOTのHi-TEC-C COLETOを10年ほど(それ以前はシャープペンだった)。0.3mmの黒,青,赤,緑を使用。手帳に合わせるのはこれしかないと思っている。
 今はジェットストリームの0.28mmが出ているのが,それまでは極細はゲルしかなかった。10年経っても,バネもヘタらないし,特に不具合は出ていないから,まだまだ使えるだろう。
 というわけで,無印の六角ボールペンは出番がないかなぁ。

2021年1月10日日曜日

2021.01.10 ラゾーナ川崎とアトレ川崎

● ミューザ川崎に Orchestra Failte の定期演奏会を聴きに来た。終演後,ラゾーナの1階にある無印良品を覗いてみた。
 無印良品を展開する㈱良品計画もコロナに翻弄されてきた。昨年はアメリカの子会社が倒産し,株価も急落。3月19日には989円をつけた。
 どうなることかと思ったが,現在は2,300円まで回復している。あのとき買っておけばと思うのはゲスの後知恵というものだ。たぶん株価はまだ上げるだろうから,今からでも買っておけばよいのだ。

● 今年から無印の「1日1ページノート」を6年連用日記として使うことにした。A6サイズで中紙は184枚。368ページあるのだから1日1ページで365日分が収まる。A罫18行なので,1年に3行ずつ,6年分を1ページにまとめることができる。
 「1日1ページノート」は製本もしっかりしている。4点糸綴じ。6年間の使用にも耐えてくれるだろう。

● NOLTYや高橋書店,博文館などから,連用日記・連用手帳として設計されたものが出ている。3年用,5年用,10年用。ほぼ日の5年手帳もある。
 複数年のカレンダーが付き,予め月日や曜日が印刷され,記載欄が区分けされている。「1日1ページノート」以上に頑丈に製本されているだろう。厚さは同じでも判型が大きい分,パタンと開く。何より,「1日1ページノート」の3行分よりたくさん書ける。

● が,ぼくは「1日1ページノート」でいいと思っている。連用日記がメインになることはないので。
 手帳とメモ帳を併用している。メインはこちらになる。連用日記はまとめノートみたいなものだ。まとめだけが立派でも仕方がない。
 というわけなので,自分で日付を書いたり,3行おきに鉛筆で太線を引いて1年分を区分けしたり,そうやって普通のノートを連用日記に仕立てていくのでいい。分量的にも3行もあれば充分だ。

● ところで,この「1日1ページノート」の6年連用日記をめでたく使い切ったときに,ぼくは70歳になっている。ありゃりゃりゃりゃ。
 70歳以後の分も買っておこうかと思った。「1日1ページノート」が廃番にならないとも限らない。そうなる前に買っておいた方がいいんじゃないか。

● では,何冊あればいいだろう。3冊あれば18年分になる。その3冊を使い切ったときには88歳になっている。父親が亡くなった歳だ。自分もそのくらいまでは生きているだろうか。
 今使っているのと併せて4冊。これを使い終えたときに自分の人生も終わる。この4冊が自分の人生の残りなのだと感慨に浸ることができる。自分の人生の残りを見える化できる。それも面白い。

● でも買わなかった。手に取っていったんはレジに向かいかけたんだけども,思いとどまった。死に支度をするような気分にちょっとなったのと,まぁそんなに急がんでもと思ったのと。
 でも,いずれ,近い将来,買うでしょうね。人生の残りをシビアに認識しておいた方がいい年齢になってるわけだしね。

● ところで。無印良品の店はアトレ川崎の中にもあるんですね。アトレの4階にある。ほとんど隣り合わせといってもいいところに2つもあったんじゃ,共倒れにならないのかと思うんだけども,大丈夫なんでしょうねぇ。
 錦糸町もそうだよね。北口(アルカキット)と南口(パルコ)にある。無印ファンというのは,ぼくが思う以上に多いのだろう。

● ちなみに,アトレ川崎の4階には東急ハンズもある。3階にはSmithがある。文具好きには美味しいところだ。
 無印は別として,LoFtでも東急ハンズでも売られている文具は似たようなものだ。これだけ文具売場が密集していても,そこそこ売れているわけだろう。
 何かさぁ,それって途方もないことのような気がしてくるんだよねぇ。壮大な無駄のようにも思えるし,とんでもなく多くの人が贅沢を享受しているようにも見えるし。


(追記 2021.02.14)

 宇都宮の福田屋(竹林の方)の2階に入っている無印良品で「1日1ページノート」を3冊購入した。これで現在使用中のを含めて24年分。
 これを使い終えたときに,ぼくの寿命も尽きる計算。ぼくの人生はこの4冊分しか残っていない。これで覚悟が決まるということでもないけれども(あと24年もあると思っちゃうから),これからの24年間で何ができるわけでもなし,単に息をしているだけだろうな,という諦念のようなものは湧いてくるね。
 だったら,これから24年も生きなくてもいいよ,とは思えないところが,何というか,良く言えば人間らしいね。ともあれ。心して生きよ,俺。

2021年1月6日水曜日

2021.01.06 無印の「1日1ページノート」を使って6年連用日記

● 今年から無印の「1日1ページノート」を使って6年連用日記を書いていくことに決めていた。1ページ18行(A罫)なので,3行ずつ書くと6年分。2年目からがぜん面白くなるはずだ。
 なのだが,元日から昨日まで全く書くことなく過ぎた。これではいかん。
 で,今日,1週間分をまとめて書いた。手帳に書いておいたことから,その日のことを思いだして,転記した。

● 問題は手帳に書くのも5日分まとめてしまうことがあることだ。これはその日のうちに書いておかないとね。
 が,それもじつはあまり困らないかも。ログを細かくTwitterに記録しているからだ。これは間を置かずにやることが多いので。

● 実際に書いてみるとなかなか具合がいい。いくらでも書けるとなると(このブログのように)ついダラダラと書いたり,読み返すのが辛くなるほどに書いてしまうことがあるのだが,3行という制限があると,いい具合に取捨選択を迫られて,結果,ちょうどいいログになる。
 3行に圧縮するのは造作なくできる。何を捨てるかで迷う必要がない。躊躇なく捨てられる。捨てたものもTwitterには残っているわけだから。

● 専用の連用日記はもちろんある。たとえば,右の写真のようなのがある。B5で6,380円(税込)。確実に10年酷使できるしっかりした製本。決して高くはない。固定ファンもいるらしい。
 博文館や高橋書店からも出ている。高橋書店のはA5サイズで3,300円。はっきり安いといえる。月間ページ(横ケイ式)が付いているので,ぼくのような者にはスケジュール管理もこれで充分だろう。
 そこが逆に,購入をためらわせるところなんですよね。これさえあれば,すでに購入して使っている手帳が要らなくなってしまう。

● というわけで,ぼくは600円の無印ノートを使って連用日記というのを体験してみよう。まにあわせのつもりはない。
 このノート,4点の糸綴じで,耐久性は充分かと思うんだけども,A6でかなり分厚いので最初の方のページはけっこう書きづらい。しなってしまうので。

● 仕方がないかと思ってたんだけど,ほぼ日手帳カバーに入れて使ってみると(ギリギリ収まる。収まると言っていいのかと思えるほどにギリギリだが),その不具合がかなり軽減された。なぜだかはわからない。
 「1日1ページノート」に最初から付いているビニールカバーが悪さをしていたのかもしれないが,そうではないかもしれない。

● じつは,「1日1ページノート」はついウッカリ買ってしまったものなんですよね。買ったはいいけど,どう使おうか。
 ピッタリはまる使い途が見つかって,喜んでいるわけなんです。が,専用の連用日記を使ってもみたい。ちょっと揺れてはいる。

2020年8月19日水曜日

2020.08.19 無印の「1日1ページノート 文庫本サイズ」を連用手帳にするというアイディア

● 今月の9日から測量野帳の LEVEL BOOK をメモ帳というか雑記帳にしている。すこぶる快調で,今週末には1冊使い終えるペースだ。
 で,次は何を使おうか,と。LEVEL BOOK は伊東屋で5冊買ってるんだし,その後,カウネットで20冊も買っているので,次も同じ LEVEL BOOK を使えばいいわけだけども,過去に買いためたノートがいろいろあるんで,そろそろ使わないとな,と。

● 中でも無印の2つ。ひとつは,「滑らかな書き味 ハードカバーノート」というやつ。ファミマがまだ無印製品を扱っていて,でも扱いを止めることが決まっていた頃に,宇都宮駅東のファミマで買った。
 91×160mmで測量野帳より一回り小さい。中紙は96枚でB罫。5点糸綴じという丁寧な作り。700円だったと思う。
 測量野帳は折丁間の接着問題があるのだが(接着幅が1mm以上あって,ちょっとしたストレスになる),これはそれも解決している。

● ムジスキンと呼ばれたりもした。モレスキンに似ているということ。ただし,ゴムバンドはない。
 モレスキンに比せられるのは,良品計画としては心外かもしれない。モレスキンと比べたら,紙質をはじめ造本や品質管理の確かさが,月とスッポンほども違う。見ただけでわかるというものだ。
 モレスキンは中国製だが,こちらはメイド・イン・ジャパン。価格はモレスキンの半分以下で質感はモレスキンの倍以上。
 無印からこういうのが出ているのに,どうしてモレスキンを買う人がいるのか。文具界には不思議なことがあるのだ。
 なお,このノートは現在は廃番になっている。なっていないのかもしれないが,無印の店舗で現物を見かけないようになって久しい。

● もうひとつ。「1日1ページノート 文庫本サイズ」。その名のとおり,文庫本サイズ(A6)。中紙は184枚。つまり,368ページ。1日1ページずつ使っていって1年分。
 無印版ほぼ日手帳とでもいうか。トモエリバーのほぼ日手帳より厚さがある。ほぼ日手帳カバーにギリギリ収まるかという感じ。っていうか,収めようと思えば収まる。

● では,このノートをほぼ日手帳カバー(2つ持っている)に挟んで使ってみようか。
 と思ったところで,無印良品の通販サイトのレビューを見たんだけども,そこに「私は6行ごとに線を引いて3年日記として愛用しています」と書いている人がいる。

● なるほど。A罫で18行ですもんね。6行も書くことないって人は,3行ずつ6年連用にしてもいいわけですねぇ。アッタマ,いい~~。そのアイディア,いただきました。
 と,興奮気味に思ったんですよ。こういう使い方を思いつけない自分の凝り凝りの頭が恨めしい。
 昨年,小さいサイズの連用手帳を探して,これだと思って買ったのが,どうも案に相違するもので,ガッカリしたことがある。既製品を探すんじゃなくて,使い方を工夫すればよかったのだ。

● 同じことを測量野帳でやってもいい。中紙40枚だから,見開きで1日分に充てれば39日分になる。まぁ,1冊で1ヶ月。したがって,12冊用意することになる。
 ちなみに,見開きで1日分というのは,ほぼ日5年手帳が採用している様式。
 今使っている LEVEL BOOK は22行なんだけども,NOTE BOOK ならば25行だ。欄外をタイトル行に充てれば,5行でちょうど5年分。いい感じだ。
 問題は NOTE BOOK は60周年記念の限定商品で380円ほどすること。12冊で4,560円。ほぼ日5年手帳を買った方が安くなる。

● では,SKETCH BOOK ではどうか。3mm方眼が53マスだ。3マスはタイトル行として使用することにして,残りの50マスを10マスずつ区切って,やはり5年連用手帳にするのにピッタリ。こちらならカウネットで160円で買える。12冊で1,920円。いいんじゃないか。
 いや,素直に無印の「1日1ページノート 文庫本サイズ」を使うのが賢そうだな。

● ともあれ。いいことを教えてもらいましたよ。来年から連用手帳も使うことにする。どういうふうに使うかの腹案はすでにある。
 教えてもらったとおり,「1日1ページノート 文庫本サイズ」をその用途にあてる。1日3行もあれば充分なので6年手帳になる。

2020年8月17日月曜日

2020.08.17 無印良品版の測量野帳

● 手元に無印良品版の測量野帳(SKETCH BOOK)が何冊かある。無印の製品名は「紙クロス 手のひらサイズポケットノート」。ファミマが無印製品を取り扱っていた頃に買ったものだ。
 これを今でも無印は供給しているのか。去年,錦糸町パルコに入っている無印の店で見たことがあるんだけれども,後にも先にもその1回だけだ。銀座の旗艦店でもぼくは見たことがない。

● 無印版の特色は,表紙に文字が箔押しされていないところ。コクヨ版の深緑に英文字を箔押ししているのもかなりいいので,どちらを良しとするかは好みの問題。
 ただ,使っているうちに箔押しが剥げてくることはあるだろう。最初から文字がなければそいういうこともない。無印版の方が経年劣化が少ないと言えるかもしれない。

● コクヨ版だって,測量の現場で使われるよりも普通のノートとして個人利用されている比率の方がずっと大きいだろう。LEVEL,TRANSIT,SKETCH の3種あるが,個人で3つを使い分けている人はあまりいないと思われるので(ほとんどが SKETCH を使っていると思う),表紙に文字が入っている必要はない。その形態から野帳だとすぐわかるのだから。
 だからといって,コクヨが表紙から文字を取り払うわけにはいかない。現在も測量や建設の現場で使われているからだ。本来の使い方をしてくれている人がいる以上,その人たちがパッと見て LEVEL なのか TRANSIT なのかわからなければいけない。

● というわけで,コクヨ版と無印版の違いは,は表紙の表面だけだ。あとはまったく同じ。
 測量野帳には唯一,弱点というか使いづらいところがある。折丁から次の折丁に移るページだ。折丁を5つ,接着剤でくっつけているのだが,接着面が1mm以上あるために,そこで段差ができてしまうのだ。それがストレスになる。折丁は4枚の紙を二つ折りにしたものだから,8枚ごとにこの段差がやってくる。
 無印版もそこは同じだから,コクヨのOEMであることは歴然としている。

● だったら,表紙は深緑のままに無文字にすればよかったのにと,ぼくなんかは思ってしまうのだが,それでは無印の顔が立ちませんわねぇ。
 野帳に関しては,無印版の存在理由は限りなく少ないような気がする。これが無印流だよと言われても,ちょっと待てよ,と言いたくなるところがある。

● ところで。無印版は健在でありますね。無印の通販サイトで扱っている。しかも,1冊150円。
 コクヨ版はカウネットで10冊で1,474円。値段はほぼ同額なのだが,カウネットでは1,000円以上の注文で送料が無料になるのに対して,無印では5,000円買わないと無料にならない。34冊買えば送料が無料になるわけね。

● 他の商品は店頭価格と同額だ。ネットだからといって安くしているわけではない。野帳が150円というのは,店頭では扱わず,通販のみにしているからか。
 もし店頭でこの価格で販売したら,コクヨは無印への製品供給を停止せざるを得なくなるだろう。

● が,150円で販売しているとなると,儲けはあるんだろうか。コクヨはいくらで納品しているんだろうか。
 問屋価格で消費者に販売しているわけだろうから,1回の注文で相当数が捌けないと割が合わないと思うのだが,割が合う程度には量が捌けているのだろうか。

● ちなみに,測量野帳はナカバヤシからも出ている。LEVEL BOOK だけのようだが。藍色の表紙に「LEVELING NOTE」と箔押しされている。
 判型はコクヨ版と同じ。中紙のレイアウトはもちろん,40枚であることもコクヨ版と同じ。違いは製本の仕方。コクヨ版は折丁5つを重ねて接着して表紙を付けているが,ナカバヤシのは20枚重ねて二つ折りにして,中央を糸で綴じている。
 したがって,コクヨ版のように8枚ごとに開き方に違和感を覚えることはないはずだ。が,パタンと180度開く快感もないわけだろう。閉じた状態でもコクヨ版のように安定して閉じているわけではなく,膨らもうとするはずだ。
 どちらがいいかは好みによるところだと思うが,その製本の仕方を知って,自分はコクヨ版で行こうと思った。

● 「LEVELING NOTE」に3mm方眼のもあるようなのだが,何せ現物を見たことがないので,どんな按配なのかはわからない。わかる必要もないっちゃないんだが。
 そのナカバヤシ野帳,文具店で見かけたことはないが,通販サイトのモノタロウで1冊139円で販売している。ただし,いくら買えば送料が無料になるのかは調べていない。