2020年6月30日火曜日

2020.06.30 久しぶりにChromebookを

● 久しぶりにAcerのChromebookをひっぱり出してみた。Chromebookを2台買ったのに,使う局面がなくて遊ばせてしまっている。
 もったいないので無理にでも使おうと思って,時々,引っぱりだすわけだ。

● だけど,使い方がわからなかった。忘れちゃってるんですね。何をやろうとしたかというと,テキスト入力。
 そのテキストはUSBメモリに入っている。USBを接続することはできても,ファイルを開くことができない。どうやるんだったっけ。
 てか,USBメモリを挿すなんてのは,Chromebookの使い方としては邪道ですかねぇ。

 ファイルを立ちあげると,Chromeが開いてしまう。Windowsだったら自動的に「メモ帳」が立ちあがって即編集できるようになるのに,Chromebookだとそうならないのだ。これじゃ使い物にならない。
 設定を変えればテキストエディタで開けるようになるのだが,それに気づくのに結構な時間を要してしまった。

● が,ともかくテキストを使えるようになった。けれども,Think Padに比べるとキーボードがまるで違う。ペコペコしててとてもじゃないけどね。たぶん,自然に使わなくなるな。
 パソコンで最も大事なものは何かといえば,スペックや重量じゃなくて,キーボードの使い心地なんですよね。
 かつて,ThinkPad 13 Chromebook というのがあったけどね。これは打ちやすかったはずでしょうね。

● もう1台(ASUS製)は英字キーボード。好みの問題だと思うのだが,ぼくには英字キーボードは使いづらい。
 ASUSの方が軽いので,持ち歩くのにはこちらかなと思ったんだけど,キーボードがダメじゃ,軽くても持ち歩く気にはならないのだった。
 競合は「Android+BTキーボード」で,その競合相手に負けたということなのでもある。

● 今どきはWinPCも起動が速くなっている。メインマシンはWinだなと思った次第。で,すべての作業を1台に集約するのが効率を落とさないために必須。出先でPCをガシガシ使うなら,メインを持ちだすしかない。
 外に持ちだせるサブマシンが欲しいと思って購入したんだけど,2,3度持ちだして,こりゃダメだと思ってやめた。

● 外でPCを操る自分というイメージに溺れてしまったのがいけなかった。いや,自分のようなバカはたくさんいますけどね。
 いやさ,スタバなんかでPCを使っている人がけっこういるからね。彼ら彼女らの大体はバカっぽいじゃないですか。やめればいいのに,と思うじゃないですか。

● WinPCでもブラウザはChromeを使っている。PCで一番使うソフトは何かといえば,これはもう圧倒的にブラウザだ。どなたも同じじゃないかと思う。そのブラウザはChromeで決まり。
 のだが,OSはWindowsに慣れすぎている。Windowsの手順から離れる操作を要求されると,使いづらいと感じてしまう。
 ちなみに,Windowsは3.1の時代から操作体系の同一性をかなりの細部に至るまで維持している。何だかんだいって,マイクロソフトって大したものだと思うんですよね。

2020年6月29日月曜日

2020.06.29 同好の士はTwitterにあり

● Twitterでよくやる使い方。たとえば“測量野帳”で検索をかけて,出てきたTweetをダーッと見ていく。あっという間に1時間は過ぎてしまう。“トラベラーズノート” “能率手帳ゴールド”と次々にやっていくと,半日なんかすぐ終わる。
 あまりにスルスルと時間が過ぎていくので,こういうことをやるために自分の人生があるのではない,と言い聞かせることになる。

● 以前はInstagramでも同じことができた。ブラウザで“測量野帳 Instagram”で検索すると,Instagramに載っている測量野帳の投稿を見ることができた。
 が,今は仕様が変わったんですかね。それをやろうとすると,Instagramへのアプリを立ち上げることを要求されるようになった。ブラウザだけでは見ることができない。Facebookと同じことになったようですね。Googleの検索をはじく。

● Instagramには登録はしているのだが,一度も使ったことがないし,これからもないだろう。パスワードが何だったかも忘れてしまった(FacebookはIDを削除してだいぶ経つ)。
 ので,こういうことをやるにも,利用できるのはTwitterだけになった。Twitterだけで充分といえば充分だ。気晴らしというか退屈しのぎというか,少なくとも生産的なことではないので,Twitterでやり,同じことをInstagramでもやるというのでは,いくらなんでも時間の浪費が過ぎる結果になるかもしれないし。

● 測量野帳でも能率手帳ゴールドでも,皆さん,思い思いに,楽しそうに遊んでいるんですよね。どなたの人生も“楽しい”で埋め尽くされているはずはないので,測量野帳や能率手帳ゴールドを道具にして,束の間の息抜きを楽しんでいるのだろう。
 であれば,ぼくがそこに寄せるべきものは共感であって,それ以外の反応はあり得ない。もし,共感以外の反応をするのであれば,そうしたツイートを見るのをやめればいいのだ。

● 能率手帳ゴールドは霞が関の官庁や丸の内の大企業に務めるエグゼクティブが使うものだと決めつけていた。ステイタス商品だと思っていた。
 が,普通の若者がバンバン使っているのだ。小型手帳としては高価でも,5,500円で1年遊べるのだと考えれば,安いのかもしれない。

● しかも,贅沢に余白を気にしないで使っている。小型手帳ではその限られたスペースにどうやって多くの情報を盛りこむかが工夫のしどころで,小さい文字でビッシリ書くという発想を,ぼくなどはしがちなんだけども,そんなのはお呼びじゃないらしいのだ。
 そこが,思い思いに,楽しそうに,という所以なのだが,とにかく“楽しい”が最強なのだ。

● これらの人たちの中にはオフ会などを定期的に開いている人もいるのかもしれないが,そこまでやらずとも,Twitterでのこうした楽しみ方で,彼ら彼女らと脳内コミュニケーションを取ることができる。
 それで充分なのではないかと思う。同好の士はTwitterにありということだ。

2020年6月28日日曜日

2020.06.28 須藤 亮 『スマホメモ』

書名 スマホメモ
著者 須藤 亮
発行所 CCCメディアハウス
発行年月日 2018.12.13
価格(税別) 1,500円

● なぜ紙のメモ帳ではなくスマホでなければいけないのか。1つにはスマホは「人類史上初の片時も離せないモノ」だから。もう1つは,メモが1万,2万と増えてくると,自分思考のビッグデータになり,人工知能が扱うものになるからだ。

● 一方で,メモは見返すことと俯瞰することが大事だと語っている。俯瞰するための方法として,メモをA3でプリントアウトすることを推奨しているのだが,そんなシチめんどくさいことを誰がやるのだ? 俯瞰するなら紙にアドバンテージがある。
 メモの数が増えれば俯瞰はできなくなることを著者も認めており(だからこその人工知能),これはアナログでも同じではある。とすると,メモはデジタル化してAIの天佑を期待するしかない?

● すべてデジタル化しておけば,SiriやGoogleアシスタントが良き話し相手になってくれるかもしれないと,ぼくも考えたことがある。天涯孤独になったときに,自分をよく理解してくれている唯一の話し相手にスマホがなってくれるかもなって。

● 以下にいくつか転載。
 日々起こるちょっとした気づきを自覚し,それをメモとして記述する行為自体が楽しくなったのです。なぜかと考えたのですが,友人と会話をするとすっきりするように,脳に浮かんだものを掃き出し,自分の言いたいこととしてうまくまとめることで,脳が喜んでいるのではないかと思います。(p20)
 過去のメモを見返してみると,「あれ,この意味何だったっけ?」とか「これは私の言いたいことが表現されていないな」と思う文章が見つかります。そういう時は,その問題意識をそのままにしておかず,すかさず上書きしてしまいましょう。(p70)
 デジタル化が進むとは,何を意味しているのでしょう。端的に言うと,それは社会全体の情報処理のスピードアップです。(中略)これは,世の中の流れがものすごいスピードで進むことを意味しています。(p146)
 スマホに接している時間をバーチャルな時間と考えると,人々の生活は明らかにバーチャルシェアが急増しています。(中略)人々は,一人でも,バーチャルでも,さまざまな幸せを手に入れることができるようになりました。(p149)
 スマホメモは必然的に,人工知能につながっていくと思います。(中略)なぜかと言うと,スマホメモは自分のビッグデータだからです。ビッグデータを処理するのにAIは非常に便利な道具です。(p153)

2020.06.28 東京ソラマチのLoFtで測量野帳のカバーを買うかどうか迷う

● 東京ソラマチ。3階にLoFtとユニクロとディズニーストアがある。いや,お店はもっとたくさんあるけれども,ぼくが知ってるのはその3つしかないというだけ。
 で,LoFtを覗いてみた。知らない店に入ってみるという酔狂さは持ち合わせていないのだ。知らないということは,今まで縁がなかったということだ。今まで縁がなかったのだから,これからも縁はなくていいだろう。

● かといって,勝手知ったる店ばかりに入っていていいのか。いいんだよ。そこはもう居直っていい歳になったんだよ。
 というわけで,LoFt。LoFtは宇都宮にも2つあるし,銀座LoFtには何度も行ったし,何というのか馴染み感を勝手に持っている。どんな商品があるのかも,だいたい把握しているつもりになっている。

● が,取扱商品は店によって違うんですな。完全に画一ではない。
 当然っちゃ当然。その店がどこにあるかによって客層が違うとかいう話の前に,何を仕入れて何を仕入れないかの裁量権を店側に与えないと,人材が育たない。

● で,ソラマチのLoFtで初めて見たのが,測量野帳のカバー。測量野帳が2冊挟める。
 合皮。色は4種。野帳と同じ深緑,仕事で使って違和感なしの黒,金運アップの黄色,情熱の赤。赤は在庫1つだった。赤を買っていこうか。
 が,確信できることがある。買っても使わない。野帳のいいところはいくつもあるが,その中のひとつは薄くて軽いことだ。そこにカバーをかけては2つとも失われてしまう。

● 野帳の中紙は40枚だから,2冊持ち歩きたくなるのはわからないでもない。2冊持てば80枚になる。モレスキンに迫る枚数になる。
 過去に書いたのを読み返すのも,持ち歩いていればこそだ。現在使用中の1冊しか参照できないのでは少し不安だ。

● しかし,そういう人は,野帳ではなく別のノートを使えばいいのだろうね。モレスキンまで堕ちなくてもいいと思うが,適したノートは他にいくらでもあるだろう。
 野帳の良さは軽さ,薄さ,堅牢さ,そして安さだ。安さはともかく,軽さと薄さはカバーを拒否する要因になるし,堅牢さはカバーを必要としない理由になる。

● とはいえ,CampusにはSYSTEMICがある。2冊挟んで持ち歩ける。野帳にもSYSTEMICにあたるものがあっていいだろう。そう考える人がいても不思議はない。というより,自然なことだ。
 ちなみに,LoFtの店頭には4色しかなかったが,他にネイビーとアイボリーがあるらしい。

2020年6月21日日曜日

2020.06.21 銀座で文具売場を見て回る 2

● 先週と同じホテルに宿泊した。同じコースを回って銀座に。コロナのダメージは依然として続いているとしても,緊急事態宣言が解除され,だいぶ人出が戻ってきているのだと思うが,外国人がいない。
 ゆったりしている感じ。特に中国人がいないからだと思うんだけど,静かでもある。ウォークマンのイヤホンを耳に突っ込んで音楽を聴きながら歩くのに好適な環境。

● 今回は伊東屋に。銀座にあまたある聖地の1つ。
 狭いフロアが何階もあるのと,広いワンフロアとどちらがいいかといえば,圧倒的に後者。平面移動は苦にならなくても,上下に移動するのは億劫感を伴う。伊東屋に弱点があるとすれば,ここなんでしょうね。
 田舎者ほど上下の移動を苦にするとも聞いたことがある。なるほどと納得したものだ。
 率直に申しあげると,銀座で文具を買うなら,伊東屋ではなくLoFtに行くだろう。ジャンルによってフロアが上下に分かれているよりも,ワンフロアに全部あって,そこをあてどなく(?)彷徨うのが楽しいからだ。

● 伊東屋の魅力は品揃えであったろう。伊東屋に行けばあるだろうというリスペクト。もちろん,Amazonでよければあるに違いないが,リアルの品揃えはまた別物だ。それが,改装によって後退したように見える。
 いや,そういうことではないか。ぼくごときが欲しいものなど,たいていの文具店にはある。要するに,ぼくには伊東屋でなければならない理由がないのだ。それほどに尖ったユーザーではない。

● モンブランのノートがあった。モンブランって,いつからノートも作るようになったのだ? A5サイズ,ハードカバー,96枚で7,800円。ふざけるなよ,モンブラン。
 つーか,そういう戦略が通用する時代はもう終わってるだろ。わかっていても,その戦略を取らざるを得ないってことなんだろうか。誰かが間違って買ってくれれば大きな利幅が取れるんだから,薄利多売で苦しむよりも賢いわい,ってか。

● 久方ぶりにG-SIX。入店制限あり。というか,勝手には入れない。列を作らされて,消毒液を必ず使うように,マスクをしていない場合はするように促される。
 自慢じゃないが,3月以降マスクなどしたことはない。したことはないが,一応,携帯はしている。こういうときには逆らわずに付けることにしている。

● G-SIXに来るときは蔦屋書店を覗くとき。蔦屋書店のようなアクティブなお勧め・提案に対しては煩く感じることがある。提案の限界というのもあるだろうと思ったり。で,もういいかと思って遠ざかったいたんだけど。
 が,久しぶりに行ってみると,自分の浅はかさを思い知らされる。自分の知らない世界が膨大にあるのだと教えられる。
 誰か一人が提案しているわけではない。水準の高い人たちがチームを組んでやっている。自分と引き比べてはいけない。素直になることも必要だね。

● 文具売場にはプラチナのセンチュリー「ザ・プライム」のプラチナ仕様がありました。お値段は100万円。限定100本のうちの1本はここにあるということね。
 買ってしまう? あと20年(7300日)生きるとして,毎日使えば1日あたり137円。買っちゃいけない金額でもないな。いやいやいや,買っちゃいけない金額か。

2020年6月19日金曜日

2021.06.19 髙橋拓也・福島槙子 監修 『文房具店ガイド』

書名 文房具店ガイド
監修者 髙橋拓也
    福島槙子
発行所 玄光社
発行年月日 2020.06.30
価格(税別) 1,800円

● タイトルどおり。全国の文具店を紹介している。
 栃木県からは上野文具が紹介されている。74ページに小さく。

● 紹介されている文具店の中で行ったことがあるのは,次の5店。
 銀座ロフト
 誠品生活 日本橋
 銀座 伊東屋 本店
 有隣堂 伊勢佐木町本店
 丸善 丸の内本店

● 店名は知っているけど,畏れ多くて行けないのは,トラベラーズファクトリー中目黒。ここは行けない。トラベラーズノートユーザーの聖地だろうから。
 ここに行って,何も買わないで出てこれる人っているんだろうか。

● 知らなかったよ,行ってみたいな,と思ったのが,THINK OF THINGS。
 コクヨの直営ショップで,測量野帳やCampusノートのようなロングセラー商品を光の当て方を変えて,違った魅力を引き出すような展示をしているらしい。

2020年6月18日木曜日

2020.06.18 96枚ダイスキンはなくなったのか

● 5月30日。氏家のダイソー。旧来型ダイスキンが売場から消えている。96枚の赤,橙,黄も。80枚の黒も。
 以前にも消えるのかと思えた時期があった。が,消えなかった。今度はどうだろうか。

● 5月31日。ベルモールのダイソーにも旧型ダイスキンは見あたらず。今度はなくなるんだろうかなぁ。
 4月以降,手書きで書くのは激減といっていいほど少なくなっているし,在庫が潤沢にあるので,ぼく一個はさほどの打撃は受けないんだけどね。

● 6月1日。宇都宮トナリエ4階のダイソーには,赤1冊,黒2冊の旧型ダイスキンがあった。流通在庫と思われる。
 9日にそのトナリエのダイソーにあった旧来型のダイスキン3冊を購入した。ひょっとしたらなくなるのかもしれないと思うと,やはり在庫を積みましておくか,と。使う前にこちらの寿命が尽きるかもしれんのだが。

● ともあれ。この時点でトナリエのダイソーには旧来型ダイスキンは払底したことになる。
 次に来たときに新たに入荷していれば,ダイスキンは今後も健在だということになる。なかったら,廃番になった可能性が高いということだ。

● 6月18日。さて,自分が買った後に,旧来型ダイスキンが入荷されたかどうか確かめに,宇都宮トナリエ4階のダイソーへ。
 結果はどうだったかというと,80枚の黒ダイスキンはどっさりあった。今回もまた,旧来型ダイスキンがなくなってしまうことはないっぽい。

● ただし,96枚の赤や橙はなかった。96枚ダイスキンはなくなったのかもしれない。
 ダイスキンの存在感はモレスキンとの対比で濃くなる。ありていにいえば,モレスキンのお陰で得をしている。
 モレスキンと判型,造本,中紙の枚数が同じ。でもって,モレスキンの2,000円に対して,ダイスキンは100円。しかも,ダイスキンは少なくともプラチナのブルーブラックなら一切裏抜けしないのに対して,モレスキンは抜けちゃうことがある。

● そのモレスキンが96枚である以上,ダイスキンも96枚を維持してもらいたいものだが,無理を無理じゃなくしろと言っても仕方がない。
 かつては黒ダイスキンも96枚だったのが,80枚になってだいぶ経つ。おそらく,ダイスキンの中で最も売れるのは黒のはずで,それが80枚になっているんだから,他の色のもいずれはと思ってましたよ。