● 宇都宮の福田屋に来たので,2階の LoFt を覗いてみた。申しわけないことながら,これといって買うアテはない。
ボーッと商品棚を観て歩いただけだけ。でも,LoFt となるとどうしても “ほぼ日” に目をとめることになる。ほぼ日手帳を贈答品として買ったことは何度かあるし,自分もほぼ日手帳カバーは3つ持っていて,うち1つは本体もセットされているのを買ったので,ほぼ日手帳を持ってはいるのだ。が,自分では使ったことがない。
これは贅沢な作りだ。ホワイトボードとしての使用に耐えなくなるかなり前に破棄することを前提としている。カレンダーなので,月が変わったら破いて捨てるのが前提だろう。ホワイトボードとしてはまだまだ使えるのにもったいないと,昭和原人は考えてしまう。
ひと月使えば元は取ったじゃないか,消耗品なんだからそれでいいじゃないか。そういう思想でできている。それくらいでいいのだろう。
● 手帳はバイブルサイズのシステム手帳で,ウィークリー(能率手帳タイプ)を採用している。毎日が日曜日ゆえ,予定はさほどにないのだが,あれば付箋に書いて手帳の該当箇所に貼っておく。
直接,手帳に書くことはない。手帳に書くのはその予定が終了してからだ。結果的に手帳は予定を管理するためではなく,行動履歴(ログ)を残すために使っている。
● バイブルサイズだとウィークリーが必要だが,A5サイズならマンスリーで足りると思う。見開き(A4)で1ヶ月。
ならば同じことをカレンダーを使ってもできるはずだ。ホワイトボードカレンダーを使うなら,1か月使って破り捨てる前にスマホのカメラで撮影しておくだけでいい。それでログは残せる。
もっといいのは,A4サイズの紙のカレンダーだ。それを手帳と同様に扱う。A4ならスキャンするのも簡単だ。そうして同じようにパソコンかスマホに保存しておけばいい。
● 予定は付箋,過ぎたら直書きという方式でやれば,カレンダーが汚くなることもない。カレンダーの活用の仕方としては上々ではないか。
毎日が日曜日なら手帳を持ち運ぶことなど考える必要もない。誰かと会って,その場でスケジュールを確認しなければいけないような局面に遭遇することはまずあるまい。ならば,カレンダーを手帳にして,家に置きっぱなしにしても支障はない。
が,ぼくはパイロットのハイテックCコレトを使っているのだが,手帳用の極細のペンを使うのであれば,スペースは充分に広い。
価格も税込みで880円と手頃。けっこう惹かれる。1ヶ月が1枚になるのだから,パソコンやスマホで見ても一覧性に問題が生じることはないだろう。
● だったら最初からGoogleカレンダーを使えばいいじゃないかと言われそうだが,そうはいかない。筆記は紙にペンで書く方が,フリックで入力するより,はるかに簡便だし,フリー度が高いし,ストレスが少ない。
入力は紙に限る。保存はデジタルでいいけれど。
● まぁ,でも,そういうことにはならないんだよね。カレンダーを手帳にするのではなく,手帳にカレンダーの役割も兼ねてもらうのが現実的だ。
第1に,手帳には収納用具としての役割もあるからだ。たとえば,コンサートのチケット(前売券)を収納しておく(バイブルサイズを使っている理由の1つは,その際にチケットを折らずに収納できるからだ)。図書館の利用者カードを入れておく。となると,手帳はやはり持ち運べるものじゃないと困る。
● 第2に,あと2年はバイブルサイズでウィークリーを使うが,その後はA5のシステム手帳でマンスリーを使うと決めていて,その道具立てをすでに用意しているからだ。
バインダーはもちろん,無地リフィル(つまり,A5のコピー用紙)も買ってある。それに専用パンチで穴を開けてバインダーに綴じこむわけだが,専用パンチももちろん持っている。保存用のバインダーまで購入済みだ。
● ちなみに,無地リフィルを何に使うのかというと,色んなものを「貼る」ためだ。日々の記念になるような包装紙や商品のシール,食券の半券,場合によってはレシートまで貼っておく。
旅行中は多くの人がそうしているだろう。おなじことを日常でやる。「旅するように毎日を過ごす」ためには,形から入るのも重要だと思って。
手帳とメモ帳は分けているので,カレンダーを手帳代わりにするのであれば,「貼る」はメモ帳でやればいいのではある。が,そういうものは日付に連動させておいた方が,後から見るときにも楽だ。手帳でやった方がいいという結論になる。
● というわけで,カレンダーは買わないと思うが,ではA5サイズのシステム手帳を持ち歩くのかとなると,それも何だか大仰だな。
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