2024年8月26日月曜日

2024.08.26 トンボの2558,いいじゃないですかぁ

● トンボ2558のB,いいじゃないですかぁ。書き味滑らかなのに加えて,消しゴムが秀逸。
 BLACKWING の消しゴムよりいいような気がした。消しクズをまとめてくれる。この消しゴムだったら,単体の消しゴムは持たなくていいかも。

● って,今さらの話ですか,そうですか。
 メーカー希望小売価格は77円。MONO-R と同じなのか。8900 と同等かと思ってたんですよ。それでこれは凄いぞ,と。
 価格的には北星9606と同じ。9606はHBしかないので2558のBと比べるのはアレなんだけども,北星のHBは他社に比べるとB寄りなので,ザックリ比べてみようか。
 といっても,結論はありきたりなもので,いい勝負だと思う。書き味の滑らかさは9606が勝るかもしれないが,消しゴムは2558の方がいい。

● この黄色はアメリカ色なんですかね。三菱には9852があるし,コーリンにも710番という黄色の消しゴム付き鉛筆があった。
 この色は日本の風土の中からは出て来にくい気がする。憧れのアメリカの色だった。黄色の消しゴム付き鉛筆は文具界におけるアメリカの象徴だったのだろうと思う。

● 三菱のかきかた鉛筆,Palette。designed for students。どこが for students なのかはイマイチ分明でない気もするのだが,student であることをやめた人が使っても何の問題もない。
 ただし,Palette は 9800 よりザラザラする。筆記音が大きくなる。もちろん,ユニスターベースではない,安い方の Palette のこと。

● でも価格は66円で,9800 の55円より高いんだよな。が,書き味はハッキリと 9800 の方がいい。かきかた鉛筆に限ると,トンボの ippo! の方がいいかもな。
 こっちの感覚がおかしいのか。だとしても,ここは自分の感覚をモノサシにするしかないところだからな。

● ところが,しばらく使っているうちに,ザラザラ感が消えた。どういうことなんだろ。
 芯にムラがあるということか。あのザラザラ感が出てしまう部分はごくわずかで,基本はザラザラなしということなのだろうけどなぁ。いや,ノートの紙質にムラがあったのかもしれない。
 ただ,ザラザラ感が消えたあとでも,9800 の方がいいような気がしたな。

● 消しゴム付き鉛筆を使ってみたついでに,国内最安値の国産消しゴム付き鉛筆も使ってみることにした。
 ダイソーで4本110円で売られているアイボール鉛筆製の鉛筆。HB,B,2Bの3種があるが,今回は当然,Bを使ってみた。

● 鉛筆として問題があるかといえば,まったくない。少し芯の減りが早いような気がするが,そんなのは大した問題ではない。
 充分に滑らかに書けるし,消しゴムの消字機能にも問題はない。子供が勉強に使うのにも,大人が仕事に使うのにも,これで何か困ることがあるかといえば,何もないだろう。

● 2558の77円に対して,こちらは28円。どちらを選んでも良いと思う。
 唯一問題があるとすれば,自分は百均製品を使っているのかというユーザーの気分の沈みだろうか。それは個々のユーザーの問題であって,傍からは何とも申しあげようがない。


(追記 2024.08.29)

● 三菱9852のBも使ってみた。こちらもかなりいい。消しゴムの性能も甲乙つけがたい。
 昔の消しゴム付き鉛筆には忌まわしい記憶しかない。とにかく,鉛筆に付いている消しゴムは使えないものだという。
 今の消しゴム付き鉛筆は格段の進歩を遂げていたんですねぇ。鉛筆としても相当にいいからね。

● ネットを見ていると,トンボ2558を礼賛する人が多い印象。三菱からもそっくりのものが出ているあるが,そちらではなくトンボの2558だぞ,と念を押している人もいる。
 判官びいきなのか。少数派の自負なのか。何でもトンボというトンボファンなのか。

● かつての Windows に対する Macintosh のようなものになぞらえる気味合いもあるんだろうか。三菱が Windows でトンボが Macintosh。
 Windows は体制派で多数派で事務屋。Macintosh は反体制,反中央,クリエイティブで少数派。それを三菱とトンボに類推するような愚か者は,まさかいないよな。

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