2025年4月24日木曜日

2028.04.24 Hi-uni のBを称揚する

● メルカリとは縁を切ったのだけど,最後に買ったのがこれ。Hi-uni のBの使いかけ。30本ほど。使いかけのB,第3弾を使い終えて,2Bに移る予定だったのだが。
 これはさすがに女児ではなく,社会人が使いかけにしたもの。

● Hi-uni のBだけをこれだけ使うとは,彼の年齢や職業,ライフスタイルを知りたくなる。
 ただ,彼は鉛筆派というわけでもないようで,ボールペンやシャープペン,iPadなど広くお使いのようだ。

● 三菱のHBはぼくには少し硬くて,Hi-uni といえどもHBには違和感を覚えてしまうのだが,Bであればかなり自分に引き寄せることができるだろう。三菱なら2Bが,目下のところは,自分的ベストだけれど。
 ともかく,国内最高峰の鉛筆をドサッと使えるわけだから,楽しみではある。

● 写真の赤いのは,ぷんぷく堂の半分鉛筆。ハーフサイズなので,これより短いのは出品者様が半分以上使っているということ。

● 一番短いのを使ってみることにした。で,その一番短いのを使い切りました。使い切ったといっても,元々の長さがこんなものだから,まぁまぁまぁと言ったところね。
 けれども,これだけでも相当な文字量を書けるわけね。鉛筆ってのは,こちらの方言で言うと(すでに使われなくなっている言葉だが),モソイんですわね。使っても使っても減らない。

● いや,Hi-uni は凄い。今さら,その凄さを実感している。
 筆圧をかけずとも充分な濃さが出る。滑らかに書ける。芯が減らない。
 鉛筆はどれだって,筆圧をかけずに濃く書けるもので,要は好みの濃さを選べばいいだけのことではあるのだが,そうは言っても芯にザラツキがあれば自然に筆圧がかかってしまうこともある。
 軸木も軟らかくて,カッターで削るのが相当に楽。ホントに今さらなのだが,Hi-uni の実力に感嘆している。

● もうひとつ。いい鉛筆は芯をキンキンに尖らせないことが意外に重要かもしれないな。紙面にあたる断面が大きくても,なお筆圧を要しないから,余計な労働力を注がなくてもすむ。“長時間使っても疲れない” に通じる。
 であるなら,筆線が多少太い方が表情が残る。ぼくの字はかなり小さいので,表情もヘッタクレもあったものではないのだが。

● ともかく。また,リアルの女児が使いかけにした鉛筆に戻ります。それらを使ってから,Hi-uni の贅沢の海で泳ぐことにしまッス。

● ところで。Hi-un の頭のゴールドラインは,塗装ではなく金属のリングを嵌め込んでいるわけだが(トンボの MONO100 も同じ),こんな手間のかかることをなぜやってるのかね。高級感の演出?
 逆側から削ると,鉛筆削りを傷めてしまうよね。まさか,それをさせないためではないんだろう。鉛筆をどちらから削るかはユーザーの専権事項で,メーカーが容喙することではないはずだもんな。
 ぼく的には,これは塗装にしてくれた方がありがたいんだけどな。

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