2025年11月23日日曜日

2025.11.23 カランダッシュのエクリドール,カッコいいじゃないですか

● 今さらですが,カランダッシュのエクリドールはカッコいいな,と思ってね。
 ボールペンとシャープペンがあるんですか。万年筆もあったのか。お値段が可愛くないので買いませんが。

● 伊東屋でエクリドール キューブリックのシャープペン0.7㎜が36,300円。ほんとに可愛くないお値段ですこと。
 これじゃ,ほい買うよってわけにはいきませんや。財布と相談ですわね。相談しても,財布はダメって言うでしょう。

● ブルガリのペンもカランダッシュが作ってますかね。ちょっと雰囲気が似てる気がする。
 いや,気がするだけで,本当のところは知りませんけどね。

● 買わない理由はお値段の他にもいくつかある。シャープペンは0.7㎜を好むんだけれども(以前は0.9㎜だったけど,宗旨を変更),コクヨの「鉛筆シャープ」や北星の「鉛筆屋のシャープペン」やぺんてるの P207 で充分だ。
 充分なんだから,それ以上は要らないじゃん。

● そこにエクリドールを追加したいのはいかなる理由によるのか。カッコいいから。それを使っている自分をイメージするとウットリするから。
 そういうことなんだな。それを所有欲が満たされると表現する人もいる。
 質感,高級感には抗いがたい魅力がある。だからこそ,メーカーも力を尽くして製品化する。

● しかし,だ。稼ぎや資産の多寡によって程度に違いはあれど,カッコよさを追求するとキリがない。取捨選択が必要だ。
 女性だって,化粧品代やアクセサリーに無限にお金はかけられない。

● 男性は身体にアクセサリーを付けることが少ないから,車や時計や文具がアクセサリー代わりになることがあるかもしれない。
 が,アクセサリーを身につけることを潔しとしない人もいるだろう。持ち物で自分に付加価値を付ける必要などないと考える人もいるだろう。
 ぼくにも多少それがあるようだ。アクセサリーだの付加価値だのに気を回す年齢でもなくなった。

● もうひとつ。ぼくは鉛筆党の党員で,普段はほぼ鉛筆だけでやっている。その鉛筆の在庫が積み上がりすぎて,あと100年生きたくらいではとてものこと使い切れない。
 エクリドールにうつつを抜かしている場合ではないのだ。正気に戻らなくてはいけない。


(追記 2025.11.24)

● 伊東屋池袋店を覗いてみた。エクリドールの実物(ボールペン)にも触ることができた。けっこう重い(これくらいがいいという人もいるだろう)。
 重心がドータラコータラというのは,ちょっと持ってみたくらいではわからない。試し書きの効用を軽視するわけではないが,使い込んでみて初めてわかることは,意外に多い。
 滑りやすい。常用品にはできない。できても,ぼくには買えないけど。

● カランダッシュのカタログを見ると,エクリドールなんて安い方なんだねぇ。ざけんなよ,と言いたくなりますよ。
 カランダッシュってこういう路線のメーカーだったんですか。いかに高く売るかを考えているところは,モンブランや Faber-Castell と共通しているようだな。

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