2026年4月20日月曜日

2026.04.20 ダイソー文具で充分だよね

● 地元のダイソーで買ってみた。4本で110円の国産鉛筆。ゴム付きのはアイボールで間違いないのだが,三角軸のはどこが作っているのだろう。やはり,アイボールだろうか。
 芯は中華製だろうし(しかし,書き味に問題なし),塗装も省いてコストをカットしているのだが,4本を110円で売るのもそろそろ限界でしょ。ダイソーも粗利を抑え,メーカーにも泣きを迫っているのだろうが,これだけ原材料費と石油が上がっているのだから。

● Campus もダイソーで買える。文具店価格(150円+税)の3分の2。
 流通のことはよくわからないのだが,コクヨがダイソーに直接納入して,店舗への配布はダイソー内でやっているんだろうね。中間がない分,安く卸しているのだろうが,それにしてもなぜこの価格になるのかは素人の想像を超える。

● 想像を超えようが何だろうが,安い方がありがたい。文具店で売られているものと寸分違わないのだから,ダイソーで買った方がいいに決まっている。
 「流通革命」を指向したダイエーは結局消えた。ダイソーも “永遠に不滅” ではないだろう。百円ショップはデフレの産物だとすれば,インフレが基調になるのに業態を変えずに生き残るのは,いかにコストカットに努めたとしても,生半なことではあるまい。
 が,そういうことは消費者が心配することではない。神の見えざる手に委ねるのがよい。

● ぼくに必要な文具はあらかたダイソーで賄える。何という安上がり。手書き暮らしは安上がりですむ。
 いい時代に巡り合わせたものだ。お金に支配されずにすむ。

● もっとも,今は,読む,観る,聴くといった受け身のエンタメは,ネット上に無尽蔵にある。音楽はポップスからクラシックまで,オペラもバレエも落語も YouTube で視聴できるのだし,映画は年会費5,900円の Amazon Prime で観放題だ。劇場で観るのとは違うにしても,そこにこだわる必要があるのかどうか。
 ネットを味方につければ,お金持ちより時間持ちの方が圧倒的に優位に立つ時代にすでになっている。

● 書(描)くという作業は,受け身ではなく,アクティブな行為と言えるが,それも低コストでできる時代になって久しい。
 時代の恩恵を享受するのに何を躊躇う必要がある? 大手を振って恩恵を浴びるのが正解。ともあれ,いい時代ですよ。

● 何を使うかより,それを使って何をするのか,が重要だ。あたりまえのことだ。小学生の作文程度の文章しか書けない,ポンチ絵しか描けない,ってやつが道具に凝るのは壮大なムダだ。
 そこのあなた,君もダイソー文具で充分だと思うよ。お金は別のところに使いなよ。ま,凝る自由はあるんだけどさ。

2026年4月18日土曜日

2026.04.18 誰かが使った鉛筆からの妄想

● 昨日,「ぼくごときが Hi-uni を使っている」と書いたのだけれども,その Hi-uni は使いかけのをメルカリで買ったものだ。
 右の写真は出品者様が削ったもの。手回し式の鉛筆削りで削ったことはわかるのだが,この芯先を眺めながら,元の所有者はどんな人で,この Hi-uni を何に使っていたのだろうと妄想に浸る。

● おそらく,高校生の頃に受験勉強に使っていたのではないかと推測するのだが,それをずっと保存していたんだな。
 写真に写ってるのは長い方で,かなり短くなるまで使っておられた。Hi-uni しか使っていなかったようでもある。裕福な家庭に育ったんだろうか。

● たぶん,受験は上手く行ったのだろう。大学では鉛筆から離れたんだろうか。社会人になって結婚して・・・・・・
 しかし,その後は順風満帆ではなかった気配も感じる。こうした妄想に浸るのはけっこう楽しいというかね。誰かが途中まで使った鉛筆をセカンドランナーとして使うのも,なかなか乙なものだと思ってるんですよ。

● ただし,使いかけの鉛筆でいつもこうした妄想に浸れるとは限らない。小学生の女児が使ったキャラクター鉛筆も手元にあるのだが,それをつかってもそうした妄想には至らない。
 この子,男の子にモテたんだろうなぁ,活発な子だったんだろうなぁ,と想像したりはするんだけれども,それ止まりになる。

● Hi-uni であること。かなり短くなるまで使われていること。この2つが妄想を刺激するポイントだ。
 妄想遊び(?)はタダでできるが,ここまで条件の揃う鉛筆はメルカリにもなかなか出ない。ほとんどは子供が使っていたのを母親が出品するパターンだ。それだと深い(?)妄想には入って行きにくい。

2026.04.18 至るところに書斎あり

● 17日。相方を歯科医に乗せてきました。治療が終わるのを待合室で待っている。
 歯科医の待合室にはこういう場所があるので,待つのはまったく苦にならない。待ってないから。

● 同じ歯科医に今日も。昨日,歯に被せたものが取れてしまったらしい。
 そうか,それじゃ行かなきゃしようがないな,てなものです。今日も運転手を務めておりますよ。

● 今日は測量野帳のトートバッグを持ってきた。北星「鉛筆屋のシャープペン」と薄型消しゴムはシャツの胸ポケットに収納。
 しかし。長くいるわけではないのだから,こういうときこそ,クリップ付きのキャップをハメて,鉛筆を2本程度持ち出すのが粋というか,カッコいいというか。次回からそうしよう。

● が,それを粋とかカッコいいと受けとめること自体がニッチもニッチ。大方の賛同を得ることは非常に難しい。
 けれども,大方の賛同など得る必要もないので,自分が粋だと思うならそうすればいいだけのことだ。だから,そうしようと思う。

● その後,某イタリアンレストランに行ったのだが,人気店で長く待たされた。
 が,ウェイティングルームにこのテーブルあるを見つけた。これを使える椅子に座ることができれば,いくら待たされてもかまわない。

2026年4月17日金曜日

2026.04.17 ぼくごときが Hi-uni を使っている

● 頭の硬度表記のところまでは使いたいんだけどね。ま,これで良しとする。
 Hi-uni のBの世界にドップリと浸っているのだが,Hi-uni はともかく国内最高峰。ということはたぶん,世界最高峰。これ以上の鉛筆は存在しないはずだ。
 ぼくごときがその最高峰をタップリと好きなだけ使えている。Hi-uni があり得ないほどに安くなったからだ。ぼくのような鉛筆派からすると,ありがたい時代になったものだ。

● Hi-uni は1966年の発売。価格は100円。当時,大卒初任給は25,000円程度。ハガキは7円。
 当時の少年には Hi-uni は雲の上の存在で,高嶺の花ですらなかった。Hi-uni の存在自体を知ったのも,発売からしばらく経ってからのことだったと記憶している。クラスの誰かが uni や Hi-uni の話をしてて,そんなものがあるのかと思った記憶がある。

● それが2026年になっても150円(+税)なんですよ。物価の優等生どころの話ではない。1966年基準からすると,使わなきゃ損ですわ。
 というわけで,ぼくごときがつまらない用途のために Hi-uni を使ってるんだけども,Hi-uni には申しわけない。

● ちなみに,1966年当時,9800は10円だった。2026年になっても50円(+税)にしかなっていない。Hi-uni ほどではないけれども,鉛筆は,公共料金に比べたら,低位安定と言える。
 鉛筆が使われなくなった今こそ,鉛筆を使う好機じゃないですか,皆さん。

● もっとも,これは鉛筆に限らず文具全般に言えることで,文具は本当に安くなったと思う。あまりに安くなったから,雑という言い方では足りないほど粗末に扱われているのでもないか。
 であればこそ,大事に扱ってやりたいものだ。世間的にはそれをケチと言うのだろうな。それでも自分はケチに徹するつもりだ。Campus ノートも Hi-uni もしっかり使ってやるつもり。

2026年4月15日水曜日

2026.04.15 スマホを換えることにした

● あっハハハ。ぼくのスマホの Android バージョンは12だった。ライトユースだし,それで困ったことはないんだけども。
 いや,でもさ。ぼくが使っているのはXperia 10Ⅲなんですよ。Ⅳが出てからヤフオクで買った。
 OSのバージョンアップが切れているのはいいとして,セキュリティーサポートの期間も過ぎているに違いない。どうなんですか,こういうのは。銀行アプリや FeliCa は使ってないんですけどね。

● 以上は先月20日あたりに 𝕏 にポストしたこと。無料のセキュリティーアプリを入れてみたりもしたんだけれども,なんだか五月蝿い気がして,結局,削除した。
 その後,モバイル Suica を導入したので,現在は FeliCa を使っている。

● そういうことよりも,スマホのバッテリーがいよいよ保たなってきた。1日に2回充電しないといけない。1日保たないのは困る。イベントのチケットも電子化されたし,モバイルSuica で出かけたはいいが,帰れなくなることだってある。
 8月まで保たせれば4年になるので,できれば自己新記録を打ち立てたいのだが(今換えても,自己新なんだが),そもそも人様はスマホをどのくらい使い続けるのだろう。

● Gemini に訊いてみた。回答は次のとおり。
スマホの寿命は本体が約3~5年,バッテリーが2~3年が目安です。一般的には4〜5年程度使うのが一つの目安です。内閣府の調査(2025年時点)によると,スマホ(携帯電話)の平均使用年数は約4.4年となっています。かつては「2年」が主流でしたが、性能の向上や本体価格の高騰により、1台を長く使う傾向が強まっています。
「充電が持たない」「動作が重い」と感じ始めたら,まずはバッテリーの状態を確認し,4年をひとつの区切りにするのがコスパと快適さのバランスが良いですよ!
● 本体が約3~5年,バッテリーが2~3年の寿命なら,同じスマホを使い続けられる限界は3年のはずじゃないかと思うのだが,4.4年が平均らしい。バッテリーを交換する人はいないと思うんだけどね。
 iPhone は長く使われる傾向にあるとは聞いたことがある。内閣府の調査にはガラケーも含まれてるのだろうが,ガラケーを使ってる人ってのは,どれくらいいるんだろうね。これも Gemini に訊くと,全体の3%らしい。平均値への影響は無視していいね。

● 使い方によって変わるから(たとえば,風呂場で使う人もいるだろう),平均値にこだわるのは無意味なのだが,自分の使い方は平均的だと思ってるのでね。
 自分は平均的だと思うのは,人間にビルトインされた性癖のようなものかね。一方で,自分は人とは違うと思いたがることもあって,これまた人間にビルトインされた性癖なのだろうと思っている。

● 次に買うのは Motorola の g66j と決めている。スマホに3万円以上は出さない。
 𝕏 にポストしたり,YouTube を見たりするだけのライトユーザーなのだから,ハイエンドのスペックは不要と言うより邪魔だ。

● で,g66j を Amazon でポチったんですがね。この間まで28,908円だったのが,31,485円になってた。
 イラン動乱のせいでしょうかね。あれって,原油価格が爆騰しただけじゃないからね。イラン動乱自体は短期間で収束すると思ってるけど,収束したからといって原油価格が動乱前に戻るとは限らない。これからはインフレ加速の時代だぞ,デフレマインドは捨てなきゃダメだぞ,と教えてくれてる事象でしょ。
 3万円以上は出さないとは言ってられなくなった。5万円以上は出さない,に変更しないといかんね。

● 画面はFHD+,microSDが使えてイヤホンジャックあり,5Gと eSIM に対応してるのだから,まずもって文句はない。
 今度こそ,4年使ってやるぞと思ってますわ。7月には新モデルが出るのかもしれませんが。


(追記 2026.04.16)

● 昨日,Amazon でポチった moto g66j が届いた。が,ポチったとたんに Xperia のバッテリーが保つようになった。もっとオレを使ってくれよ,ってか。
 そんなことのあるはずもないのだが(こちら側の認知の歪み),g66j を開封する気にならない。しばらく放置するかもしれません。
 データの移行が面倒くさくてね。Googleバックアップはすんでるんだけど。

● 昔の自分なら嬉々としてその作業をしたと思うんだけども,老いた今ではひたすら面倒くさい。
 スマホの使用期間が延びたのは,性能向上や価格の上昇の他に,この面倒さがあるんじゃないかと云々。高齢者もスマホを使うようになったからじゃないか。

● 新しいスマホが届いても,まったくトキめかなくなったのは,データ移行が面倒だってことのほかに,スマホがすっかり当たり前のモノになったからでもありますね。夢を見させてくれるガジェットではなくなった。これをコモディティ化というのだろうけど。
 スマホなしでは夜も日も明けぬことは間違いない。スマホなしの生活などあり得ない。インターネットは必須のインフラなんだけれども,必須であるがゆえに夢は見れない。かつて見ていた夢が現実のものになったのでもあるけれども。

2026年4月13日月曜日

2026.04.13 地元の図書館に “出勤” しようかと思っている

● 先日,久方ぶりに地元の図書館に行ってみたのだが,ロビーに会議室にある長机を横に並べてカウンターのようにして,パイプ椅子を配した一画がある。
 そこでノートを広げるのも悪くないなと思った。自宅外の書斎にできそうだ。

● 毎日が日曜日で,家にいる時間が長いのだけれども,毎日,図書館に “出勤” するのもいいんじゃないかと思ってね。
 家でやっていることを図書館のロビーでやる。田舎ゆえ,平日は空いている。人口圧を感じることもない。なかなかいいんじゃないか。
 いや,家にいるのも全然悪くないんだけど,日中も家にいるのはどうなんだろう。“出勤” するのが人の自然に叶うのかもしれない。

● 図書館の開館時間は9:00〜19:00(月曜休館)なのだが,ぼくの出勤時間は9:30〜15:00にしておこうか。相方の買物に付き合わなくてはならないし,ビッシリいてもアレだからな。パートタイムでいいだろう。
 週に6日通うのも無理だ。その辺は家庭の事情もある。当然,家庭の事情が優先される。

● 朝,しっかりご飯を食べれば,昼食は抜きでいい。近くに飲食店はない。コンビニもない。地元の福祉施設がパンの出張販売をしていたこともあったのだが,今はなくなっているっぽい。
 弁当を持って行くのも悪くはないが,ぼくが作ると,おかずは毎日同じになる。おかか御飯と卵焼きだ。それも何だか。朝食をガッツリ食べておく方が面倒がない。

● ぼくは法律上の高齢者に該当するのだが,早寝早起きとは縁遠い生活をしている。就寝は3時,起床は10時過ぎ。放っておくと,早朝に寝て昼過ぎに起きることになるだろう。3時に寝るのも節制しているのだ。
 俺に午前中はない,と嘯く始末だ。冬場だと起きて間もなく,暗くなってくる。俺に昼間はない。

● それがダメだとは思わないのだが,外出の用事があるときは,それがそのまま非日常になってしまう。8時に起きるのは相当な早起きになる。身体に堪える。
 世間の基準にある程度沿っておいた方が,何かと便利なのは間違いない。そのためには強制契機があった方がいい。最もいいのは “出勤” だ。なので,“出勤” を始めてみるかなと思っている。

● 自宅から図書館まで歩いて往復すれば,5千歩くらいにはなるだろう。ことさらに運動をしようとは思わないが,歩いた方がいいのは間違いないのでね。
 ウォークマンで音楽を聴きながら歩くことにすれば,眠らせているウォークマンも活用できる。些細なことだけど。
 散歩のための散歩はなかなかする気にならないけれども,用事があってそのために歩くのなら続きそうな気がする。

● で,“通勤” 用の筆箱を作ることにした。というか,トンボ8900 の70周年鉛筆の缶ペンケースを使わなくちゃなというわけで,無理やり使うことにしたんですけどね。
 この缶ペンケースは旅行に持っていくのを容れるには薄すぎる。けど,日々の “通勤” なら何とか使えそうだ。

● とは言っても,鉛筆は断念。鉛筆を1本だけというわけには行くまいし,鉛筆削りも必要になる。
 シャープペンにしよう。北星の「鉛筆屋のシャープペン」にパイロットの HI-TEC-C coleto,ゼブラミリペンの赤,集成テープと消しゴムと定規。これだけなら入る。

● あとは,A6 Campus と手帳。Campus と手帳に必要な文具はこれだけで足りる。
 他にはスマホと財布。トートバッグに入れて “出勤” することにしようかと思う。

● ただし,“出勤” 先は図書館だけれども,図書館の本体というか,本があるところではない。その前にあるやや狭いロビーだ。
 ロビーにある長机とパイプ椅子を,わが第2書斎として使わせていただこうというわけなのだ。

2026.04.13 THE ZEBRA HAMON 雑感

● 巷で話題の THE ZEBRA HAMON。日産20本が限界というから,供給は極めて少ない。今頃ノコノコ出かけて行っても,丸善本店にも宇都宮の上野文具にも影も形もない。
 ので,ぼくはまだ現物を見たことはない。

● 実用性の追求に徹しているらしいのは好感が持てる。装飾性,高級感の演出は二の次。重さも30gなら問題なし。
 もっとも,装飾性や高級感の演出は ZEBRA はあまり得意ではないかもしれない。実用性を突き詰めることで他との差別化を図る方向に行くのが,たぶん正解なのだろう。

● ボールペンなのだから,実用性追求の結果は本体よりもリフィルに現れるだろう。SNS での評判はすこぶるいいようだ。絶賛の嵐。
 これで6万円なら安いんじゃないか,と倒錯しそうになる。

● 唯一の疑問はしーさー氏にプロモートを委託したことで,それだと ZEBRA として誰に売りたいのかが見えにくくなる。
 彼の動画を見るのは主には若い層かと思うのだが,高額筆記具好きの若年層が買ってくれればいいと考えているわけではあるまい。
 ジジイたちも見てはいるのだろうが,しーさー氏を沖縄置物と揶揄することしかできない低能層で,その低能層に売りたいわけでもあるまい。

● もっと言うと,しーさー氏はすでに過去の人になりかかっている。この分野は驚くほど時間の流れが速い。
 安上がりなプロモートなのだろうが,どういう人に買って欲しいのか,ZEBRA の本音を聞きたい。

● と,色々書いてきたのに何なんだけども,ぼくは買わない。断固として買わない。
 ぼくが書いてるものなど Campus ノートと鉛筆で充分で,HAMON を使ったのでは目的と手段のバランスが悪すぎる。ママゴト遊びにはゴザ1枚あればいい。

2026年4月12日日曜日

2026.04.12 鉛筆はさり気なく使え,と思うんだけど

● 鉛筆と他の筆記具の違いは色々あるが,そのひとつは鉛筆にはさり気なさが似合うということではあるまいか。そうであれば,鉛筆じたいも存在を主張するものではなくて,いたって平凡な鉛筆を使うのがいい。
 ごくごく普通の鉛筆をさりげなく使う。理想の境地だね。

● 珍品を求めないこともそうだが,たとえば BLACKWING のような,誰が見ても BLACKWING だとわかるような特殊な形状のものも避けた方がいいような気がする。特殊はさり気なさを損なう。平凡がいい。
 幸いなことにと言っていいと思うのだが,現行品の鉛筆はどれを使っても,書き味も芯の減り具合いも似たようなものだ。三菱鉛筆で言えば,Hi-uni と9800の間に価格ほどの差があるとは思えない。微差が大差であるのかもしれないけれども,たとえそうだとしても,ユーザーには知ったこっちゃない。
 鉛筆は完成して日の長い筆記具だ。メーカーには失礼ながら,どれを使ってもさほどの違いはない。

● と言うと,異議を唱える人がいるかもしれない。そんなことはない,メーカーによって微妙に違うし,筆記感にも差異はあるよ,と。
 感覚に関しては,繊細な方がそうでないよりいいという前提があるように思われる。鈍感より敏感がいい。その前提に乗って,自分は敏感だと主張したいのかもしれない。

● しかし,その前提が成立すると単純に考えてしまうのが鈍臭い。パソコンやスマホもそうだけれども,快適な解像度がある。解像度は高ければ高いほどいいというものではない。意味なく高くても仕方がないし,バッテリーの消耗も大きくなる。
 感覚の解像度の高さを誇っても,わかったから少し静かにしていてくれないか,と思われることが多いんじゃないか。

● さり気なく使うためには,鉛筆そのものについて語ることも控えめにした方がいいだろう。珍品を披露する,語ってしまう,という行為には,かすかに下卑た品性が垣間見える。
 なかなかできないけどねぇ。自分もできていない。こうして語っちゃってる。

● SNS が普及して語りやすくなったんだよね。井戸端や会社の給湯室でやってる会話がそのまま見える化された。
 世の中の賢者は 𝕏 なんかやっていないんだろうね。だって現に賢いんだから。賢さを取り繕う必要もないし,他者にアピールする必要もない。
 ネットの本領を SNS に置いてるのはどうなんだろうかな。時間の無駄遣いか。SNS はメモ代わりという人も多いんだけど,本当にそれだけなのか。ということを自分に問いかけてみるか。

● ちなみに,「Hi-uni と9800の間に価格ほどの差があるとは思えない」と言ったんだけども,Hi-uni が出た頃は今とは比較にならないほどの価格差があった。にもかかわらず,Hi-uni は売れた。
 それ以前に出た uni も同様で,大卒の初任給が1万円に届かない時代に1本50円だった。それでも,ダース箱の生産が間に合わないほど売れた(uni は現在でも100円(税別)にしかなっていない。Hi-uni も uni もおそろしく安くなった)。

● それをどう考えるかってことなんだけど,今と違って鉛筆が広く使われていた,というのは理由にならないよね。
 たぶん,時代のせいにするしかないんだろうね。昇竜の勢いで昇り始めた日本経済。変な言い方だけれども,高いものが望まれたんだろう。コスパなんて考えなかった。ちょっと良ければ10倍高くても買いたい。そんな空気が支配的だったんだろう。
 高度経済成長というのは,比較的長く続いたバブルのようなものだったのかもしれないよ。

2026.04.11 国立駅前の「金文堂」

● 今日は国立に行こうと思う。北関東の田んぼの村から出向くわけだが,自治医大駅でいったん下車して「休日おでかけパス」を買うのがいつものこと。電車賃が安くなる。
 その際,駅前の「うさぎや」を覗くのも楽しみだ。書店なんだけれども,ぼくは文具売場しか見ないのが常。何せ,自分が Campus ノートと鉛筆しか使わないのだから。

● 高級文具には縁も興味もないので,主には学用品と事務用品を見て歩くのだけれども,栃木県で学用品が最も充実してるのはここじゃないかと思ってるんですよ。需要があるんでしょ。売れるから置いてるんでしょ。
 学用品は以外に新製品が出る分野で,わりと目先が変わって面白い。とは言うものの,そうそうお誂向きに新製品が出ているわけではない。

● 今回はこんなのを買いました。トンボの「お祝い用えんぴつ」。2Bの ippo! が10本,赤鉛筆が2本と消しゴムのセット。1,012円。
 新入学の簡易なお祝い用だけれども,自分に買いました。おめでとうございます,オレ。特に何もないけど。

● 国立に来た。大学通りの入口にある文具店「金文堂」。都立国立高校の男子生徒がドヤドヤと入って行くのに合わせて,ぼくも入店。
 “町の文具店” は都会に残っている。ネット情報だが,1951年の創業だそうだ。75年も続いているのだから,老舗の範疇に入る。
 品揃えに特色があるかと言うと,それは特に感じない。が,昭和のノスタルジーを湛えていて,それが魅力と言えば言えなくはない。ただし,昭和原人にとっては。現人類はどう感じるのだろう。

● しかし,欲しいものがない。Campus と鉛筆しか使わないのだが,実際のところ,Campus しか持っていないわけではない。文具店にあるようなノートはあらかた持っている。鉛筆は言うにや及ぶ。
 しかも,3回生まれ変わっても使い切れないくらいにあるのだ。何か買って帰りたいのだが,そんなわけで欲しいものがない。

● 結局,Campus-Rollbahn コラボの測量野帳のうち3冊ほど残っていた “飛行場” と,A6ノート2冊を買った。最も使う確率が高いもの。
 A6ノートの1冊はさっそく使いましたよ。国立駅にとって返して,スタンプを押しました。


(追記 2026.04.15)

● 先日買ったトンボの2B。ippo! だから普通に書きやすい。
 やれ今の子供は筆圧が弱くなったとか,やれスマホの使い過ぎで指の骨格がどうとか,何のエビデンスもない戯言を撒き散らす昭和原人がいるが,益体もないとはこのことだ。HBを使うのが正統で,2Bを使うのは退化だとでも思っているらしい。

● どうしたらそこまでバカになれるのか教えてもらいたいくらいだが,ぼく一個は,小学生の自分にBか2Bを使わせてやりたかった。
 小学生にも個人差と好みの違いはあるから,学校側が安易に基準を設けるなと言いたいが,児童の保護者から基準を作れと求められるのだろうから,致し方がない。

● 問題は,同じ硬度でもメーカーによって硬度,濃度に違いがあることだが,現状では三菱鉛筆を標準にするしかない。
 であれば,小学生に2Bを使わせるのは,まぁまぁ妥当であろうと思う。

2026年4月10日金曜日

2026.04.09 安木屋 一銀通り店

● 旭橋駅前の OPA にまた来た。休憩コーナーでノートを広げてみたんだけれども,どうも進まない。青森の魚市場の「お休み処」のようなわけには行かない。
 何というか,那覇は一ヶ所にじっとしているには向かない土地がらというか,色々動きたくさせるんだな。
 
● 那覇ではカルトレリアと丸善には何度も行ってるのだが,地場の文具店には行ったことがなかった。
 ので,安木屋 一銀通り店を表敬訪問。1階と2階が売場になっている。圧巻の品揃え。文具を買うならここ,と決めている那覇市民もいるのではあるまいか。
 が,小売りだけでやっていけるとは思えなかった。対法人営業が仕事の主力になっているのだろう。

● 北星のアートセット鉛筆があった。「大人の鉛筆」以外の北星製品がリアル店舗にあるのを見るのは,これが2度目(1度目は,三鷹の山田文具店)。

● 圧巻の品揃えではあっても,ぼくには猫に小判。Campus ノートと鉛筆だけですんでしまうのだから。
 しかし,表敬訪問した以上は何か買わねばならん。シンワの字消板と『文房具72物語』という書籍を買った。

● シンワは新潟県三条市の企業。『文房具72物語』は東京は池袋にある文研社が発行したもの。沖縄とは無関係。
 文具に地域特産はない。沖縄でしか買えない文具があったらおかしい。
 せいぜい,測量野帳の限定表紙柄とジェットストリームの軸にシーサーを印刷したものくらい。測量野帳はその種のものをずいぶんと集めてしまったけれど。

2026年4月8日水曜日

2026.04.08 那覇のハンズや丸善など

● また,那覇空港に来て,ノートを広げてみました。昨日,ノイズが大きいと言ったんですが,それはあたりまえですわね。ここはノートを広げるところではありませんからね。
 電源も取れるようになっているので,パソコンでお仕事するのに向いてスペースではあるんだけれども,パソコンを広げてる人もそんなにはいない。皆さん,那覇には遊びに来るんでしょうからね。完全にオフモードなのは当然です。

● さすがに,写真には写せませんが,衝立てを挟んで,ぼくの対面にはどこかの国の若い女性がいましてね。
 ホカホカと幸せでしたよ。美人効果と言いたい。

● ゆいレールの駅にはこんなところもあって,ここでもノートを広げてみた。ここは “おもろまち” 駅の改札内。
 しかし,さすがにここは書く作業をするには適しませんね。樹脂製のテーブルがガタガタいうしね。が,書斎にしようと思えばできなくはない。

● “おもろまち” のメインプレイス那覇にあるハンズ。だいぶ広い。商品をゆったりと配置している。スカスカとも言うけれども,こういう配置の仕方の方がハイソ感を演出できるんですかね。少なくとも,こちらもゆっくりと見て回ることができる。
 ここに来るのは2度目。しかし,ここでは何も買わず。旅先では財布の紐は緩むものだが,自分への沖縄土産は,昨日「カルトレリア」で買ったもので充分かな,と。

● “おもろまち” はDFSと県立博物館があるところという認識しかなかった。DFS以外にも大きなショッピングセンターがあるのだな。
 このあたりは那覇の新都心という位置づけらしいのだけれども,どうなんだろうかな。DFSにも陰りが出ていると聞くし。平日の昼間ではあるのだけれども,ハンズもお客さんはまばらだ。
 
● 美栄橋に移動して,丸善。北星の「大人の鉛筆」の短いやつ,「鉛筆屋のシャープペン」「鉛筆屋のボールペン」があった。正確には,そのBIBLIOPHILIC 版。
 BIBLIOPHILIC の文字を入れるだけで,なんで1,100円になっちまうんだよ。「鉛筆屋のシャープペン」は Amazon だと600円で買えるんだぞ。

● BLACKWING が再びリアル店舗で扱われるようになってきてる。「想像力を刺激する鉛筆」ってどういうことだ?
 BLACKWING が想像力のどこをどう刺激するってんだよ。「バカを刺激する鉛筆」と言い直せや。
 と,悪態をついて申しわけない。丸善(ジュンク堂書店)では本を3冊買って退散。

2026年4月7日火曜日

2026.04.07 那覇に来てる

● 1年半ぶりの那覇。ゆいレール旭橋駅近くの OPA で,家でやってるのと同じことをやる。Campus ノートと鉛筆が心の友。
 「お声掛け」されることは絶対にないと思う。ここは沖縄だ(沖縄じゃなくてもないだろうけどね。普通の人が普通に使ってる分には)。

● 場所を変えて,同じことを那覇空港で試みる。が,あまりよろしくない。カオスの度合いが高すぎる。
 一切の忖度なしに言ってしまえば,中国人と韓国人の存在による。

● 団体のみならず,個人が日本に旅行するのも禁じてくれんか。言うことを聞かないなら,パスポートを取りあげればよいではないか。中国ならできるはずだろう。
 犬と中国人,入るべからず,はもはや世界のトレンドではないか。これ以上,嫌中感情を拡大深化させるな。隠せるものは隠した方がいい。このまま放置すると,中国人とは “喋る生ゴミ” のことだ,というのが世界の共通了解事項になってしまうぞ。

● 「リウボウ」7Fにあった「CARTOLERIA」が au ショップに変わっていた。このフロアはカルチャーフロアで,かつては書店(リブロリウボウブックセンター),文具店(CARTOLERIA),レコード店(タワレコ)があった。
 書店は2年前に撤退。文具店もなくなったわけか。タワレコは今のところ健在だ。

● が,ググってみたら,8Fに移ったらしい。撤退したわけではなかった。
 で,出直してみましたよ。たしかに8Fにありました。紀伊國屋書店傘下のチェーン店ですからね,垢抜けてますよ。那覇に相応しい。
 鉛筆売場はちょっと寂しくなった。STAEDTLER の tradition は消えてた。

● Campus-Rollbahn コラボの測量野帳はここでも残ってました。“黒板” が1冊,“飛行場” が3冊。
 さすがに野帳はもう要らないかなと思うものの,自分への沖縄土産に何か買いたい。

● “黒板” のチャーム(中華製)を無理やり買った。594円。
 あと,A6ノート。中紙32枚。8㎜横罫。ホチキス留め。MADE IN ITALY。715円。百均で買える Campus の方がよほど高品質だろうと思うんだけどさ。

2026年4月4日土曜日

2026.04.04 Bun2 2026-4月号

● 昨日,宇都宮市の上野文具本店でもらってきた。今回の特集は「春の新生活を彩る最新文房具」。
 要するに新製品の紹介。コクヨの「Campus 文具」,KUM の「Grab it! Love it!!」and so on。
 主には勉強のための文具かな。文具の最も大きな用途は勉強なんだろうけど。

● あとは,ボールペンの新製品の紹介ね。三菱鉛筆,パイロット,ゼブラ,ぺんてる,トンボ,サクラと,総花的に紹介。
 正直,あまり興味がない。サラッと眺めただけ。

● 文具王が主催してるんだろうか,「第15回 OKB48 総選挙」(お気に入りのボールペンを投票するやつ)の結果も発表されている。詳細は次号で取り上げるんだと思うんだけど。
 三菱鉛筆が圧倒的に強いですね。1位がジェットストリーム シングル(Lite Touch ink)。2位もジェットストリーム スタンダード。4位が LAMY safari JETSTREAM INSIDE。6位がユニボールワンF。7位がユニボール ゼント スタンダード。12位がユニボール シグノ 307。24位がユニボール シグノ。32位がジェットストリーム エッジ。35位がユニボール シグノ RT1。48位がパワータンク スタンダード。

● 他にはオートが健闘している。パイロット,ぺんてる,ゼブラも売れてはいるようだが,パイロットのフリクションは完全にブームが去った感じ。トンボには熱いファンが付いているんだろうが,販売数量はけっこう厳しいようですねぇ。
 この分野もメインユーザーは中高生だろうし,こうした人気投票に一票を投ずるのも,多くは彼らだろう。ゆえに,この投票結果とリアルの売上高が一致しているとは限らないけれども,とにかく三菱鉛筆が強すぎるということね。

● 文具王の連載「違いがわかる男の文具講座」は読書系クリップを取り上げている。「ウカンムリクリップの衝撃は大き」かったわけだが(ぼくも大小2つを持っている),使用頻度は低い。
 勉強というものをしないし,本もあまり読まなくなっているからだが,普通に読書するときにこの種のクリップを使うことはあまりあるまい。これはやはり,勉強や仕事で多用されるものだろう。

● 外海君子「ニューヨーク文具レポート」は,「ペーパーグッズの作り手たち」と題して,彼の地でグリーティングカードを制作してコミケ(?)に出している女性たちを紹介している。
 彼女たちの写真がいい。いいと言うか,こうした人たちとは,国籍や人種や言語が違っても,話が合うような安心感を持てるんだよね。実際に話が合うかどうかは,もちろん別だけれども。

2026.04.04 Bun2 2026-2月号

● 1月30日に福島市の「文化堂」でもらってきた。今まで放置していたわけね。4月号も出たので,併せて目を通しました。
 特集は「2026年も文房具は面白い!」。

● 最初に出てくるのは,コクヨ「Campus」,レイメイ藤井「Kept」,ショウワノート「ジャポニカ学習帳」の紹介。
 この記事で Campus の累計販売冊数が37億冊であることを知った。去年が発売50周年だったから,50年間で37億冊ということね。とんでもない数字ですわね。
 ぼくもA6を100冊程度は買ってると思うので,100/3700000000 はぼくの貢献ということで,ひとつよろしく。

● ゲルインクボールペンの新製品もご紹介。トンボの「モノグラフライト」,パイロットの「ジュース プラス」,サクラクレパスの「ボールサインiD シングル」,セーラーの「ケセラ」。
 ボールペンへの興味は薄れているもんで,昨年の三菱鉛筆の「ZENT」にも食指は動かなかった。ただ,文具の中で最も動いている分野だから,華やかでもある。目立つ。

● シャープペンではサンスター「シンドバット」。「シャープペンと替え芯ケースが一体となっ」ていて,芯を40本入れられるらしい。
 落として芯を折ってしまうことはないのかと思うのだが。数年前に出たゲルインクボールペンの「TANK」を思いだした。2004年に発売されており,今回はその復刻版になる。ただし,そのまま復刻したわけではなくて,軸径をはじめいくつもの改良を施したらしい。
 他に,トンボ「木物語」,サクラクレパス「インタリオ」,パイロット「エアステップ」を紹介している。

● 田丸有子さんの「素晴らしき手紙文化」と題するエッセイが1ページ。手紙の楽しみを3つにまとめて述べている。
 学生時代に高校(男子校)の同級生と手紙のやり取りをしていたことを思いだした。だいぶ頻繁に書いていたが,楽しいものだった。しかし,そういうことをこれからやることはないだろう。
 手紙といえば,絶対に書いてはいけないものがある。ラブレターだ。必ず,後悔することになる。

● 高畑文具王の「違いがわかる男の文具講座」では,学童用ペンケースが取り上げられている。ぼくのような昭和原人は「筆箱」と言うが。
 「その本質は忘れ物防止や落下対策,通学の負担軽減など,親目線けら見て納得できる教育的配慮や優しさを追求しているところにある」「昨今の学童用筆箱は子供の日常を観察して細やかな配慮を積み重ねているのがやくわかる」とまとめている。Bun2 のPR誌という性格を差し引いても,さすがは文具王,よく見ておられるのだな,と思った。

2026年4月3日金曜日

2026.04.03 第二の居場所

● 数ヶ月ぶりか1年ぶりかで,地元の図書館に来ましたよ。
 敷地内の1本桜を見ると,ここには小学校があったのだろうと思いますな。昔の小学校って校庭に桜があって,何をするにも邪魔で仕方なかった記憶がありますよ。今じゃその桜を懐かしく思うのですけどね。

● 図書館のロビー。隅っこでノートを広げられますよ(中高生のための学習室は,当然,別にあります)。
 田舎ゆえ,平日はもちろん,土日だってそんなに混んでない。これはいいかもしれませんよ。自宅以外の第ニの居場所になるかもしれない。無料で使えるし,冷暖房完備だしね。隠居組の特権ですわ。

● 図書館っていうのは,本やCD・DVDを借りるところではあっても,本を読むには適さないと思ってるんですよ。未就学児がけっこう多かったりするじゃないですか。わりとうるさいことがある。
 が,ロビーだと多少の騒音はBGMになる。電車に乗ると読書が進むのと同じ理屈ね。明日から試してみますかね。

● ただねぇ,ここでノートを広げてると悪目立ちしそうではある。しかも,けっこう長くいることになると思うのでね。
 パソコンで何かやってるんだったら日常の光景なのだと思うのだけども,ノートと鉛筆ってのはけっこう目立っちゃいそうだ。スタバで勉強してる高校生も,ほぼ百パーセント,シャープペンを使ってもんね。鉛筆族なんか見たことない。

● でも,そんなのに注目する人なんて,田舎でもいないですからね。悪目立ちすると考えること自体,自意識過剰でしょ。
 こういう公共の場所で使えるところがあるのなら,使えばいいんですよね。正当な利用なんだから。

● ずっと家にいるのも,ぼくは嫌いじゃないんだけれども,家でやってるのと同じことを場所を変えてやるのもいいものです。
 景色が変わるのがいいですな。空気も変わる。いろんな人が自分の横を通り過ぎていく雑踏感もいい。

2026年4月2日木曜日

2026.04.02 モレスキンと BLACKWING

● BLACKWING のボールペンが出るというのは聞いてたけれども,それが出たらしい。
 形状は昔のモレスキンのボールペンを思い出させるな。あのチャチいボールペンね。

● モレスキンのは樹脂だったが,こちらはアルミ。高級感もあるようだ。価格は14,850円。
 買ってくださいね,皆さん。ぶっちゃけ,こんなのはバカが買うものだと思ってるんですけどね。  

● ぼくもバカの端くれとして買ってもいいんだけれども,それならもうひと踏ん張りして,THE ZEBRA を買う方がいいんじゃないか。
 いや,もちろんどちらも買いませんけどね。ぼくはバカのみならず貧乏でもあるので。

● THE ZEBRA はともかく,BLACKWING のこのボールペンは誰が買うんだろうかな。正直,買うやつの顔が見たい。
 いえね,そこまで言ってしまうと言い過ぎもいいところだと思うんですけどね。何を買おうが自由ですからね。
 買物は憲法が認めている基本的人権の最も重要なものですから。講学上,買物基本権と呼ばれてますな。買物基本権が日本国憲法第13条「幸福追求権」の中核をなすものでもあることは,もはや常識でありましょうよ。

● ただねぇ,ぼくはモレスキンと BLACKWING は大嫌いなんですよ。過去に存在して今は消えてしまったものを復活させて,そのことを売りにしてるようなところはね。
 消えたものは消えたままにしとけよ。なんで復活させるような浅はかな真似をするんだよ。

● 特にモレスキンは復活させられる側の了解なんか取ってないからね(現実的に不可能だったろう)。実体が「フランスのトゥール市にある小さな家族経営の会社である製造業者が」作っていた「小さな黒いノートブック」(モールスキン)にどれだけ似ているのか知らないが,名前のみならず,“伝説” までまとわせて,恥ずかし気もなく復活させて儲けている。
 要するにパクリだ。しかも,品質はかなり粗悪だ。こんなもの,チャトウィンは使わなかったろうよ。
 そんなのをありがたがって使うバカがたくさんいるわけだ(非常に具合の悪いことに,ぼくも使っているのだが)。世界はバカで充ちていると慨嘆したくなろうというものじゃないか。

● BLACKWING は名称使用についての法的問題はクリアしているらしい。しかしねぇ,名前とルックスが同じだと言っても,現在の BLACKWING は日本製ですよ。おそらく,軸の塗装や消しゴムの取り付けまで日本でやってますよ。日本で完成品にしている。
 オリジナルの BLACKWING はエバーハード・ファーバー社の純然たる MADE IN USA でしょうよ。日本製で復活させるようなことはせずに,アメリカの多くのセレブに愛された BLACKWING ここに眠る,としておいた方が良かったろうよ。

● おそらく,今の BLACKWING もそんなに長く命脈を保つことは難しいと見るが,品質と書き味はそのままに,BLACKWING ではない別のブランドとして世に問いなさいよ。
 日本の鉛筆メーカーに生産を委託する(下請けに出す)のは全然かまわないから。そんなのはどうでもいいんで,BLACKWING の名前にぶら下がるのはやめなさいよ。

2026年3月31日火曜日

2026.03.31 ダイソーでしか買えない鉛筆

● ダイソーでしか買えない鉛筆がある。アイボールの4本セットと北星の “かきかたえんぴつ” の3本セットだ。
 北星のは4Bと6Bだから一般筆記向けではないのだが,アイボールはHB,B,2Bだから一般筆記に格好のものだ。

● ダイソーでしか買えないと言っても,ダイソーの店舗数は文具店の総数より多いでしょ。書店の文具売場まで含めるとどうなるのかわからないが,ダイソーでしか買えないというのは稀少であるということを意味しないことは言うまでもない。
 これが北星のクラフツマンのように Standard Products でしか買えないとなると話が違ってくるが,ダイソーで買えるのは,日本のどこに住んでいても手に入れやすいということだ。

● 右の写真がダイソーで4本セットで販売されているアイボールの消しゴム付き鉛筆。これだけ原材料費が高騰しているのにまだダイソーに並んでいるのは,消費者としては感動的。
 けど,そろそろ限界でしょ。今のうちに買いたいだけ買っておけ。まもなく,なくなるぞ(と思う)。

● 芯はもちろん中国産を使っているのだろうが,書いていてやっぱり百均だなぁと感じることがあるかと言うと,そんなものは特にない。いたって普通の国産鉛筆で,無印鉛筆やトンボ8900,三菱9800と比べて劣るところがあるとは思わない。
 これまでいくつかの鉛筆を使ってきたが,これからはアイボールのダイソー鉛筆しか使ってはいかん,と神様に言われたとしても,痛痒は感じない。
 それが消しゴム付きで4本110円というのはアンビリーバブルな話だ。どうしたらそんなことができるのかわからない。メーカーの利益はほとんどないのだろうが,嘘のようにお買い得な鉛筆だ。

● ダイソーからは離れるが,“かきかた鉛筆” は総じて良くできていると思う。サクラのB,三菱4681のBも使っているが,まずまずもって文句がない。
 ちなみに,アイボールのダイソー鉛筆(これは “かきかた鉛筆” ではないが)を含めた上記3つの中で,最も抵抗感が少なく,速書きに向くのは三菱4681。が,“かきかた鉛筆” というのは速書きするための鉛筆ではありませんな。ゆっくりていねいに書くときに使うものなんでしょ。

● けど,そういう建前を無視して,自分に引き寄せて使うのがよろしいでしょう。小学生にもそうであることを望みたいが,大人が建前通りの使い方しかしないんじゃ論外以前と言うほかはない。
 って,そこまで力むような話か?

2026年3月27日金曜日

2026.03.27 消費者は騙されない

● 現在は主に Hi-uni のBを使っているのだが,日本の鉛筆を代表するものといえば,トンボ8900と三菱9800だろう(トンボは MADE IN VIETNAM になって久しいが)。なので,時々,Hi-uni を離れて,この2つを使ってみることがある。
 この2つが長く多くの人たちに使われてきて,現在も使われているのは,理由があってのことなのに違いない。

● 自分がその理由を知覚できなくても,長年にわたり多くの人に支持されてきたものには必ず理由があると思っている。
 「少数を長く騙すことはできる。多数を一時的に騙すこともできる。しかし,大勢を長いこと騙し続けることはできない」というのはリンカーンの言葉らしいが,ぼくはそれを真だと思っている(思いたいというのが本当のところだけどね)。多くの消費者が長く騙されるはずがない。

● 実際にこの2つを使ってみると,Hi-uni である必要はないなと思う。三菱9800かトンボ8900で全然OKだ。
 一般筆記に使うなら,この2つのどちらを使っても,間然するところはないだろう。快適に筆記できる。

● ちなみに,今は亡き太陽鉛筆の8000と比べてみる。格別,差異があるとは思えない。しかし,太陽は消えて,トンボは残った。
 初期値のわずかな違いが結果を大きく変えるという,複雑系の世界ではよくあることに過ぎないのだろう。その初期値の違いというのは,志や覚悟だったのかもしれないし,創業の時期だったのかもしれない。

(● しかし,わずかに8900の方がいいような気がする。たとえば,滑らかさにおいて8900が髪の毛1本ほど勝っている。少なくとも,速書きに向くのは8900の方だと思う。
 当時の太陽8000と現行品のトンボ8900を比べるのはフェアではないかもしれないが。)

● ぼくの一推しは三菱9800でもトンボ8900でもなく,北星9500なのだが,市場は三菱とトンボの寡占状況にある。今後,逆転することは考えづらい(あるかもしれないが)。
 ぼくはそれを歯痒く思うものだが,しかし,それでも三菱とトンボが市場の大部分を押さえているのは,消費者が騙されているからだとは考えない。

2026年3月26日木曜日

2026.03.26 鉛筆をギリギリまで使うことにこだわるのは?

● Hi-uni B を鋭意使用中。硬度表記のところまでは使いたいんだよね。あとひと息。
 なんでそんなところにこだわるかというと,ケチだからでしょうね。とことん使わないと損だという。

● 鉛筆はどういうわけか,短くなってからが,先が長くなる。この数ミリは使いでがあるんですよ。心理的な錯覚かもしれないんだけどね。

● 上記から1日経過。完全に硬度表記の部分まで使い切れたわけではないのだけれども,このあたりでよかろう。もちろん,補助軸を装着して使っているのだが,これ以上はちょっと。
 軸もだいぶ水平に削れるようになったな。そのために彫刻刀を買ったりしたんだけれども,普通にカッターを使うのが吉。

● しかぁし。鉛筆の書き味は,鉛筆削りで作られる三角錐の形が最もよろしい。滑らかさが違う。
 鉛筆の軸は芯を保護して,持ちやすい形にしているだけじゃないんだな。他にも,いくつかの働きがあるんだろう。そのすべてを知覚できるユーザーはたぶんいないだろうね。

● でも,この Hi-uni,メルカリで使いかけのを買ったものなんですよ。左の写真は前所有者の削り方。
 この角度は手回し式の削り器だろうかなとか,芯はこれくらいになるまで使ったのかとか,前所有者の使いぶりを想像できて面白い。古本に書かれたメモを読むようなものですかね。

● おそらく,受験生のとき,勉強するのに使ってたんだろう思うんですよ。現在は社会人になられているようなんだけど。
 Hi-uni で勉強してたのか,豪勢でもあり堅実でもあるなぁ,と思ったりね。使いかけ鉛筆は妄想を刺激してくれて,楽しいですわ。

● 前所有者とつながったような気になるんだよね。もちろん,これも錯覚なんだけども。前所有者が途中まで使った鉛筆を使っているからといって,前所有者とつながれるはずがない。
 それはそうなんだけれども,人の感覚というのは些細なことで右に揺れたり左に揺れたりするものですよね。

2026年3月22日日曜日

2026.03.22 名探偵コナンの文具とグッズ

● 名探偵コナン文具とグッズをいくつかメルカリでポチった。以前,シールをまとめてポチったことがあった(測量野帳の表紙に貼っている)が,それ以来のコナンブームが起きてしまった。
 まず,A6ノートが届いた。「ひ さ し ぶ り だ な シ ェ リ ィ ィ ィ」の絵柄。中紙24枚。罫線はこの世で最も役立たずの5㎜方眼。

● 次はこれ。“名探偵コナン 放送30周年記念コナン展 水彩ポストカード” というものらしい。2,999円で手に入れた。
 水彩というだけで乙女チック。絵柄もそうだけど。

● でもって,こうして Campus の透明カバーに挟んで悦に入る。アートに親しむ。
 ので,ノートカバーはビニール製の透明のやつに限るわけです。革製のカバーをかけて高級品を装うなんてのは,頭の毛が3本足りないやつがやることです。昔のぼくがそうでした。

● もう1枚ポチってた。この1枚に999円を叩いたんですけどね。衝動買いでした。アホでした。
 けど,この安室さんのたたずまい,なかなかいいですよねぇ。

● あと,こんなのも買いましてん。パスポートサイズのノートが欲しいよ,と。無印も販売やめちゃったじゃないですか。
 真ん中の小さいのがパスポートサイズなんですが,中は全部こうなっててね。スタンプノートにしかなりませんわ。結局,ハズレでした。

● コナンのアクスタ,3種。これは文具か?
 けど,わしの好みはこっちの方ですけぇ。第1章で死んじゃったけど,「鬼滅の刃」のしのぶちゃん。