2024年6月20日木曜日

2024.06.20 いくつかの鉛筆

● ユニ(に似た)色のトンボ。ぼくの手元にあるのは,いずれもノベルティに使われているもの。
 頭は丸まっている。塗装はユニに劣る。軸も少し細め。

● 写真の左側がトンボで右がユニ。素人写真だとわかりづらいけど。
 実際に使うのは,2,3年先になってしまう。

● これはわからない。LONDというブランド。
 名前を書くために木軸の上部を削っているのだが,そこに再度塗装している(個人がやったんだろうか)。許可番号なんてのも印字されている。
 戦後のドサクサ期にしては,何となくモダン。〄もあるので,もっと後でしょ。

● 三菱9800の5B。現在は販売されていない。
 大人の皆様は3B以上はユニを買ってくださいよ,オネゲーしますよ,というメーカーからのメッセージだと思っている。

● 昔は,何かあると鉛筆に印字して記念品として関係者に配った。当然,学校関係が多かったろう。
 これらの鉛筆のうち,実際に使われたものはどのくらいありますかねぇ。2割くらいですか。大半は使われずに捨てられたんじゃないか。
 昭和30〜40年代,日本が貧しかった頃にはそうでもなかったのかもしれないけど。

● こんな色と印字の三菱鉛筆があったのか。と思ったら,「愛の光」のノベルティだったようだ。
 「家の光」という雑誌なら大昔にあった。農協系だったっけ? 「愛の光」とは何ぞ? 宗教か。どこぞの幼稚園か福祉施設の法人名か。こんな名前をつけるようでは,ロクでもないとこだろうけどな。

● ちょっとお待ち。ドイツ原料芯って何だよ? 黒鉛か粘土のどちらか(たぶん,粘土の方)をドイツから輸入してるってことか。インセンス材使用?
 不当表示では全くないが,要するに普通の鉛筆ってことだよね。消費者の無知に突け込んでる感が不快っちゃ不快。
 今ならあり得ないね。ダメな時代だったね,あの頃は。

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