ノック式で液状インクをどうやって充填する? リフィルの写真をみると,どうもゲルっぽいんだが。
● 液状インクなんだから,汁ダクなのがあたりまえだ。ノックすればペン先からインクがほとばしるもので,そうじゃなければ物理法則に反する。
だから,Vコーンノックが出たときには界隈が色めき立った。結果,ゲルだったのでナァーンダとなった。ゲルでも水性に近づけようと努力はしたよね,で収束した。
● Vコーンのときは,パイロットは水性とは謳わなかった。界隈民が勝手に色めき立っただけだ。が,今回は三菱が水性と言ってるんだよね。
水性でノック式にするのは困難を極めたはず。雌伏6年の成果やいかに。今のバカ狂騒買いが一段落したら買って試してみるつもり。慌てる理由はないのでね。
● いや,失礼。パイロットのサイトを確認したら,Vコーンノックを水性ボールペンと言ってますねぇ。
油性か水性かで言えば,ゲルは水性だから間違いではないんだけども,水性ボールペンといえばキャップのVコーンのことだよねぇ。サラサラの液状インクのやつね。
● 今日,宇都宮の上野文具本店に立ち寄ったので,uniball ZENTO を試し書き。ただし,0.38㎜のみ。
で,結論。水性でどうしてこんなにインクフローが渋いんだよ。これ,水性じゃねーじゃん,ゲルじゃん。
● いや,水性なんだろうけれども,これが水性だとするとゲルとの境界線はどこにあるのだ?
Vコーンノックのときと同じガッカリ感。買うに及ばず。水性の魅力はキャップ式のVコーンで楽しむべし。
● 世評は若い方を中心に非常に芳しいのだが,ぼくの印象は上記のとおり。
最上位モデルが完売なのは,ここも同じ。インクではなくハードの魅力で売れる?
● しかし,こういう狂騒は鉛筆じゃ起きないだろうからね。鉛筆の新製品は滅多に出ないもん。ボールペンやシャープペンは変化があって面白い。
その中でも,三菱は際立ってますかねぇ。騒ぎを起こせるのは大したものだとは思いますよ。
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