言語化を試みると,必ずこぼれ落ちてしまう部分が出るものだが(言語とはそもそもがデジタル的なものなのかもしれない),身体はそれも受けとめてわかっているような気がする。
● 脳と身体のどちらが賢いかといえば,身体の方かもしれない。脳は意外に簡単に騙される。身体はどこかしらに違和感を覚えて,それを脳に伝えるのに,脳がそれを無視してしまう。
脳が身体を騙すのをプラシーボというのだと認識しているが,プラシーボは持ち上げられすぎている。プラシーボ効果は限定的だ。薬であれば,偽薬のプラシーボ効果は本物の6割程度ではないか。
身体はバカじゃない。これは薬じゃないと気づくから,効果の期間も限定的だ。いずれ全く効かなくなる。
ぼくらはまっと身体の声を聞かなきゃいけないのだろうが,脳の性能があまり良くないものだから,なかなか聞き取れない。
● ともあれ,身体は鉛筆を楽しんでいるようだ。その身体が一番喜ぶのが,今のところはだが,北星のHBと三菱の2Bのようだ。
鉛筆のグレード(?)の違いにはあまり感応していない。北星なら9500のHB,三菱なら9800の2Bを与えておけば,それ以上は欲しがらない。
クラフツマンや Hi-uni も味わわせているのだが,鈍いのかどうか,そこを喜んでいる様子はあまりない。
● いずれにしても,だ。身体が鉛筆を使いたがっているようなので,当分は鉛筆党の党員でいることになるだろう。
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