2025年12月6日土曜日

2025.12.06 東京駅近くの文具店巡り

● 東京駅前の KITTE,混んでました。中国人が消えたので(まだいくらかいるんだが),日本人が繰り出すようになったんですかねぇ。それとも,そういうシーズンになったということですか。
 4階の ANGERS にもお客さんが入っていた。けっこうなことだ。

● カランダッシュの缶ペンケースが以前から置いてある。買っても仕方がないと思いながら,気になってはいる。
 カランダッシュのボールペンやシャープペンは,ぼくが使うガラでもないし,まぁ,必要もない。

● が,缶ペンケースくらいだったらいいんじゃないか。浅いのと深いのの2種あって,まぁ,浅い方でよかろう,と。
 いやいやいや,ガワだけカランダッシュで中身は100円シャープペンというのもな。一番カッコ悪いパターンだよな。貧乏臭くていけない。貧乏なのは仕方がないとしても,貧乏臭さをわざわざ強調することはない。
 
● ANGERS は書籍も扱っている。川上弘美さんの日記があった。すでに数冊出ているようなのだが,そのうち2冊が並んでいた。
 ちょっとだけ立ち読みした。当然,公開することを前提に書いているわけだが,日記はこう書けばいいのかという参考にはなると思って。文庫にもなっているようなので,チャンと読んでみようかと思った。

● 来年から再チャレンジするかもしれない5年日記を書くときの参考にできればと思ったわけだ。
 が,特段,参考を求めずとも,自己流で好きなように書けばよろしかろうと自分に言ってやりたい気もする。

● 丸善丸の内本店。例によって4Fの文具売場のみ。買いたいものがあるわけではない。手帳売場を覗くことももうない。
 にもかかわらず,マタタビに吸い寄せられる猫のように行ってしまうわけだ。つまり,文具が好きなわけだが。

● 気になってみたのはロディア。気になるのがある。A6サイズのブック型のカバーだ。横開きのノートではなく,縦にめくって使うロディアを収納するためのもの(Amazonにはある)。
 A6であってもメモブロックを使うことはないと思う。ノートの代わりにはならないし,いわゆるメモをぼくは録らない。
 いや,メモはスマホに入力している。それで用は足りる。わざわざメモ帳を取りだして,ペンで書くということはこれからもしないと思う。

● なのになぜ気になるのかと自分でも思うのだが,こういうものを使っている人(使いこなしている人がどれだけいるのかは知らないが)を大したものだと思っていて,大なり小なり劣等感を抱いているからだろう。
 自分もそうなりたいと思っている。大したものというイメージを自分に重ねたいということ。そうはならない(なれない)とわかっているのだけれども,憧れも捨てきれないというわけだ。

● ともあれ。実物がないかと探したのだが,丸善にもない。ということは,そんなに売れていないのだろう。
 ロディアと言えば,やはり No.11 に代表されるA7の携帯用の小さなメモブロックだ。

● ぼくの感覚ではロディアは決して安いものではないのだが,そういうものを惜しげもなく浪費できるのも,ぼくにとっては “カッコいい” のひとつに入る。
 ロディア程度のものを惜しみ惜しみ使っているようではダメなのだが,ノートは安いものを使っている。大量に使うからだ。

● 気兼ねなく使えないと困る。ぼくの場合は,そのラインが Campus や測量野帳あたりになる。
 モレスキンやロディアのノートも持っているが,それらを先に使うことにはなっていない。安いノートから使っている。貧乏性のゆえでもあると思うのだが,気安く使えるのが一番大事なことで,そこは自分のモノサシに合わせるしかない。

● ロルバーンもぼくには高価なノートになるのだが,そのロルバーンを気安く大量に使う人も世の中にはいるようだ。その人の性格や経済状況によって色々だ。

● 丸善本店で野村重存展を開催中。こういうのを見ると,絵を描けたらなぁと思いますな。けど,「おとなの学びシリーズ NHK3か月でマスターする 絵を描く」も最後まで通せなかった人間だからなぁ。

● 東京駅地下のトラベラーズファクトリーにも,今日は多くの人がいた。ちょっとだけ,商品ではなくお客さんを眺めたのだが,ま,外見は普通の人だ。
 あたりまえだが,トラベラーズノートのファンだからといって髪型に特徴があったり,眼の大きさが違っていたりするわけではない。でも,熱心に製品を物色している様はなかなかいいものだ。

● トラベラーズノート本体は,ちょっと大きめの文具店に行けばある。ブラスペンシルあたりもある。
 が,トラベラーズファクトリーに来ないと買えないものもある。ステッカーであったり,チャームであったり,マステであったり。トラベラーズノート本体も,中目黒なり東京駅なり成田空港なりでしか販売していない図柄のものがある。

● ここはファンにとってはやはり聖地なのだろう。ぼくはトラベラーズノートのユーザーではないから,中目黒の総本山に行ってみる勇気はないが,東京駅のこの店は覗きやすい。
 そうして,トラベラーズノートに敬意を抱きながらも,使ってみる気にはなれないでいる。


(追記 2025.12.15)

● カランダッシュの缶ペンケースというのは,これのこと。薄いのが1,000円で,厚いのが2,000円。
 厚いのであれば,キャップを付けた状態の鉛筆数本,消しゴム,補助軸,定規,普段使いしている(携帯用ではない)ハサミ,鉛筆削り(三菱鉛筆の Palette),手帳用の4色ボールペンなど,自宅環境を詰め込むことができそうだ。

● 出先には鉛筆に代えてシャープペンを持って出ることにしているのだが,できれば出先でも鉛筆を使いたい。ぜひともということではなく,“できれば” ね。

● が,この缶ペンケースを買うことはない。自宅環境を詰め込むことのできる缶ペンケースをじつは持っている。それを使えばいい。児童用の絵柄のやつなんだけど。
 あと,“できれば” でいいんだったら,そのためにモノを増やすこともあるまいよ,という理由。

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