2025年6月23日月曜日

2025.06.23 やっぱり鉛筆を持ち出すことにした

● 青森の19時。まだまだ明るい。トワイライトにもなっていない。
 ところで。やっぱり,鉛筆を持ち出すことにして,北星9500を3本を持ってきた。

● 鉛筆の方がいくぶん気分が楽ね。楽というか,しっくり来る感じ。どういうこと?
 つまり,この “?” に答えることができれば,鉛筆の良さの核心(?)を言語化できることになると思うんだが。

● 補助軸も持ってきた。持出し用の鉛筆にも補助軸を使える程度に短くなったのがあるのでね。鉛筆は補助軸が使えるようになって,やっと一人前。
 鉛筆にも青年期と壮年期がありますな。幼少期と老年期はない。人間と違って壮年期が長い。そうして,壮年期が終わると,コロッと死ぬ。


(追記 2025.06.24)

● 旅行先でも,家でやってることと同じことを場所を変えてやるだけのこと。A6 Campus を開いて,鉛筆でどうでもいいことを書く。
 ただし,それをホテルの客室でやったのでは,そもそも旅行先とも言えない。自宅の延長に過ぎない。

● ので,ホテルを出て,オープンスペースで青森の人たちがいるところで,それをやりたい。
 青森はそういう場所がけっこうある。しかも,空いていて長居しやすいのがありがたい。

● 筆頭にあげたいのが,魚市場が入っている,たぶん元はデパートだったと思われるビルの地階にある “お休み処” だ。魚市場も地階にあるので,魚市場に買物や食事に来た人たちの “お休み処” というわけね。
 テーブルがゆったりと配置されている。テーブル間距離がある。

● 時間帯によっては高校生が2人か3人で,勉強したりお喋りしていることもあるが,だいたいは年寄りの憩いの場になっている。上階に市立図書館があるせいか,本を読んでる人もいる。
 ひとりで来ている人が多い。ひとりでテーブルを占拠することになるが,それでもテーブルが空いてないことはほぼない。昼休みだけは,おにぎりや弁当を食べる人たちで塞がることがある。

● たぶん有線放送だと思うのだが,昭和50年代の歌謡曲がうるさくない程度の音量で流れている。沢田研二「TOKIO」とか,寺尾聰「ルビーの指環」とか,中原理恵「東京ララバイ」とか。
 これからも利用者の年代がわかろうというものだ。

● それやこれやが心地よくて,ここが青森の第一のお気に入りの場所になっている。大げさでなく,1日いられる。
 魚市場の中なのだから,自販機もトイレもある。長居できる条件が揃っているのだ。実際にいたことはないけれど。

● 次は,観光物産館アスパムの2階の休憩スペース。窓に面してカウンターが設えられていて,椅子が置いてある。
 津軽海峡を眼前にするという絶好の眺望を恣にしながら “手書き” を愉しむことができる。ここも空いていて,だいたい座ることができる。

● 道路の所々にもこうした “お休み処” がある。天気がよければこういうのも書斎になる。
 ただし,さすがに長居はしづらい。この時期は,太陽があたると,とてもじゃないけど居られる場所ではなくなる。

● こうして見てくると,青森の良さは人口の少なさが作っているように思われる。空いているのは人が少いからに決まっている。
 今後の日本が辿ることになる道程の最先端を実際に歩んでいるのが青森だとすると,少子高齢化のその先はそんなに悪いものでもないんじゃないかと思えてもくる。

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