2025年6月9日月曜日

2025.06.09 老後を支える三種の神器

● メルカリで買った1本7円相当の使いかけの鉛筆,250円のクツワの補助軸,百均で買える A6 Campus。ぼくの老後を支える3種の神器がこれだ。
 これだけあれば天下無双。あ,あとスマホね。

● 補助軸はミミックを8本持っているが,あまり使わなくなってしまった。手が自然にクツワに伸びる。
 最も安心して使えるのが安価なクツワの補助軸で,この “安心” が見た目の映えや高級感より優先される。ミミックは “万年筆になりたかった鉛筆のための補助軸” をキャッチフレーズにしているが,この世に万年筆になりたかった鉛筆など1本も存在しない。鉛筆わ万年筆に見せたい人間が存在するだけだ。コピーとしてはよくできていると思うが。

● 鉛筆には BLACKWING のような1本500円ほどするものもあるが,ぼくのような,日がな一日どうでもいい文字列をノートに書くだけの人間に,BLACKWING は分不相応にもほどがあるというものだ。
 いや,相当書く人でも(たとえば,プロの作家であっても)鉛筆1本を使い切るのに1ヶ月はかかるだろう。1ヶ月も使える筆記具が500円なのは決して高くはないと思うし,買えなくはない。分不相応だと思うだけだ。

● 率直に言うと,BLACKWING の儲け第一主義が鼻につくからでもある。〇〇も使っていたといった “伝説” を前面に押し立て,次々と軸の意匠を変えてコレクションさせようとする。マーケティングで売ろうとするのが気に入らない。愚者ビジネスをしているのか。
 リアルの販売店での販売からは撤退し,ネット販売に特化したが,取扱い店のエス・アイザックス商会とも揉めたようで,取扱い店も変わるようだ。それを巡って,頭の毛が3本足りないヤツが 𝕏 で色々と所見を述べている。

● 実際ところ,北星のクラフツマンを使ってみるがいい。Balanced ならクラフツマンの2B,Firm ならB,Extra Firm ならHBかF。ほとんど同じだと思うぞ。
 四角い消しゴムがいいのだと言うが,あの消しゴムを使っている人は BLACKWING ユーザーでも一部じゃないか。しかも,消しゴムのせいで頭が重くなって,書きやすさを損ねている。市販の補助軸を使うこともできない。

● ま,BLACKWING はさておいて。って,ここまで言っておいて,さておくのかい?
 どうも高額商品を目の敵にする癖があるな。貧乏性がよほど身についてしまっているな。機能に欠けるところがなければ,安い方がいいんじゃないかと思ってしまうんだな。
 自分がそうだからといって,人がそうしていないことに文句を言うなよ,ということ。BLACKWING を使っている人を愚者呼ばわりするのは,いくら何でもどうなのよ。

● 人生には3つのものがあればいい−希望と勇気とサムマネー。チャップリンの言葉と伝えられるが,希望と勇気は慣用句だろうから,力点はサムマネーにある。
 まことにサムマネーでいいのであって,大金は必要ない。

● 世の中にはビリオネア,超大金持ちがいて,資産管理に時間とエネルギーを費やすようだが,ご苦労なことだ。資産管理が楽しいかね。
 寿命と健康が資産額に比例するなら,資産管理にもやりがいがあるだろうがね。どうせ80年かそこらで死ぬんだ。バタバタと埃を立てるな。

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