テキストは問題ないはずだが,写真もまとめて保存できたんですかね。これができないと,引っ越すのは呪いたくなるほどに面倒だったはずだが。
● ネット上の無料サービスは突然なくなることがある。有料のものも同じ。Google のような大手であっても同様で,それは所与の前提としなければならないものだった。
とにかくフロンティアを切り拓くようなもので,過去になかったものを出すわけだから,上手く行くかどうかなんてやってみなければわからない。使う側もそういうものだと覚悟して臨まなければならない。
● ネット上のサービスは燎原の火のごとく広まるのも速いが,消えるのも同様に速い。ダメとなったらあっという間にダメになる。
日本企業の So-net は,悪く言えば素速い決断ができずに,ズルズルと現状維持を続けてしまったのだと思うのだが,それでも結局,ブログサービスを捨てることになった。
● ブログって時代から見捨てられてますかね。人様に読んでもらうためにではなく,自身のためにログを残すには 𝕏 より便利なんだけどね。
𝕏 って昔のやつは読めなくなるからね。Twilog 併用が必須だけれども,𝕏 になった際に不安定さが浮き彫りになったしね。
● かといって,Facebook なんてノイズが多すぎて使う気にならんでしょ。Instagram もこれに準ずる。
ノイズが多いというのは,たとえばFBの友だちが彼の友だちにバースデーメッセージを出すと,それがこちらのTMにも表示されてしまうといったことね。それを防ぐ手立てがない。
ああいうものは祝われる人にだけ届けばいいものでしょうよ。あの仕様は耐え難かった。今はどうなってるのか知らんがね。
● もうひとつ。広告という名のノイズ。しかも,個人情報を抜き取ったり,詐欺を働いたり,ウィルスをばら撒いたりする,かなりヤバいものでも,金さえ払ってくれるんだったら全部載せるよ的な拝金主義をザッカーバーグは体現しているのか,と思わせるようなところがあった。
おそらく,反ユダヤ主義を助長するのに彼はひと役かったのではないか。
● 実際,ブログは読まれなくなっている。黎明期にはどうでもいい日記でも読んでもらえたろうが,今はそうではない。
人様に読んでもらうことを第一義にするのであれば,ブログという選択はあり得ないものになっている。読んでもらえないのだから,アフェリエイトの手段にもならない。
● しかし,ブログは消えるかというと,そんなことはないとも思う。細々と残るだろう。少なくとも,現在まで生き残っている SNS サービスよりも長生きするのではないか。
読まれなくてもいい,私は自分のために記録を残している,という人が,トータルすればけっこうな数に昇ると思うからだ。
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